外見上に傷は出来ません。
基本的にはクローズ法で鼻の中で行うため、皮膚表面に傷は出来ません。
オープン法の場合は鼻柱に傷が出来ますが、丁寧な縫合と目立ちにくい箇所のため術後傷が目立つことはございません。
1ミリ~2ミリの範囲で鼻尖の調整が可能です。
鼻尖を1ミリや2ミリの範囲で高くや長くすることが出来ます。大きく印象を変えたくない方に適しています。
3ミリ以上しっかり伸ばしたり高さをご希望の場合には鼻中隔延長の手術が適しています。
抜去することは可能です。
ご希望の場合、除去することは可能です。
移植軟骨の除去や一部のみを除去、または皮膚に余裕があれば軟骨を追加することは可能となります。
術後治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合は感染が疑われます。
放置すると皮膚が破れて膿が出る、プロテーゼが飛び出す、鼻の穴がひきつれる、鼻の表面が凹む等の症状が出る可能性がある為、必ず治療が必要です。
処置として内服薬服用、抗生剤点滴投与を2週間行います。
膿がたまっている場合には小さく切開して膿を出す処置を行い、その後毎日傷の洗浄を行います。
それでも改善がみられなかった場合は抜去手術を行わせていただきます。
抜去後の再挿入手術の時期に関しては、感染の原因となる細菌が完全に消えてからとなります。
少なくとも抜去手術を行ってから最低4ヶ月間あけてから再挿入手術となります。
術後皮膚の中で出血が起こると、傷の中に血が溜まってしまい、腫れ上がります。
血が溜まってしまった場合は、直ちに鼻の中のキズを開いて溜まった血を排出する処置をさせていただきます。
稀に糸が外れて傷が開いてしまうことがあります。
皮膚の表面の糸は1週間、鼻の中の糸は2週間で抜糸します。
糸が抜けてしまっても傷が開くことは稀です。
しかし、傷口が引っ張られると癒着した傷が開いてしまうことがあります。
糸が外れて傷が開いてしまった場合には、再縫合の処置をさせていただきます。
プロテーゼを縫い合わせている糸が外に出てきてしまうことがあります。
放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。
術後1週間は挿入したプロテーゼや軟骨が動かないようにギプスで固定しますが、それでも曲がりやズレが起こることがあります。
「曲がっている」「ずれている」等といった症状がでた場合は、直ちに修正させていただきます。
◆ガス麻酔で眠っていただいたうえで、皮膚の上からプロテーゼを押して位置を直す処置をさせていただきます。
◆それでも改善しなかった場合には、鼻の中の傷を小さく切開して、鼻筋を修正する処置を行わせていただきます。
鼻の穴の中の切開した傷が拘縮してひきつれると、鼻の穴が引っ張られ、左右差を生じることがございます。
特に再手術や感染が起きたケースでは、ひきつれも起こりやすくなります。
術後半年を経過して傷跡が柔らかくなると、鼻の穴のひきつれも治まります。
それでもひきつれが残った時には、皮膚を移植する治療が必要となります。
術後異物が入ったことにより、違和感(異物感)を感じることがあります。
時間の経過と共に異物感はなくなります。
どうしても異物が入っていることに抵抗がある場合は抜去いたします。
「高い」「低い」「長い」「短い」「太い」「細い」といったイメージと違う結果になることがあります。
修正をご希望の場合は、傷がまだ癒着していない術後1週間以内、あるいは、炎症が落ち着いた術後4ヶ月以降にプロテーゼの入れ替え手術をさせていただきます。
プロテーゼの周りに出来た被膜カプセルの袋に石灰沈着(骨の粒のようなものが出来る)が起きたり、皮膚が薄くなってくると、プロテーゼの形が皮膚の上から透けてみえてきます。
「プロテーゼの輪郭が浮き出てきてしまった」「鼻先が白く変色してきた」といった症状に対して修正をご希望の場合は、抜去手術または入替手術が必要となります。
前田 珠未医師の症例解説
前田 珠未医師のコメント
こちらの方は以前、ゴアテックスでの隆鼻術および鼻中隔延長のお手術をされておりました。
鼻の始まりが高く、鼻筋に対して鼻先がやや低く、鼻柱が出過ぎている事、また鼻孔縁の上がりが気になっておられました。
今回は眉間〜鼻筋はオーダーメイドプロテーゼで作り替えました。
ゴアテックスがかなりの枚数積まれておりましたが、ゴアテックスのみを綺麗に抜去し、真皮脂肪などの利用はせず、プロテーゼへの入替だけで鼻筋を作ることができました。
また鼻柱に関しては延長量を少なくして、鼻先は耳介軟骨を移植し高さを出しました。
6枚目に笑顔の写真を載せていますが、矢印鼻っぽさがなくなり、自然に鼻柱が下がり、笑顔もお上品になりました(笑顔を撮っている写真が少なくメイク有無ですみません)
ご本人さまが気にされていた、右の鼻孔縁が不自然に引き上がっていることに関しては、鼻翼軟骨の縫合を調整することで改善しました。
一ヶ月の経過ですが、ゴアテックスからの入替に迷われている方いらっしゃるので載せさせて頂きました!ゴアテックスでも丁寧にすれば、抜去やプロテーゼへの入替ができます◎