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鼻中隔延長-059

鼻先に軟骨を移植することによって鼻の長さ角度を延ばす手術です。
上向きの鼻や短い鼻、豚鼻を長く綺麗に整えることはもちろんのこと、鼻の穴が見えやすい方や鼻の下が長く見える方にもお勧めの手術です。
鼻先がすっきりと整うことで、洗練された印象になります。
ヴェリテクリニックでは、延長した軟骨が倒れたり、ズレたりしないように、軟骨の土台の基礎部分もしっかりと作り込みます。
鼻先の部分もデザイン通りになるように、測定するプレートを事前に準備して、手術中にも計測しながら調整を行っています。

鼻中隔延長術

・鼻が上向きな方
・鼻が短い方
・鼻先に高さや長さが欲しい方
・鼻の穴が見えやすい方
・L型プロテーゼにより鼻が上向きになってしまった方
・大人っぽい雰囲気にされたい方
・鼻下と上口唇の距離を短くされたい方

【鼻先を下へ伸ばす】
鼻中隔延長術

鼻先の高さが今以上に高くならないように鼻先を下へ伸ばす。

【前方斜め下に伸ばす】
鼻中隔延長術

鼻背のラインに合わせて前方斜め下に伸ばす。

【鼻先を高く】
鼻中隔延長術

長さが変わらないようにまっすぐ前に伸ばして鼻先を高くする。

【鼻先がややアップノーズに】
鼻中隔延長術

鼻先がややアップノーズになるように前方斜上に伸ばす。

1.オープン法で切開します。内部組織の中には鼻翼の軟骨があります。

鼻中隔延長術

鼻中隔延長術

鼻中隔延長術

鼻中隔延長術

鼻中隔延長術


2.鼻翼軟骨の間を切って左右に切り開きます。開いた中の中央にあるのが鼻中隔軟骨です。

鼻中隔延長術

鼻中隔延長術

鼻中隔延長術

鼻中隔延長術


3.鼻中隔軟骨の上にデザイン通りにカットした軟骨を継ぎ足して延長するのですが、ぐらついたり、外れたりしないよう、しっかりと固定するため、左右から軟骨で挟んで添え木のようにして、下の鼻中隔軟骨と延長した軟骨を糸で縫いつけます。

鼻中隔延長術

鼻中隔延長術

鼻中隔延長術

鼻中隔延長術

鼻中隔延長術

4.添え木の軟骨で固定する前に、あらかじめ作っておいたデザインプレートを使い予定通りの高さになっているかを確認し、ピッタリと合うまで継ぎ足す軟骨をカットして高さを調整します。

鼻中隔延長術

デザインプレートは、カウンセリングでの患者様のご希望をもとにシミュレーションの写真やCTの画像を原寸大で印刷して、ドクターがデザインしたラインでプレートを切り抜きますのでミリ単位まで正確に作られています。手術の状況に応じて使い分けるので数種類のプレートを事前に準備しています。

鼻中隔延長術

5.一度、鼻の皮膚をかぶせ、完成形のプレートでも確認しながら軟骨をさらに調整します。

鼻中隔延長術

鼻中隔延長術

6.軟骨の形状とサイズの調整が完了したら、添え木の軟骨で挟んで鼻中隔軟骨にしっかりと糸で固定します。

鼻中隔延長術

7.左右に開いていた内部組織を中央に戻して縫い合わせます。

鼻中隔延長術

8.延長した鼻先の部分にも左右から軟骨を足して(サンドイッチして)糸でしっかり固定します。

鼻中隔延長術

9.付け足した鼻先の軟骨を削って綺麗な形に整えます。このようにすることで自然できれいな形状の鼻先を作ることができます。

鼻中隔延長術

鼻中隔延長術

10.鼻の皮膚をかぶせ、予定通りになっているかプレートを合わせて最後まで確認します。

鼻中隔延長術

11.縫い合わせて完成です。

現在のところ、ご自身の体から採取する軟骨組織が一番吸収されることがなく、鼻先の強度を半永久的に保つことができます。
使用できる軟骨は鼻の奥にある鼻中隔軟骨、耳から採取する耳介軟骨、胸から採取する肋軟骨の3種類があります。



