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下眼瞼脱脂-020

下眼瞼脱脂術は、下まぶたの脂肪が生まれつき多い方や年齢と共に現れる目の下の膨らみやクマを緩和する手術です。
年齢とともに皮膚や筋肉のタルミにより支えきれなくなった脂肪が押し出され、下まぶたに膨らみや影ができことで、疲れや老けた印象を与えます。
この膨らみを取り除き、目袋を小さくすることで明るい印象に整います。
目袋の膨らみが凹むことで涙袋が強調されます。

下眼瞼脱脂

・目の下のクマが気になる方
・目の下の膨らみが気になる方
・若々しい目元にしたい方
・疲れた印象が気になる方

下まぶたの裏側の結膜を数ミリ切開し、はみ出している余分な脂肪を取り除きます。
結膜側の手術のため外見上に傷も出来ず、ダウンタイムもほとんどありません。

下眼瞼脱脂術

1.下まぶたをめくって、黄色いラインのように切開します。

下眼瞼脱脂術

2.切開した中から脂肪を出して切除します。

下眼瞼脱脂術

3.縫合します。

下眼瞼脱脂術

4.まぶたの内側を縫合するので、表面に傷跡はできません。術後は目のあたりが腫れますが、他の目の手術よりは比較的ダウンタイムは少ないです。

下眼瞼脱脂術

脂肪による凹凸が無くなり、クマが目立たなくなります。

目袋の膨らみの原因は、加齢とともに下まぶたの皮膚と眼輪筋という筋肉がゆるみ、まぶたの脂肪が支えられなくなることで脂肪がはみ出してくることが原因です。
頬部分が痩せている方や、生まれつき下まぶたの脂肪が多い方では20代でも目袋が目立ち、30代以降になると多くの方に目袋や目の下のクマが現れてきます。
40代以降で下まぶたに深いシワもある方には同時に下眼瞼切開をお勧めすることもございます。

下眼瞼脱脂術

目袋がふくらむ原因は、脂肪が増える訳ではなく下まぶたの皮膚や筋肉がゆるみ脂肪がはみ出してくることです。
そのため、脂肪を取り除くのは間違っているという意見もあり、脂肪を取らないで目袋を小さくする方法が報告されています。

隔膜を縫い縮める
脂肪をおおっている隔膜という膜を縫い縮めて、脂肪を奥へ押さえ込む方法がありますが、老化により隔膜も弱くなっているため、糸で縫い縮めてもはみ出た脂肪をしっかり押さえ込むことができません。
また、隔膜をしっかりと縫い縮めると脂肪を抑え込む力は強くなりますが、下まぶたが下に引っ張られ下三白眼になります。
視線を上に向けたときに、黒目が上を向いても下まぶたが下がったままになって不自然な目元になりますのでおすすめしません。

ハムラ法
目袋の膨らみを小さくするのと目の下のクマを浅くする手術法です。
しかし、目袋の大きな方にはふくらみが残ってしまい、適度に脂肪を取り除かなければ膨らみは緩和しません。
下まぶたと頬の境目が下へずれることになり、上手くやらないと下まぶたが延び、ますます下まぶたのたるみがひどくなったように見えます。
目袋を取り除く手術に比べ、腫れや内出血が長引きますが、上手にやれば大変良い結果を得ることができるので、医師の経験や技術も必要な手法となります。

ヒアルロン酸
通常の下眼瞼脱脂術と頬部ヒアルロン酸注入を併せて行うことで、裏ハムラ法と同じあるいはそれ以上の良い結果を出すことができます。
ヒアルロン酸注入のためで術後のダウンタイムもほとんど必要ありません。
下まぶたにシワの目立つ方でも、目袋を小さくすれば、目元がスッキリします。
もちろん、皮膚を切除してシワを伸ばせばよりエイジングケアが得られますが、傷跡やダウンタイムのある治療を避けられたい方には、下眼瞼脱脂術がおすすめです。

ドールチーク
頬のやせた方は脱脂術に併せてドールチークという治療をお勧めします。
ドールチークは、下まぶたより下の頬の部分にヒアルロン酸や脂肪を注入を行って、丸くふっくらとした頬を作る治療です。
目元から頬にかけての印象を、より一層若々しくすることができます。疲れて見える印象から、華のある顔立ちになります。

福田慶三医師が監修しました
この記事は、
ヴェリテクリニック理事長
福田慶三医師が監修しました。 プロフィール
担当医:松本 茂
before
after
before
after

