症例番号:鼻複合-004、FL(頬+頸)-007
※グラマラスライン+下眼瞼脱脂は皮膚側から行っています。
※ヒアルロン酸は、頬と法令線に計3本入れています。
ご相談内容・ドクターのコメント
20年以上前に中国で鼻や目の整形手術を受け、日本でも他院で顎のプロテーゼを入れていた患者様です。
鼻翼の形や左右差、全体的に老けた印象がお悩みということでご相談にいらっしゃいました。
今回、手術を3度に分けて行い、様々な術式でバランスを整えて、ご本人も10歳ぐらい若返ったと大変喜んでくださいました。
小鼻が垂れ下がっていて重たい印象でしたが、美しい形に整い左右差もなくなりました。
鼻筋は太くて少し曲がっていましたが、細く真っすぐになりました。
額、眉間、鼻翼基部にプロテーゼが入り、お顔が立体的になりました。
また、フェイスリフトの効果がかなり出て、鼻翼基部プロテーゼも相乗効果となり、垂れていた頬が無くなり、法令線が解消されました。
フェイスリフトで小顔にもなり、全体的にも自然な仕上がりで、まさに10年ぐらい若返った印象です。
目のグラマラスラインは少ししか下げていないのですが、周囲の変化や小顔になったこともあり、目が大きくなったように見えます。
目元が優しい雰囲気になり、口角も上がって、とても明るい表情になりました。
併せて行った施術・その他費用
- 鼻翼縮小術(内・外・上のうち2箇所)
- ¥495,000
他院修正の場合 + ¥110,000
- 隆鼻術
- ¥330,000
- 眉間プロテーゼ挿入術
- ¥330,000
- 隆鼻術+眉間プロテーゼ(両施術オーダー)
- +¥110,000
- 鼻プロテーゼ抜去術(他院で受けられた手術の場合)
- ¥165,000
- 鼻翼基部プロテーゼ挿入術(貴族手術)オーダープロテーゼ
- ¥440,000
- 鼻中隔延長術+肋軟骨移植術
- ¥990,000
他院修正の場合 + ¥220,000~¥440,000
- 額形成術(セメント)
- ¥1,320,000
- 鼻複合-004、FL(頬+頸)-007
- 前額部リフト
- ¥880,000
修正の場合 + ¥220,000
- 口角挙上術
- ¥330,000
- 1本注入(ヒアルロン酸)
- ¥66,000
(余った場合は残量を半年保管)
- グラマラスライン(結膜側)+下眼瞼脱脂(結膜側)※同時施術
- ¥605,000
鼻翼縮小術のトラブル一覧
A)感染
治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合は感染が疑われます。
放置すると皮膚が破れて膿が出たり皮膚が壊死したりして傷跡や変形を残すことになりますので、必ず治療が必要です。
対応
皮膚の中に埋めている糸の抜去と内服薬服用、抗生剤点滴投与の処置を1週間行います。
B)鼻の穴の左右差
鼻の穴に左右差が生じる場合があります。元々の鼻の穴の大きさや形の左右差、手術の切除する皮膚の量や位置のわずかなズレが原因です。出来るだけ左右対称になるよう行いますが、1mm以下のわずかな左右差を避けられるほど手術は正確なものではありませんことをご理解下さい。
対応
左右差の修正をご希望の場合は、再手術を行わせていただきますが、小さい方を大きい方に合わせることは不可能なので、大きい方を小さい方に合わせることになります。そこで大きい方の鼻の穴から組織を切除いたします。
※但し、切除すればするほど、鼻の穴がいびつな形になりやすい事をご理解下さい。
再手術をしても完全に左右対称にならないことがありますことをご了承下さい。
C)小鼻の引きつれ感
糸で引き寄せている為、笑った時に小鼻が広がりにくくなります。
また笑った時に、引っ張られた感覚や見た目のひきつれ等が起こることがあります。
対応
小鼻のひきつれ感が起きた場合は、両側の小鼻を引き寄せている糸を抜去いたします。
※引き寄せている糸を抜去いたしますと、笑った時小鼻が広がりやすくなりますことをご理解下さい。
D)中縫いの糸が出てくる
稀に、中の引き寄せている糸が出てきてしまうことがあります。放置していると化膿する危険があります。
対応
中縫いの糸が露出した場合、放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。
糸を取り除く処置をさせて頂きます。
E)傷跡の段差・凹み・ゆがみ
出来るだけ丁寧に縫合いたしますが、肌の性質や縫い寄せた傷口のずれにより、傷跡の段差や凹み・ゆがみ等が起こる場合があります。
対応
傷跡の段差や凹み・ゆがみ等が起こった場合は、CO2レーザーを照射し、削って滑らかにしたり、ぼかしたりする処置を、行わせていただきます。
レーザー処置後は、治療部位に赤みが約3ヶ月間位残ります事をご了承下さい。
また、レーザーでは修正できない大きな凹みや段差に対しては、再度傷跡を切開して縫い直す処置をさせて頂きます。
修正処置をさせて頂きましても、傷跡がなくなることはないことをご理解下さい。
F)小鼻がまだ大きい(鼻翼縮小の効果が物足りない)
元々の小鼻の大きさにより、一度の手術では効果が物足りなく感じる場合があります。
対応
効果が物足りないと感じた場合は、ご希望であれば再度手術を行うことは可能です。
※但し、小さくすればするほど、鼻の穴がいびつな形になりやすい事をご理解下さい。
G)鼻の穴が角ばる
鼻の穴の滑らかなカーブを切り取ることになりますので、小鼻の切除が多いと、どうしても角張りが出来やすくなります。
対応
鼻の穴の角ばりの修正をご希望の場合、耳から採取した皮膚と軟骨を移植して、鼻の穴を広げ、角張りを目立たなくする処置をさせて頂きます。修正術を行なっても元通りの自然な滑らかカーブになるわけではありません。
また、移植した皮膚がつぎはぎのようになることをご了承下さい。
H)小鼻が小さくなり過ぎる
小鼻が思ったよりも小さくなりすぎたと感じる場合がございます。
対応
小鼻が小さすぎると感じた場合は、元に戻すことは容易ではありません。
鼻の穴を大きくして欲しいとご希望の場合は耳から採取した皮膚と軟骨を移植し、鼻の穴を大きくする手術が可能ですが、傷跡が残りますことをご了承下さい。
I)鼻先が大きく感じる
小鼻を小さくすることにより、鼻先が相対的に大きく感じることがあります。
対応
鼻先が大きいと感じる場合、鼻尖縮小術や、鼻尖形成術といった鼻尖を小さくする手術をお勧めいたします。
J)小鼻が下がって見える
鼻翼縮小をしますと鼻の穴が小さくなりますが小鼻が下がった印象になることがあります。
対応
小鼻が下がったと感じる場合、鼻翼挙上術や、鼻孔縁挙上術、鼻中隔延長術にて対応できます。
鼻翼縮小術のよくある質問
患者様のご希望をお伺いし、身体へのご負担を考慮した麻酔方法をご案内させて頂いております。
術後5日目で抜糸があります。それまではマスク等でカバー頂き、抜糸後からはお化粧でカバー頂けます。
外側法の場合、小鼻の外側部分の溝部分と一致してほとんど分からなくなります。
術後間もない間は傷部分に赤みがありますが、お化粧でカバー頂けます。
術後、傷痕が気になる場合には適切な方法をご提案させて頂きます。
ヴェリテクリニックでは後戻りを避けるために、切除する鼻の床の組織から表皮だけを取り除いて真皮と筋肉からできた短冊状の組織(真皮弁)を作成し、これを正中部に作った皮下トンネルを通してお互いに縫い合わせることによって、小鼻を内側に向かって引き寄せる手術をします。
隆鼻術のトラブル一覧
A)感染
術後治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合は感染が疑われます。
放置すると皮膚が破れて膿が出る、プロテーゼが飛び出す、鼻の穴がひきつれる、鼻の表面が凹む等の症状が出る可能性がある為、必ず治療が必要です。
対応
処置として内服薬服用、抗生剤点滴投与を2週間行います。
膿がたまっている場合には小さく切開して膿を出す処置を行い、その後毎日傷の洗浄を行います。
それでも改善がみられなかった場合は抜去手術を行わせていただきます。
抜去後の再挿入手術の時期に関しては、感染の原因となる細菌が完全に消えてからとなります。
少なくとも抜去手術を行ってから最低4ヶ月間あけてから再挿入手術となります。
B)血が溜まる
術後皮膚の中で出血が起こると、傷の中に血が溜まってしまい、腫れ上がります。
対応
血が溜まってしまった場合は、直ちに鼻の中のキズを開いて溜まった血を排出する処置をさせていただきます。
C)傷口が開く
稀に糸が外れて傷が開いてしまうことがあります。
皮膚の表面の糸は1週間、鼻の中の糸は2週間で抜糸します。
糸が抜けてしまっても傷が開くことは稀です。
しかし、傷口が引っ張られると癒着した傷が開いてしまうことがあります。
対応
糸が外れて傷が開いてしまった場合には、再縫合の処置をさせていただきます。
D)糸が出てくる
プロテーゼを縫い合わせている糸が外に出てきてしまうことがあります。
対応
放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。
E)鼻筋の曲がり・ズレ
術後1週間は挿入したプロテーゼや軟骨が動かないようにギプスで固定しますが、それでも曲がりやズレが起こることがあります。
対応
「曲がっている」「ずれている」等といった症状がでた場合は、直ちに修正させていただきます。
◆ガス麻酔で眠っていただいたうえで、皮膚の上からプロテーゼを押して位置を直す処置をさせていただきます。
◆それでも改善しなかった場合には、鼻の中の傷を小さく切開して、鼻筋を修正する処置を行わせていただきます。
F)鼻の穴のひきつれ・穴が左右非対称
鼻の穴の中の切開した傷が拘縮してひきつれると、鼻の穴が引っ張られ、左右差を生じることがございます。
特に再手術や感染が起きたケースでは、ひきつれも起こりやすくなります。
対応
術後半年を経過して傷跡が柔らかくなると、鼻の穴のひきつれも治まります。
それでもひきつれが残った時には、皮膚を移植する治療が必要となります。
G)鼻筋の違和感・異物感
術後異物が入ったことにより、違和感(異物感)を感じることがあります。
時間の経過と共に異物感はなくなります。
対応
どうしても異物が入っていることに抵抗がある場合は抜去いたします。
H)鼻筋の高さ・幅・長さ等の見た目の違和感
「高い」「低い」「長い」「短い」「太い」「細い」といったイメージと違う結果になることがあります。