鼻中隔軟骨
鼻中隔軟骨を使用する場合は、鼻以外に傷跡を作らずに済み、また、平らで薄い軟骨が採取できるという点で優れています。ヴェリテクリニック開設の2004年以降、鼻中隔軟骨を第一優先に使用していました。
しかし、鼻中隔軟骨の奥の方から切り取って採取するため、鼻先の延長のための土台部分の強度がなくなってしまいます。長期の経過のうちに鼻先の高さが後戻りしたり、鼻先や鼻柱が傾いたりしたケースを経験しました。
もう一つ問題になるのは運悪く感染を起こした時です。すでに切り取られて弱くなっている鼻中隔軟骨が感染によってさらに破壊されて、土台としての強度が全くなくなってしまいます。
そうなりますと感染のために変形した鼻先に対して延長術を再度行いたくても、修正が大変困難な状況になることがわかってきました。
現在、鼻中隔軟骨の使用は最優先ではありません。

鼻中隔延長術



肋軟骨
ヴェリテクリニックでは、肋軟骨を最優先にしています。
採取する肋軟骨は、上から数えて7番目の肋軟骨が一番大きいため使い勝手が良く、また、7番目の肋軟骨は肺よりも下方にあるので肺を傷つけたり、気胸を起こしたりする危険がないという理由から、7番目の肋軟骨を用いるのがよいと考えています。
しかし、7番目の肋軟骨を採取するためには、女性ではアンダーバストより下方2cm~3㎝のところを切開をする必要があります。
アンダーバストの方が傷跡を隠しやすいからという理由でアンダーバストの切開を希望される女性では6番目の肋軟骨を採取します。
男性では乳首より5㎝下の部分を2㎝ほど切開し、7番目の肋軟骨を採取します。
延長する長さが3mm以上の大きな変化をご希望の場合や、鼻先の皮膚が伸びにくい状態の場合、過去に鼻先の手術歴がある場合には肋軟骨が最適です。
余った肋軟骨は、患者様の体内に戻して保存することにしています。
また、同時に肋軟骨に付着している肋軟骨膜も採取できるため、その肋軟骨膜を鼻翼の幅寄せや挙上に使うことができます。
肋軟骨の問題点は、2mmほどの厚さでカットすると湾曲変形することです。特に20歳前の若い患者様の肋軟骨は湾曲しやすい傾向があります。
もう一つ問題は、肋軟骨が骨になってしまっていて使えないことがあります。この骨化は高齢の方に見られやすいのですが、20代の患者様でも完全に骨化していて使用できなかったケースを経験しております。その場合は、他の軟骨を使って延長することになります。

鼻中隔延長術



耳介軟骨
2011年にヴェリテクリニックの患者様を調査した結果では、耳介軟骨を使用している症例では鼻先の傾きや延長量の不足といった問題が肋軟骨や鼻軟骨に比べて多く発生しました。そこで、耳介軟骨だけで延長術をするのはやめるべきだと判断し、鼻先の部分のみに耳介軟骨を移植していました。
2018年から、人工物であるメドポアという材料を耳の軟骨でカバーして鼻中隔延長術を行っています。ただし、延長量が3mm以下で鼻先の組織が柔らかい症例に限っております。
これまでのところ、術後の感染や傾きや人工物の露出といった問題は起きておりません。
耳介軟骨とメドポアを使用する鼻中隔延長術では鼻中隔軟骨を切り取らないので、土台が弱くなることがありません。感染が起きても、鼻中隔軟骨の破壊が広範囲に及ぶことはありませんので、修正が比較的容易です。
耳介軟骨の傷跡は耳の後ろの溝に沿っているため、ほとんど目立たないのも利点です。