症例番号:下眼瞼脱脂-020

※こめかみ、前額に脂肪注入も行っています。

併せて行った施術・その他費用

下眼瞼脱脂術(結膜側)
¥330,000
埋没法(4点固定)
¥132,000
片側のみ ¥79,200

下眼瞼脱脂術(結膜側)のトラブル一覧


膨らみが残る

手術後、目袋の原因となっている脂肪を取り除く量が足りませんと、目袋の膨らみが残ることがございます。
筋肉や皮膚のゆるみが原因で、膨らみが残ることもございます。

対応
目袋のふくらみが気になる場合は、再度まぶたの裏側(結膜)を切開して、残っている脂肪があれば切り取ります。
ふくらみの原因が脂肪ではなく、皮膚や筋肉のタルミの場合は、手術をしても脂肪を取り除くことができませんことをご了承ください。
皮膚や筋肉のゆるみに対しては、皮膚を切開して目尻で筋肉を吊上げる下眼瞼切開術をご提案させて頂きます。再手術をしても、目袋のふくらみが完全には取れないことがありますことをご了承ください。


下まぶたが凹みすぎたと感じる

目袋の原因である脂肪を処理して、膨らみを小さくする手術です。脂肪をたくさん切り取りますと、目袋の部分が凹みます。患者様の好みによっては、仕上がりが凹み過ぎたと感じることがあります。目の下のくまの溝が深い人や涙袋が大きい人では、凹みが目立ちやすくなります。

対応
下まぶたの凹みが気になる場合、ヒアルロン酸で術前の状態近くまで膨らませることが出来ます。
ただし、ヒアルロン酸の効果は永久的なものではございません。定期的(1 年に1 回程度)に繰り返す必要がございます。


膨らみや凹み具合の左右差

脂肪の処理の多少の左右差が原因で、下まぶたの膨らみや凹みに左右差を起こすことがあります。元々、左右差がある人では左右差が残りやすくなります。

対応
下まぶたのふくらみや凹みに左右差がある場合は、上記に準じて調整を行ないます。


効果が物足りない

元々、下まぶたのすぐ下の頬の骨が後ろに引っ込んでいる、頬の肉が痩せている、あるいは加齢で頬の肉が垂れていますと、下まぶたの下の頬にボリュームが足りません。術後に下まぶた~頬にかけて凹みが出来て下眼瞼脱脂の効果が半減してしまいます。

対応
元々のシワやタルミ、頬のボリューム不足により、思った程の効果が得られないことがあります。
下まぶたの下の頬のボリュームがもともと少なく、術後に下まぶた~頬にかけて凹んで影になって見える場合は、ドールチークやミッドフェイスリフトで頬のボリュームアップを図ることをお勧めします。


小ジワ・シワ・タルミが残る、または増加する

目袋が小さくなりますと、下まぶたが持ち上がってタルミが少なくなったように見えます。基本的に脱脂術は、皮膚のシワやタルミを取り除く手術ではありません。目袋が小さくなりますと、ちりめんジワや細かいシワは増えることがあります。

対応
下まぶたのヒダのようなタルミや深いシワに対しては、下眼瞼切開術で余っている皮膚や筋肉を切り取る治療をおすすめ致します。ちりめんジワや笑いジワにはボトックスをおすすめ致します。


目のチクチク感

まぶたの裏側に縫合した傷が眼球の表面に触れてゴロゴロした違和感を感じることがありますが、通常2~3週間で違和感は落ち着きます。目にチクチクした痛みを感じる時は、糸がほどけて糸の先端が眼球にあたっている可能性があります。その場合、眼球を傷つける危険があります。

対応
できるだけ早く来院して頂き処置を受けて頂く事をお願い致します。通常は抜糸を必要としない手術ですが、抜糸をさせて頂きます。


感染(化膿する)

赤み・痛み・腫れ・熱感が増したり、長く続いたりする場合は、感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合は、抗生剤の投与を行います。膿が溜まっている場合は、必要に応じて傷を再度開ける、もしくは、新たに切開し、膿を出す処置を行います。


