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鼻翼縮小(内+外)-011

大きく広がりっている小鼻の一部を切り取り小さくする手術です。
鼻の穴の大きさや鼻全体が大きく見える印象を、小鼻を小さくすることによりお顔全体がスッキリとした印象にします。

鼻翼縮小術

・小鼻の大きさが気になる方
・小鼻の丸みや厚みが気になる方
・鼻の穴を小さくしたい方
・スッキリした印象にしたい方

手術は傷が目立たない部分を数ミリ切除して、鼻全体とのバランスを調整しながら丁寧に縫い縮めていきます。
小鼻の大きさや鼻の丸みにより外側や内側、その両方やさらに状態によっては小鼻の上側を切除する方法があり、どのように切除するかは、小鼻の状態や形によって決まります。
傷跡が目立たない部分を切除し、丁寧に縫合するため目立ちにくく仕上がりはとても自然です。

鼻翼縮小術

鼻翼縮小術

1.切除する範囲をデザインします。

鼻翼縮小術

2.デザインの線に沿って皮膚と内部組織を切り取ります。

鼻翼縮小術

鼻翼縮小術

3.鼻の下を通すように鼻翼同士を糸で結んでしっかり幅寄せします。

鼻翼縮小術

4.鼻翼の付け根を丁寧に縫合します。

鼻翼縮小術

小鼻の変形修正
いくらでも小鼻を小さくすることは可能ですが、切り取りすぎた場合、鼻の穴がコンセントの差し込み口のように細くなる、 指が入らないほど鼻の穴が小さい、小鼻に全く丸みがないといった小鼻や鼻の穴の形が不自然になり変形をきたします。
切り取れられてなくなってしまった部位を元に戻すことは出来ないため、不自然な形にならないよう切り取る範囲を決めることが大切です。
ヴェリテクリニックでは、鼻翼縮小術後の修正手術も行っています。


鼻尖が大きく見える
小鼻を小さくすると相対的に鼻尖が大きく見えるようになります。
特に、団子鼻の患者様が鼻翼縮小術を受けるとさらに団子鼻が目立つようになります。
団子鼻を気にされている患者様には、鼻翼縮小の手術前に鼻尖縮小術を受けて頂き、鼻尖が細くなった後で鼻翼縮小の手術を受けられることをおすすめ致します。

内側法に比べ外側法が変化は大きいですが、外側の傷痕を気にされ、内側法を希望される患者様がいらっしゃいますが、正しい選択ではありません。 この選択を誤ると手術のメリットがない上に、不自然な形を作ることになります。
また、いくらでも小鼻を小さくすることは可能ですが、鼻の穴がコンセントの差し込み口のように細くなる、指が入らないほど鼻の穴が小さい、小鼻に丸みがないといった変形きたし、元に戻すことはできません。
不自然な形にならないように小鼻の形、切除する部分、切除量を正確に把握し決定すること、術後の傷痕がきれいになるように丁寧に縫合することが大切です。

福田慶三医師が監修しました
この記事は、
ヴェリテクリニック理事長
福田慶三医師が監修しました。 プロフィール
担当医:李 政秀

症例


症例番号:鼻翼縮小(内+外)-011

併せて行った施術・その他費用

鼻翼縮小術(内・外・上のうち2箇所)
¥495,000
他院修正の場合 + ¥110,000
隆鼻術
¥330,000
鼻中隔延長術+肋軟骨移植術
¥990,000
他院修正の場合 + ¥220,000~¥440,000

鼻翼縮小術のトラブル一覧


A)感染

治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合は感染が疑われます。
放置すると皮膚が破れて膿が出たり皮膚が壊死したりして傷跡や変形を残すことになりますので、必ず治療が必要です。

対応
皮膚の中に埋めている糸の抜去と内服薬服用、抗生剤点滴投与の処置を1週間行います。


B)鼻の穴の左右差

鼻の穴に左右差が生じる場合があります。元々の鼻の穴の大きさや形の左右差、手術の切除する皮膚の量や位置のわずかなズレが原因です。出来るだけ左右対称になるよう行いますが、1mm以下のわずかな左右差を避けられるほど手術は正確なものではありませんことをご理解下さい。

対応
左右差の修正をご希望の場合は、再手術を行わせていただきますが、小さい方を大きい方に合わせることは不可能なので、大きい方を小さい方に合わせることになります。そこで大きい方の鼻の穴から組織を切除いたします。
※但し、切除すればするほど、鼻の穴がいびつな形になりやすい事をご理解下さい。
再手術をしても完全に左右対称にならないことがありますことをご了承下さい。