対応
修正をご希望の場合は、傷がまだ癒着していない術後1週間以内、あるいは、炎症が落ち着いた術後4ヶ月以降にプロテーゼの入れ替え手術をさせていただきます。
I)プロテーゼの飛び出し
プロテーゼが突然飛び出すということはありません。
その前に赤く腫れるという症状があります。赤みや腫れは感染やカプセル拘縮が原因です。
そのまま放置すると鼻先や鼻筋の皮膚に穴が開いて膿が出てきます。
更に放置するとプロテーゼが飛び出してきます。プロテーゼが出てきたキズはその後傷跡を残します。
赤みや腫れといった症状が出たときは、プロテーゼが飛び出してくる前に感染を抑える薬を服用するか、プロテーゼを抜去するといった処置をすることが肝心です。
※感染が疑われる場合、すぐにご来院下さい。
対応
感染により皮膚に赤みが出た場合、そのまま放置しておくと、皮膚を突き破ってプロテーゼが飛び出す危険性がありますので、適切な処置が必要となります。
また、サイズが大きい場合も皮膚が薄くなって赤くなり、プロテーゼが飛び出す危険があります。
プロテーゼが飛び出すと、破れた皮膚は後に醜い凹みになることがあります。
お鼻に傷痕や変形を残さないために、プロテーゼが飛び出す前に治療を行うことが大切です。
抜去後の再挿入手術をご希望の場合は、感染の原因となる細菌が完全に消えてからとなります。
少なくとも抜去手術を行ってから最低4ヶ月間あけてから再挿入手術となります。
J)プロテーゼの輪郭が浮き出る
プロテーゼの周りに出来た被膜カプセルの袋に石灰沈着(骨の粒のようなものが出来る)が起きたり、皮膚が薄くなってくると、プロテーゼの形が皮膚の上から透けてみえてきます。
対応
「プロテーゼの輪郭が浮き出てきてしまった」「鼻先が白く変色してきた」といった症状に対して修正をご希望の場合は、抜去手術または入替手術が必要となります。
隆鼻術のよくある質問
ダウンタイムは個人差ありますが、腫れのピークは術後3日目程でその間はギブスで隠れるためご自身で確認出来ません。
術後2週間程は多少の腫れやむくみはありありますが、お化粧でカバー頂ける程度です。
万が一、ズレや曲がりが生じた場合には適正に処置させて頂きます。
術前のカウンセリングにてしっかりご希望をお伝え頂くことがデザインを作る上で重要となります。
術後はほとんどの患者様が希望通りに仕上がっています。
術後の仕上がりに不安の患者様には、術後のシミュレーションとしてまずはヒアルロン酸注入をおすすめしています。
プロテーゼ自体の感触も非常に自然な上、挿入位置も骨膜や皮膚に覆われるため感触の不自然さはございません。
ただし感染を起こしている場合は、まずは抜去のみ行いその後ご状態が落ち着いてからプロテーゼを挿入します。
抜去後、また高さをご希望される際には再手術やヒアルロン酸注入は可能になります。
術後にご希望のデザインが変わったり、感染が原因で抜去された後の再挿入以外には必要ありません。
眉間プロテーゼのトラブル一覧
A)感染
術後治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合には、感染が疑われます。
放置すると皮膚が破れて膿が出る、プロテーゼが飛び出す、鼻の表面が凹む等の症状がでる可能性がある為、必ず治療が必要です。
対応
感染の兆候がみられる際は、内服薬服用、抗生剤点滴投与を2週間行います。
それでも改善がみられなかった場合はプロテーゼの抜去手術が必要です。抜去後の再挿入をご希望の場合、少なくとも抜去後4ヶ月以上(感染の原因となる細菌が完全に消えてから)経過を待ってから、再挿入をさせて頂きます。
B)血が溜まる
皮膚の中で出血が起こると、傷の中に血が溜まってしまい、腫れ上がります。
溜まった血をそのままにしておきますと感染やしこりの原因となります。
対応
溜まった血を排出する処置をさせて頂きます。
C)傷口が開く
稀に糸が外れたり、傷口の治りが悪く、傷口が開いてしまうことがございます。
対応
糸が外れて傷が開いてしまった場合は、再縫合の処置をさせて頂きます。
D)眉間の曲がり・ずれ
手術後1週間は挿入したプロテーゼが動かないようにギプスで固定しますが、それでも曲がりやズレが起こることがあります。
対応
曲がりやズレがみつかりましたら、出来るだけ早く修正をさせて頂きます。
その際、ガス麻酔で眠っていただいた上で、皮膚の上から押してプロテーゼの位置を直す処置をいたします。
それでも改善しなかった場合、鼻の中の傷を小さく切開して、プロテーゼと周囲の組織との癒着は剥離して、プロテーゼのゆがみを修正する処置を行わせて頂きます。
E)プロテーゼの折れ曲がり
プロテーゼの端、特に上の先端部分が折れ曲がってしまうことがあります。外見はほぼ問題ありませんが、触ると段差を感じることがあります。
対応
プロテーゼの折れ曲がりを修正するには、眉毛の所を1cm位切開して折れ曲がった部分をひき伸ばします。
F)鼻の穴のひきつれ・穴が左右非対称
鼻の穴の中の切開した傷が拘縮し、ひきつれると、鼻の穴が引っ張られ、左右差を生じることがあります。
特に再手術や感染が起きたケースでは、ひきつれが起こりやすくなります。
対応
術後半年程経過して、傷跡が柔らかくなると、鼻の穴のひきつれによる左右差は治まってきます。
それでもひきつれが残った時には、皮膚を移植する治療をすることによって、ひきつれを軽減することができます。
皮膚移植をしても、完全にひきつれがなくならないことがありますことをご了承下さい。
G)眉間の異物感
プロテーゼが入ったことにより異物感を感じることがございます。
対応
時間の経過と共に異物感はなくなりますが、どうしても異物が入っていることに抵抗がある場合は抜去いたします。
H)眉間の高さ、幅の見た目の違和感
「高い」「低い」「太い」といった、イメージと違う結果になることがあります。
対応
術後4ヶ月経過しても高さや太さ等に不満があると感じた場合には、抜去または入替手術が可能です。
I)プロテーゼが出てくる
稀に、プロテーゼを縫い合わせている糸が出てくることがあります。
プロテーゼが一旦出てきてしまうと、そのまま放置し経過をみても、傷がふさがり治る事はありませんので、早急にプロテーゼを抜去する必要があります。
対応
プロテーゼ抜去後、再挿入手術をご希望の場合は、少なくとも抜去後4ヶ月以上(感染の原因となる細菌が完全に消えてから)お待ちいただいてからとなります。
※皮膚が破れて、プロテーゼが露出してしまった場合、処置後も皮膚には傷跡が残ります。
傷跡はケロイドのように盛り上がってひきつれることもございますし、反対に凹みになることもございます。
出来れば、皮膚が破れる前にゴアテックスを抜去するといった治療を受けて頂く事をお勧めします。
その為、化膿や赤み等、感染の兆候が出た場合には、早めに当院までご連絡下さい。
J)糸が出てくる
プロテーゼを縫い合わせている糸が外に出てきてしまうことがあります。
放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。
対応
プロテーゼを縫い合わせている糸が出てきてしまった場合、放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。
K)ゴアテックスの輪郭が浮き出る
シリコンプロテーゼに比べると確率は低いのですが、皮膚が薄くなってくるとゴアテックスの形が皮膚の上から透けて見えることがあります。
対応
輪郭が浮き出てきた場合には、ヒアルロン酸を注入することで、ある程度プロテーゼの輪郭を隠すことができます。但し、鼻筋が幾分高くなります。
その他の対処法としまして、ゴアテックスの抜去又は入替手術がございます。
L)額のしびれ・感覚麻痺
眉間にポケットを作る操作で目から額に向かう神経がひきのばされると、額にしびれや感覚の麻痺を感じる場合があります。
対応
額にしびれや感覚の麻痺を感じる場合がありますが、通常1~6ヶ月で自然に治ります。
眉間プロテーゼのよくある質問
ダウンタイムは個人差ありますが、腫れのピークは術後3日目程でその間はギブスで隠れるためご自身で確認出来ません。
術後2週間程は多少の腫れやむくみはありありますが、お化粧でカバー頂ける程度です。
万が一、ズレや曲がりが生じた場合には適正に処置させて頂きます。
術前のカウンセリングにてしっかりご希望をお伝え頂くことがデザインを作る上で重要となります。
術後はほとんどの患者様が希望通りに仕上がっています。
術後の仕上がりに不安の患者様には、術後のシミュレーションとしてまずはヒアルロン酸注入をおすすめしています。
プロテーゼ自体の感触も非常に自然な上、挿入位置も骨膜や皮膚に覆われるため感触の不自然さはございません。
抜去後、また高さをご希望される際には再手術やヒアルロン酸注入は可能になります。
術後にご希望のデザインが変わったり、感染が原因で抜去された後の再挿入以外には必要ありません。
隆鼻術のトラブル一覧
A)感染
術後治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合は感染が疑われます。
放置すると皮膚が破れて膿が出る、プロテーゼが飛び出す、鼻の穴がひきつれる、鼻の表面が凹む等の症状が出る可能性がある為、必ず治療が必要です。
対応
処置として内服薬服用、抗生剤点滴投与を2週間行います。
膿がたまっている場合には小さく切開して膿を出す処置を行い、その後毎日傷の洗浄を行います。
それでも改善がみられなかった場合は抜去手術を行わせていただきます。
抜去後の再挿入手術の時期に関しては、感染の原因となる細菌が完全に消えてからとなります。
少なくとも抜去手術を行ってから最低4ヶ月間あけてから再挿入手術となります。
B)血が溜まる
術後皮膚の中で出血が起こると、傷の中に血が溜まってしまい、腫れ上がります。
対応
血が溜まってしまった場合は、直ちに鼻の中のキズを開いて溜まった血を排出する処置をさせていただきます。
C)傷口が開く
稀に糸が外れて傷が開いてしまうことがあります。
皮膚の表面の糸は1週間、鼻の中の糸は2週間で抜糸します。
糸が抜けてしまっても傷が開くことは稀です。
しかし、傷口が引っ張られると癒着した傷が開いてしまうことがあります。
対応
糸が外れて傷が開いてしまった場合には、再縫合の処置をさせていただきます。