鼻中隔延長術



保存軟骨
採取した鼻の軟骨が小さく、固定が悪い場合、患者様の軟骨と併せて保存軟骨を補助的に使用します。
保存軟骨とは、他人の肋軟骨を医療処理した商品で、アメリカや韓国から輸入しています。
保存軟骨の細胞成分はすべて医療処理されているため、拒絶反応やウイルスのような病気が移る心配はありません。
いずれ吸収される心配がありますが、4年経っても吸収されていないという報告もあり、何年で吸収されてしまうのか、永久的に残るのかははっきりとはわかっておりません。
ヴェリテクリニックでは、患者様から採取した鼻中隔軟骨と併せて、しかもそれより奥に固定するようにしています。そうすれば、たとえ保存軟骨が吸収されても鼻が短くなる心配がありません。鼻中隔軟骨を用いて鼻中隔延長術を受けられる患者様のうち、半数の方に保存軟骨を使っています。

鼻中隔延長術



メドポア(人工骨)
メドポア(Medpor,人工骨)は、英語ではporous polyetheleneと呼ばれる多孔性構造の(穴がたくさん開いている)丈夫な合成樹脂材料です。
硬いので人工骨と呼ばれ、癌、骨折等、多様な分野で使用されています。硬いがゆえに、鼻の粘膜や皮膚の直下に埋め込むと、皮膚や粘膜を突き破って出てくる危険があります。そこで、粘膜や皮膚より硬い軟骨でメドポアをカバーすれば、露出する心配はなくなります。
ヴェリテクリニックではメドポアを使用する場合、耳の軟骨を薄く平らにしたもので左右から挟み、人工骨の外側が直接柔らかい皮膚や粘膜組織に触れないように処置をして使用しています。

鼻中隔延長術



鼻中隔延長術のパターン

福田慶三医師が監修しました
この記事は、
ヴェリテクリニック理事長
福田慶三医師が監修しました。 プロフィール
担当医:藤本 雅史

症例


症例番号:鼻中隔延長-059

併せて行った施術・その他費用

鼻中隔延長術+肋軟骨移植術
¥990,000
鼻翼基部プロテーゼ挿入術(貴族手術)オーダープロテーゼ
¥440,000
鼻プロテーゼ抜去術(他院で受けられた手術の場合)
¥165,000
口角挙上術
¥330,000

鼻中隔延長術のトラブル一覧


A)感染

手術後、皮膚の赤み・熱感・痛み・腫れが増し続けたり、その状態が長引く場合は、感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合は、内服薬の服用、抗生剤点滴の投与を2週間続けて経過をみます。膿が溜まっている時は、鼻の中を切開して洗浄を行います。それでも治まらない場合は、移植した軟骨を除去します。
再度、延長術を希望される場合は、感染の原因となる細菌が完全に消えてからになりますので、少なくとも軟骨除去後4ヶ月経過してからとなります。
再手術の際は、すでに鼻中隔軟骨を摘出してしまっているため、ほとんどの場合、肋軟骨を使用し移植します。


B)アレルギー反応(異物反応)

実際に起きた経験や報告はありませんが、保存軟骨に対する異物反応が起こる可能性は否定できません。

対応
異物反応が起きた場合には、軟骨を除去する処置を致します。


C)血が溜まる

術後に傷の中で出血が起こりますと、皮膚の下に血が溜まって、鼻先、鼻柱、鼻の中粘膜が紫色に腫れあがります。
血液が溜まったままにしておきますと、感染、鼻尖が太くなる、鼻づまりを起こす危険がありますので、早めに治療をする必要があります。

対応
血が溜まっている場合は、直ちに溜まった血を注射器で吸い出すか、もう一度傷を開けて排出します。


D)傷口が開く

稀に糸が外れたり、傷口の治りが悪く傷口が開いてしまうことがあります。

対応
糸が外れ傷口が開いてしまった場合には、もう一度傷を縫い合わせる処置を致します。


E)糸が出てくる

軟骨と自己組織を縫い合わせる糸が露出することがあります。

対応
放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。


F)鼻尖の曲がり

延長手術をすることで、引き延ばされた皮膚や鼻尖の軟骨が元に戻ろうとする為、延長した軟骨に力が加わり曲がってしまうことがあります。
ヴェリテクリニックのこれまでの症例では、鼻尖が左右に傾くことが、10%程度の確率で生じます。
また鼻の穴の左右差は、20~30%の割合で認められました。
延長量が多くなるほど、また、過去に鼻の手術を受けている方ほど、起こりやすい傾向にあります。