C)小鼻の引きつれ感

糸で引き寄せている為、笑った時に小鼻が広がりにくくなります。
また笑った時に、引っ張られた感覚や見た目のひきつれ等が起こることがあります。

対応
小鼻のひきつれ感が起きた場合は、両側の小鼻を引き寄せている糸を抜去いたします。
※引き寄せている糸を抜去いたしますと、笑った時小鼻が広がりやすくなりますことをご理解下さい。


D)中縫いの糸が出てくる

稀に、中の引き寄せている糸が出てきてしまうことがあります。放置していると化膿する危険があります。

対応
中縫いの糸が露出した場合、放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。
糸を取り除く処置をさせて頂きます。


E)傷跡の段差・凹み・ゆがみ

出来るだけ丁寧に縫合いたしますが、肌の性質や縫い寄せた傷口のずれにより、傷跡の段差や凹み・ゆがみ等が起こる場合があります。

対応
傷跡の段差や凹み・ゆがみ等が起こった場合は、CO2レーザーを照射し、削って滑らかにしたり、ぼかしたりする処置を、行わせていただきます。
レーザー処置後は、治療部位に赤みが約3ヶ月間位残ります事をご了承下さい。
また、レーザーでは修正できない大きな凹みや段差に対しては、再度傷跡を切開して縫い直す処置をさせて頂きます。
修正処置をさせて頂きましても、傷跡がなくなることはないことをご理解下さい。


F)小鼻がまだ大きい(鼻翼縮小の効果が物足りない)

元々の小鼻の大きさにより、一度の手術では効果が物足りなく感じる場合があります。

対応
効果が物足りないと感じた場合は、ご希望であれば再度手術を行うことは可能です。
※但し、小さくすればするほど、鼻の穴がいびつな形になりやすい事をご理解下さい。


G)鼻の穴が角ばる

鼻の穴の滑らかなカーブを切り取ることになりますので、小鼻の切除が多いと、どうしても角張りが出来やすくなります。

対応
鼻の穴の角ばりの修正をご希望の場合、耳から採取した皮膚と軟骨を移植して、鼻の穴を広げ、角張りを目立たなくする処置をさせて頂きます。修正術を行なっても元通りの自然な滑らかカーブになるわけではありません。
また、移植した皮膚がつぎはぎのようになることをご了承下さい。


H)小鼻が小さくなり過ぎる

小鼻が思ったよりも小さくなりすぎたと感じる場合がございます。

対応
小鼻が小さすぎると感じた場合は、元に戻すことは容易ではありません。
鼻の穴を大きくして欲しいとご希望の場合は耳から採取した皮膚と軟骨を移植し、鼻の穴を大きくする手術が可能ですが、傷跡が残りますことをご了承下さい。


I)鼻先が大きく感じる

小鼻を小さくすることにより、鼻先が相対的に大きく感じることがあります。

対応
鼻先が大きいと感じる場合、鼻尖縮小術や、鼻尖形成術といった鼻尖を小さくする手術をお勧めいたします。


J)小鼻が下がって見える

鼻翼縮小をしますと鼻の穴が小さくなりますが小鼻が下がった印象になることがあります。

対応
小鼻が下がったと感じる場合、鼻翼挙上術や、鼻孔縁挙上術、鼻中隔延長術にて対応できます。

鼻翼縮小術のよくある質問


使用する麻酔方法は?
患者様のご希望に合わせた麻酔を使用します。
当院では局所麻酔、笑気ガス麻酔、静脈麻酔+ラリンゲルマスク麻酔、全身麻酔がございます。
患者様のご希望をお伺いし、身体へのご負担を考慮した麻酔方法をご案内させて頂いております。
鼻翼縮小のダウンタイムはどのくらいですか?
1週間程度で落ち着いてきます。
個人差ありますが、腫れは手術後2~3 日目をピークに1週間間程、むくみは2週間程度で落ち着きます。
術後5日目で抜糸があります。それまではマスク等でカバー頂き、抜糸後からはお化粧でカバー頂けます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    
鼻翼縮小の傷痕は目立ちますか?
傷痕はほとんどわからなくなり、目立つことはありません。
内側法の場合、傷は鼻の穴の内側部分のため目立つような傷や外見上の傷は出来ません。
外側法の場合、小鼻の外側部分の溝部分と一致してほとんど分からなくなります。
術後間もない間は傷部分に赤みがありますが、お化粧でカバー頂けます。
術後、傷痕が気になる場合には適切な方法をご提案させて頂きます。
鼻翼縮小後、後戻りはありますか?
後戻りの可能性はあります。
糸で引きあうような方法や、内側法の場合に鼻の穴の内側の皮膚が外側に向かって引き延ばされて術後に後戻りが起こる可能性はあります。
ヴェリテクリニックでは後戻りを避けるために、切除する鼻の床の組織から表皮だけを取り除いて真皮と筋肉からできた短冊状の組織(真皮弁)を作成し、これを正中部に作った皮下トンネルを通してお互いに縫い合わせることによって、小鼻を内側に向かって引き寄せる手術をします。