D)糸が出てくる
プロテーゼを縫い合わせている糸が外に出てきてしまうことがあります。
対応
放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。
E)鼻筋の曲がり・ズレ
術後1週間は挿入したプロテーゼや軟骨が動かないようにギプスで固定しますが、それでも曲がりやズレが起こることがあります。
対応
「曲がっている」「ずれている」等といった症状がでた場合は、直ちに修正させていただきます。
◆ガス麻酔で眠っていただいたうえで、皮膚の上からプロテーゼを押して位置を直す処置をさせていただきます。
◆それでも改善しなかった場合には、鼻の中の傷を小さく切開して、鼻筋を修正する処置を行わせていただきます。
F)鼻の穴のひきつれ・穴が左右非対称
鼻の穴の中の切開した傷が拘縮してひきつれると、鼻の穴が引っ張られ、左右差を生じることがございます。
特に再手術や感染が起きたケースでは、ひきつれも起こりやすくなります。
対応
術後半年を経過して傷跡が柔らかくなると、鼻の穴のひきつれも治まります。
それでもひきつれが残った時には、皮膚を移植する治療が必要となります。
G)鼻筋の違和感・異物感
術後異物が入ったことにより、違和感(異物感)を感じることがあります。
時間の経過と共に異物感はなくなります。
対応
どうしても異物が入っていることに抵抗がある場合は抜去いたします。
H)鼻筋の高さ・幅・長さ等の見た目の違和感
「高い」「低い」「長い」「短い」「太い」「細い」といったイメージと違う結果になることがあります。
対応
修正をご希望の場合は、傷がまだ癒着していない術後1週間以内、あるいは、炎症が落ち着いた術後4ヶ月以降にプロテーゼの入れ替え手術をさせていただきます。
I)プロテーゼの飛び出し
プロテーゼが突然飛び出すということはありません。
その前に赤く腫れるという症状があります。赤みや腫れは感染やカプセル拘縮が原因です。
そのまま放置すると鼻先や鼻筋の皮膚に穴が開いて膿が出てきます。
更に放置するとプロテーゼが飛び出してきます。プロテーゼが出てきたキズはその後傷跡を残します。
赤みや腫れといった症状が出たときは、プロテーゼが飛び出してくる前に感染を抑える薬を服用するか、プロテーゼを抜去するといった処置をすることが肝心です。
※感染が疑われる場合、すぐにご来院下さい。
対応
感染により皮膚に赤みが出た場合、そのまま放置しておくと、皮膚を突き破ってプロテーゼが飛び出す危険性がありますので、適切な処置が必要となります。
また、サイズが大きい場合も皮膚が薄くなって赤くなり、プロテーゼが飛び出す危険があります。
プロテーゼが飛び出すと、破れた皮膚は後に醜い凹みになることがあります。
お鼻に傷痕や変形を残さないために、プロテーゼが飛び出す前に治療を行うことが大切です。
抜去後の再挿入手術をご希望の場合は、感染の原因となる細菌が完全に消えてからとなります。
少なくとも抜去手術を行ってから最低4ヶ月間あけてから再挿入手術となります。
J)プロテーゼの輪郭が浮き出る
プロテーゼの周りに出来た被膜カプセルの袋に石灰沈着(骨の粒のようなものが出来る)が起きたり、皮膚が薄くなってくると、プロテーゼの形が皮膚の上から透けてみえてきます。
対応
「プロテーゼの輪郭が浮き出てきてしまった」「鼻先が白く変色してきた」といった症状に対して修正をご希望の場合は、抜去手術または入替手術が必要となります。
隆鼻術のよくある質問
ダウンタイムは個人差ありますが、腫れのピークは術後3日目程でその間はギブスで隠れるためご自身で確認出来ません。
術後2週間程は多少の腫れやむくみはありありますが、お化粧でカバー頂ける程度です。
万が一、ズレや曲がりが生じた場合には適正に処置させて頂きます。
術前のカウンセリングにてしっかりご希望をお伝え頂くことがデザインを作る上で重要となります。
術後はほとんどの患者様が希望通りに仕上がっています。
術後の仕上がりに不安の患者様には、術後のシミュレーションとしてまずはヒアルロン酸注入をおすすめしています。
プロテーゼ自体の感触も非常に自然な上、挿入位置も骨膜や皮膚に覆われるため感触の不自然さはございません。
ただし感染を起こしている場合は、まずは抜去のみ行いその後ご状態が落ち着いてからプロテーゼを挿入します。
抜去後、また高さをご希望される際には再手術やヒアルロン酸注入は可能になります。
術後にご希望のデザインが変わったり、感染が原因で抜去された後の再挿入以外には必要ありません。
鼻翼基部プロテーゼのトラブル一覧
A)感染
治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」といった状態が長引く場合は、感染が疑われます。
対応
感染の兆候がみられる場合は、内服薬服用、抗生剤点滴投与を2週間行いますが、それでも改善がみられなかった場合は抜去手術を行わせていただきます。抜去後の再挿入手術の時期は、抜去手術より、少なくとも4ヶ月後(感染の原因となる細菌が完全に消えてから)となります。
B)血が溜まる
皮膚の中で出血が起こると、傷の中に血が溜まってしまい、腫れ上がります。
対応
溜まった血を注射器で吸いだすか、もう一度傷を開けて排出します。
C)傷口が開く
稀に、糸が外れて傷が開いてしまうことがあります。
対応
傷が開いてしまった場合には、再縫合させていただきます。
D)糸が出てくる
プロテーゼと自己組織を縫い合わせる糸が露出することがあります。放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。
対応
放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。
E)プロテーゼのズレ
プロテーゼが、鼻の横の上顎の骨の傾きにそってすべる、あるいは上口唇や頬の表情筋の動きによって押されるため、プロテーゼの位置がずれてしまうことがあります。
対応
手術中にプロテーゼのズレが心配される場合には、皮膚表面まで糸を通して1週間固定する事があります。
それでもズレが起こることはあります。その際は、口腔内を切開し、鼻の横の上顎の骨にドリルで穴を開けて固定するか、スクリューを使用して固定します。
F)プロテーゼの違和感・異物感
術後異物が入ったことにより、違和感(異物感)を感じることがあります。
通常、時間の経過と共に異物感はなくなります。
対応
違和感は時間の経過とともに軽減していきます。半年程経過をみて頂く必要があります。
それでも気になる場合には抜去させて頂きます。
G)鼻の穴や小鼻の左右差
元々ある左右差、又は挿入したプロテーゼの位置のズレにより、小鼻や鼻の穴の形に左右差を生じることがあります。
対応
元々ある鼻翼の左右差の改善は不可能な事をご理解下さい。
プロテーゼの曲がりやズレによる左右差の場合には、上記E)に準じて修正させて頂きます。
但し、プロテーゼの位置を修正しても完全に左右対称にならないことがあることを御理解下さい。
H)小鼻が広がってみえる
小鼻を横にひっぱる表情筋の力が強い人では、小鼻を骨からはがしただけで横に広がることがあります。
プロテーゼによって、小鼻のつけ根が前方に押し上げられると、小鼻が多少なりとも横に広がる傾向があります。
対応
プロテーゼを抜去するか、小さい物に入れ替えます。
但し、鼻翼のつけ根の陥没が元のように深くなることを御理解下さい。
小鼻を横にひっぱる筋肉が強いケースでは、プロテーゼを抜去しても広がった小鼻が元通りには戻らないことがあります。
また、広がった小鼻を狭くする方法として、鼻翼縮小術もご検討下さい。
しかし、鼻翼縮小をしても元通りの形にはならない事を御理解下さい。
I)鼻尖が上向きに見える
鼻柱のつけ根が前方に押し上げられますと、鼻柱が押されて鼻尖も前方に持ち上がることがあります。そうなりますと、鼻尖はやや高くなるとともに上を向く傾向があります。
対応
プロテーゼを抜去するか、小さい物に入れ替えるます。修正後は鼻柱のつけ根の凹みが元のように深くなることを御理解下さい。
J)上口唇を持ち上げにくい
プロテーゼを入れるために、上口唇を持ち上げる筋肉を骨からはがすことになりますので、上口唇が上がりにくくなり、「笑いにくい」「表情が作りにくい」と感じることがあります。元々笑った時に歯が見えにくい方は更に歯が見えにくくなります。
逆にガミースマイルの方は、笑った時に歯茎が見えにくくなるという好ましい結果になります。
対応
時間の経過と共に慣れが生じ表情の作りにくさは緩和していきますので、半年程経過をみて頂く必要があります。
経過を待っても上口唇の持ち上がりが悪いと感じる場合には、ご希望により、小さいプロテーゼへの入替え、又は、抜去手術を行います。
K)プロテーゼの飛び出し
感染が起きたプロテーゼをそのまま放置しておくと、口腔内や鼻の粘膜を突き破ってプロテーゼが飛び出す危険性があります。また、サイズが大きすぎる場合にもプロテーゼが飛び出す危険性があります。
シリコンプロテーゼの代わりに軟骨を使用しますと、飛び出す危険性は低くなります。
対応
プロテーゼが飛び出すと、破れた粘膜がひきつれて小鼻や上口唇に変形を招くことがあります。
出来れば、プロテーゼが飛び出す前に治療を行うことをお勧めします。
また、プロテーゼが飛び出してしまった後に、再挿入手術をご希望の場合は、少なくとも4ヶ月(感染の原因となる細菌が完全に消えてから)以上間をあけてから手術をさせて頂きます。
L)上唇の感覚麻痺
上口唇部分に関わる細かい神経を触るため、上口唇の感覚にしびれや麻痺が生じることがあります。
対応
一時的な症状のため1~6ヶ月程で治まりますが、改善には個人差があり、まれにしびれが残ることもあります。
M)陥没の改善が少ない
プロテーゼによって押し上げられる鼻翼や鼻根のつけ根の移動する量は、必ずしもプロテーゼの厚みと一致するわけではなく、少なくなることがあります。押し上げられる量は個人差があり、正確に予測することはできません。
そのため、陥没の改善が物足りないと感じることがあります。
鼻翼基部プロテーゼによって深い法令線がいくらか目立たなくなります。しかし、法令線は軟部組織の形やたるみが原因ですので、鼻翼基部プロテーゼで骨の陥没を修正しても法令線が消えることはありません。
対応
ご希望により、プロテーゼを大きなものに入れ替えさせて頂きます。