対応
左右に傾いた鼻尖や鼻の穴の修正は容易ではありません。
左右差の修正を希望される場合は、移植した軟骨を削って延長量を短くしてバランスをとる処置をさせて頂きます。この場合延長した鼻が短くなることをご了承下さい。
延長した長さを短くしないで傾きの修正を希望される場合は、更に強力な軟骨を移植する必要がありますので、肋軟骨を採取して移植する処置をさせて頂きます。
※但し、修正手術を行っても完全に左右差をなくすとは困難なことをご理解下さい。


G)鼻の穴のひきつれ

鼻の穴の中の切開した傷が拘縮してひきつれることがございます。特に、再手術や感染が起きたケースでは、ひきつれも起こりやすくなります。

対応
術後半年を経過して傷跡が柔らかくなると、鼻の穴のひきつれも治まります。
それでもひきつれが残った時には、皮膚を移植する治療をさせて頂きます。 


H)鼻尖の違和感

延長手術をしたことにより、鼻尖が固定され手術前のように動かなくなるため、違和感を感じることがあります。
特に、笑った時に気になります。

対応
延長手術をしたことにより、鼻尖が固定され手術前のように動かなくなるため、違和感を感じることがあります。
特に、笑った時に気になります。
どうしても気になる場合には、延長した軟骨を除去致します。


I)鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなる

延長手術で軟骨を移植したことにより、鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなることがあります。

対応
鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなってしまい、修正を希望される場合は、移植した軟骨を削る処置をさせて頂きます。
※但し、削ることにより、鼻が短くなる、また、鼻尖が傾きやすくなる可能性があることをご了承下さい。


J)鼻閉感(鼻が通りにくい感じ)

鼻中隔に軟骨を重ねるため、鼻中隔が厚くなります。鼻尖縮小術を併せて行いますと、更に鼻の中の空気が通るスペースが狭くなります。そのため鼻づまりが起こりやすくなります。
特に術後は鼻の中の粘膜が腫れるため、鼻の通りが一層狭くなります。

対応
1~3ヶ月位の時間の経過と共に鼻の中の粘膜の腫れがおさまります。
その間は市販の鼻炎スプレーを使用いただきますと、鼻づまりが軽くなります。
それでも症状が残った場合には、移植した軟骨を削る処置をさせて頂きます。
但し移植した軟骨を一部削る手術をしても、鼻詰まりが完全には治らないことがあることをご理解下さい。


K)鼻柱が凸凹する

鼻の穴の鼻柱の部分に(鼻柱の側面)に膨らみが出来る事があります。

対応
元々の鼻尖軟骨の折れ曲がりが表面に出る・移植した軟骨の角が出っ張る・キズアトが硬く膨らむことが原因です。軟骨が原因の場合は、膨らんで見える余分な軟骨を切り取る事ができます。


L)延長した鼻が長すぎる・鼻尖が高すぎる

できるだけ患者さまのご希望に叶うよう、鼻の延長方向と延長量を相談して決定いたします。しかし、予定した延長量より多少大きくなってしまうことがございます。また、予定通りに軟骨を延長しても、仕上がった鼻が長く、高く感じることもございます。術後3~6ヵ月はむくみの為に大きすぎると感じることが少なくありません。
むくみが落ち着くまで6ヵ月程経過を見ていただく必要がございます。

対応
手術後1週間後もしくは4カ月以降に、移植した軟骨を削ることで調整することができます。


M)延長した鼻が短すぎる・鼻尖が低すぎる

できるだけ患者さまのご希望に叶うよう、鼻の延長方向と延長量を相談して決定いたします。しかし、軟骨の大きさや皮膚のつっぱりのため、十分な高さや長さを得られないことがございます。また予定通りの延長をすることができても、仕上がった鼻が低い、短いと感じることもございます。

対応
手術後半年以降に、皮膚に余裕があれば、鼻尖に軟骨を追加移植することが可能です。
肋軟骨採取が必要な場合もあります。
※さらに長さ・高さを出す為には、引き延ばされる鼻尖の皮膚に余裕があることが条件となります。
その為、修正できる範囲には限界があることをご了承下さい。