隆鼻術のトラブル一覧


A)感染

術後治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合は感染が疑われます。
放置すると皮膚が破れて膿が出る、プロテーゼが飛び出す、鼻の穴がひきつれる、鼻の表面が凹む等の症状が出る可能性がある為、必ず治療が必要です。

対応
処置として内服薬服用、抗生剤点滴投与を2週間行います。
膿がたまっている場合には小さく切開して膿を出す処置を行い、その後毎日傷の洗浄を行います。

それでも改善がみられなかった場合は抜去手術を行わせていただきます。
抜去後の再挿入手術の時期に関しては、感染の原因となる細菌が完全に消えてからとなります。
少なくとも抜去手術を行ってから最低4ヶ月間あけてから再挿入手術となります。


B)血が溜まる

術後皮膚の中で出血が起こると、傷の中に血が溜まってしまい、腫れ上がります。

対応
血が溜まってしまった場合は、直ちに鼻の中のキズを開いて溜まった血を排出する処置をさせていただきます。


C)傷口が開く

稀に糸が外れて傷が開いてしまうことがあります。
皮膚の表面の糸は1週間、鼻の中の糸は2週間で抜糸します。
糸が抜けてしまっても傷が開くことは稀です。
しかし、傷口が引っ張られると癒着した傷が開いてしまうことがあります。

対応
糸が外れて傷が開いてしまった場合には、再縫合の処置をさせていただきます。


D)糸が出てくる

プロテーゼを縫い合わせている糸が外に出てきてしまうことがあります。

対応
放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。


E)鼻筋の曲がり・ズレ

術後1週間は挿入したプロテーゼや軟骨が動かないようにギプスで固定しますが、それでも曲がりやズレが起こることがあります。

対応
「曲がっている」「ずれている」等といった症状がでた場合は、直ちに修正させていただきます。
◆ガス麻酔で眠っていただいたうえで、皮膚の上からプロテーゼを押して位置を直す処置をさせていただきます。
◆それでも改善しなかった場合には、鼻の中の傷を小さく切開して、鼻筋を修正する処置を行わせていただきます。


F)鼻の穴のひきつれ・穴が左右非対称

鼻の穴の中の切開した傷が拘縮してひきつれると、鼻の穴が引っ張られ、左右差を生じることがございます。
特に再手術や感染が起きたケースでは、ひきつれも起こりやすくなります。

対応
術後半年を経過して傷跡が柔らかくなると、鼻の穴のひきつれも治まります。
それでもひきつれが残った時には、皮膚を移植する治療が必要となります。


G)鼻筋の違和感・異物感

術後異物が入ったことにより、違和感(異物感)を感じることがあります。
時間の経過と共に異物感はなくなります。

対応
どうしても異物が入っていることに抵抗がある場合は抜去いたします。


H)鼻筋の高さ・幅・長さ等の見た目の違和感

「高い」「低い」「長い」「短い」「太い」「細い」といったイメージと違う結果になることがあります。

対応
修正をご希望の場合は、傷がまだ癒着していない術後1週間以内、あるいは、炎症が落ち着いた術後4ヶ月以降にプロテーゼの入れ替え手術をさせていただきます。


I)プロテーゼの飛び出し

プロテーゼが突然飛び出すということはありません。
その前に赤く腫れるという症状があります。赤みや腫れは感染やカプセル拘縮が原因です。
そのまま放置すると鼻先や鼻筋の皮膚に穴が開いて膿が出てきます。
更に放置するとプロテーゼが飛び出してきます。プロテーゼが出てきたキズはその後傷跡を残します。
赤みや腫れといった症状が出たときは、プロテーゼが飛び出してくる前に感染を抑える薬を服用するか、プロテーゼを抜去するといった処置をすることが肝心です。
※感染が疑われる場合、すぐにご来院下さい。