大きなプロテーゼを使用することで、小鼻が広がったり、上口唇の持ち上がりが悪くなったりする場合があることをご了承下さい。また、ヒアルロン酸注入でも陥没を対処することは可能です。
N)ふくらみすぎる
術後はむくみのため、ふくらみすぎといった印象を受けることがあります。時間の経過を待つ必要があります。
また、プロテーゼが大きいために、ご希望よりふくらみすぎたと感じることがあります。
対応
プロテーゼが大きすぎると感じた時は、プロテーゼを抜去するか、小さいプロテーゼに入替えさせて頂きます。
鼻翼基部プロテーゼ(貴族手術)のよくある質問
腫れが引いた後もむくみがしばらく続き、その間は鼻の下が長く見える、鼻下から上唇にかけて厚みを感じる、小鼻が広がって見えるということがありますが、時間の経過と共に落ち着きます。
患者様のご希望をお伺いし、身体へのご負担を考慮した麻酔方法をご案内させて頂いております。
万が一、ズレや曲がりが生じた場合には適正に処置させて頂きます。
プロテーゼ自体の感触も非常に自然な上、挿入位置も骨膜や皮膚に覆われるため感触の不自然さはございません。
術後にご希望のデザインが変わったり、感染が原因で抜去された後の再挿入以外には必要ありません。
鼻中隔延長術のトラブル一覧
A)感染
手術後、皮膚の赤み・熱感・痛み・腫れが増し続けたり、その状態が長引く場合は、感染が疑われます。
対応
感染が起きた場合は、内服薬の服用、抗生剤点滴の投与を2週間続けて経過をみます。膿が溜まっている時は、鼻の中を切開して洗浄を行います。それでも治まらない場合は、移植した軟骨を除去します。
再度、延長術を希望される場合は、感染の原因となる細菌が完全に消えてからになりますので、少なくとも軟骨除去後4ヶ月経過してからとなります。
再手術の際は、すでに鼻中隔軟骨を摘出してしまっているため、ほとんどの場合、肋軟骨を使用し移植します。
B)アレルギー反応(異物反応)
実際に起きた経験や報告はありませんが、保存軟骨に対する異物反応が起こる可能性は否定できません。
対応
異物反応が起きた場合には、軟骨を除去する処置を致します。
C)血が溜まる
術後に傷の中で出血が起こりますと、皮膚の下に血が溜まって、鼻先、鼻柱、鼻の中粘膜が紫色に腫れあがります。
血液が溜まったままにしておきますと、感染、鼻尖が太くなる、鼻づまりを起こす危険がありますので、早めに治療をする必要があります。
対応
血が溜まっている場合は、直ちに溜まった血を注射器で吸い出すか、もう一度傷を開けて排出します。
D)傷口が開く
稀に糸が外れたり、傷口の治りが悪く傷口が開いてしまうことがあります。
対応
糸が外れ傷口が開いてしまった場合には、もう一度傷を縫い合わせる処置を致します。
E)糸が出てくる
軟骨と自己組織を縫い合わせる糸が露出することがあります。
対応
放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。
F)鼻尖の曲がり
延長手術をすることで、引き延ばされた皮膚や鼻尖の軟骨が元に戻ろうとする為、延長した軟骨に力が加わり曲がってしまうことがあります。
ヴェリテクリニックのこれまでの症例では、鼻尖が左右に傾くことが、10%程度の確率で生じます。
また鼻の穴の左右差は、20~30%の割合で認められました。
延長量が多くなるほど、また、過去に鼻の手術を受けている方ほど、起こりやすい傾向にあります。
対応
左右に傾いた鼻尖や鼻の穴の修正は容易ではありません。
左右差の修正を希望される場合は、移植した軟骨を削って延長量を短くしてバランスをとる処置をさせて頂きます。この場合延長した鼻が短くなることをご了承下さい。
延長した長さを短くしないで傾きの修正を希望される場合は、更に強力な軟骨を移植する必要がありますので、肋軟骨を採取して移植する処置をさせて頂きます。
※但し、修正手術を行っても完全に左右差をなくすとは困難なことをご理解下さい。
G)鼻の穴のひきつれ
鼻の穴の中の切開した傷が拘縮してひきつれることがございます。特に、再手術や感染が起きたケースでは、ひきつれも起こりやすくなります。
対応
術後半年を経過して傷跡が柔らかくなると、鼻の穴のひきつれも治まります。
それでもひきつれが残った時には、皮膚を移植する治療をさせて頂きます。
H)鼻尖の違和感
延長手術をしたことにより、鼻尖が固定され手術前のように動かなくなるため、違和感を感じることがあります。
特に、笑った時に気になります。
対応
延長手術をしたことにより、鼻尖が固定され手術前のように動かなくなるため、違和感を感じることがあります。
特に、笑った時に気になります。
どうしても気になる場合には、延長した軟骨を除去致します。
I)鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなる
延長手術で軟骨を移植したことにより、鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなることがあります。
対応
鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなってしまい、修正を希望される場合は、移植した軟骨を削る処置をさせて頂きます。
※但し、削ることにより、鼻が短くなる、また、鼻尖が傾きやすくなる可能性があることをご了承下さい。
J)鼻閉感(鼻が通りにくい感じ)
鼻中隔に軟骨を重ねるため、鼻中隔が厚くなります。鼻尖縮小術を併せて行いますと、更に鼻の中の空気が通るスペースが狭くなります。そのため鼻づまりが起こりやすくなります。
特に術後は鼻の中の粘膜が腫れるため、鼻の通りが一層狭くなります。
対応
1~3ヶ月位の時間の経過と共に鼻の中の粘膜の腫れがおさまります。
その間は市販の鼻炎スプレーを使用いただきますと、鼻づまりが軽くなります。
それでも症状が残った場合には、移植した軟骨を削る処置をさせて頂きます。
但し移植した軟骨を一部削る手術をしても、鼻詰まりが完全には治らないことがあることをご理解下さい。
K)鼻柱が凸凹する
鼻の穴の鼻柱の部分に(鼻柱の側面)に膨らみが出来る事があります。
対応
元々の鼻尖軟骨の折れ曲がりが表面に出る・移植した軟骨の角が出っ張る・キズアトが硬く膨らむことが原因です。軟骨が原因の場合は、膨らんで見える余分な軟骨を切り取る事ができます。
L)延長した鼻が長すぎる・鼻尖が高すぎる
できるだけ患者さまのご希望に叶うよう、鼻の延長方向と延長量を相談して決定いたします。しかし、予定した延長量より多少大きくなってしまうことがございます。また、予定通りに軟骨を延長しても、仕上がった鼻が長く、高く感じることもございます。術後3~6ヵ月はむくみの為に大きすぎると感じることが少なくありません。
むくみが落ち着くまで6ヵ月程経過を見ていただく必要がございます。
対応
手術後1週間後もしくは4カ月以降に、移植した軟骨を削ることで調整することができます。
M)延長した鼻が短すぎる・鼻尖が低すぎる
できるだけ患者さまのご希望に叶うよう、鼻の延長方向と延長量を相談して決定いたします。しかし、軟骨の大きさや皮膚のつっぱりのため、十分な高さや長さを得られないことがございます。また予定通りの延長をすることができても、仕上がった鼻が低い、短いと感じることもございます。
対応
手術後半年以降に、皮膚に余裕があれば、鼻尖に軟骨を追加移植することが可能です。
肋軟骨採取が必要な場合もあります。
※さらに長さ・高さを出す為には、引き延ばされる鼻尖の皮膚に余裕があることが条件となります。
その為、修正できる範囲には限界があることをご了承下さい。
N)傷跡が気になる
肌の性質により、傷跡がケロイドのように赤く盛り上がったり、段差や凹みなどが起こる場合があります。
対応
キズアトの修正を希望される場合、下記の方法を用います。
◆ステロイド注射(ケナコルト)
赤く盛り上がったキズを平らにする処置を行います。
効果が出るまで、1ヶ月に1回の治療を繰り返す可能性があります。
また、ステロイドの副作用として、皮膚や傷が凹む、細かい血管が浮き出るといったことがあります。
◆CO2レーザー照射
キズアトの段差を削って、なめらかにする効果があります。処置後は3ヶ月程赤みがあります。
◆切開法
傷の赤みが消えたうえで再度、切開し縫合いたします。
※傷を完全になくす事は不可能であり、目立たなくするという目的であることをご了承下さい。
また、個人の体質的な要因が大きいため、キズアト修正には限界がありますことをご理解下さい。
鼻中隔延長術のよくある質問
1週間ギブス固定があり、ギブス抜去後はむくみはありますがお化粧やマスク等でカバー出来ますので、すぐにお仕事に行かれる方も多いです。
耳介軟骨は耳の後ろの溝部分、肋軟骨は胸のアンダーバストの位置に切開線は出来ますが、傷跡が目立ちにくい場所を選んで採取し、傷跡は時間の経過とともに目立たなくなっていきます
鼻尖の皮膚の厚さや軟骨のご状態、使用する軟骨により異なりますが、5㎜以上延ばすことも可能です。ご希望のデザインを考慮し直接お話しさせて頂きます。
鼻中隔延長に使用する採取量は少量のため、変形や機能障害もきたしません。術後の影響は心配ありません。
普段通りとなりますと術後1カ月程度必要となります。その間は優しく触れることは出来るため、日常生活に大きな支障はないと思います。
移植した軟骨が経過とともにズレや変形、飛び出すことはまずありません。
術中の意識はないため痛みを伴うことはありません。
額輪郭形成術のトラブル一覧
A) 感染(化膿すること)
手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。
対応
感染が起きた場合は、内服薬服用や抗生剤の投与を2 週間続けて経過をみます。
それでもおさまらない場合はセメントを抜去します。再挿入は抜去から4 ヶ月以降に行います。
大変稀なことではありますが、骨を固定するための金属(プレートやスクリュー)が、感染の原因となる場合があります。その際は、金属の抜去が必要になります。
B) アレルギー反応
非常に稀ですが、骨セメントに対して異物反応を起こす場合があります。
対応
骨セメントに対して異物反応を起こす場合は、再度同じ傷を切開し、骨セメントを抜去します。
C) 血が溜まる