N)傷跡が気になる

肌の性質により、傷跡がケロイドのように赤く盛り上がったり、段差や凹みなどが起こる場合があります。

対応
キズアトの修正を希望される場合、下記の方法を用います。

◆ステロイド注射(ケナコルト)
赤く盛り上がったキズを平らにする処置を行います。
効果が出るまで、1ヶ月に1回の治療を繰り返す可能性があります。
また、ステロイドの副作用として、皮膚や傷が凹む、細かい血管が浮き出るといったことがあります。

◆CO2レーザー照射
キズアトの段差を削って、なめらかにする効果があります。処置後は3ヶ月程赤みがあります。

◆切開法
傷の赤みが消えたうえで再度、切開し縫合いたします。
※傷を完全になくす事は不可能であり、目立たなくするという目的であることをご了承下さい。
また、個人の体質的な要因が大きいため、キズアト修正には限界がありますことをご理解下さい。

鼻中隔延長術のよくある質問


鼻中隔延長のダウンタイムはどのくらいですか?
約2週間程度です。
個人差ありますが、2週間程度となります。最終的な仕上がりは約4ヵ月後となります。
1週間ギブス固定があり、ギブス抜去後はむくみはありますがお化粧やマスク等でカバー出来ますので、すぐにお仕事に行かれる方も多いです。
鼻中隔延長の傷は目立ちますか?
目立ちにくく見えにくい箇所のためほとんどわからない程度です。
オープン法で行うため鼻柱部分に傷は出来ますが、正面から見えにくく傷も目立ちにくい部分ため、ほとんどわからない程度になります。
耳介軟骨は耳の後ろの溝部分、肋軟骨は胸のアンダーバストの位置に切開線は出来ますが、傷跡が目立ちにくい場所を選んで採取し、傷跡は時間の経過とともに目立たなくなっていきます
鼻中隔延長はどのくらい長さや高さは出せますか?
目安として3㎜以上可能です。
個人差はございますが、目安として3㎜以上可能です。
鼻尖の皮膚の厚さや軟骨のご状態、使用する軟骨により異なりますが、5㎜以上延ばすことも可能です。ご希望のデザインを考慮し直接お話しさせて頂きます。
軟骨採取部分の体への影響はないですか?
術後の影響はありません。
採取した軟骨が再生することはありませんが、移植手術で用いられる素材として確立しています。
鼻中隔延長に使用する採取量は少量のため、変形や機能障害もきたしません。術後の影響は心配ありません。
鼻中隔延長の術後はいつぐらいから通常通りに触れることが出来ますか?
普段通りですと術後1カ月程度です。
術後間もない間は状態が安定していないため、強い衝撃には注意が必要です。
普段通りとなりますと術後1カ月程度必要となります。その間は優しく触れることは出来るため、日常生活に大きな支障はないと思います。
移植後の軟骨のズレや飛び出しはありますか?
ズレや飛び出すということはありません。
ご自身の自家組織を移植するため、移植した位置に生着します。
移植した軟骨が経過とともにズレや変形、飛び出すことはまずありません。
手術は全身麻酔ですか?
はい。全身麻酔でのご手術となります。
手技が非常に細かく手術時間を要するため、患者様のご負担に配慮するために全身麻酔での手術となります。
術中の意識はないため痛みを伴うことはありません。

鼻翼基部プロテーゼのトラブル一覧


A)感染

治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」といった状態が長引く場合は、感染が疑われます。

対応
感染の兆候がみられる場合は、内服薬服用、抗生剤点滴投与を2週間行いますが、それでも改善がみられなかった場合は抜去手術を行わせていただきます。抜去後の再挿入手術の時期は、抜去手術より、少なくとも4ヶ月後(感染の原因となる細菌が完全に消えてから)となります。


B)血が溜まる

皮膚の中で出血が起こると、傷の中に血が溜まってしまい、腫れ上がります。

対応
溜まった血を注射器で吸いだすか、もう一度傷を開けて排出します。


C)傷口が開く

稀に、糸が外れて傷が開いてしまうことがあります。

対応
傷が開いてしまった場合には、再縫合させていただきます。


D)糸が出てくる

プロテーゼと自己組織を縫い合わせる糸が露出することがあります。放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。