血が溜まる

術後に傷の中で出血しますと、血が溜まってまぶたが腫れ上がります。血が溜まったままにしておきますと、感染やしこりを作る恐れがあります。

対応
出来るだけ早く処置をする必要があります。その際は再度傷を開け、溜まった血を排出します。


傷が開く

稀に糸が外れて、傷が開いてしまうことがあります。

対応
傷が開いた場合は、再度、縫合いたします。


白目や角膜の損傷

大変稀なことですが、可能性は否定できません。手術中に、手術器具が当たる、あるいは糸やまつ毛の先端が当たって眼球の表面に傷がつくことがございます。

対応
白目や角膜の損傷や眼球に火傷が生じた例も報告されています。状態に応じた処置や対応を行います。


眼球の火傷

大変稀なことですが、可能性は否定できません。手術中に血を止めるための電気メスやバイポーラによって発生した熱で、眼球の表面に火傷を作る可能性があります。

対応
白目や角膜の損傷や眼球に火傷が生じた例も報告されています。状態に応じた処置や対応を行います。

下眼瞼脱脂術のよくある質問


下眼瞼脱脂のダウンタイムはどのくらいですか?
ダウンタイムは少ない手術です。
個人差ございますが、1週間ほど腫れやむくみが出ることがあります。
内出血が出た場合はお化粧でカバー出来る程度です。基本的にはダウンタイムは少ない手術となります。
下眼瞼脱脂の効果は永久ですか?
脂肪を取り除いた部分には脂肪はつきにくくなり、その後の老化防止に適しています。
術後からまた加齢が始まりますが、脂肪を取り除いた部分には脂肪はつきにくくなります。
繰り返しの手術は必要なく、その後の老化防止にも適しています。

埋没法のトラブル一覧


二重幅の左右差

埋没法で糸を埋め込む高さや糸を結ぶ強さが左右で異なりますと、二重の左右差が起こります。できるだけ手術中に確認して調整をさせて頂きます。
しかし、手術終了時に左右差がなくても、腫れや二重のゆるみが左右で異なりますと、その後に左右差ができることがあります。

対応
埋没法術後、片方のまぶたの内出血や腫れが強い時は、その腫れが左右差の原因となりますので、腫れが落ち着くまでお待ちください。左右の腫れに違いがなく、二重幅の左右差が気になる場合は、ただちに修正させて頂きます。
二重が狭い側を広くする場合は、現在入っている糸はそのままにして新たに高いラインで固定を行います。
二重が広い側を狭くする場合は、入っている糸を抜き取ったうえで、新たに低いラインで固定致します。
狭くする場合は、入っている糸が見つからない、あるいは抜糸してもラインのくせが残って二重が狭くならないことがありますことをご了承ください。


希望の二重幅と異なる

埋没法術後1ヶ月程はむくみがあり、二重が広くなっていますので、広いと感じる場合は1ヶ月は経過を見て頂く必要があります。
糸を通す位置がわずかにずれたり、糸の結び方が強すぎたり弱すぎたりしますと、二重の幅が予定通りになりません。
また、予定した通りに二重ができていても、その結果がご本人様のご希望と異なることもございます。

対応
二重が広すぎるので狭くしたいとご希望の場合、腫れやむくみが落ち着くまで1ヶ月は経過を見ることをおすすめ致します。
二重を狭くする場合、埋没した糸を抜き取ってうえで、新たに低いラインで固定致します。
糸を探し出すために腫れが強くなることがあります。糸が見つからない、あるいは抜糸してもラインのくせが残って二重を狭くできないことがありますことをご了承ください。
二重が狭いので広くしたいとご希望の場合は、埋没した糸はそのままにして、新たに高いラインで固定を行います。
まぶたに埋め込まれる糸の数が増えますことをご了承ください。


眉が下がることによる二重幅の変化

埋没法手術後に眉毛が下がりますと、希望のラインで手術を行っても、まぶたの被りが大きくなり、予定より二重の幅が狭くなります。
眉毛がどの程度下がるのかを手術前に判断することはできません。

対応
眉毛が下がったために希望より二重が狭くなったのを修正したいとご希望の場合は、埋没した糸はそのままにして、新たに高いラインで固定を行います。
まぶたに埋め込まれる糸の数が増えますことをご了承ください。
二重のラインを高い位置で固定しても、眉毛が更に下がって、希望通りの広い二重にならないことがありますことをご了承ください。
その場合、二重を広くするためには、ブローリフトや前額リフトをおすすめ致します。


ラインの消失

上まぶたのタルミが強い、脂肪が多い、皮膚が厚ぼったい場合は、ラインが消えやすくなります。
糸がほどけたり、まぶたの組織が切れて糸が埋まりこんだりしますと二重のラインが消失する可能性があります。

対応
二重のラインが消失した場合は、再固定させて頂きます。


ラインの乱れ

手術前の二重のラインが残る、三重になる、目尻や目頭でラインが二又になることがあります。
また、平行型の二重を作る予定で手術をしても、目頭部分の二重のラインが内側に入り込み、末広型になることがあります。

対応
ラインの乱れが生じた際は、再度調整させて頂きます。ただし、埋没法は糸を用いた方法ですので仕上がりに限界があります。
再度ご手術を行ったからといって、必ずしもご希望の幅や形を保証できる訳ではありません。