術後に傷の中で出血して血が溜まると額や目の周りが紫色に腫れ上がります。血が溜まったままにすると化膿したりしこりを作ったりするので早目の処置が必要です。
対応
再度、傷を開け溜まった血を排出する処置をします。
D) 中縫いの糸が出てくる
皮膚の中で縫合した糸の先端が皮膚をつきぬけて外に出てくることがあります。放置すると化膿するおそれがありますので早目の処置が必要です。
対応
糸を取り除く処置をさせて頂きます。
E) 頭痛・貧血
術後、出血により頭痛が起こったり軽い貧血のような状態になったりすることがあります。
対応
輸血を必要とするようなことは大変稀です。症状に合わせた薬(鉄剤)を処方します。
F) 前額から頭部にかけて知覚が鈍くなる
手術操作の際に目の上で知覚神経の近くを剥離しますので、前頭部から頭頂部にかけて知覚が麻痺することがあります。また知覚が鈍くなりますと頭に痒みを感じることがあります。
対応
知覚の鈍さは約3~6 ヶ月かけて治まります。(回復期間内に頭に痒みを覚えることがあります。)
まれに、感覚が完全に元通りには戻らないこともあります。
G) 眉毛が動きにくくなる
手術操作の際に、眉毛を持ち上げる筋肉を動かす神経の近くを触る必要があります。そのため、眉毛が上がりにくくなることがあります。
対応
眉毛が上がりにくくなることがありますが、約1~3 ヶ月で治まります。
まれに、動きが完全に元通りには戻らないこともあります。眉毛の左右差が目立つ場合、眉毛の上がっている側(正常側)の額にボトックスを注射して左右のバランスを整えることができます。
H) 切開箇所の一時的な脱毛
後頭部の切開箇所の毛が傷に沿って一時的に脱毛します。
対応
ほとんどの場合再生しますが、最終的に数ミリ幅の脱毛が残ります。しかし、傷は髪の毛で覆われているため目立つことはありません。
また、タバコを吸われる方は毛が再生せず、脱毛範囲が1 センチ程度にまで広がることがあります。
I) 額凹凸・左右差
骨セメントを作業している時にはわずかな凹凸や左右差に気付かないことがあります。術後、皮膚をかぶせてみると凹凸や左右差が目立つことがあります。
特に皮膚の薄い人では小さな凹凸が見えてしまうことがあります。元々の頭蓋骨に凹凸や左右差がありますと術後に凹凸や左右差ができやすくなります。
対応
気になる場合は、再度同じ箇所を切開し、骨セメントを削るもしくは追加し調整します。ヒアルロン酸を注入して凹んだ部分を膨らますこともできます。
J) 高すぎる・低すぎる・イメージと違う
シミュレーションデーターに基づいて骨セメントを作りますが術後の仕上がりに対して額が高すぎる・低すぎる予想していた形と違うと感じることがあります。
対応
高すぎる・低すぎる・イメージと違うといった場合、骨セメントをどのような厚みや形にしたらよいのか相談させて頂き骨セメントを調整する量を決定致します。
手術は再度後頭部を切開し骨セメントを削る、追加する、新たな骨セメントと取り替えるあるいは抜去致します。額の膨らみが足りないと感じる場合にはヒアルロン酸注入で膨らみを補うことも可能です。
K) 目の焦点が合わない
眼球の腫れが原因です。
対応
腫れが引くにつれ焦点が戻ります。
L) 固定金属のレントゲン・CT・MRIに対する影響
骨を切った部位や骨を固定する金属製のプレートやワイヤーは画像に移ります。しかしCT やMRI の検査を受けて頂くことに支障はございません。
対応
レントゲン・CT・MRIいずれの検査も問題なく受けて頂けますが、骨セメントと固定金属は写ります。
人体に問題なく骨になじみの良い金属を使用しているため、原則的には抜去する必要はないと思いますが、どうしても気になる場合は、手術後4 ヶ月以降に抜去可能です。 その場合、再度、後頭部を切開します。
額輪郭形成術(骨削り)のトラブル一覧
A) 感染(化膿すること)
手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。
対応
感染が起きた場合は、内服薬服用や抗生剤の投与を2 週間続けて経過をみます。
また、膿みが溜まっているときは額の皮膚を切開して膿を出す必要があります。感染がひどいケースでは最悪の場合固定した骨を取り除かなければならないことがあり得ます。
大変稀なことではありますが、骨を固定するための金属(プレートやスクリュー)が感染の原因となることがあります。その際は、金属の抜去が必要になります。
B) 血が溜まる
術後に傷の中で出血して血が溜まると目元や額もしくは耳の周りが紫色に腫れ上がります。血が溜まったままにすると化膿したりしこりを作ったりするので早目の処置が必要です。
対応
再度、傷を開け溜まった血を排出する処置をします。
C) 中縫いの糸が出てくる
皮膚の中で縫合した糸の先端が皮膚をつきぬけて外に出てくることがあります。放置すると化膿するおそれがありますので早目の処置が必要です。
対応
糸を取り除く処置をさせて頂きます。
D) 頭痛・貧血
術後、出血により頭痛が起こったり軽い貧血のような状態になったりすることがあります。
対応
輸血を必要とするようなことは大変稀です。症状に合わせた薬(鉄剤など)を処方します。
E) 前額から頭部にかけて知覚が鈍くなる
手術操作の際に目の上で知覚神経の近くを剥離しますので、前頭部から頭頂部にかけて知覚が麻痺することがあります。また知覚が鈍くなりますと頭に痒みを感じることがあります。
対応
知覚の鈍さは約3~6 ヶ月かけて治まります。(回復期間内に頭に痒みを覚えることがあります。)
まれに、感覚が完全に元通りには戻らないこともあります。
F) 眉毛が動きにくくなる
手術操作の際に、眉毛を持ち上げる筋肉を動かす神経の近くを触る必要があります。そのため、眉毛が上がりにくくなることがあります。
対応
眉毛が動きにくくなることがありますが、約1~3 ヶ月で治まります。
まれに、動きが完全に元通りには戻らないこともあります。眉毛の左右差が目立つ場合、眉毛の上がっている側(正常側)の額にボトックスを注射して左右のバランスを整えることができます。
G) 切開箇所の一時的な脱毛
後頭部の切開箇所の毛が傷に沿って一時的に脱毛します。
対応
ほとんどの場合再生しますが、最終的に数ミリ幅の脱毛が残ります。しかし、傷は髪の毛で覆われているため目立つことはありません。
また、タバコを吸われる方は毛が再生せず、脱毛範囲が1 センチ程度にまで広がることがあります。
H) 額凹凸
額の骨を切って固定した部分には段差ができます。通常表から見てわかるようなことはありませんが、皮膚の薄い人では目立つことがあります。
前頭洞という骨の空間が大きい場合削った骨を元に戻しても穴がふさがりきらないことがあります。この場合は露出した骨の空洞の部分が凹みになることがあります。
対応
凹凸の修正をご希望の場合、ヒアルロン酸注入で凹みを膨らますことができます。但し効果は永久には続きませんので必要に応じて注入を繰り返す(1 年に1 回程度)ことになります。
脂肪注入でも同様です。骨を直接修正するためには後頭部の傷を切開するか眉毛付近を切開して出っ張った骨を削る、凹んだ部分に人工骨を充てんする、骨の空洞に骨移植をするといった処置をさせていただきます。
I) 左右差
額の骨を切り取る大きさや固定する位置に左右のずれが生じますと額の輪郭に左右差が生じます。元々、顔の軸にずれがある、又は額の骨に左右差があるケースでは手術後に左右差が起こりやすくなります。
対応
修正をご希望の場合、額の出っ張りが小さいほうに対してヒアルロン酸や脂肪を注入して膨らみを作ることができます。
また骨の修正をするためには後頭部の傷を切開するか眉毛付近を切開して出っ張りの大きいほうの骨を削るか出っ張りの小さいほうに骨セメントを足す処置をさせていただきます。
J) 出っ張りの縮小効果が足りない
額の骨の形や厚み・前頭洞と呼ばれる骨の空洞の広がりによって、額の出っ張りを下げられる量は制限されます。
そのため骨を移動したり削ったりした量が少なく、効果が物足りないことがございます。また可能な限り額の出っ張りを下げてもご希望の縮小効果が得られないことがあります。
対応
修正をご希望される場合はCTにて骨の形や厚みを調べます。もし削ったり切り取ったりできる骨があると確認できましたら手術をさせていただきます。その場合、後頭部の傷を切開し骨を削るもしくは切り取ったり致します。
K) 凹みすぎと感じる
術後の額が思ったより平らになってしまったと感じることがあるかもしれません。
対応
修正をご希望の場合は、ヒアルロン酸や脂肪を注入して膨らみを作ることができます。
骨の修正をご希望の場合は、後頭部の傷を切開して骨セメントを使って額の骨を膨らませる処置をさせていただきます。
L) 目の焦点が合わない
眼球の腫れが原因です。
対応
腫れが引くにつれ焦点が戻ります。
M) 固定金属のレントゲン・CT・MRIに対する影響
骨を切った部位や骨を固定する金属製のプレートやワイヤーは画像に写ります。しかしCT やMRI の検査を受けて頂くことに支障はございません。
対応
レントゲン・CT・MRIいずれの検査も問題なく受けて頂けますが、骨セメントと固定金属は写ります。
人体に問題なく骨になじみの良い金属を使用しているため、原則的には抜去する必要はないと思いますが、どうしても気になる場合は、手術後4 ヶ月以降に抜去可能です。その場合、再度、後頭部を切開します。
額形成術(骨セメント)のよくある質問
術後間もない間は腫れにより額が膨らむため人目にわかってしまうかもしれませんが、前髪や帽子を深めにかぶることでカバー頂けます。
外出も問題なく、メイクもして頂けます。
傷は髪の毛に隠れるため外見上に傷が付くことはありません。
切開手術に抵抗のある場合は、ヒアルロン酸注入する方法もあります。
手術前に髪を細かくまとめるため、ご自身の髪に影響なく切開することが行うことが出来ます。
尚、術後は十分なアイシングによって大きな腫れを伴うことはなく、特に包帯などをすることもないので、いつもの状態でお帰りいただけます。
その方の元々の状態にもよりますが、額の形を美しく整えると同時に、エイジングケアにもなります。
体に及ぼす影響は考えにくく、皮膚にハリが出ることなどによる老化予防など良い影響のほうが大きいといえます。
術中の意識はないため痛みを伴うことはありません。
頬部・頸部フェイスリフトのトラブル一覧
A) 感染(化膿する)
