エラとひと口に言っても、実はすべて骨格が原因となっているわけではありません。骨そのものが出ている場合ももちろんありますが、筋肉が必要以上に発達してしまったことによって起こる場合もあります。奥歯を噛みしめる時に膨らみが出るなら咬筋が発達している証拠です。
骨自体が出ている場合は骨削り、筋肉の発達の場合はボトックスで筋肉の動きをゆるやかにすることができるため、エラのタイプに合わせて輪郭形成施術を行うことが大切です。
エラのハリが気になる方には骨削りとボトックスという方法がありますが、2つは方法も全く異なります。それぞれの施術法を見てみましょう。
・骨削り
骨を削るため、全身麻酔をした上で手術を行います。口の中を数cm切開して骨膜下を剥離させ、エラ部分の骨と筋肉を削ります。口の中の手術なので傷跡が気にならないのもポイントです。手術は2時間ほどかかります。骨を削るため、術後2〜4週間は強い腫れが起こり、術後3ヶ月くらいまでは食べたり喋ったりするだけでも痛みを伴うことがあります。
・ボトックス
麻酔クリームを塗布してから、筋肉の働きを和らげるボトックス・ボツリヌストキシンをエラ張りの原因となっている咬筋に注入します。切開する必要がなく注射のみで済むため、施術も10分程度で完了します。また、手術当日からシャワーや洗顔、メイクが可能で、術後の入院・通院も不要です。
手軽さや、術後のダウンタイムを見るとボトックスの方がよさそうです。しかし、もっとも重要となる持続性については、どのような違いがあるのでしょうか。
骨削りは、骨や筋肉を削り取ってしまうので、持続性は抜群といえます。元に戻ることはありません。一方のボトックスは、1回の注射で半年〜1年ほど効果は持続します。ただし、効果が切れても注射する前よりエラが小さくなっていることがあります。半年おきくらいに5回ほど注射を行えば、持続性が高まります。
それぞれのメリットが見えてきましたが、エラの原因以外に、エラの張り方で施術法を選ぶ方法もあります。
エラが張っていると、正面から見た時の顔の横幅が広がって見えてしまうことと、横から見た時にエラによってフェイスラインが広がって見えてしまうという2つの問題があります。ご紹介した施術方法の場合、骨削りは横顔のフェイスラインを整えるのに向いていて、ボトックスは顔の横幅を狭く見せるには骨削りよりも向いているという特徴があります。そのため、施術方法や持続性の違いで比較する他、エラの張り方に合わせて施術法を選ぶことも大切です。
エラの張りが気になる方には上記の方法がありますが、中にはヒアルロン酸注入などで頰をふっくらさせることで目立たなくさせるというケースもあります。削る以外の方法も十分考えられますから、まずは医師に相談してみることから始めてみましょう。
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