担当医:藤本 雅史
症例番号:輪郭複合-008
エラ削りのトラブル一覧
感染(化膿すること)
手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は、感染が疑われます。
対応
手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。感染が起きた場合は、内服薬服用や抗生剤の投与、洗浄をします。
また、感染がひどいケースではアゴの下の皮膚を切開して膿を出す必要があります。
また、感染がひどいケースでは口腔内やエラの皮膚を切開して膿を出す必要があります。
血が溜まる
術後に傷の中で出血して血が溜まると顎から頸にかけて紫色に腫れ上がります。血が溜まったままにすると化膿したりしこりを作ったりするので早目の処置が必要です。
対応
術後に傷の中で出血しますと血が溜まって顎~頸にかけて紫色に腫れ上がります。溜まった血流は感染やしこりの原因となりますので、早目にご来院ください。口腔内を切開し、溜まった血を排出する処置をします。
術中の出血
術中にアゴの太い血管が傷ついて大量の出血が起こる可能性があります。出血が多く貧血がひどい時には、大変まれなケースですが輸血が必要になることがあります。
対応
出血が止まらない時は、やむなくアゴの下の皮膚を切開して止血しなければなりません。そのため、アゴの下にキズアトが残ることを御了承下さい。
たるみ・皮膚の余り
細くなった骨格に合わせて皮膚や筋肉は縮まっていきます。皮膚が垂れるようなことはまれですが、出っ張ったエラがなくなる事でタルミのような輪郭に見えることがあります。
対応
皮膚がたれるようなことはまれですが、出っ張ったエラがなくなることで、輪郭がたるんで見えることがあります。
その場合、輪郭をすっきりした印象にするには下記のようなリフトの手術を行います。
頬部フェイスリフト、頬部・頸部フェイスリフト、シルエットリフト、スプリングリフトをご案内させて頂きます。
口唇・アゴの知覚の麻痺、しびれ
手術操作の際に知覚神経の近くを触る必要があります。それによって口唇・アゴの知覚の麻痺やしびれがおこることがあります。
対応
個人差はありますが、ほとんどの場合、3~12ヶ月かけて治まります。
しかし、まれに感覚が完全に元通りには戻らないこともあります。
口のゆがみ
手術操作の際に下アゴに沿って走る顔面神経の近くを触る必要があります。それによって表情筋の動きが鈍くなり口のゆがみが出現することがあります。
対応
個人差はありますが、ほとんどの場合1~6 ヶ月かけて治まります。まれに完全に元通りには戻らないこともあります。回復するまでの間ゆがみが目立つ場合はボトックス注射で調整することも可能です。
エラが小さくなりすぎた・凹んでいると感じる
口の中を切開して行う為、骨を削る操作を直接見ながらすることは出来ません。どうしても手探りの操作になります。その為予定より沢山、骨が削れてしまうことがあります。
また骨を削ったことによってエラの筋肉が萎縮して凹みになることがあります。計画通りに骨が削り取ることができても出来あがったエラが小さいと感じる場合もあります。
対応
エラが思ったより小さくなりすぎてしまったと感じる場合、わずかな膨らみをご希望であればヒアルロン酸注入がおすすめです。
永久での注入でご希望の場合は脂肪注入がおすすめですが正確さにかけています。その場合はエラプロテーゼ挿入もしくは人工骨による修正が必要となります。
エラの縮小効果が足りない・出っ張りが残っていると感じる
口の中からエラの骨を削るのは手探りの操作になります。その為予定通り正確に骨を削ることは出来ません。骨を削ることが不十分になることがあります。また予定通り骨を切り取っても、骨の上にかぶさる筋肉・脂肪・皮膚が原因で輪郭が十分に小さくならないことがあります。
対応
思ったよりエラが小さくなっていないと感じる場合があります。術後半年はむくみのためすっきりした輪郭になりません。半年経過をみてもエラをもっと小さくして欲しいとご希望される場合はレントゲンを撮り再手術を検討しますが、エラを削れる範囲には限界があります。
削り取れる骨が残っていることが確認できた時はエラの骨削りを再度させて頂きます。大きく削るほど凹みができて不自然なフェイスラインになりやすい、また知覚麻痺が起こりやすいことを御了承下さい。骨より筋肉(エラの咬筋)が原因の時はボトックス注射による治療をおすすめします。