手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。
対応
感染が起きた場合は、内服薬の服用、抗生剤の投与、洗浄をします。
また、感染がひどいケースでは、傷口の一部を再度切開し膿を出す必要があります。
B) 中縫いの糸(皮膚の下の肉を縫い合わせる糸)の露出
中縫いの糸(皮膚の下の肉を縫い合わせる糸)が出てくることがあります。
対応
中縫いの糸が露出した場合、放置していると化膿する危険がありますのでお早めにご来院ください。糸を取り除く処置をさせて頂きます。
C) 血が溜まる
手術後、傷の下で出血し大量の血が皮膚の下に溜まってしまい、こぶのように紫色に腫れ上がることがあります。
放置しておくと、皮膚が引っ張られ過ぎて血行が悪くなり皮膚が壊死する可能性がある為、緊急に処置が必要になります。
対応
傷口の一部を再度切開し、溜まった血を排出する処置を行わせて頂きます。
D) 皮膚の壊死
皮膚を引っ張って傷を縫い合わせる為、傷口の緊張が強く、皮膚の血行が悪くなります。その為、傷口付近の皮膚が壊死し、黒いかさぶたになることがあります。喫煙、術後の強い腫れ、大量の血が溜まるといったことが起きますと、引き上げた皮膚の血行が悪くなり、壊死する危険が高くなります。
対応
皮膚が壊死した場合は、状態により必要な処置をさせて頂きます。ほとんどの場合、壊死する範囲は小さいので、周りの皮膚が伸びてきて傷がふさがるのを待つことになります。その間、傷の治りを早める軟膏をお渡ししますので1 日2 回塗って下さい。
壊死してしまった部分の傷がふさがると赤黒い傷跡になります。傷跡は半年かけて徐々に白くなっていきます。
大変稀なことですが、壊死した範囲が非常に大きい場合は植皮移植をさせて頂くこともあります。
E) しわが残る
フェイスリフトでは耳の周りの切開線に向かって皮膚を引っ張りますので、切開部より離れた部分ほどシワが残る可能性があります。
特に鼻唇溝、マリオネットラインのシワは切開部より離れている為、改善はあまり期待できません。
対応
鼻唇溝やマリオネットラインのシワには、ヒアルロン酸の注入や自己の脂肪注入をおすすめいたします。
F) たるみが残る
口を開けたり閉じたりできるよう頬にはある程度のゆるみが必要です。そのゆるみの分だけタルミは残ります。
術中の腫れが強いた為、あるいは筋膜や皮膚にはりがない為、強く引き上げることができないことがあります。
その場合もたるみは残ります。
対応
術後に残ったタルミをとりたい場合、再度リフト手術をさせて頂きます。
但し、引き上げれば引き上げるほど傷口に緊張が加わり、H)・I)・L)の症状が出やすい為、やりすぎでない程度のリフトをおすすめいたします。
G) 引き上がりの左右差
骨格やたるみの左右差や術中の腫れの左右差のため、左右同じようにリフトをしてもタルミに左右差が生じることがあります。
対応
左右差が気になる場合は、たるみの多い方を再手術させて頂きます。但し、再手術を行っても完全に左右対称にならないことがあります。
また、再手術で引っ張ると、傷口の緊張が強くなって、傷がケロイドのように赤く盛り上がる、皮膚が壊死する、耳が変形するといったトラブルが起こりやすくなることをご理解下さい。
H) 引き上がりが強すぎる
術後3 ヶ月程は突っ張り感が強い、目がつり上がっていると感じることがあります。
対応
術後3 ヶ月程は突っ張り感が強いのですが、徐々にゆるみが出て馴染んできますのでお待ち下さい。
6 ヶ月経過しても上がりすぎていると感じる場合、引き上げた頬の皮膚をゆるめて下げる手術をさせて頂きます。
切り取った皮膚の隙間を埋めるために、皮膚移植が必要となる場合もあります。
I) 傷が赤く盛り上がる(ケロイド状)
切開部の傷が赤く盛り上がる場合があります。
対応
ステロイドの注射をすることにより、傷を平らにする処置を行います。
ステロイド注射は効果がでるまで1ヶ月間隔で繰り返す必要がございます。副作用としては皮膚が薄くなる、凹む、毛細血管が浮き出るといったことがございます。
J) 傷口にギャザーがよる
こめかみの生え際や耳の後面で皮膚を縫合しますが、皮膚のたるみが多いとつじつまが合わず、余った皮膚がギャザーのようによじれることがあります。通常半年程でなじんで目立たなくなりますがギャザーが残ってしまうこともあります。
対応
半年経過をみて頂くとギャザーは目立たなくなることが多いのですが、それでもギャザーが残ってしまった時には、切開線を延長してギャザーの原因である余った皮膚を切り取って縫い直させて頂きます。
K) 脱毛する(はげる)
体質により、髪の毛の生え際を切開した場合、一時的に脱毛することがあります。
頭の中の髪の毛が生えている部分を切開した場合は、一時的に傷の周囲が脱毛することがあります。
対応
傷の周囲の脱毛は半年程でほとんど治まります。頭の中の髪の毛が生えている部分を切開した場合は、最終的に2~5 ミリの脱毛が傷のように残ります。
◆ はげてしまった部分の周囲に皮膚の余裕があれば、再度切開し縫い縮めることにより、脱毛部分の幅を小さくすることができます。
他に植毛という方法もありますので、ご希望の場合にはご相談下さい。
L) 顔面神経麻痺(眉毛の動き、口の動きの麻痺)
手術操作の際に顔面神経が引っ張られてしまう場合があります。それによって術後しばらくの間、眉毛の動きや口の動き、笑った時の頬の動きに麻痺(左右差)が出る可能性があります。
対応
通常1 ヶ月から半年で自然に収まります。ごく稀に完全には麻痺が回復しないこともあります。麻痺が回復するまでの間、左右のバランスを整える目的で麻痺が出ている箇所とは反対側に、ボトックスを注射する方法もあります。
M) 頬のしびれ・知覚鈍麻
手術操作の際に頬の細かい知覚神経を切ることになりますので、頬の表面の知覚が鈍くなります。
対応
ほとんどの場合、3~6 ヶ月以内に自然に治まります。ごく稀に完全には元に戻らないこともあります。
N) 耳たぶが伸びる・耳の変形
術後にリフトの後戻りが起こる為、時間が経つにつれて耳が下方や前方に引っ張られてくることがあります。
その為、耳の変形が起こらないように、耳の周囲の皮膚を切り取るときには余りを残すようにしますので、手術直後は耳たぶがよじれたような形になります。
対応
2~3 ヶ月で落ち着きます。
予想以上に後戻りが起きたときには、耳たぶが伸びてしまいます。これに対しては以下のような治療を行わせて頂きます。
◆頬にたるみが残っている場合は、再度リフトをしてたるみを耳に向かって引き寄せ、耳たぶの皮膚縫合に緊張が加わらないように処置します。
◆頬にたるみが残っていない場合は、伸びてしまった耳たぶの付け根の皮膚を切開し、少し上に持ち上げた部分に耳たぶを付け直すことで対応できます。しかし、耳たぶの下の部分に傷が残りますことをご理解下さい。
O) 傷の段差・凹み
出来るだけ丁寧に縫合しておりますが、肌の性質により傷跡の段差や凹みが起こる場合があります。
対応
傷跡の段差や凹みが起こる場合は、CO2 レーザーを照射し、削って滑らかにする、ぼかす等の処置を行わせて頂きます。レーザー処置後は、治療部位に赤みが3ヶ月程残ります。
レーザーで修正できない程の大きな段差や凹みは、傷を切り取って縫い合わせる処置を行わせて頂きます。
P) 皮膚の表面の凹み(凹凸)
皮膚を縫い合わせた傷には強い緊張がかからないように、皮下の筋膜やリガメントや真皮に糸をかけて吊り上げておきます。そのため、皮膚の表面に凹みができます。3~4 ヶ月でなじんできて平らになります。しかし、皮膚のゆるみが強いと凹みが残ってしまいます。
対応
通常、4 ヶ月程で目立たなくなりますが、それまでの間に修正を希望される場合には、ヒアルロン酸を注射して凹みを浅くする処置をさせて頂きます。
半年しても凹みが残っている場合には、再度フェイスリフトの傷跡を部分的に切開して凹みの周りを剥離して引き伸ばす処置をさせて頂きます。
前額フェイスリフト術のトラブル一覧
A) 感染(化膿する)
前額フェイスリフトの手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。
対応
感染が起きた場合は、内服薬の服用、抗生剤の投与、洗浄を行います。
また、感染がひどいケースでは、傷口の一部を再度切開し膿を出す必要があります。
B) 中縫いの糸(皮膚の下の肉を縫い合わせる糸)の露出
中縫いの糸(皮膚の下の肉を縫い合わせる糸)が出てくることがあります。
対応
中縫いの糸が露出した場合、放置していると化膿する危険がありますのでお早めにご来院ください。糸を取り除く処置をさせて頂きます。
C) 血が溜まる
前額フェイスリフトの手術後、傷の下で出血し大量の血が皮膚の下に溜まってしまい、こぶのように紫色に腫れ上がることがあります。
放置しておくと、皮膚が引っ張られ過ぎて血行が悪くなり、皮膚が壊死する可能性がある為、緊急に処置が必要になります。
対応
傷口の一部を再度切開し、溜まった血を排出する処置を行わせて頂きます。
D) 皮膚の壊死
皮膚を引っ張って傷を縫い合わせる為、傷口の緊張が強く、皮膚の血行が悪くなります。その為、傷口付近の皮膚が壊死し、黒いかさぶたになることがあります。
喫煙、術後の強い腫れ、大量の血が溜まるといったことが起きますと、引き上げた皮膚の血行が悪くなり、壊死する危険が高くなります。
対応
皮膚が壊死した場合は、状態により必要な処置をさせて頂きます。ほとんどの場合、壊死する範囲は小さいので、周りの皮膚が伸びてきて傷がふさがるのを待つことになります。その間、傷の治りを早める軟膏をお渡ししますので1 日2 回塗って下さい。
壊死してしまった部分の傷がふさがると赤黒い傷跡になります。傷は半年かけて徐々に白くなっていきます。
大変稀なことですが、壊死した範囲が非常に大きい場合は皮膚移植をさせて頂くこともあります。
E) たるみが残る
額には目元を動かすためのある程度のゆるみが必要です。そのゆるみの分だけタルミは残ります。
対応
術後に残ったたるみが気になる場合は再度リフト手術をさせて頂きます。
※ 但し、引き上げれば引き上げるほど傷口に緊張が加わり、傷口のケロイド、脱毛、皮膚の壊死、額のつっぱり感等の症状が出やすいことをご理解下さい。やりすぎでない程度のリフトをおすすめいたします。
F) 額のしわが残る
