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下眼瞼脱脂-022

下眼瞼脱脂術は、下まぶたの脂肪が生まれつき多い方や年齢と共に現れる目の下の膨らみやクマを緩和する手術です。
年齢とともに皮膚や筋肉のタルミにより支えきれなくなった脂肪が押し出され、下まぶたに膨らみや影ができことで、疲れや老けた印象を与えます。
この膨らみを取り除き、目袋を小さくすることで明るい印象に整います。
目袋の膨らみが凹むことで涙袋が強調されます。

下眼瞼脱脂

・目の下のクマが気になる方
・目の下の膨らみが気になる方
・若々しい目元にしたい方
・疲れた印象が気になる方

大阪院 森島院長による解説



下まぶたの裏側の結膜を数ミリ切開し、はみ出している余分な脂肪を取り除きます。
結膜側の手術のため外見上に傷も出来ず、ダウンタイムもほとんどありません。

下眼瞼脱脂術

1.下まぶたをめくって、黄色いラインのように切開します。

下眼瞼脱脂術

2.切開した中から脂肪を出して切除します。

下眼瞼脱脂術

3.縫合します。

下眼瞼脱脂術

4.まぶたの内側を縫合するので、表面に傷跡はできません。術後は目のあたりが腫れますが、他の目の手術よりは比較的ダウンタイムは少ないです。

下眼瞼脱脂術

脂肪による凹凸が無くなり、クマが目立たなくなります。

目袋の膨らみの原因は、加齢とともに下まぶたの皮膚と眼輪筋という筋肉がゆるみ、まぶたの脂肪が支えられなくなることで脂肪がはみ出してくることが原因です。
頬部分が痩せている方や、生まれつき下まぶたの脂肪が多い方では20代でも目袋が目立ち、30代以降になると多くの方に目袋や目の下のクマが現れてきます。
40代以降で下まぶたに深いシワもある方には同時に下眼瞼切開をお勧めすることもございます。

下眼瞼脱脂術

目袋がふくらむ原因は、脂肪が増える訳ではなく下まぶたの皮膚や筋肉がゆるみ脂肪がはみ出してくることです。
そのため、脂肪を取り除くのは間違っているという意見もあり、脂肪を取らないで目袋を小さくする方法が報告されています。

隔膜を縫い縮める
脂肪をおおっている隔膜という膜を縫い縮めて、脂肪を奥へ押さえ込む方法がありますが、老化により隔膜も弱くなっているため、糸で縫い縮めてもはみ出た脂肪をしっかり押さえ込むことができません。
また、隔膜をしっかりと縫い縮めると脂肪を抑え込む力は強くなりますが、下まぶたが下に引っ張られ下三白眼になります。
視線を上に向けたときに、黒目が上を向いても下まぶたが下がったままになって不自然な目元になりますのでおすすめしません。

ハムラ法
目袋の膨らみを小さくするのと目の下のクマを浅くする手術法です。
しかし、目袋の大きな方にはふくらみが残ってしまい、適度に脂肪を取り除かなければ膨らみは緩和しません。
下まぶたと頬の境目が下へずれることになり、上手くやらないと下まぶたが延び、ますます下まぶたのたるみがひどくなったように見えます。
目袋を取り除く手術に比べ、腫れや内出血が長引きますが、上手にやれば大変良い結果を得ることができるので、医師の経験や技術も必要な手法となります。

ヒアルロン酸
通常の下眼瞼脱脂術と頬部ヒアルロン酸注入を併せて行うことで、裏ハムラ法と同じあるいはそれ以上の良い結果を出すことができます。
ヒアルロン酸注入のためで術後のダウンタイムもほとんど必要ありません。
下まぶたにシワの目立つ方でも、目袋を小さくすれば、目元がスッキリします。
もちろん、皮膚を切除してシワを伸ばせばよりエイジングケアが得られますが、傷跡やダウンタイムのある治療を避けられたい方には、下眼瞼脱脂術がおすすめです。

ドールチーク
頬のやせた方は脱脂術に併せてドールチークという治療をお勧めします。
ドールチークは、下まぶたより下の頬の部分にヒアルロン酸や脂肪を注入を行って、丸くふっくらとした頬を作る治療です。
目元から頬にかけての印象を、より一層若々しくすることができます。疲れて見える印象から、華のある顔立ちになります。

福田慶三医師が監修しました
この記事は、
ヴェリテクリニック理事長
福田慶三医師が監修しました。 プロフィール
担当医:福田 慶三
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症例番号:下眼瞼脱脂-022


この動画には手術シーンがあります。苦手な方は飛ばしてご覧下さい。視聴するにはYouTubeへのログインが必要です。

併せて行った施術・その他費用

下眼瞼脱脂術(結膜側)
¥330,000

下眼瞼脱脂術(結膜側)のトラブル一覧


膨らみが残る

手術後、目袋の原因となっている脂肪を取り除く量が足りませんと、目袋の膨らみが残ることがございます。
筋肉や皮膚のゆるみが原因で、膨らみが残ることもございます。

対応
目袋のふくらみが気になる場合は、再度まぶたの裏側(結膜)を切開して、残っている脂肪があれば切り取ります。
ふくらみの原因が脂肪ではなく、皮膚や筋肉のタルミの場合は、手術をしても脂肪を取り除くことができませんことをご了承ください。
皮膚や筋肉のゆるみに対しては、皮膚を切開して目尻で筋肉を吊上げる下眼瞼切開術をご提案させて頂きます。再手術をしても、目袋のふくらみが完全には取れないことがありますことをご了承ください。