左右差
口の中からエラの骨を削るのは手探りの操作になり、正確に骨を削るのは容易ではありません。その為、削り取った骨の大きさに左右差が起きる事があります。また元々下顎の骨に左右差があることがございます。
その場合は術後も左右差が残りやすくなります。
対応
明らかな左右差が出た場合、エラが大きく残っているほうの骨を削り修正します。
また骨より筋肉(エラの咬筋)が原因の時はボトックス注射による治療をおすすめします。
再手術を行っても完全に左右対称にならないことがあることを御了承下さい。
口を大きく開けられない
術後は痛むため口を大きく開くことができません。2~3 週間開口を開けないでいると顎の関節が硬くなって痛みがとれた後も大きく開く事が難しくなります。特に骨削りに合わせて咬筋(エラの筋肉)を切り取る手術を行った場合は開口期限が長くなります。
対応
術後は痛みのため口を大きく開くことが出来ません。数週間口を開かないでおりますと、顎の関節が硬くなって痛みがとれた後も口を開けられなくなります。開口訓練を行わないと開口障害になる可能性がありますので、指導に従って自宅でも開口訓練を行ってくだい。
口唇の火傷、すり傷、色素沈着
手術中、口を大きく開ける器具を使用する為、口唇の火傷、すり傷、色素沈着が起こる事があります。
対応
手術のために口を大きく開ける器具を使用しますので、口唇に火傷・すり傷・色素沈着が起こる可能性があります。
ほとんどの場合、自然に治まります。
色素を薄くするハイドロキノンクリームや肌のターンオーバーを早め、新たな皮膚を再生させるトレチノイン+ハイドロキノンクリームを必要に応じて処方致します。
エラ削りのよくある質問
エラ削りの傷跡は残りませんか?
人目につく傷は出来ません。
手術は口の中から行いますので、傷跡が人目に付くことはまずないと思われます。
削る量が多い方の場合、顎の下や耳の後ろ側を数ミリ切開する場合もありますが、目立つことはなく正面から見えることはありません。
削る量が多い方の場合、顎の下や耳の後ろ側を数ミリ切開する場合もありますが、目立つことはなく正面から見えることはありません。
輪郭の手術後、痛みやダウンタイムはどのくらいですか?
1~2週間程で落ち着いてきます。
個人差ありますが、術後の痛みについては、痛み止めをお渡ししています。
腫れやむくみは1~2週間程度から落ち着いてきます。
1週間はフェイスバンテージにて圧迫固定が必要ですが、それ以降も着用頂くと落ち着きも早くなります。
腫れやむくみは1~2週間程度から落ち着いてきます。
1週間はフェイスバンテージにて圧迫固定が必要ですが、それ以降も着用頂くと落ち着きも早くなります。
エラ削り以外の方法はありますか?
エラのボトックス注入がございます。
エラ削り以外に、ボトックス注入がございます。エラの筋肉が発達している方にメリットがある方法で、半年から1年程度効果が持続します。
筋肉ではなく骨自体が発達している方の場合には、エラ削りが効果的です。
状態によってはエラ削りとエラボトックスを同時に行うことも可能です。
筋肉ではなく骨自体が発達している方の場合には、エラ削りが効果的です。
状態によってはエラ削りとエラボトックスを同時に行うことも可能です。
骨切りの手術後はたるみが出ますか?
年齢や皮膚の状態、削る量により違ってきます。
骨が小さくなることで多少の皮膚の余りは生じます。
患者様の年齢や皮膚の状態、削る量により術後のたるみは違ってきます。
手術後のたるみが気になる場合は、リフトアップや皮膚の引き締め施術を行うことで、骨切りの手術結果を認識頂けます。
患者様の年齢や皮膚の状態、削る量により術後のたるみは違ってきます。
手術後のたるみが気になる場合は、リフトアップや皮膚の引き締め施術を行うことで、骨切りの手術結果を認識頂けます。
骨切りの手術後、後遺症はありますか?
時間の経過とともに緩和します。
手術直後には一時的に腫れや知覚鈍麻などが生じることがありますが、ほとんどの方は3~6ヶ月で消失していきます。
腫れや知覚麻痺がある間は、話し辛さや食事の飲み込みにくさなどを感じることもありますが、時間の経過と共に徐々に緩和していきます。
腫れや知覚麻痺がある間は、話し辛さや食事の飲み込みにくさなどを感じることもありますが、時間の経過と共に徐々に緩和していきます。
輪郭の手術後は日常生活に支障はありますか?