二重のラインが短くなる

二重の幅を広くすると、二重の上に被さる皮膚が少なくなりますので、二重の折れ込みが浅くなり、目頭や目尻の二重の長さが短くなります。

対応
二重に被さる皮膚が少なくなることで生じる必然的な結果です。


違和感

埋没法は糸でまぶたを留めていることにより、ひっぱられるような違和感を強く感じることがありますが、時間とともになじみ、つっぱり感はおさまります。

対応
強いつっぱり感などの違和感や、元に戻したいとご希望される場合は、埋没糸の抜去をさせて頂きます。
※埋没糸を抜去しても、まぶたに癖がついている場合は、術前の状態に戻るまでに時間がかかる、または、そのまま元に戻らないことがあります。


埋没糸が透けて見える

埋没法は、糸を抜くことを可能にするため、通常青色か黒色の細い糸を使用します。
まぶたの皮膚が薄い方や、糸の結び目が深く埋め込まれなかった場合、埋没糸が透けて見えることがあります。

対応
何年か経過すると糸の色が薄くなって目立たなくなることがあります。
糸が透けて見えるのを修正したいとご希望の場合は、埋没糸の抜去をするか、抜去して再度埋没法を行うか、もしくは切開法を提案させて頂きます。
埋没法を再度行った場合は、再び糸が透けて見える可能性がありますことをご理解ください。


感染(化膿する)

埋没糸周囲に感染を起こすと、赤く腫れることがあります。

対応
感染が起きた際は、埋没糸の抜去が必要となります。再固定は、まぶたの炎症が落ち着いた後に行いますことを御了承ください。


しこり

皮膚の細胞が糸に絡み込むことによって、稀にアテロームという しこりが出来ることがあります。

対応
アテロームというしこりができた場合は、アテローム除去・処置に伴う埋没糸の抜去・再固定をさせて頂きます。


埋没糸の露出

埋没した糸がまぶたの皮膚側や結膜側に出てくることがあります。そのままにしておくと、感染や傷跡の原因となります。
また、裏側に出てきた糸は、眼球を傷つける危険性があります。

対応
埋没糸がまぶたから露出した場合、早急に埋没糸の抜去が必要となりますので、早めにご来院ください。その後ご希望であれば再固定させて頂きます。


血が溜まる

埋没法の手術後に傷の中で出血すると、まぶたに血が溜まって紫色に腫れ上がります。そのままにしておくと感染やしこりを作る危険があります。

対応
血が溜まった場合、そのままにしておきますと感染やしこり形成の原因となりますので出来るだけ早く処置する必要があります。
その際は傷を開け、溜まった血を排出します。


白目や角膜の損傷

大変稀なことですが、可能性は否定できません。
手術中に、手術器具が当たる、あるいは糸やまつ毛の先端が当たって眼球の表面に傷がつくことがございます。

対応
白目や角膜の損傷が生じた例も報告されています。状態に応じた処置や対応を行わせて頂きます。

埋没法のよくある質問


以前の埋没法の糸が取れてしまいました。埋没法の手術は何回まで受けることが出来ますか?
定まった回数はありませんが、2回程を目安としています。
具体的な定まった回数はありませんが、2回程を目安としています。
回数を重ねるごとにまぶたに負担がかかり、希望通りの二重が作れないこともあります。
ダウンタイムが取れないということであれば、再度埋没法をされるのがよいと思いますが、安定した二重をご希望であれば切開法をおすすめしております。
埋没法のダウンタイムはどのくらいですか?
手術後2~3日間は少し泣きはらしたようなむくみが出ます。
個人差がございますが、手術後2~3日間は少し泣きはらしたようなむくみがでます。
麻酔の際に目元周辺の毛細血管に注射針が触れた場合、1~2週間程内出血が出る場合がございますが、メイク等でカバー頂けます。
術後1週間程で落ち着いてる方がほとんどです。
埋没法と脱脂を行った場合、ダウンタイムは若干長くなりますが同日に行うことをおすすめしています。
埋没法の術後は傷や手術痕などは残りますか?
埋没法の手術はメスを使用しないため傷や手術痕が出来ることはありません。
埋没法の手術はメスを使用しないため傷が出来ることはありません。
また、糸はまぶたの中にしっかり埋入するため、ご心配されるような手術痕も出来ません。
埋没法手術はプチ整形と呼ばれ、気軽で簡単な手術のイメージがありますが、医師のセンスや腕、手技により仕上がりが大きく異なります。
術後の経過詳細ページをご覧いただいて分かりますように、手術痕は全く気にならないかと思います。