対応
感染により皮膚に赤みが出た場合、そのまま放置しておくと、皮膚を突き破ってプロテーゼが飛び出す危険性がありますので、適切な処置が必要となります。
また、サイズが大きい場合も皮膚が薄くなって赤くなり、プロテーゼが飛び出す危険があります。
プロテーゼが飛び出すと、破れた皮膚は後に醜い凹みになることがあります。
お鼻に傷痕や変形を残さないために、プロテーゼが飛び出す前に治療を行うことが大切です。
抜去後の再挿入手術をご希望の場合は、感染の原因となる細菌が完全に消えてからとなります。
少なくとも抜去手術を行ってから最低4ヶ月間あけてから再挿入手術となります。


J)プロテーゼの輪郭が浮き出る

プロテーゼの周りに出来た被膜カプセルの袋に石灰沈着(骨の粒のようなものが出来る)が起きたり、皮膚が薄くなってくると、プロテーゼの形が皮膚の上から透けてみえてきます。

対応
「プロテーゼの輪郭が浮き出てきてしまった」「鼻先が白く変色してきた」といった症状に対して修正をご希望の場合は、抜去手術または入替手術が必要となります。

隆鼻術のよくある質問


鼻の手術のダウンタイムはどのくらいですか?
術後1週間後からお化粧でカバー頂けます。
術後1周間ギブス固定を行います。
ダウンタイムは個人差ありますが、腫れのピークは術後3日目程でその間はギブスで隠れるためご自身で確認出来ません。
術後2週間程は多少の腫れやむくみはありありますが、お化粧でカバー頂ける程度です。
プロテーゼの手術後にズレることはありますか?
術後のずれや曲がりはありません。
プロテーゼは鼻骨の骨膜下に挿入し、術後はしっかり固定をしますので、挿入後プロテーゼが動いたりずれたりすることはまずありません。
万が一、ズレや曲がりが生じた場合には適正に処置させて頂きます。
希望通りの鼻に仕上がりますか?
ほとんとの患者様が希望通りに仕上がっています。
患者様のご状態を拝見し、ご希望される高さ、太さ、長さや鼻筋のラインやカーブ等をお伺いし、お一人ずつに合ったご希望のデザインをオーダーメイドにて作成します。
術前のカウンセリングにてしっかりご希望をお伝え頂くことがデザインを作る上で重要となります。
術後はほとんとの患者様が希望通りに仕上がっています。
術後の仕上がりに不安の患者様には、術後のシミュレーションとしてまずはヒアルロン酸注入をおすすめしています。
プロテーゼ挿入後、感触に不自然さはありますか?
挿入前と変わらない自然な感触です。
プロテーゼは人工軟骨と呼ばれ、軟骨とほぼ同じ硬さで出来ています。
プロテーゼ自体の感触も非常に自然な上、挿入位置も骨膜や皮膚に覆われるため感触の不自然さはございません。
プロテーゼの入れ替えは同時に行いますか?
基本的には同日に行います。
基本的に同日に行います。
ただし感染を起こしている場合は、まずは抜去のみ行いその後ご状態が落ち着いてからプロテーゼを挿入します。
プロテーゼ抜去後は元の鼻に戻りますか?
ほぼ元通りに戻ります。
プロテーゼを抜去後はほぼ元通りの鼻に戻ります。
抜去後、また高さをご希望される際には再手術やヒアルロン酸注入は可能になります。
将来的にプロテーゼを入れ替える必要はありますか?
必要ありません。
プロテーゼや自己組織の手術は入替の必要はありません。
術後にご希望のデザインが変わったり、感染が原因で抜去された後の再挿入以外には必要ありません。

鼻中隔延長術のトラブル一覧


A)感染

手術後、皮膚の赤み・熱感・痛み・腫れが増し続けたり、その状態が長引く場合は、感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合は、内服薬の服用、抗生剤点滴の投与を2週間続けて経過をみます。膿が溜まっている時は、鼻の中を切開して洗浄を行います。それでも治まらない場合は、移植した軟骨を除去します。
再度、延長術を希望される場合は、感染の原因となる細菌が完全に消えてからになりますので、少なくとも軟骨除去後4ヶ月経過してからとなります。
再手術の際は、すでに鼻中隔軟骨を摘出してしまっているため、ほとんどの場合、肋軟骨を使用し移植します。


B)アレルギー反応(異物反応)