① 切開部より皮膚を引っ張る為、切開部より離れた部分ほどタルミ、シワが残ります。
② 術後も眉毛を動かす筋肉に力を入れると、額にシワができます。
③ 皮膚に深く刻み込まれたシワは、リフトをしても完全に消すことができないことをご理解下さい。
対応
① 残ってしまった額、目元のシワには、ヒアルロンやボトックス注射で対処します。
② 筋肉の動きによって出来る額のシワを目立たなくするには、ボトックス注射を使います。
③ 刻み込まれたシワには、ヒアルロン酸注入や炭酸ガスレーザーで皮膚とシワを削る、あるいは、直接シワを切り取るといった方法があります。
G) 二重のラインが短くなる
二重の上に被さる皮膚が少なくなるため二重の折れ込みが浅くなり、目頭や目尻の二重の長さが短くなります。
対応
二重に被さるタルミが少なくなることで生じる必然的な結果です。
H) 引き上がりが強すぎる
術後3 ヶ月程は突っ張り間が強く出ることがあります。
対応
徐々にゆるみが出てなじんできますのでお待ちください。
6ヶ月経過しても上がり過ぎていると感じる場合、引き上げた額の皮膚をゆるめて下げる手術をさせて頂きます。切り取った皮膚の隙間を埋めるために、皮膚移植が必要となる場合もあります。
I) 傷の段差・凹み
出来るだけ丁寧に縫合しておりますが、肌の性質により傷跡の段差や凹みが起こる場合があります。
対応
傷跡の段差や凹みが起こる場合は、CO2 レーザーを照射し、削って滑らかにする、ぼかす等の処置を行わせて頂きます。レーザー処置後は、治療部位に赤みが3 ヶ月程残ります。
レーザーで修正できない程の大きな段差や凹みは、傷を切り取って縫い合わせる処置を行わせて頂きます。
J) 皮膚の表面の凹み(凹凸)
皮膚を縫い合わせた傷には強い緊張がかからないように、皮下の筋膜やリガメントや真皮に糸をかけて吊り上げておきます。
そのため、皮膚の表面に凹みができます。3~4 ヶ月でなじんできて平らになります。しかし、皮膚のゆるみが強いと凹みが残ってしまいます。
対応
通常、4ヶ月程で目立たなくなりますが、それまでの間に修正を希望される場合には、ヒアルロン酸を注射して凹みを浅くする処置をさせて頂きます。
半年しても凹みが残っている場合には、再度フェイスリフトの傷跡を部分的に切開して凹みの周りを剥離して引き伸ばす処置をさせて頂きます。
K) 傷が赤く盛り上がる(ケロイド状)
切開部の傷が赤く盛り上がる場合があります。稀にケロイドのような目立つ傷が残ることもあります。
対応
傷が赤く盛り上がってしまった場合は、ステロイドの注射をすることにより傷を平らにする処置を行います。
※十分な効果が得られるまで、1 ヶ月間隔で繰り返さなければならない場合もあります。
またステロイドの副作用として、皮膚や傷が凹む、細かい血管が浮き出るといったことがあります。
L) 脱毛する(はげる)
体質により、髪の毛の生え際を切開した場合、一時的に脱毛をすることがあります。
頭の中の髪の毛が生えている部分を切開した場合は、一時的に傷の周囲が脱毛することがあります。
対応
傷の周囲の脱毛は半年程でほとんど治まります。頭の中の髪の毛が生えている部分を切開した場合は、最終的に2~5 ミリの脱毛が傷のように残ります。
◆はげてしまった部分の周囲に皮膚の余裕があれば、再度切開し縫い縮めることにより、脱毛部分の幅を小さくすることができます。 他に植毛という方法もありますので、ご希望の場合にはご相談下さい。
M) 顔面神経麻痺(眉毛の動きの麻痺)
手術操作の際に顔面神経が引っ張られてしまう場合があります。それによって、術後しばらくの間、眉毛の動きに麻痺が出る可能性があります。
対応
通常1ヶ月から半年で治まります。ごく稀に完全には麻痺が回復しないこともあります。
麻痺が回復するまでの間、左右のバランスを整える目的で麻痺とは反対側にボトックスを注射する方法もあります。
N) 額のしびれ・知覚鈍麻
手術操作の際に頬の細かい知覚神経を切ることになりますので、額の表面から頭頂部の知覚が鈍くなります。
また、知覚が回復する際にかゆみを感じることがあります。
対応
ほとんどの場合、3~6 ヶ月以内に治まります。ごく稀に、完全には元に戻らないこともあります。
O) 額の広さの変化
頭髪内を切開し額の皮膚を上に引っ張ると、額が術前に比べ広くなります。
対応
元々額が広い方の場合は、頭髪内を切開する方法ではなく、生え際の髪の毛が生えていない部分の皮膚を取り除く方法をお勧めします。
P) 毛嚢炎
切開した傷の周囲は、髪の毛が生え揃うまで(術後1~3 ヶ月程)、毛膿炎が起きることがあります。
対応
毛膿炎が生じた場合は、状態に応じて薬を処方させて頂きます。
フェイスリフト(切って上げる)のよくある質問
額が広い方の場合は、毛の生え際で切開を行います。額は広くなることはなく、傷跡は3~6ヶ月程度赤くなりますが、時間の経過と共に徐々に目立たなくなっていきます。髪型やメイクでカバー頂けます。
額が狭い方の場合は頭髪内で切開となり、多少額が広くなる場合があります。傷跡がは毛で隠れるため、外見上から見えることはなく、手術直後から目立ちにくいです。
但し、引き上げる部分から離れるほどリフトアップの効果も少なくるため、額のしわやたるみが気になるという場合は額リフトが適していますが、目元のたるみそのものを修正したい場合は、上眼瞼リフトや上まぶたたるみ取りなどの施術をおすすめ致します。
手術後1週間はフェイスバンテージを装着頂くため、1週間のお休みがあると安心です。
また、筋膜や靱帯(リガメント)を使ってタルミを引き上げる手術法を用いることで、傷口に緊張がかからないため耳たぶの変形や傷痕が幅広く引き延ばされてしまうことはありません。
手術後2~3カ月程度は赤みがありますので、お化粧や髪型でカバー頂けます。
術後は通常の老化が起こってくるため、新たなしわやたるみが徐々に発生してきますが、リフトによって引き上げたことで老化をゆるやかにし、しわやたるみができにくくなります。
時間の経過と共に徐々に馴染み、炎症も消失しますが、完全になくなるまでには1~2ヶ月要することもあります。
術中の意識はないため痛みを伴うことはありません。
口角挙上術のトラブル一覧
A) 感染(化膿する)
口角挙上の術後治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合は感染が疑われます。
放置すると皮膚が破れ、膿が出て傷跡が残りますので、そうなる前に治療が必要です。
対応
処置として、皮膚の中に埋めている糸の抜去、内服薬の服用、抗生剤点滴投与を1 週間行います。
B) 傷口が開く
稀に糸が外れたり、傷口の治りが悪く、傷口が開いてしまうことがございます。
対応
糸が外れて傷が開いてしまう場合は、再縫合させていただきます。
C) 中縫いの糸の露出
中縫いの糸(皮膚の下の組織を縫い合わせる糸)が露出することがあります。
対応
放置していると化膿する危険がありますのでお早めにご来院ください。糸を取り除く処置をさせて頂きます。
D) 傷跡の段差・凹み
縫合は丁寧に行っておりますが、肌の性質、縫合部の緊張やズレにより傷跡の段差や凹みが起こる場合があります。
対応
傷跡に段差や凹みが起きた場合には、CO2 レーザーで削って滑らかにする、ぼかす等の処置を行わせて頂きます。
※ レーザー処置後は治療部位に赤みが約3 ヶ月程度続くことをご了承下さい。
また、レーザーでは治療できない大きな段差は手術によって切り取って縫合致します。
※ これらの処置を行っても、傷跡が完全に消えるわけではない事をご理解下さい。
E) 傷が赤く盛り上がる
特に口の周りは切開部が動きやすいため、傷が治る過程で、赤く盛り上がることがあります。
1 度に切除する量が多い程、傷に緊張がかかり赤く盛り上がりやすくなります。また、体質的に盛り上がりやすい方もいらっしゃいます。
対応
傷が赤く盛り上がってしまった場合は、ケナコルト(ステロイド)注射で対処します。
十分な効果が得られるまで1 ヶ月に一度、注射を繰り返さなければならない場合があります。
ステロイドの副作用として、傷が凹む、毛細血管が浮きでるといった事があります。
F) 傷が残る
この手術は皮膚の表面を切開する為、最終的に皮膚の表面に傷が残ります。
対応
傷は時間の経過とともに目立ちにくくはなりますが、完全に消えることはありません。
G) 左右差
口角の上がり方に左右差が起こる。
対応
口角の上がり方に左右差が起こった場合、上がっている方の口角に合わせ、反対側の口角挙上を再度行い対応できます。
※ 但し、修正手術を行っても完全な左右対称にはならないことをご理解下さい。
H) 口角が上がり過ぎたと感じる
口角が上がり過ぎたと感じる場合、傷が柔らかくなることで多少の後戻りがありますので、経過をみて頂きます。
対応
6 ヶ月が経過しても、上がり過ぎだと感じる場合は、ご希望により口角に皮膚移植を行います。しかし、傷跡が残る為お勧めはしません。
I) 口角がまだ下がっている(挙上効果が足りない)
口角がまだ下がっていると感じる。
対応
口角がまだ下がっていると感じる場合、ご希望であれば再手術は可能です。
※ 2 回目の手術は、初回の手術より切開部が広がる為、初回よりも傷が長くなることをご了承下さい。
J) 感覚麻痺
口角部分の細かい神経を触る為、口角付近の感覚が麻痺したり、しびれを感じたりすることがあります。
対応
通常3~12 ヶ月程でなくなりますが、まれにしびれが残ることもあります。
K) 口唇の形が変わる
赤い口唇が厚く見えるようになる、口唇がめくれ上がってくる、または、口唇の外側が持ち上がって口唇の輪郭が変わるといった口唇の変形が起こります。
対応
この変化はこの手術に伴って起こるものです。
L) 口角の外側のしこり、膨らみ
口角の筋肉を短縮するため、皮膚の下を剥離します。筋肉を縮めたことによって、余った皮膚が膨らみとして残ることがあります。また剥離した傷が硬くなって、しこりになることがあります。
対応
傷が柔らかくなりますと、しこりは目立たなくなります。ケナコルト(ステロイド)注射にて対処します。
余った皮膚が原因でできた膨らみは皮膚を切り取ることで対応できます。
切除をした後は傷跡が長くなることをご了承下さい。
M) 口角のしまりが悪い
口角の筋肉を剥離したり、カットしたりするため、口角のしまりが一時的に悪くなり、水や食事が口角からこぼれることがあります。