下まぶたが凹みすぎたと感じる

目袋の原因である脂肪を処理して、膨らみを小さくする手術です。脂肪をたくさん切り取りますと、目袋の部分が凹みます。患者様の好みによっては、仕上がりが凹み過ぎたと感じることがあります。目の下のくまの溝が深い人や涙袋が大きい人では、凹みが目立ちやすくなります。

対応
下まぶたの凹みが気になる場合、ヒアルロン酸で術前の状態近くまで膨らませることが出来ます。
ただし、ヒアルロン酸の効果は永久的なものではございません。定期的(1 年に1 回程度)に繰り返す必要がございます。


膨らみや凹み具合の左右差

脂肪の処理の多少の左右差が原因で、下まぶたの膨らみや凹みに左右差を起こすことがあります。元々、左右差がある人では左右差が残りやすくなります。

対応
下まぶたのふくらみや凹みに左右差がある場合は、上記に準じて調整を行ないます。


効果が物足りない

元々、下まぶたのすぐ下の頬の骨が後ろに引っ込んでいる、頬の肉が痩せている、あるいは加齢で頬の肉が垂れていますと、下まぶたの下の頬にボリュームが足りません。術後に下まぶた~頬にかけて凹みが出来て下眼瞼脱脂の効果が半減してしまいます。

対応
元々のシワやタルミ、頬のボリューム不足により、思った程の効果が得られないことがあります。
下まぶたの下の頬のボリュームがもともと少なく、術後に下まぶた~頬にかけて凹んで影になって見える場合は、ドールチークやミッドフェイスリフトで頬のボリュームアップを図ることをお勧めします。


小ジワ・シワ・タルミが残る、または増加する

目袋が小さくなりますと、下まぶたが持ち上がってタルミが少なくなったように見えます。基本的に脱脂術は、皮膚のシワやタルミを取り除く手術ではありません。目袋が小さくなりますと、ちりめんジワや細かいシワは増えることがあります。

対応
下まぶたのヒダのようなタルミや深いシワに対しては、下眼瞼切開術で余っている皮膚や筋肉を切り取る治療をおすすめ致します。ちりめんジワや笑いジワにはボトックスをおすすめ致します。


目のチクチク感

まぶたの裏側に縫合した傷が眼球の表面に触れてゴロゴロした違和感を感じることがありますが、通常2~3週間で違和感は落ち着きます。目にチクチクした痛みを感じる時は、糸がほどけて糸の先端が眼球にあたっている可能性があります。その場合、眼球を傷つける危険があります。

対応
できるだけ早く来院して頂き処置を受けて頂く事をお願い致します。通常は抜糸を必要としない手術ですが、抜糸をさせて頂きます。


感染(化膿する)

赤み・痛み・腫れ・熱感が増したり、長く続いたりする場合は、感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合は、抗生剤の投与を行います。膿が溜まっている場合は、必要に応じて傷を再度開ける、もしくは、新たに切開し、膿を出す処置を行います。


血が溜まる

術後に傷の中で出血しますと、血が溜まってまぶたが腫れ上がります。血が溜まったままにしておきますと、感染やしこりを作る恐れがあります。

対応
出来るだけ早く処置をする必要があります。その際は再度傷を開け、溜まった血を排出します。


傷が開く

稀に糸が外れて、傷が開いてしまうことがあります。

対応
傷が開いた場合は、再度、縫合いたします。


白目や角膜の損傷

大変稀なことですが、可能性は否定できません。手術中に、手術器具が当たる、あるいは糸やまつ毛の先端が当たって眼球の表面に傷がつくことがございます。

対応
白目や角膜の損傷や眼球に火傷が生じた例も報告されています。状態に応じた処置や対応を行います。


眼球の火傷

大変稀なことですが、可能性は否定できません。手術中に血を止めるための電気メスやバイポーラによって発生した熱で、眼球の表面に火傷を作る可能性があります。

対応
白目や角膜の損傷や眼球に火傷が生じた例も報告されています。状態に応じた処置や対応を行います。

下眼瞼脱脂術のよくある質問


下眼瞼脱脂のダウンタイムはどのくらいですか?
ダウンタイムは少ない手術です。
個人差ございますが、1週間ほど腫れやむくみが出ることがあります。
内出血が出た場合はお化粧でカバー出来る程度です。基本的にはダウンタイムは少ない手術となります。
下眼瞼脱脂の効果は永久ですか?
脂肪を取り除いた部分には脂肪はつきにくくなり、その後の老化防止に適しています。
術後からまた加齢が始まりますが、脂肪を取り除いた部分には脂肪はつきにくくなります。
繰り返しの手術は必要なく、その後の老化防止にも適しています。