
この記事の監修
仲宗根 医師
ヴェリテクリニック 医師
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鼻は顔の中心パーツであり、鼻が大きいことがコンプレックスに感じている方も多いです。
鼻の大きさは簡単に変えることが難しく、悩みを解決できる方法として鼻の美容整形があります。
この記事では、大きい鼻で悩んでいる方に向けて、鼻が大きく見える原因や特徴、鼻を小さくするための方法など、詳しく解説します。
目次
鼻がでかいとは?大きく見える鼻の特徴

まず、大きい鼻とはどのような大きさや形なのか、鼻の特徴についてみていきましょう。
「鼻がでかい」と感じている方の中でも、さまざまなパターンがあります。
鼻が全体的に大きい
鼻筋や鼻先、小鼻を含めて全体的に鼻が大きいことや鼻の太さがしっかりしているとインパクトのある鼻に見えやすくなります。
また、目や口、耳などの部位が鼻の大きさより小さい場合は、より鼻の存在感が出てしまい、目立つ場合があります。
鼻の先端が丸く膨らんでいる(団子鼻)
鼻の先端が丸く膨らんでいる鼻は団子鼻とも呼ばれています。
鼻先に厚みがあると、団子のような形が目立つため、鼻が大きく見えてしまう場合があります。
また、団子鼻は鼻先が強調されるので、鼻筋が低く見えてしまい、横から見た時にのっぺりとした印象になってしまいます。
鼻が横に広がっている(にんにく鼻・あぐら鼻)
鼻先と小鼻に丸みがあり、横に広がっている鼻は、一般的に「にんにく鼻」と呼ばれることがあります。
笑った時に小鼻がさらに広がって強調されるため、鼻が大きく見えることがあります。
また、小鼻が横に広がった形状があぐらをかいているように見える鼻を「あぐら鼻」と呼ぶこともあります。
これらの鼻の形状は、鼻に皮下脂肪が多く、小鼻に厚みがあると鼻全体が大きく見えてしまうことが原因と考えられます。
鼻の穴が大きい
鼻先が上向きであったり、小鼻が大きい方は、鼻の穴が大きく見えてしまう傾向があります。
鼻の穴の大きさには、遺伝的要因が大きく関わっています。
鼻が高い・鼻が長い(鷲鼻・わし鼻)
鼻筋の通った鼻に憧れる方も多いですが、鼻筋が強調されすぎてしまうと、インパクトが強くなり、鼻が大きく見えてしまいます。
特に、鷲鼻と呼ばれる鼻筋の中央が突き出て鼻先が尖った鼻で悩んでいる方は多いです。
また、鼻自体が大きくなくても、鼻筋が長いと鼻が大きく見えてしまう場合もあります。
鼻がでかくなる原因は?

鼻がでかく見える原因には、主に以下のようなことが考えられます。
遺伝や骨格
鼻の大きさや形は遺伝的な要因が強く、骨格によって影響を受けやすい傾向があります。
遺伝は、骨格や軟骨の形状、肌質など、さまざまな部位で関係しており、鼻の大きさも遺伝の一つとして受け継がれやすいと言われています。
例えば、家族が団子鼻の方だと、子供も団子鼻になる確率が高くなります。
そのため、鼻が元々大きい原因には、遺伝による影響が強いと言えるでしょう。
脂肪
鼻や小鼻は脂肪がつきやすく、鼻に厚みがある方は、脂肪が多く鼻が大きい傾向にあります。
また、体重が増加すると、顔に脂肪がつきやすくなるため、鼻にも脂肪がついていきます。
遺伝によって元々鼻に脂肪が多く、鼻が大きく見える方もいます。
手術以外で鼻の脂肪を落とす手段として、脂肪溶解注射が挙げられます。
むくみ
睡眠不足などの不規則な生活や塩分、水分の過剰摂取が原因で、顔がむくみやすくなります。
鼻だけが浮腫むことはなく、顔全体が浮腫んだ時に鼻や鼻まわりが膨らんで見えることがあります。
リンパの流れが滞ってしまうと、鼻先や小鼻に老廃物が溜まって、鼻が大きくなる場合もあるので、日頃から生活習慣の見直しやリンパマッサージを行うとよいでしょう。
加齢
年齢とともに顔や首元の脂肪が減っていき、鼻が大きく突き出しているように見えることがあります。
また、加齢や生活習慣が原因で鼻まわりの骨格が変化したり、コラーゲンやエラスチンの減少によって皮膚のたるみが起きると、鼻が大きく見える場合があります。
そのため、顔全体の脂肪減少やたるみ、頬のコケなど、老化による顔の変化で鼻が大きく見えることも考えられます。
でかい鼻を小さくする方法とは?