対応
通常1ヶ月程で筋肉が回復したり、傷が縮んだりして口角がしまります。
N) 口角の突っ張り感
手術によって傷跡ができます。
対応
傷跡の組織は正常の皮膚や粘膜と比べると硬いため口を大きく開いた時に突っ張り感を感じることがありますが、日常生活に差し障りを生じるようなことはありません。
口角挙上のよくある質問
術後間もない時は触れたり、表情によって軽い痛みや違和感はありますが、日常生活に大きな支障はございません。
時間の経過や傷の馴染みと共に徐々に落ち着きますが、1~2カ月程かかることもあります。
患者様のご希望をお伺いし、身体へのご負担を考慮した麻酔方法をご案内させて頂いております。
ヒアルロン酸注入のトラブル一覧
アレルギーをおこす
ヒアルロン酸はもともと人間の体内にある物質ですが、ごく稀にアレルギーを起こすことがあります。
異常な赤みや腫れ・熱感等の症状が注入後から、または、数日後から約2 週間の間に出ます。
対応
アレルギーを起こした場合、抗アレルギー剤の内服や点滴(ステロイド)を受けて頂く為に通院が必要になります。
また、注入したヒアルロン酸はヒアルロン酸分解注射で溶かす処置をさせて頂きます。
皮膚の壊死
血管内にヒアルロン酸が注入される、あるいは注入によって皮膚がパンパンに膨らんで緊張が強くなると皮膚の血流が悪くなります。血行障害を起こした皮膚は数時間後には紫色や赤色になり、痛みを伴います。
血行が悪いままにしておくと、皮膚が萎縮して凹みや赤みを残すことになります。
また血流が非常に悪くなると、皮膚が壊死して黒いかさぶたになってしまいます。
対応
異常を感じた時には、早急に来院して頂くようお願い致します。
血流障害が疑われる場合には、ヒアルロン酸を溶かす処置(ヒアルロン酸分解注射)を行わせて頂きます。
できるだけ早く、皮膚が壊死する前に治療を行うことが大切です。
皮膚が壊死した場合には、周りから皮膚が伸びて傷が閉じるように軟膏を処方させて頂きます。
当院では血管内への注入を防ぐために、注入部位によっては先端が鈍くなった太い針を使用致します。
しびれが生じる
神経に注射の針があたって、しびれを生じることがあります。
対応
自然な回復をお待ちいただかなければなりません。
回復するのに1ヶ月程、長くて3 ヶ月程かかることもあります。
注入部が凸凹になる
特に目の周りなどの皮膚の薄い部分では凸凹が目立ちやすくなります。注入したヒアルロン酸が均等に広がっていないと皮膚の表皮に凹凸ができてしまいます。
対応
マッサージをしていただきますと、ヒアルロン酸が周りになじんで凸凹や膨らみが滑らかになります。
膨らみ過ぎてしまう
注入後1~2 週間はむくみのため、注入部が膨らみすぎていると感じるかもしれません。
また、ヒアルロン酸が一部にかたよっていると、その部分が膨らみすぎてしまいます。
対応
まずは2 週間程経過をみていただき、その間、注入部位をマッサージしてヒアルロン酸を周りになじませて下さい。
それでも注入部位が膨らみすぎたと感じる場合には、ヒアルロン酸分解注射で溶かして注入部位を小さくすることが可能です。
凹みが残ってしまう
注入するヒアルロン酸の量が少ないと、凹みが残ってしまいます。法令線やマリオネットラインのようなシワはヒアルロン酸を大量に注入しても完全に消えることはありませんのでご了承下さい。
対応
ヒアルロン酸の注入量不足が原因ですので、凹みをさらに浅くすることをご希望の場合は、ヒアルロン酸を追加注入されることをおすすめ致します。
法令線やマリオネットラインのようなシワは、ヒアルロン酸を大量に注入しても完全に消えることはありませんのでご了承下さい。
しこりが触れる
同一箇所に多量のヒアルロン酸を注入した場合、しこりのように感じる場合があります。
対応
経過に問題はありませんが、気になる場合は、強くマッサージをしていただくと、しこりを散らすことができます。
それでもしこりが残ってしまう場合はヒアルロン酸分解注射で溶かすことが可能です。
感染(化膿する)
注入部の熱感、痛み、腫れ、赤みが増し続けたり、その症状が長引く場合には感染が疑われます。
対応
感染が起きた場合、内服薬の処方、抗生剤の投与のため通院が必要になります。
またヒアルロン酸を溶かす処置(ヒアルロン酸分解注射)を行わせて頂きます。
稀ではありますが、感染がひどい場合には、切開をして膿を出す必要があります。
ヒアルロン酸注入のよくある質問
注入された部位にしこりのような硬さを不感じることがありますが、1週間程でなじんできます。
その場合1~2週間程で消失し、その間お化粧でカバー頂けます。注入箇所は1週間程で馴染んできます。
4年以上効果が持続しているケースもあります。
グラマラスラインのトラブル一覧
白目の腫れ(浮腫)
グラマラスラインの術後、白目を覆っている膜が、ゼリー状に膨らむことがあります。
対応
白目の腫れ(浮腫)は、時間と共に消失しますが、腫れ大きい場合は、まぶたを1 週間程縫い合わせる処置を行うことで、回復を早めることが出来ます。
下げ幅の左右差
グラマラスラインの手術後、下げ幅に左右差を感じることがあります。
対応
手術後1 週間目の検診時、下げ幅に明らかな左右差が生じている場合はこの時に調整を行います。2 週間以降に左右差が現れた場合は、術後4 ヶ月以降に調整を行います。
希望の下げ幅と異なる
グラマラスラインの下げ幅が希望より大きく、または小さくなる場合があります。
対応
下げ幅が希望より大きく、または小さくなった場合は、調整を行います。
目が閉じづらい
手術後、腫れや下まぶたの開きが大きくなることにより、目が完全に閉じない時期があります。
また、乾燥などにより角膜への障害が起きることがあります。
対応
お渡しする処方薬をご使用下さい。通常、むくみが落ち着くと症状は緩和されます。
もし眼科医から目の開きを小さく(下げ幅を狭くする)ようにアドバイスを受けられた場合には、下げ幅を狭くする処置を行います。
目のチクチク感
目の裏を縫った糸がほどける、逆まつげになる、中縫いの糸が出てくる、といったことが起こりますと、糸の先端や毛先が眼球にあたり傷を作ることがあります。
対応
通常は抜糸を必要としない手術ですが、出来るだけ早めに糸を抜く処置を行わせて頂きます。
逆まつげ
下まぶたの裏側の組織を短くして、下へ引っ張るため、表の皮膚が余って逆まつげ(内反)が起こることがあります。
対応
下まぶたの余った皮膚をまつげの下で取り除く手術を行いまます。基本的に、手術後1 ヶ月以上の経過を待ってからの判断となります。
逆まつげ修正の手術を受けますと涙袋が小さくなる、あるいは涙袋がなくなることがありますことをご了承ください。
中縫いの糸が出てくる
中縫いの糸(皮膚の下の組織を縫い合わせる糸)が露出することがあります。
対応
放置していると化膿する、あるいは眼球を傷つける危険がありますのでお早めにご来院ください、糸を取り除く処置をさせて頂きます。
手術前の状態に戻る
グラマラスラインの手術後、縫い縮めた筋肉や筋膜がゆるんできますと、下げ幅に戻りが生じ、手術前の状態に戻ることがあります。
対応
手術前の状態に戻った場合は再手術をさせて頂きます。
感染(化膿する)
グラマラスラインの手術後、下まぶたに赤み・腫れ・痛み・熱感が増したり、長く続く場合は、感染の疑いがあります。
対応
感染が起きた場合は、抗生剤の投与を行います。膿が溜まっている場合は、必要に応じて傷を再度開ける、もしくは新たに切開し膿を出す処置を行います。
血が溜まる
術後に傷の中で出血しますと、血が溜まってまぶたが腫れ上がります。血が溜まったままにしておきますと、感染やしこりを作る恐れがあります。
対応
出来るだけ早く処置する必要があります。その際は再度傷を開け、溜まった血を排出します。
傷が開く
稀に糸が外れて、傷が開いてしますことがあります。
対応
傷が開いた場合は、再度、縫合します。
白目や角膜の損傷
大変稀なことですが、可能性は否定できません。手術中に、手術器具が当たる、あるいは糸やまつ毛の先端が当たって眼球の表面に傷がつくことがございます。
対応
白目や角膜の損傷や眼球に火傷が生じた例も報告されています。状態に応じた処置や対応を行います。
眼球の火傷
大変稀なことですが、可能性は否定できません。手術中に血を止めるための電気メスやバイポーラによって発生した熱で、眼球の表面に火傷を作る可能性があります。
対応
白目や角膜の損傷や眼球に火傷が生じた例も報告されています。状態に応じた処置や対応を行います。
目の焦点が合わない
非常に稀ですが、眼球を動かす筋肉が手術の影響で麻痺したり、弱ったりすると、左右の目の動きが調整できなくなり、物が二つに見えることがあります。
対応
物が二つに見える症状は、筋肉が回復してくると自然に治ってきますが、複視(物が二重に見える症状)が残ることえることもあります。
『その他』手術前の状態に戻す
手術前の状態に戻したいとご希望の場合は、再度手術を行います。
※手術を行っても手術前の状態に完全には戻らないケースや、左右差が出来てしまうことがありますことをご了承ください。
グラマラスラインのよくある質問
術中の意識はないため痛みや恐怖を感じることはありません。
術中にご本人様自身でデザインの確認が出来ますので、ご希望通りに仕上がります。
皮膚側からの場合は1週間後に抜糸がございます。 下まつ毛の際部分に切開線は出来ますが、時間の経過と共にほとんどわからなくなります。
手術直後に結膜浮腫が生じる可能性がある場合には、約1週間程閉眼処置を行う場合もございます。
グラマラスラインは下まぶたを下げてたれ目にし、目の縦幅を大きくする手術です。ボトムの位置を変えることは出来ますが、横幅に広げることは出来ません。
目尻切開とグラマラスライン手術を併せて行えば、目を下と外に向かって広げることがます。
逆さまつ毛手術と同時にする場合は、皮膚側からのアプローチになるため、下まつ毛の際部分に傷は出来ますが、
落ち着けば目立つことはありません。
まれに白目部分が真っ赤になる場合や、結膜浮腫起きた場合にはもう少しお時間かかることがあります。
時間の経過とともに落ち着きますが、その間はお化粧でカバー出来ます。
診療時間:10:00~19:00
(大阪院のみ 9:00~18:00)
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