術後1ヶ月間は刺激や衝撃には注意が必要です。
術後1ヶ月間程は切った骨が安定しておらず、強い外力が加わると変形することがあるため、その間は強い外力がかからないよう注意が必要です。
鼻をかむときも優しく抑える程度で、できるだけ刺激を与えないよう気をつけて頂いています。
ボールをぶつけたり、強く押されたり、うつ伏せの姿勢で強く鼻を圧迫するなど十分な注意が必要です。
術後、動くことやずれることはありません。
術後しっかりと固定を行います。
状態が落ち着き正しい位置に定着後は動くことやずれることはありません。
外見上の傷は出来ません。
基本的に鼻の中(クローズ法)の手術のため外見上傷は出来ません。
他の手術と併用で行う場合、オープン法で行う場合もありますが、正面から見えにくい部位となります。
減ったり吸収されることはありません。
移植した軟骨が減ったり吸収されることはありません。自己組織のため生着します。見た目や感触もとても自然です。
もともとのご自身の鼻と変わらず持続します。
治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」といった状態が長引く場合は、感染が疑われます。
内服薬の処方や抗生剤を投与します。
また、感染がひどいケースでは鼻の中を切開して膿を出す必要があります。
術後に傷の中で出血が起こりますと、皮膚の下に血が溜まって紫色に腫れあがります。
溜まった血を注射器で吸い出すか、もう一度傷を開けて排出します。
稀に糸が外れたり、傷口の治りが悪く傷口が開いてしまうことがあります。
もう一度傷を縫い合わせる処置を致します。
中縫いの糸(皮膚の下の組織を縫い合わせる糸)が露出することがあります。放置していると化膿する危険がありますので、早めにご来院下さい。
放置していると化膿する危険がありますので、早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。
術後は、ギプスで固定して固めていますが、骨の位置を100%コントロールすることはできません。
そのため、左右の鼻の骨の位置がずれて、左右差が出る場合があります。
明らかな左右差が出た場合、ふくらみが残っている側の鼻の骨を再度カットする、又は、凹んでいる側の鼻の骨の部分にプロテーゼや軟骨を移植し修正させて頂きます。
凹んでいる部分にヒアルロン酸を注入して修正をすることも可能です。ヒアルロン酸注入は調整がしやすいですが、効果は永久的なものではありません。定期的に繰り返す必要があります。
但し、修正手術を行っても完全に左右対称にならないことがあることをご了承下さい。
鼻筋の幅を狭めることによって、鼻の中のスペースが狭くなります。術後早期の段階では、鼻の中の粘膜が腫れるため、鼻の通りが悪く感じることがあります。
術後3~6ヶ月程で、鼻の中の粘膜の腫れが引いて、通常は鼻の通りに問題は残りません。
元々鼻の通りに問題があった方は、鼻の通りが悪く感じられることがあります。
腫れが引いても改善がみられない場合には、鼻の中のスペースを広げるために、狭めた鼻筋を戻します。但し、かわりに鼻筋が太くなることをご理解下さい。
手術後に鼻を触ると、骨切りした部分の段差を触れることがあります。
触った時に気になる段差については、外見上問題がなければ修正はお勧めしません。外見上でわかる段差については、手術後4ヶ月以上経過してから、段差を作っている鼻の骨の角を削る処置を行わせていただきます。
術後は腫れやむくみのため鼻筋や鼻先が太く見えてしまいます。術後3~6ヶ月は経過をみて下さい。
また、鼻の骨を動かせる範囲には限界があるため、効果が物足りないと感じる場合があります。
効果が物足りないと感じた場合には、再度鼻の骨を切り直す処置をさせて頂きます。
また、プロテーゼを使った隆鼻を行うことで、より鼻筋を細くシャープに見せる効果があります。
鼻骨骨切り術を再度行いましても、鼻の骨を動かせる範囲には限界がありますので、改善がみられない場合があります。
隆鼻術を行いますと、プロテーゼによって鼻筋に高さが出てしまうことをご理解下さい。
鼻筋がどれくらいの細さになるのか、正確にコントロールすることはできません。
そのため、術後の鼻筋がご希望より細くなってしまうことがあります。
鼻筋が細くなりすぎたと感じた場合、鼻骨をカットして広げることで、ある程度戻すことは可能です。
また、細くなった鼻の骨の側面にプロテーゼ挿入や軟骨移植やヒアルロン酸注入を行って鼻筋を太くすることも可能です。
手術後、皮膚の赤み・熱感・痛み・腫れが増し続けたり、その状態が長引く場合は、感染が疑われます。
感染が起きた場合は、内服薬の服用、抗生剤点滴の投与を2週間続けて経過をみます。膿が溜まっている時は、鼻の中を切開して洗浄を行います。それでも治まらない場合は、移植した軟骨を除去します。
再度、延長術を希望される場合は、感染の原因となる細菌が完全に消えてからになりますので、少なくとも軟骨除去後4ヶ月経過してからとなります。
再手術の際は、すでに鼻中隔軟骨を摘出してしまっているため、ほとんどの場合、肋軟骨を使用し移植します。
実際に起きた経験や報告はありませんが、保存軟骨に対する異物反応が起こる可能性は否定できません。
異物反応が起きた場合には、軟骨を除去する処置を致します。
術後に傷の中で出血が起こりますと、皮膚の下に血が溜まって、鼻先、鼻柱、鼻の中粘膜が紫色に腫れあがります。
血液が溜まったままにしておきますと、感染、鼻尖が太くなる、鼻づまりを起こす危険がありますので、早めに治療をする必要があります。
血が溜まっている場合は、直ちに溜まった血を注射器で吸い出すか、もう一度傷を開けて排出します。
