近年巷に溢れている「自力で行うプチ整形」をご存知ですか。
鼻が高くなったり、まぶたが二重になったりすると言われていますが、本当に自力で改善することができるのでしょうか。また、肌や骨に対する影響はどのようなものがあるのでしょうか。
今回は、美容外科の視点から、自力で行う整形法について検証します。
インターネット上にはさまざまな情報が溢れ、最近では「自力整形法」や整形効果があると言われる機器が話題になっています。
これらは自力で気になる部分を整形できると謳っていますが、具体的にはどのような方法があるのでしょうか。まずは自力整形の方法と市販されている整形機器についてご紹介します。
自力整形の中でもっとも有名なのが「鼻叩き」です。
拳をつくり、中指の第二関節を使って鼻のラインに沿ってまんべんなくコツコツと叩くというものです。
ですが、こちらの方法で鼻が高くなるという変化は困難です。
皮膚などを傷める原因にもなるので控えましょう。
鼻の形を整形できることを謳った器具も市販されています。
ひとつめは「鼻プチ」と呼ばれるもので、プラスチック製のスティックを鼻の穴の中に装着し、内側から突っ張り棒のように鼻先を押し上げるものです。
夜は取り外すだけなので、着け外しが簡単で、サイズがXSからLまで展開されているため自分の鼻に合ったものが選べます。
また、鼻が高くなることでシャープに見えるため、団子鼻に悩む人が多い日本人に人気が出た方法です。
もうひとつが、洗濯バサミの要領で鼻をつまむことで、鼻を矯正するというものです。
さまざまな種類が発売されていて、毎日装着し続けると、次第に鼻筋が通るようになると言われています。
ただしこの方法も、変わり映えのする変化を得るのは困難だと思われます。
目に関しては、さまざまな自力整形法が話題になっていますが、市販されているグッズも種類が豊富です。
多くの人から支持を得ているものに、アイプチとアイテープがあります。
アイプチは二重にしたいラインから内側に専用の薬剤を塗り、乾いたら二重のラインに合わせてプッシャーを押し付けてクセづけをするというものです。
使う前に肌の油分を拭き取る、二重の幅を広くしすぎないなどのポイントを押さえれば、簡単にできるようになります。
アイテープは半月型のテープを二重にしたいラインから内側に貼り、テープの上にまぶたが被さることを利用して二重を形成するというものです。
肌馴染みの良い色合いのテープなども販売されており、見た目にもバレにくいものが増えてきています。最近では、アイテープが進化し、ファイバー状になったメザイクというものも人気を集めています。
やり方は、ファイバーを二重にしたいラインに沿ってひっぱり、不要な部分はカットします。
そしてメイクをして、メザイクが見えないようにすれば完成。自分の目に合わせた形が作れて手軽な点がメリットです。
前述でご紹介した方法のほか、自力で二重にする方法には、目をこすって二重になったら、その状態のまままばたきを何度も行うというものもあります。
これをやり続けると、二重の持続時間が長くなると言われています。こちらももともと二重になりやすい人に向いている方法です。
上記でご紹介した自己流の整形は、本当に効果が得られるのでしょうか。
また、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。続いては、それぞれの方法を検証してみましょう。
骨叩きの理屈としては、骨折した後に治癒した部分は、再び折れてしまうことがないよう以前より太くなるという理論を利用して、鼻の骨も太くするというものです。
しかしこちらの方法は、メリットどころかデメリットしかないと考えられます。
おすすめできる方法ではありません。
鼻プチについては、鼻の穴の中にスティックを入れるだけの方法です。
ただし、無理に鼻を高くしているため、仕上がりが不自然になることがあります。
たとえば鼻の根本部分や鼻筋が低いにも関わらず鼻プチを入れると、鼻先だけが浮かび上がったように不自然な形状になってしまいます。
こうした点から、あくまで鼻先しか高くすることができないものであり、美容整形のように鼻の根元から鼻先までのバランスが整った鼻にすることは難しいと言えるでしょう。
また、鼻の穴の中は非常にデリケートな部位でもあるため、鼻プチを使っていることで鼻の内側を傷つけてしまったり、感染症を引き起こしたりしてしまうことも懸念されます。
何かの拍子に鼻プチが鼻の奥に入ってしまうことも考えられるでしょう。
アイプチやメザイクなどを使い続けると、ラインが定着して永久的な二重が手に入ると思っている人が多く見られます。
しかし、美容外科側の視点で見ると、アイプチやメザイクを続けたとしても、多くの人はまぶたが被れたりシワになったりしてしまうだけだと言えます。
一重まぶたは、二重に比べて脂肪が多く皮膚が厚いため、目を開いたときに皮膚が折れ曲りにくいことから二重にはなりにくいという特徴があります。
こうした性質を持つ一重のまぶたにアイプチやメザイクを行なったところで、皮膚が薄くなるわけではありません。
そのため二重が定着する確率は低く、まぶたに負担をかけ続けることによって逆にまぶたの皮膚が厚くなったり垂れるようになったりと、デメリットになってしまうのです。
目をこすったときに二重になるのを定着させるという方法ですが、この方法はメリットが薄いばかりか、ほかの弊害を生む可能性があるため注意しなくてはなりません。
というのも、二重になることを目指して毎日のように目をこすっていると「眼瞼下垂」という状態になってしまう可能性があるためです。
「眼瞼下垂」とは上まぶたが下垂し、目に覆いかぶさってしまうため目が見えづらくなってしまうものです。新生児から高齢者まで、年齢を問わず起こる危険性があります。
目をこすることで、まぶたを持ち上げている挙筋腱膜と瞼板の接合部分が伸びたりゆるんだりすることで、まぶたが持ち上がらなくなり開きにくくなってしまうのが原因です。
コンタクトレンズを使用している人や花粉症などで目をこする頻度が高い人などに多く見られますが、目をこする二重形成法についても、起こる可能性が考えられます。
また、「眼瞼下垂」によってまぶたが開きにくくなるため、無理に目を開こうとすることで額に深いシワが刻まれてしまうこともあります。
「眼瞼下垂」は手術によって治すことも可能ですが、左右の目の開き具合を対照に仕上げることが難しいなどの懸念点もあります。
こうした状態になってしまうことを考えると、自力での二重形成がいかに危ないものかわかるでしょう。
巷で言われている自力の整形法は、望んだ仕上がりになる可能性が非常に低いだけでなく、より悪化させてしまうなどの危険を孕んでいることがわかりました。
間違った知識のもとで自力の整形を行い取り返しがつかなくなる前に、美容外科で医師のカウンセリング・施術を受けましょう。
中でも、大学病院などで形成外科を専門とする医師が多く所属する、日本美容外科学会の厳しい基準をクリアし、「専門医」として認定された医師も在籍しております。
この「専門医」は、学会の正会員の中でも限られた医師だけが認定される資格です。また、ヴェリテクリニックでは、患者様によりご満足いただける医療を提供するため、医師同士が積極的に意見を交わしながら、常に技術と知識の向上に努めています。
ヴェリテクリニックでは、過去に美容整形手術を受けたものの、結果にご満足いただけなかった方へのサポートにも力を入れております。
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ヴェリテクリニックでは、患者様がご自身の意思で安心して治療をお選びいただけるよう、
丁寧なカウンセリングを大切にしております。
まずは理想やお悩みをじっくりとお聞きし、施術の可能性だけでなく、
リスクや限界についても正確にお伝えいたします。
そのうえで、患者様の状態をしっかりと確認し、
無理のない最適な治療プランをご提案させていただきます。