対応
放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。


E)プロテーゼのズレ

プロテーゼが、鼻の横の上顎の骨の傾きにそってすべる、あるいは上口唇や頬の表情筋の動きによって押されるため、プロテーゼの位置がずれてしまうことがあります。

対応
手術中にプロテーゼのズレが心配される場合には、皮膚表面まで糸を通して1週間固定する事があります。
それでもズレが起こることはあります。その際は、口腔内を切開し、鼻の横の上顎の骨にドリルで穴を開けて固定するか、スクリューを使用して固定します。


F)プロテーゼの違和感・異物感

術後異物が入ったことにより、違和感(異物感)を感じることがあります。
通常、時間の経過と共に異物感はなくなります。

対応
違和感は時間の経過とともに軽減していきます。半年程経過をみて頂く必要があります。
それでも気になる場合には抜去させて頂きます。


G)鼻の穴や小鼻の左右差

元々ある左右差、又は挿入したプロテーゼの位置のズレにより、小鼻や鼻の穴の形に左右差を生じることがあります。

対応
元々ある鼻翼の左右差の改善は不可能な事をご理解下さい。
プロテーゼの曲がりやズレによる左右差の場合には、上記E)に準じて修正させて頂きます。
但し、プロテーゼの位置を修正しても完全に左右対称にならないことがあることを御理解下さい。


H)小鼻が広がってみえる

小鼻を横にひっぱる表情筋の力が強い人では、小鼻を骨からはがしただけで横に広がることがあります。
プロテーゼによって、小鼻のつけ根が前方に押し上げられると、小鼻が多少なりとも横に広がる傾向があります。

対応
プロテーゼを抜去するか、小さい物に入れ替えます。
但し、鼻翼のつけ根の陥没が元のように深くなることを御理解下さい。
小鼻を横にひっぱる筋肉が強いケースでは、プロテーゼを抜去しても広がった小鼻が元通りには戻らないことがあります。
また、広がった小鼻を狭くする方法として、鼻翼縮小術もご検討下さい。
しかし、鼻翼縮小をしても元通りの形にはならない事を御理解下さい。


I)鼻尖が上向きに見える

鼻柱のつけ根が前方に押し上げられますと、鼻柱が押されて鼻尖も前方に持ち上がることがあります。そうなりますと、鼻尖はやや高くなるとともに上を向く傾向があります。

対応
プロテーゼを抜去するか、小さい物に入れ替えるます。修正後は鼻柱のつけ根の凹みが元のように深くなることを御理解下さい。


J)上口唇を持ち上げにくい

プロテーゼを入れるために、上口唇を持ち上げる筋肉を骨からはがすことになりますので、上口唇が上がりにくくなり、「笑いにくい」「表情が作りにくい」と感じることがあります。元々笑った時に歯が見えにくい方は更に歯が見えにくくなります。
逆にガミースマイルの方は、笑った時に歯茎が見えにくくなるという好ましい結果になります。

対応
時間の経過と共に慣れが生じ表情の作りにくさは緩和していきますので、半年程経過をみて頂く必要があります。
経過を待っても上口唇の持ち上がりが悪いと感じる場合には、ご希望により、小さいプロテーゼへの入替え、又は、抜去手術を行います。


K)プロテーゼの飛び出し

感染が起きたプロテーゼをそのまま放置しておくと、口腔内や鼻の粘膜を突き破ってプロテーゼが飛び出す危険性があります。また、サイズが大きすぎる場合にもプロテーゼが飛び出す危険性があります。
シリコンプロテーゼの代わりに軟骨を使用しますと、飛び出す危険性は低くなります。

対応
プロテーゼが飛び出すと、破れた粘膜がひきつれて小鼻や上口唇に変形を招くことがあります。
出来れば、プロテーゼが飛び出す前に治療を行うことをお勧めします。
また、プロテーゼが飛び出してしまった後に、再挿入手術をご希望の場合は、少なくとも4ヶ月(感染の原因となる細菌が完全に消えてから)以上間をあけてから手術をさせて頂きます。