鼻の大きさや小鼻の厚みを自力で小さくすることは難しく、セルフケアで行える方法としてはメイクやマッサージを行う方法があります。
メイクで鼻を小さく見せる
鼻の大きさを簡単に変えることは難しいですが、メイクで鼻を小さく見せることができます。
まず、鼻筋の両側と小鼻のキワに沿って、肌の色よりワントーン暗めのノーズシャドウを入れます。
次に、鼻筋と鼻先にハイライトを入れることで、立体感のある鼻に見せることができます。
また、大きい小鼻が気になる方は、コンシーラーを小鼻の前と横にのせて、指で馴染ませると、小鼻の大きさをカバーすることも可能です。
マッサージでむくみを解消する
フェイスマッサージで根本的に鼻の大きさを改善することはできませんが、顔のむくみを解消したり、予防することで、すっきりとした印象になります。
特に、鼻のまわりには老廃物や脂肪が溜まりやすいので、むくみで鼻を大きく見せないためにもリンパの流れを促進させると良いでしょう。
顔のマッサージを行う際は、フェイスクリームや乳液、オイルなどを使用し、摩擦による負担を与えないようにしましょう。
鼻の美容整形を受ける
前述のとおり、大きい鼻で悩んでいる方にはさまざまなタイプがあります。
鼻整形には、メスを使用しない施術や一回の施術で半永久的に効果が続く施術など、色々な方法があるので、悩みに合った鼻整形を選ぶことができます。
鼻はセルフケアで改善が難しい部位でもあるので、悩みやコンプレックスを解消し、理想の鼻に整える方法として鼻の美容整形がおすすめです。
鼻を小さくするおすすめの美容整形は?
でかい鼻の悩みを解決できる鼻の美容整形には、主に以下の方法があります。
鼻尖形成術+鼻尖縮小術
鼻尖形成術と鼻尖縮小術を合わせた鼻整形では、鼻先の膨らみが目立って大きく見える団子鼻を改善できます。
特に団子鼻は日本人に多い鼻の形と言われており、鼻尖縮小術で皮膚の厚みを改善し、上向きの鼻先をシャープな鼻に整えることができます。
ヴェリテクリニックの鼻尖縮小術では、施術後の再手術が困難にならないよう、鼻先の軟骨をできるだけ傷つけず、温存する方法を行なっており、仕上がりも自然で美しい鼻に変えられます。
- 団子鼻で悩んでいる人
- 鼻先が下に向いている人
小鼻縮小術

担当医:積山 真也
施術名 | 料金・リスク |
---|---|
隆鼻術+眉間プロテーゼ挿入術(オーダープロテーゼ) | 770,000円 |
内出血、感染、プロテーゼがズレるなど | |
鼻翼基部プロテーゼ挿入術(貴族手術)オーダープロテーゼ | 440,000円 |
内出血、感染、異物感など | |
鼻翼縮小術(内・外・上) | 495,000円 |
鼻の穴の左右差、小鼻の引きつれ感、傷跡など |
※当時の価格で現在とは異なる場合があります
小鼻縮小術(鼻翼縮小術)は、大きく広がった小鼻を小さくし、すっきりとした鼻に整える施術です。
小鼻縮小術は、傷跡が目立たない部分を数ミリ切除し、顔全体とのバランスを調整しながら丁寧に縫合していきます。
そのため、目立つ傷跡はほとんどなく、自然な仕上がりになります。
- 小鼻が丸く厚みがある人
- 鼻の穴が大きい人
鼻翼挙上術

担当医:李 政秀
施術名 | 料金・リスク |
---|---|
鼻翼挙上術 | 330,000円 |
傷跡の盛り上がり、段差、凹みなど | |
鼻孔縁挙上術 | 330,000円 |
鼻孔縁の左右差、傷跡の段差、凹みなど |
※当時の価格で現在とは異なる場合があります
鼻翼挙上術(びよくきょじょうじゅつ)は、鼻翼を上に持ち上げ、小鼻を調整することで、すっきりとしたバランスのよい鼻に整えることができます。
鼻翼の位置を上げると、大きくインパクトのある小鼻を目立たなくすることができるので、小鼻が長い方や鼻翼が下がって見える方におすすめです。
鼻翼挙上術は、鼻翼縮小術と合わせて施術を行うことが多く、より希望の仕上がりイメージにあったデザインに整えることが可能です。
- 小鼻が大きく、鼻翼が下がって見える人
- 小鼻が長い人
鼻孔縁挙上

担当医:李 政秀
施術名 | 料金・リスク |
---|---|
鼻孔縁挙上術 | 330,000円 |
鼻孔縁の左右差、傷跡の段差、凹みなど | |
鼻翼挙上術+鼻翼縮小一ヶ所 | 495,000円 |
小鼻のつっぱり感、鼻翼鼻孔の左右差など |
※当時の価格で現在とは異なる場合があります
鼻孔縁挙上(びこうえんきょじょう)は、垂れ下がった鼻孔縁を切除し、上に持ち上げる施術です。
大きく厚みのある小鼻は、鼻が大きく重たい印象になってしまいます。
鼻孔縁挙上では、鼻孔縁の厚みをなくし、スマートな小鼻に整えることができます。
- 小鼻が大きく、厚みがある人
- 鼻孔縁が垂れ下がっている人
ワシ鼻修正