実際に起きた経験や報告はありませんが、保存軟骨に対する異物反応が起こる可能性は否定できません。

対応
異物反応が起きた場合には、軟骨を除去する処置を致します。


C)血が溜まる

術後に傷の中で出血が起こりますと、皮膚の下に血が溜まって、鼻先、鼻柱、鼻の中粘膜が紫色に腫れあがります。
血液が溜まったままにしておきますと、感染、鼻尖が太くなる、鼻づまりを起こす危険がありますので、早めに治療をする必要があります。

対応
血が溜まっている場合は、直ちに溜まった血を注射器で吸い出すか、もう一度傷を開けて排出します。


D)傷口が開く

稀に糸が外れたり、傷口の治りが悪く傷口が開いてしまうことがあります。

対応
糸が外れ傷口が開いてしまった場合には、もう一度傷を縫い合わせる処置を致します。


E)糸が出てくる

軟骨と自己組織を縫い合わせる糸が露出することがあります。

対応
放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。


F)鼻尖の曲がり

延長手術をすることで、引き延ばされた皮膚や鼻尖の軟骨が元に戻ろうとする為、延長した軟骨に力が加わり曲がってしまうことがあります。
ヴェリテクリニックのこれまでの症例では、鼻尖が左右に傾くことが、10%程度の確率で生じます。
また鼻の穴の左右差は、20~30%の割合で認められました。
延長量が多くなるほど、また、過去に鼻の手術を受けている方ほど、起こりやすい傾向にあります。

対応
左右に傾いた鼻尖や鼻の穴の修正は容易ではありません。
左右差の修正を希望される場合は、移植した軟骨を削って延長量を短くしてバランスをとる処置をさせて頂きます。この場合延長した鼻が短くなることをご了承下さい。
延長した長さを短くしないで傾きの修正を希望される場合は、更に強力な軟骨を移植する必要がありますので、肋軟骨を採取して移植する処置をさせて頂きます。
※但し、修正手術を行っても完全に左右差をなくすとは困難なことをご理解下さい。


G)鼻の穴のひきつれ

鼻の穴の中の切開した傷が拘縮してひきつれることがございます。特に、再手術や感染が起きたケースでは、ひきつれも起こりやすくなります。

対応
術後半年を経過して傷跡が柔らかくなると、鼻の穴のひきつれも治まります。
それでもひきつれが残った時には、皮膚を移植する治療をさせて頂きます。 


H)鼻尖の違和感

延長手術をしたことにより、鼻尖が固定され手術前のように動かなくなるため、違和感を感じることがあります。
特に、笑った時に気になります。

対応
延長手術をしたことにより、鼻尖が固定され手術前のように動かなくなるため、違和感を感じることがあります。
特に、笑った時に気になります。
どうしても気になる場合には、延長した軟骨を除去致します。


I)鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなる

延長手術で軟骨を移植したことにより、鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなることがあります。

対応
鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなってしまい、修正を希望される場合は、移植した軟骨を削る処置をさせて頂きます。
※但し、削ることにより、鼻が短くなる、また、鼻尖が傾きやすくなる可能性があることをご了承下さい。


J)鼻閉感(鼻が通りにくい感じ)

鼻中隔に軟骨を重ねるため、鼻中隔が厚くなります。鼻尖縮小術を併せて行いますと、更に鼻の中の空気が通るスペースが狭くなります。そのため鼻づまりが起こりやすくなります。
特に術後は鼻の中の粘膜が腫れるため、鼻の通りが一層狭くなります。

対応
1~3ヶ月位の時間の経過と共に鼻の中の粘膜の腫れがおさまります。
その間は市販の鼻炎スプレーを使用いただきますと、鼻づまりが軽くなります。
それでも症状が残った場合には、移植した軟骨を削る処置をさせて頂きます。
但し移植した軟骨を一部削る手術をしても、鼻詰まりが完全には治らないことがあることをご理解下さい。


K)鼻柱が凸凹する

鼻の穴の鼻柱の部分に(鼻柱の側面)に膨らみが出来る事があります。

対応
元々の鼻尖軟骨の折れ曲がりが表面に出る・移植した軟骨の角が出っ張る・キズアトが硬く膨らむことが原因です。軟骨が原因の場合は、膨らんで見える余分な軟骨を切り取る事ができます。