大きな支障はありません。
手術直後は、腫れの影響で一時的に多少会話や食事がしづらく感じられることがありますが、大きく支障が出るようなことはありません。
時間の経過とともに腫れが落ち着き、2~4週間程で違和感なく自然な会話や食事ができる状態となります。
時間の経過とともに腫れが落ち着き、2~4週間程で違和感なく自然な会話や食事ができる状態となります。
手術は全身麻酔ですか?
はい。全身麻酔でのご手術となります。
手技が非常に細かく手術時間を要するため、患者様のご負担に配慮するために全身麻酔での手術となります。
術中の意識はないため痛みを伴うことはありません。
術中の意識はないため痛みを伴うことはありません。
アゴ切り(中抜き)のトラブル一覧
A) 感染(化膿すること)
手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。
対応
感染が起きた場合は、内服薬服用や抗生剤の投与、洗浄をします。また、感染がひどいケースではアゴの下の皮膚を切開して膿を出す必要があります。
大変稀なことではありますが、骨を固定するための金属(プレートやスクリュー)が感染の原因となることがあります。その際は、金属の抜去が必要になります。
B) 血が溜まる
術後に傷の中で出血して血が溜まると口元~顎下が紫色に腫れ上がります。血が溜まったままにすると化膿したりしこりを作ったりするので早目の処置が必要です。
対応
口腔内を切開し、溜まった血を排出する処置をします。
C) アゴから下口唇、下アゴの歯茎の知覚の麻痺・しびれ
手術操作の際にアゴや下口唇の知覚神経を引っ張る必要がある為、知覚の麻痺やしびれの症状が出現することがあります。
対応
ほとんどの場合1年以内に治まりますが、まれに感覚が完全に元通りには戻らない事もあります。
D) たるみ、アゴが丸くなる(シャープさがなくなる)
細くなった骨格に合わせて皮膚や筋肉は縮まっていきます。皮膚が垂れるようなことはまれですが、骨が小さくなることで皮膚や肉が余り、アゴが丸く見えて気になることがあります。
対応
わずかな膨らみをだす場合はヒアルロン酸注入、長期的な結果をご希望の場合はアゴプロテーゼを挿入することでシャープさがでます。
これらの方法では顎が多少長くなります。また皮膚のたるみ(余り)をとるには下アゴの皮膚を切除する方法となります。ただし、切開をしますと顎に傷跡が残りますことをご理解下さい。
E) 笑った時のアゴの変形(下へ伸びる)
短くなったアゴの骨に対してアゴの肉の付着がずれて下に下がりやすくなります。
対応
笑った時にアゴの肉が下に伸びて長く見えることがあります。
その場合、アゴにボトックス注射を打つこともできます。下がってしまった顎の肉を手術によって元の位置に戻すことはできませんことをご了承下さい。
F) アゴが思ったより短くなっていない
骨を削ることが不十分になることがあります。また骨は十分に切り取っても、肉や皮の厚みによっては骨を短縮した分だけの変化が得られません。
対応
① アゴの骨を切り取れる大きさは、神経が通っている所より下に限られるので限界があります。アゴの短縮が足りないと感じた場合は、再度レントゲンを撮り、再手術ができる可能か判断します。
骨を切り取る余裕がある場合は再手術を行いますが、骨を沢山切り取るほど神経に近くなるため、しびれが起こりやすいことを御了承下さい。
② 骨は十分に切り取ってあっても、肉や皮の厚みによっては骨を短縮した分だけの変化が得られません。さらにアゴを小さくするにはアゴの皮膚と肉を切り取る手術が必要になります。切除する手術の後はアゴの下に傷跡が残ることを御了承下さい。
G) 左右差
中抜きで切り取った骨の大きさが左右そろわなかったり、固定した骨の位置が正中からずれたりすると顎の輪郭に左右差ができます。元々下顎やエラの骨は左右差があることが珍しくありません。
その場合は、術後に左右差が残りやすくなります。骨だけではなく、肉の形や厚みにも左右差はありえます。そのため骨は左右対称に切り取れていても、肉の左右差が原因で多少の左右差ができてしまうことがあります。
対応
骨の切除量や固定位置や元々の左右差と肉の形や厚みの左右差といった原因で顎の輪郭に左右差がでます。明らかな左右差が出た場合、できる範囲で骨の切除や固定位置を調整いたします。
但し修正手術を行っても完全に左右対称にはならないことがありますことをご了承下さい。