担当医:森島 容子
施術名 | 料金・リスク |
---|---|
隆鼻術(オーダープロテーゼ) | 440,000円 |
内出血、観戦、プロテーゼがズレるなど | |
鼻骨骨切り幅寄せ術+ワシ鼻形成術 | 990,000円 |
内出血、鼻閉感、骨切りの段差など | |
鼻中隔延長術+肋軟骨移植術 | 990,000円 |
内出血、感染、鼻閉感など |
※当時の価格で現在とは異なる場合があります
ワシ鼻修正は、鼻筋の中央に突き出た段鼻を切除し、滑らかな鼻筋に整える施術です。
大きく強そうな印象の鼻をスマートな鼻筋に変えることができるので、すっきりとした顔立ちになります。
ワシ鼻修正で骨を削ることに抵抗がある方は、鼻筋にヒアルロン酸を注入したり、プロテーゼを挿入する方法もあるので、カウンセリングの際に最適な施術プランをご提案しています。
- 鼻筋の中央が突き出ている人
- 鼻全体が大きく、ゴツゴツした鼻筋で悩んでいる人
ヴェリテクリニックの鼻整形の特徴

鼻整形は、ほんのわずかな違いでも顔の印象が変わるため、医師のスキルによって仕上がりが大きく左右される施術でもあります。
ヴェリテクリニックの鼻整形の特徴について紹介します。
- 鼻整形の症例や実績が豊富
- 鼻整形の知識と高いスキルを持った医師が在籍している
- 型のない完全オーダーメイドのプロテーゼを作成している
- 施術後のアフターケアも細かく対応している
ヴェリテクリニックでは、鼻整形の症例実績が豊富で、知識や高いスキルを持った医師が在籍しています。
カウンセリングの際に、悩みや希望の仕上がりイメージを丁寧に伺い、3Dシュミレーションを用いて、一人ひとりに合った最適な施術方法をご提案しています。
また、プロテーゼを挿入する施術では、患者様の骨格や顔とのバランスが合ったプロテーゼを型から作成しています。
そのため、一人ひとりの鼻にしっかり密着するプロテーゼを作成することができ、施術後にズレや段差ができるリスクが低く、より自然で美しい仕上がりになります。
施術後の万が一のトラブルにも、万全のアフターケア体制で対応しているので、安心して施術を受けていただけます。
鼻の大きさに関するよくある疑問
最後に、鼻の大きさに関する質問をピックアップしてご紹介します。
年齢とともに鼻が大きくなるのはなぜ?
年齢とともに鼻が大きくなるのは、加齢によって骨密度が低下していき、骨格が変化して鼻が平べったく見えることが原因です。
また、年齢とともに顔のたるみも進行していくので、顔全体の印象も変わっていきます。
予防策として、鼻の美容整形だけでなく、顔のリフトアップや他の施術と併用して、鼻を小さく見せることが可能です。
「鼻がでかい」の基準は何センチから?
鼻の大きさや高さに明確な基準はありませんが、日本人の平均的な鼻の高さは、小鼻の付け根から鼻先にかけて、女性で約2.8センチ、男性で3センチと言われており、それ以上の高さがあると、鼻が大きい印象になる可能性があります。
しかし、一人一人の骨格や目、口などの大きさによっても、印象が変わるので、一概に何センチ以上は鼻が大きいと断定するのは難しいと言えます。
また、小鼻に厚みや長さがあると、存在感が出て大きく見える場合もあるので、「鼻が大きいかも」と悩んでいる方は一度カウンセリングで相談してみましょう。
鼻をほじりすぎると鼻はでかくなる?
鼻をほじりすぎると、鼻がでかくなると耳にすることがありますが、小鼻の皮膚も厚みがあるので、鼻をほじっただけで鼻が大きくなることはありません。
しかし、長期的に鼻の穴を広げるようにほじっていると、小鼻が大きくなる可能性があります。そのため、鼻の穴をむやみに広げないように注意しましょう。
また、鼻をほじる際に爪で粘膜を傷つけてしまい、鼻血や感染症を起こす恐れもあるので、なるべく鼻を傷つけないようにしましょう。
まとめ
今回は、鼻が大きい原因や鼻を小さくする方法、おすすめの鼻整形について解説しました。
- 大きく見える鼻にはさまざまなタイプがある
- 遺伝や骨格、加齢などが原因で鼻が大きく見えることがある
- 鼻はセルフケアで小さくすることは難しい
- 鼻を確実に小さくする方法として鼻の美容整形がおすすめ
- 鼻整形にはさまざまな種類があり、自分の悩みに合った施術を選ぶことが大切
鼻の大きさは一人ひとり顔全体とのバランスによって異なりますが、悩みやコンプレックスを解消するためには、鼻整形も一つの選択肢と言えます。
ヴェリテクリニックでは、鼻整形の経験豊富な医師がカウンセリングから施術まで行なっています。
3Dシミュレーションを用い、仕上がりイメージだけでなく、不安や疑問点も丁寧に説明いたします。鼻の大きさでお悩みの方は、ぜひお気軽にカウンセリングでご相談ください。