L)延長した鼻が長すぎる・鼻尖が高すぎる

できるだけ患者さまのご希望に叶うよう、鼻の延長方向と延長量を相談して決定いたします。しかし、予定した延長量より多少大きくなってしまうことがございます。また、予定通りに軟骨を延長しても、仕上がった鼻が長く、高く感じることもございます。術後3~6ヵ月はむくみの為に大きすぎると感じることが少なくありません。
むくみが落ち着くまで6ヵ月程経過を見ていただく必要がございます。

対応
手術後1週間後もしくは4カ月以降に、移植した軟骨を削ることで調整することができます。


M)延長した鼻が短すぎる・鼻尖が低すぎる

できるだけ患者さまのご希望に叶うよう、鼻の延長方向と延長量を相談して決定いたします。しかし、軟骨の大きさや皮膚のつっぱりのため、十分な高さや長さを得られないことがございます。また予定通りの延長をすることができても、仕上がった鼻が低い、短いと感じることもございます。

対応
手術後半年以降に、皮膚に余裕があれば、鼻尖に軟骨を追加移植することが可能です。
肋軟骨採取が必要な場合もあります。
※さらに長さ・高さを出す為には、引き延ばされる鼻尖の皮膚に余裕があることが条件となります。
その為、修正できる範囲には限界があることをご了承下さい。


N)傷跡が気になる

肌の性質により、傷跡がケロイドのように赤く盛り上がったり、段差や凹みなどが起こる場合があります。

対応
キズアトの修正を希望される場合、下記の方法を用います。

◆ステロイド注射(ケナコルト)
赤く盛り上がったキズを平らにする処置を行います。
効果が出るまで、1ヶ月に1回の治療を繰り返す可能性があります。
また、ステロイドの副作用として、皮膚や傷が凹む、細かい血管が浮き出るといったことがあります。

◆CO2レーザー照射
キズアトの段差を削って、なめらかにする効果があります。処置後は3ヶ月程赤みがあります。

◆切開法
傷の赤みが消えたうえで再度、切開し縫合いたします。
※傷を完全になくす事は不可能であり、目立たなくするという目的であることをご了承下さい。
また、個人の体質的な要因が大きいため、キズアト修正には限界がありますことをご理解下さい。

鼻中隔延長術のよくある質問


鼻中隔延長のダウンタイムはどのくらいですか?
約2週間程度です。
個人差ありますが、2週間程度となります。最終的な仕上がりは約4ヵ月後となります。
1週間ギブス固定があり、ギブス抜去後はむくみはありますがお化粧やマスク等でカバー出来ますので、すぐにお仕事に行かれる方も多いです。
鼻中隔延長の傷は目立ちますか?
目立ちにくく見えにくい箇所のためほとんどわからない程度です。
オープン法で行うため鼻柱部分に傷は出来ますが、正面から見えにくく傷も目立ちにくい部分ため、ほとんどわからない程度になります。
耳介軟骨は耳の後ろの溝部分、肋軟骨は胸のアンダーバストの位置に切開線は出来ますが、傷跡が目立ちにくい場所を選んで採取し、傷跡は時間の経過とともに目立たなくなっていきます
鼻中隔延長はどのくらい長さや高さは出せますか?
目安として3㎜以上可能です。
個人差はございますが、目安として3㎜以上可能です。
鼻尖の皮膚の厚さや軟骨のご状態、使用する軟骨により異なりますが、5㎜以上延ばすことも可能です。ご希望のデザインを考慮し直接お話しさせて頂きます。
軟骨採取部分の体への影響はないですか?
術後の影響はありません。
採取した軟骨が再生することはありませんが、移植手術で用いられる素材として確立しています。
鼻中隔延長に使用する採取量は少量のため、変形や機能障害もきたしません。術後の影響は心配ありません。
鼻中隔延長の術後はいつぐらいから通常通りに触れることが出来ますか?
普段通りですと術後1カ月程度です。
術後間もない間は状態が安定していないため、強い衝撃には注意が必要です。
普段通りとなりますと術後1カ月程度必要となります。その間は優しく触れることは出来るため、日常生活に大きな支障はないと思います。
移植後の軟骨のズレや飛び出しはありますか?
ズレや飛び出すということはありません。
ご自身の自家組織を移植するため、移植した位置に生着します。
移植した軟骨が経過とともにズレや変形、飛び出すことはまずありません。
手術は全身麻酔ですか?
はい。全身麻酔でのご手術となります。
手技が非常に細かく手術時間を要するため、患者様のご負担に配慮するために全身麻酔での手術となります。
術中の意識はないため痛みを伴うことはありません。