笑った時にできる“えくぼ”は、笑顔を一層可愛く見せてくれるとあって、えくぼのできる顔になりたいと望む女性も多いかと思います。
しかしえくぼとは、実際にどのようなものなのでしょうか。
また、美容整形でえくぼを作ることは可能なのでしょうか。今回は意外と知らないえくぼの実態に迫ります。
そもそも、えくぼが何なのか、実はわからないという人がほとんどでしょう。
えくぼとは笑った時にできる頰のくぼみのことです。
身体の筋肉は骨から骨へとつながっていますが、顔の筋肉の一部は皮膚についています。
そのため、顔の筋肉である表情筋を動かすことで、表情筋に癒着している皮膚の一部が引っ張られてえくぼができるのです。
「えくぼ=可愛らしい」というイメージにもつながっています。
子どもの頃にえくぼがない人が大人になってからできることもありますが、これは脂肪量の変化や、顔の筋肉が衰えることによる筋肉の隙間であるケースが多いようです。
えくぼにも種類があるのをご存知でしょうか。
実は頰にできる小さなへこみのことだけではなく、いくつかのえくぼがあるのです。
以下では、えくぼの種類とそれぞれの特徴についてご紹介します。
笑顔になった時に頰の真ん中にできる、一般的にえくぼと呼ばれるもののことです。
少し微笑むだけでもできるので、見た人にえくぼの印象が強く残ります。
えくぼの長さによって下記でご紹介する「縦えくぼ」になる人や、片方だけできる「片えくぼ」になる人もいます。
頰のえくぼは、優しくて素直な印象を与えることができます。
頰のえくぼが縦長になったものを縦えくぼと呼びます。
笑うと、頰の輪郭に沿うようにしてシワのような縦長のえくぼができます。
頰の筋肉の突出だと思っている人も、実は縦えくぼだったという場合があります。
また、縦長の形状で笑うとできることから、シワのように見えると気にしている人もいるようです。
しかし、顔に凹凸を与えてくれて華やかな印象になるため、大人っぽく女性らしいえくぼだと言えるのです。
口角えくぼは、頰ではなく口元にできるえくぼのことです。
微笑んだりした際に口角のすぐ横にできます。あどけなく可愛い印象を与えることができるえくぼで、主にアイドルの人に多く見られます。
インディアンえくぼという少し変わったえくぼもあります。
これは、笑った時に頰の上部にできる、横向きで浅いえくぼのことを指します。
顔の靭帯や大小頰筋の影響でできるもので、天真爛漫、活発なイメージを与えることができます。
ネイティブアメリカンが施すメイクに似ていることからこの名前がついたようですが、ほかにも、鬼えくぼ、泣きえくぼ、ニャンちゅう線などと呼ばれることもあります。
加齢によって筋肉がゆるむことで目の下から頰にかけて筋が入る「インディアンライン」とは別のものです。
顔にできるえくぼをご紹介しましたが、実は身体にできるえくぼもあります。
お尻の上部にある窪みの、さらに上にある腰の左右にできるもので、ヴィーナスのえくぼ、腰えくぼ、お尻えくぼ、天使のえくぼなどと呼ばれます。
余分な脂肪がない人や背面の筋肉がしっかりとついていて股関節運動ができている人などにできるえくぼであることから、西洋では美人の条件のひとつとも言われています。
ただし、日本人は体質的にできにくいようです。
美容整形でえくぼを作ることも可能です。
自分で行うトレーニングだとえくぼができるまでに時間がかかりますが、美容整形ならすぐにできて理想の形に近づけることもできるため、検討してみるのも良いでしょう。
以下では、あまり知られていないえくぼ形成の施術について詳しくご紹介します。
えくぼ形成の施術の手順は、カウンセリングを受けてえくぼの位置や大きさを決め、手術用のペンでマーキングをします。
次に麻酔を打ったら、希望するえくぼの位置を口腔内から切開します。
口の中から糸を通し、表情筋と真皮に糸を通して結んだら完成です。
手術直後からえくぼを確認することができ、口の中の施術なので目に見える傷が残る心配はありません。入院は不要で、術後3〜7日程度は顔がむくむことがありますが、メイクをしていれば目立つこともありません。
また、はじめは糸で引っ張られているような感じを受けることがありますが、次第に慣れていくので心配はいりません。
万が一作ったえくぼが気に入らなかったりした場合には、結んである糸を抜糸すれば、元に戻すこともできます。
手軽にえくぼが作れる美容整形ですが、施術を受ける際に注意しておくべき点はあるのでしょうか。
以下では、起こりうる副作用やリスクについてもご紹介します。
えくぼ形成は糸で表情筋と真皮を固定して作るため、糸が周辺の組織になじむまでは、常にえくぼができている状態となります。
通常は術後1〜3ヶ月ほどでなじみ、笑った時だけえくぼができるようになりますが、なじむまでは違和感を感じることがあるでしょう。
えくぼを作ったとしても、頰がたるんでいたり頰の脂肪が多かったりする場合には、固定したはずの糸がほどけてしまうことがあります。
また、組織の中に糸が埋まってしまいえくぼがなくなってしまうケースもあるようです。
ごく稀に、固定していた糸が口の中や頰に出てきてしまうことがあります。
その場合には、感染を起こす危険があるため早急に取り出さなくてはなりません。
糸を取り除いた時にえくぼもなくなってしまったら、再び固定する施術を受けると良いでしょう。
・えくぼの位置や深さが気に入らないことがある
えくぼの位置が気に入らない場合には糸を外すことができるとお伝えしましたが、固定した糸が見つからなかったり、癒着を起こしていたりして取り除けないままになってしまうことがあります。
また、糸の固定具合によってえくぼの深さが決まるため、えくぼの窪みが希望より浅く仕上がってしまうこともあります。そうした場合には糸を追加して深さを足すという措置が取られます。
稀ではありますが、感染症を起こしたり、施術部分から出血してしまったりすることもあります。
その場合には、内服薬による治療や、溜まってしまった膿を取り出すための切開手術、血を抜く手術などが必要になる場合もあります。
気になることがあったら、早めに医師に相談しましょう。
可愛い印象を与えてくれるえくぼの仕組みと、作る方法についてご紹介しました。
理想のえくぼを手にいれるためにも、メリットを知ると同時にリスクや副作用についても知っておくことが大切です。
また、自分で行うトレーニングを行う場合でも美容整形を受ける場合でも、まずは簡単にできるマッサージを取り入れて、えくぼができやすい環境づくりをすることから始めてみてはいかがでしょう。
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