H) アゴの違和感
アゴの梅干しジワを作る筋肉(オトガイ筋)の広がりが変わる為アゴの肉が締め付けられるような違和感を感じることがあります。
対応
アゴにボトックス注射を打つことで対処できます。
I) 口唇の火傷、すり傷、色素沈着
手術中、口を大きく開ける器具を使用する為、口唇の火傷、すり傷、色素沈着が起こる事があります。
対応
ほとんどの場合、自然に治まります。
色素を薄くするハイドロキノンクリームや肌のターンオーバーを早め、新たな皮膚を再生させるトレチノイン+ハイドロキノンクリームを必要に応じて処方致します。
J) 固定金属のレントゲン・CT・MRIに対する影響
骨を切った部位や骨を固定する金属製のプレートやワイヤーは画像に移ります。しかしCT やMRI の検査を受けて頂くことに支障はございません。
対応
レントゲン・CT・MRIいずれの検査も問題なく受けて頂けますが、固定金属は写ります。
人体に問題なく骨になじみの良い金属を使用しているため、原則的には抜去する必要はないと思いますが、どうしても気になる場合は、手術後4 ヶ月以降に抜去可能です。
アゴ切り(中抜)+前出しのトラブル一覧
A) 感染(化膿すること)
手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。
対応
感染が起きた場合は、内服薬服用や抗生剤の投与、洗浄をします。
また、感染がひどいケースではアゴの下の皮膚を切開して膿を出す必要があります。
大変稀なことではありますが、骨を固定するための金属(プレートやスクリュー)が感染の原因となることがあります。その際は、金属の抜去が必要になります。
B) 血が溜まる
術後に傷の中で出血して血が溜まると口元~顎下にかけて紫色に腫れ上がります。血が溜まったままにすると化膿したりしこりを作ったりするので早目の処置が必要です。
対応
口腔内を切開し、溜まった血を排出する処置をします。
C) アゴから下口唇、下アゴの歯茎の知覚の麻痺・しびれ
手術操作の際にアゴや下口唇の知覚神経を引っ張る必要がある為、知覚の麻痺やしびれの症状が出現することがあります。
対応
ほとんどの場合1年以内に治まりますが、まれに感覚が完全に元通りには戻らない事もあります。
D) たるみ、アゴが丸くなる(シャープさがなくなる)※中抜きをした場合に限ります。
細くなった骨格に合わせて皮膚や筋肉は縮まっていきます。皮膚が垂れるようなことはまれですが、骨が小さくなることで皮膚や肉が余り、アゴが丸く見えて気になることがあります。
対応
わずかな膨らみをだす場合はヒアルロン酸注入、長期的な結果をご希望の場合はアゴプロテーゼを挿入することでシャープさがでます。これらの方法で修正しますと、顎が多少長くなります。また皮膚のたるみ(余り)をとるには下アゴの皮膚を切除します。
但し、顎下に傷跡が残りますことをご理解下さい。
E) 笑った時のアゴの変形(下へ伸びる)
短くなったアゴの骨に対してアゴの肉の付着がずれて下に下がりやすくなります。
特に、笑った時にアゴの肉が下に伸びて長く見えることがあります。
対応
笑った時にアゴの肉が下に伸びて長く見える場合は、アゴにボトックス注射を打つことで対応できます。
下がってしまった下顎の肉を手術によって元に戻すことはできませんことをご了承ください。
F) アゴが思ったより前に出ていない
手探りの操作の為、骨を前方に移動出来る距離には限界があります。
対応
アゴをもっと前方に出したい場合は再度レントゲンを撮り、再手術可能か判断します。
少しの膨らみであればヒアルロン酸注入、長期的な結果をご希望であればプロテーゼを挿入となります。
G) アゴが思ったより前に出すぎている
手探りの操作になる為アゴを前に出すぎる場合があります。
対応
アゴが思ったより前に出すぎていると感じる場合は再度レントゲンを撮り、再手術で後退させます。
H) アゴが思ったより短くなっていない ※中抜きをした場合に限ります。
アゴの骨を切り取れる大きさは、神経が通っている所より下に限られるので限界があります。
対応
① 骨を切り足りないと感じた場合は、再度レントゲンを撮り再手術可能かを判断し、骨を切り取る余裕がある場合は再手術を行います。骨を沢山切り取るほど神経に近くなるため、しびれが起こりやすくなることを御了承下さい。
