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ボトックスによる小顔効果

小顔効果

ボトックスを筋肉に注射するとその動きを止める作用があります。
動かなくなった筋肉は1ヶ月ほどで痩せます。
この筋肉を萎縮させる効果を使って、えらの筋肉(咬筋)にボトックスを注射するとえらの張った顔を小顔にすることができます。

えらの筋肉の全体にボトックスを打った場合と、部分的にボトックスを打った場合では小顔効果の結果に違いが見られます。
青い丸のマークで示した、筋肉の上3分の1の部分も含めて、筋肉全体にボトックスを注射しますと

えらが細くなるとともに頬骨のすぐ下の部分が凹みます。
この結果を小顔効果が大きくてよいという人もいれば、頬がこけて老けて見えるから嫌、あるいは頬骨の出っ張りが目立つから嫌という人もいます。

通常は筋肉の上3分の1は避けてボトックスを注射します。

すると顔の下3分の1が痩せて見え、フェイスラインがシャープになります。頬骨が目立つこともありません。

この患者さんは、顔の横幅が広いのが目立ちます。
この原因はえらの筋肉ではありません。
横顔をみてみると耳の前から下の部分が膨らんでいるのがわかります。
これは唾液を作る耳下腺という組織が異常に大きいのが原因です。
ボトックスには唾液腺の活動を抑えて、唾液腺を萎縮させる効果があります。
耳下腺肥大に対するボトックスの小顔効果 横顔

耳下腺肥大に対するボトックスの小顔効果 正面