L)上唇の感覚麻痺

上口唇部分に関わる細かい神経を触るため、上口唇の感覚にしびれや麻痺が生じることがあります。

対応
一時的な症状のため1~6ヶ月程で治まりますが、改善には個人差があり、まれにしびれが残ることもあります。


M)陥没の改善が少ない

プロテーゼによって押し上げられる鼻翼や鼻根のつけ根の移動する量は、必ずしもプロテーゼの厚みと一致するわけではなく、少なくなることがあります。押し上げられる量は個人差があり、正確に予測することはできません。
そのため、陥没の改善が物足りないと感じることがあります。
鼻翼基部プロテーゼによって深い法令線がいくらか目立たなくなります。しかし、法令線は軟部組織の形やたるみが原因ですので、鼻翼基部プロテーゼで骨の陥没を修正しても法令線が消えることはありません。

対応
ご希望により、プロテーゼを大きなものに入れ替えさせて頂きます。
大きなプロテーゼを使用することで、小鼻が広がったり、上口唇の持ち上がりが悪くなったりする場合があることをご了承下さい。また、ヒアルロン酸注入でも陥没を対処することは可能です。


N)ふくらみすぎる

術後はむくみのため、ふくらみすぎといった印象を受けることがあります。時間の経過を待つ必要があります。
また、プロテーゼが大きいために、ご希望よりふくらみすぎたと感じることがあります。

対応
プロテーゼが大きすぎると感じた時は、プロテーゼを抜去するか、小さいプロテーゼに入替えさせて頂きます。

鼻翼基部プロテーゼ(貴族手術)のよくある質問


鼻翼基部プロテーゼは傷は出来ますか?
外見上の傷は出来ません。
口の中の傷のため、外見上に傷は出来ません。
鼻翼基部プロテーゼのダウンタイムはどのくらいですか?
個人差ありますが1週間程度です。
約2~3 日目をピークに約7 日~10 日間程で目立つ腫れはひいていきます。
腫れが引いた後もむくみがしばらく続き、その間は鼻の下が長く見える、鼻下から上唇にかけて厚みを感じる、小鼻が広がって見えるということがありますが、時間の経過と共に落ち着きます。
使用する麻酔方法は?
患者様のご希望に合わせた麻酔を使用します。
当院では局所麻酔、笑気ガス麻酔、静脈麻酔+ラリンゲルマスク麻酔、全身麻酔がございます。
患者様のご希望をお伺いし、身体へのご負担を考慮した麻酔方法をご案内させて頂いております。
プロテーゼの手術後にズレることはありますか?
術後のずれや曲がりはありません。
プロテーゼは鼻骨の骨膜下に挿入し、術後はしっかり固定をしますので、挿入後プロテーゼが動いたりずれたりすることはまずありません。
万が一、ズレや曲がりが生じた場合には適正に処置させて頂きます。
プロテーゼ挿入後、感触に不自然さはありますか?
挿入前と変わらない自然な感触です。
プロテーゼは人工軟骨と呼ばれ、軟骨とほぼ同じ硬さで出来ています。
プロテーゼ自体の感触も非常に自然な上、挿入位置も骨膜や皮膚に覆われるため感触の不自然さはございません。
将来的にプロテーゼを入れ替える必要はありますか?
必要ありません。
プロテーゼや自己組織の手術は入替の必要はありません。
術後にご希望のデザインが変わったり、感染が原因で抜去された後の再挿入以外には必要ありません。

口角挙上術のトラブル一覧


A) 感染(化膿する)

口角挙上の術後治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合は感染が疑われます。
放置すると皮膚が破れ、膿が出て傷跡が残りますので、そうなる前に治療が必要です。