② 骨は十分に短縮されていても、肉や皮の厚みによっては、骨を短くした分だけの変化が感じられないことがあります。この場合、さらにアゴを小さくするには、アゴの皮膚と肉を切り取るより他ありません。
切除手術の後はアゴの下に傷跡が残ることを御了承下さい。
I) 左右差
中抜きで切り取った骨の大きさが左右そろわなかったり、固定した骨の位置が正中からずれたりすると顎の輪郭に左右差ができます。
元々下顎やエラの骨は左右差があることが珍しくありません。その場合は、術後に左右差が残りやすくなります。骨だけではなく、肉の形や厚みにも左右差はありえます。
対応
骨の切除量や固定位置や元々の左右差と肉の形や厚みの左右差といった原因で顎の輪郭に左右差がでます。明らかな左右差が出た場合、できる範囲で骨の切除や固定位置を調整いたします。但し修正手術を行っても完全に左右対称にはならないことがありますことをご了承下さい。
J) アゴの違和感
アゴの梅干しジワを作る筋肉(オトガイ筋)の広がりが変わるためアゴの肉が締め付けられるような違和を感じることがあります。
対応
アゴにボトックス注射をすることで対応できます。
K) 口唇の火傷、すり傷、色素沈着
手術中、口を大きく開ける器具を使用する為、口唇の火傷、すり傷、色素沈着が起こる事があります。
対応
ほとんどの場合、自然に治まります。
色素を薄くするハイドロキノンクリームや肌のターンオーバーを早め、新たな皮膚を再生させるトレチノイン+ハイドロキノンクリームを必要に応じて処方致します。
L) 固定金属のレントゲン・CT・MRIに対する影響
骨を切った部位や骨を固定する金属製のプレートやワイヤーは画像に移ります。しかしCT・MRIの検査を受けて頂くことに支障はございません。
対応
レントゲン・CT・MRIにいずれの検査も問題なく受けて頂けますが、固定金属は写ります。
人体に問題なく骨になじみの良い金属を使用しているため、原則的には抜去する必要はないと思いますが、どうしても気になる場合は手術後4 ヶ月以降に抜去可能です。
アゴ削りのトラブル一覧
A) 感染(化膿すること)
手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。
対応
感染が起きた場合は、内服薬服用や抗生剤の投与、洗浄をします。また、感染がひどいケースではアゴの下の皮膚を切開して膿を出す必要があります。
B) 血が溜まる
術後に傷の中で出血して血が溜まると口元や顎やフェイスラインもしくは頸の周りが紫色に腫れ上がります。血が溜まったままにすると化膿したりしこりを作ったりするので早目の処置が必要です。
対応
溜まった血流は感染やしこりの原因となりますので、早目に治療を受ける必要がございます。口腔内を切開し、溜まった血を排出する処置をします。
C) アゴから下口唇、下アゴの歯茎の知覚の麻痺・しびれ
手術操作の際にアゴや下口唇の知覚神経を引っ張る必要がある為、知覚の麻痺やしびれの症状が出現することがあります。
対応
ほとんどの場合1年以内に治まりますが、まれに感覚が完全に元通りには戻らない場合もあります。
D) たるみ、アゴが丸くなる(シャープさがなくなる)
細くなった骨格に合わせて皮膚や筋肉は縮まっていきます。皮膚が垂れるようなことはまれですが、骨が小さくなることで皮膚や肉が余り、アゴが丸く見えて気になることがあります。
対応
わずかな膨らみをだす場合はヒアルロン酸注入、長期的な結果をご希望の場合はアゴプロテーゼを挿入することでシャープさがでます。
これらの方法では顎が多少長くなります。また皮膚のたるみ(余り)をとるには下アゴの皮膚を切除します。ただし、切開をしますと顎に傷跡が残りますことをご理解下さい。
E) 笑った時のアゴの変形(下へ伸びる)
短くなったアゴの骨に対してアゴの肉の付着がずれて下に下がりやすくなります。特に、笑った時にアゴの肉が下に伸びて長く見えることがあります。
対応
笑った時にアゴの肉が下に伸びて長く見える場合、アゴにボトックス注射を打つことで対応できます。下がってしまった顎の肉を手術によって元の位置に戻すことはできませんことをご了承下さい。
F) アゴが思ったより小さくなっていない
骨を削ることが不十分になることがあります。また骨は十分に短縮されていても、肉や皮の厚みによっては骨を短くした分だけの変化が感じられないことがあります。
対応
① アゴの骨を切り取れる大きさは、神経を通っている所より下に限られるので限界があります。