稀に糸が外れたり、傷口の治りが悪く傷口が開いてしまうことがあります。
糸が外れ傷口が開いてしまった場合には、もう一度傷を縫い合わせる処置を致します。
軟骨と自己組織を縫い合わせる糸が露出することがあります。
放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。
延長手術をすることで、引き延ばされた皮膚や鼻尖の軟骨が元に戻ろうとする為、延長した軟骨に力が加わり曲がってしまうことがあります。
ヴェリテクリニックのこれまでの症例では、鼻尖が左右に傾くことが、10%程度の確率で生じます。
また鼻の穴の左右差は、20~30%の割合で認められました。
延長量が多くなるほど、また、過去に鼻の手術を受けている方ほど、起こりやすい傾向にあります。
左右に傾いた鼻尖や鼻の穴の修正は容易ではありません。
左右差の修正を希望される場合は、移植した軟骨を削って延長量を短くしてバランスをとる処置をさせて頂きます。この場合延長した鼻が短くなることをご了承下さい。
延長した長さを短くしないで傾きの修正を希望される場合は、更に強力な軟骨を移植する必要がありますので、肋軟骨を採取して移植する処置をさせて頂きます。
※但し、修正手術を行っても完全に左右差をなくすとは困難なことをご理解下さい。
延長手術で軟骨を移植したことにより、鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなることがあります。
鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなってしまい、修正を希望される場合は、移植した軟骨を削る処置をさせて頂きます。
※但し、削ることにより、鼻が短くなる、また、鼻尖が傾きやすくなる可能性があることをご了承下さい。
鼻中隔に軟骨を重ねるため、鼻中隔が厚くなります。鼻尖縮小術を併せて行いますと、更に鼻の中の空気が通るスペースが狭くなります。そのため鼻づまりが起こりやすくなります。
特に術後は鼻の中の粘膜が腫れるため、鼻の通りが一層狭くなります。
1~3ヶ月位の時間の経過と共に鼻の中の粘膜の腫れがおさまります。
その間は市販の鼻炎スプレーを使用いただきますと、鼻づまりが軽くなります。
それでも症状が残った場合には、移植した軟骨を削る処置をさせて頂きます。
但し移植した軟骨を一部削る手術をしても、鼻詰まりが完全には治らないことがあることをご理解下さい。
鼻の穴の鼻柱の部分に(鼻柱の側面)に膨らみが出来る事があります。
元々の鼻尖軟骨の折れ曲がりが表面に出る・移植した軟骨の角が出っ張る・キズアトが硬く膨らむことが原因です。軟骨が原因の場合は、膨らんで見える余分な軟骨を切り取る事ができます。
できるだけ患者さまのご希望に叶うよう、鼻の延長方向と延長量を相談して決定いたします。しかし、予定した延長量より多少大きくなってしまうことがございます。また、予定通りに軟骨を延長しても、仕上がった鼻が長く、高く感じることもございます。術後3~6ヵ月はむくみの為に大きすぎると感じることが少なくありません。
むくみが落ち着くまで6ヵ月程経過を見ていただく必要がございます。
手術後1週間後もしくは4カ月以降に、移植した軟骨を削ることで調整することができます。
できるだけ患者さまのご希望に叶うよう、鼻の延長方向と延長量を相談して決定いたします。しかし、軟骨の大きさや皮膚のつっぱりのため、十分な高さや長さを得られないことがございます。また予定通りの延長をすることができても、仕上がった鼻が低い、短いと感じることもございます。
手術後半年以降に、皮膚に余裕があれば、鼻尖に軟骨を追加移植することが可能です。
肋軟骨採取が必要な場合もあります。
※さらに長さ・高さを出す為には、引き延ばされる鼻尖の皮膚に余裕があることが条件となります。
その為、修正できる範囲には限界があることをご了承下さい。
肌の性質により、傷跡がケロイドのように赤く盛り上がったり、段差や凹みなどが起こる場合があります。
キズアトの修正を希望される場合、下記の方法を用います。
◆ステロイド注射(ケナコルト)
赤く盛り上がったキズを平らにする処置を行います。
効果が出るまで、1ヶ月に1回の治療を繰り返す可能性があります。
また、ステロイドの副作用として、皮膚や傷が凹む、細かい血管が浮き出るといったことがあります。
◆CO2レーザー照射
キズアトの段差を削って、なめらかにする効果があります。処置後は3ヶ月程赤みがあります。
◆切開法
傷の赤みが消えたうえで再度、切開し縫合いたします。
※傷を完全になくす事は不可能であり、目立たなくするという目的であることをご了承下さい。
また、個人の体質的な要因が大きいため、キズアト修正には限界がありますことをご理解下さい。
李 政秀医師の症例解説
李 政秀医師のコメント
1年ほど前に、某大手クリニックで隆鼻術(シリコンプロテーゼ挿入)と鼻尖形成術を受けられた方です。
鼻が大きく見えるのを改善する目的で手術をしたのに、却って鼻が大きく見えるようになってしまったという事でご相談にいらっしゃいました。
もともと鼻背の幅が広く鷲鼻もあるため、シリコンの挿入によってこれが強調されてしまっていました。
さらに鼻先に移植されている耳介軟骨の位置がやや下にある事で、男性っぽい重たい鼻先になってしまっていました。
ご本人と相談の上、鼻骨の幅寄せと鷲鼻削りを行う事でスッキリした鼻筋を作り、鼻尖をやや上方に挙上する事で、女性らしい可愛らしい鼻を作ることにしました。
正面もスッキリしましたが、特に横顔美人になったと喜んでいただけました。