
鼻中隔延長術~第5章 : きれいな鼻先を作るための工夫
第5章 : きれいな鼻先を作るための工夫 目次
鼻先の中でもどこを延長するのか
術後の仕上がりにとって、もう一つ大切なことは、鼻先のどの部分を延長するのかを選ぶことです。
鼻先の上の方か、鼻先と鼻柱の中間部か、もっと下の鼻柱部を中心に移動するのかによってできあがる鼻の印象が全く違ってきます。
[鼻先と鼻柱の中間部を延長]
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[鼻柱部を中心に移動]
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きれいな鼻先を作るための工夫
鼻中隔延長術では鼻中隔軟骨の先端に軟骨を縫いつけます。
この継ぎ足した軟骨の先端に鼻先の軟骨(大鼻翼軟骨)を縫い寄せることによって、大鼻翼軟骨を前方や下方に引っ張り出してきます。
鼻先の土台となっている大鼻翼軟骨が移動することによって鼻先全体が伸びてくることになります。
大鼻翼軟骨が大きくてしっかりしている方では、大鼻翼軟骨を引っ張り出すだけで素敵な鼻先を作ることができます。
しかし、そういったケースは稀で、大鼻翼軟骨を移動するだけでは鼻先の高さやシャープさが足りません。
そこで、大鼻翼軟骨の先端に軟骨を積み重ねて、高さや形を整えます。これには、比較的軟らかくて加工のしやすい耳の軟骨を用います。
隆鼻術や眉間プロテーゼを併せて行う
鼻中隔延長術を希望される患者様の多くは、鼻筋があまり通っていません。
また、鼻中隔延長術によって鼻先が高くなると、鼻筋と鼻先の高さのバランスが悪くなって、鼻先だけが妙に飛び出てしまいます。

そのため、鼻中隔延長術に合わせて、鼻筋を高くする隆鼻術や眉間のプロテーゼを同時に行うことが少なくありません。というか、鼻中隔延長術だけ単独で行うケースは稀と言えます。
もちろん、隆鼻術や眉間のプロテーゼが必須ということではありせんので、患者様の現在の状態と希望される鼻の形を考えて検討する必要があると思います。
第6章は「鼻の手術を受けたら鼻先が上を向いてしまった患者様の悩み」です。
L型プロテーゼを入れて鼻を高くしてもらったら、鼻先が上を向いてしまった。あるいは、鼻尖縮小を受けて鼻先を細くしてもらったら、鼻先が上を向いてしまった。など、さまざまな修正手術についてのお話です。
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