顎の縮小効果が足りないと感じた場合は、再度レントゲンをとり再手術が可能かを判断します。骨を切り取る余裕がある場合は再手術を行いますが、骨を沢山切り取るほど神経に近くなるため、しびれが起こりやすくなることを御了承下さい。
② 骨は十分に短縮されていても、肉や皮の厚みによっては骨を短くした分だけの変化が感じられないことがあります。
この場合は、さらにアゴを小さくするにはアゴの皮膚と肉を切り取るより他ありません。切除する手術の後はアゴの下に傷跡が残ることを御了承下さい。
G) 左右差
口の中からアゴの骨を削るのは一部手探りの操作になりますので、顎の骨に左右差を作ってしまうことがございます。元々下顎やエラの骨は左右差があることが珍しくありません。その場合、術後に左右差が起こりやすくなります。
肉の形や厚みに左右差がある場合、骨は左右対称に切り取れていても、肉の左右差が原因で、左右差が出来てしまうことがあります。
対応
明らかな左右差が出た場合は、できる範囲で骨削りを追加して修正します。修正手術をしても完全に左右対称にはならないことがありますことをご了承下さい。
H) アゴの違和感
アゴの梅干しジワを作る筋肉(オトガイ筋)の広がりが変わる為アゴの肉が締め付けられるような違和感を感じることがありす。
対応
アゴにボトックス注射をすることで対応できます。
I) 口唇の火傷、すり傷、色素沈着
手術中、口を大きく開ける器具を使用する為、口唇の火傷、すり傷、色素沈着が起こる事があります。
対応
ほとんどの場合、自然に治まります。
色素を薄くするハイドロキノンクリームや肌のターンオーバーを早め、新たな皮膚を再生させるトレチノイン+ハイドロキノンクリームを必要に応じて処方致します。
アゴ切り・アゴ削りのよくある質問
輪郭の手術の傷痕は残りませんか?術後の腫れや痛みはどうですか?
外見上に傷が出来ることはなく、ダウンタイムは1~2週間程度です。
手術は口の中から行いますので、外見上に傷がつくことはなく、口の中の傷は治りやすく人目に付くことはありません。
術後は痛み止めや鎮静剤を処方いたします。ダウンタイムは個人差がありますが、大まかな腫れや痛みは2週間程度です。外出時などはマスクでカバーして頂けます。
術後は痛み止めや鎮静剤を処方いたします。ダウンタイムは個人差がありますが、大まかな腫れや痛みは2週間程度です。外出時などはマスクでカバーして頂けます。
骨切りの手術後はたるみが出ますか?
年齢や皮膚の状態、削る量により違ってきます。
骨が小さくなることで多少の皮膚の余りは生じます。
患者様の年齢や皮膚の状態、削る量により術後のたるみは違ってきます。
手術後のたるみが気になる場合は、リフトアップや皮膚の引き締め施術を行うことで、骨切りの手術結果を認識頂けます。
患者様の年齢や皮膚の状態、削る量により術後のたるみは違ってきます。
手術後のたるみが気になる場合は、リフトアップや皮膚の引き締め施術を行うことで、骨切りの手術結果を認識頂けます。
骨切りの手術後、後遺症はありますか?
時間の経過とともに緩和します。
手術直後には一時的に腫れや知覚鈍麻などが生じることがありますが、ほとんどの方は3~6ヶ月で消失していきます。
腫れや知覚麻痺がある間は、話し辛さや食事の飲み込みにくさなどを感じることもありますが、時間の経過と共に徐々に緩和していきます。
腫れや知覚麻痺がある間は、話し辛さや食事の飲み込みにくさなどを感じることもありますが、時間の経過と共に徐々に緩和していきます。
輪郭の手術後は日常生活に支障はありますか?
大きな支障はありません。
手術直後は、腫れの影響で一時的に多少会話や食事がしづらく感じられることがありますが、大きく支障が出るようなことはありません。
時間の経過とともに腫れが落ち着き、2~4週間程で違和感なく自然な会話や食事ができる状態となります。
時間の経過とともに腫れが落ち着き、2~4週間程で違和感なく自然な会話や食事ができる状態となります。
手術は全身麻酔ですか?
はい。全身麻酔でのご手術となります。
手技が非常に細かく手術時間を要するため、患者様のご負担に配慮するために全身麻酔での手術となります。
術中の意識はないため痛みを伴うことはありません。
術中の意識はないため痛みを伴うことはありません。
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