対応
処置として、皮膚の中に埋めている糸の抜去、内服薬の服用、抗生剤点滴投与を1 週間行います。


B) 傷口が開く

稀に糸が外れたり、傷口の治りが悪く、傷口が開いてしまうことがございます。

対応
糸が外れて傷が開いてしまう場合は、再縫合させていただきます。


C) 中縫いの糸の露出

中縫いの糸(皮膚の下の組織を縫い合わせる糸)が露出することがあります。

対応
放置していると化膿する危険がありますのでお早めにご来院ください。糸を取り除く処置をさせて頂きます。


D) 傷跡の段差・凹み

縫合は丁寧に行っておりますが、肌の性質、縫合部の緊張やズレにより傷跡の段差や凹みが起こる場合があります。

対応
傷跡に段差や凹みが起きた場合には、CO2 レーザーで削って滑らかにする、ぼかす等の処置を行わせて頂きます。
※ レーザー処置後は治療部位に赤みが約3 ヶ月程度続くことをご了承下さい。
また、レーザーでは治療できない大きな段差は手術によって切り取って縫合致します。
※ これらの処置を行っても、傷跡が完全に消えるわけではない事をご理解下さい。


E) 傷が赤く盛り上がる

特に口の周りは切開部が動きやすいため、傷が治る過程で、赤く盛り上がることがあります。
1 度に切除する量が多い程、傷に緊張がかかり赤く盛り上がりやすくなります。また、体質的に盛り上がりやすい方もいらっしゃいます。

対応
傷が赤く盛り上がってしまった場合は、ケナコルト(ステロイド)注射で対処します。
十分な効果が得られるまで1 ヶ月に一度、注射を繰り返さなければならない場合があります。
ステロイドの副作用として、傷が凹む、毛細血管が浮きでるといった事があります。


F) 傷が残る

この手術は皮膚の表面を切開する為、最終的に皮膚の表面に傷が残ります。

対応
傷は時間の経過とともに目立ちにくくはなりますが、完全に消えることはありません。


G) 左右差

口角の上がり方に左右差が起こる。

対応
口角の上がり方に左右差が起こった場合、上がっている方の口角に合わせ、反対側の口角挙上を再度行い対応できます。
※ 但し、修正手術を行っても完全な左右対称にはならないことをご理解下さい。


H) 口角が上がり過ぎたと感じる

口角が上がり過ぎたと感じる場合、傷が柔らかくなることで多少の後戻りがありますので、経過をみて頂きます。

対応
6 ヶ月が経過しても、上がり過ぎだと感じる場合は、ご希望により口角に皮膚移植を行います。しかし、傷跡が残る為お勧めはしません。


I) 口角がまだ下がっている(挙上効果が足りない)

口角がまだ下がっていると感じる。

対応
口角がまだ下がっていると感じる場合、ご希望であれば再手術は可能です。
※ 2 回目の手術は、初回の手術より切開部が広がる為、初回よりも傷が長くなることをご了承下さい。


J) 感覚麻痺

口角部分の細かい神経を触る為、口角付近の感覚が麻痺したり、しびれを感じたりすることがあります。

対応
通常3~12 ヶ月程でなくなりますが、まれにしびれが残ることもあります。


K) 口唇の形が変わる

赤い口唇が厚く見えるようになる、口唇がめくれ上がってくる、または、口唇の外側が持ち上がって口唇の輪郭が変わるといった口唇の変形が起こります。

対応
この変化はこの手術に伴って起こるものです。


L) 口角の外側のしこり、膨らみ

口角の筋肉を短縮するため、皮膚の下を剥離します。筋肉を縮めたことによって、余った皮膚が膨らみとして残ることがあります。また剥離した傷が硬くなって、しこりになることがあります。

対応
傷が柔らかくなりますと、しこりは目立たなくなります。ケナコルト(ステロイド)注射にて対処します。
余った皮膚が原因でできた膨らみは皮膚を切り取ることで対応できます。
切除をした後は傷跡が長くなることをご了承下さい。


M) 口角のしまりが悪い

口角の筋肉を剥離したり、カットしたりするため、口角のしまりが一時的に悪くなり、水や食事が口角からこぼれることがあります。

対応
通常1ヶ月程で筋肉が回復したり、傷が縮んだりして口角がしまります。


N) 口角の突っ張り感

手術によって傷跡ができます。

対応
傷跡の組織は正常の皮膚や粘膜と比べると硬いため口を大きく開いた時に突っ張り感を感じることがありますが、日常生活に差し障りを生じるようなことはありません。

口角挙上のよくある質問


口角挙上のダウンタイムはどのくらいですか?
術後1週間程で落ち着いてきます。
術後の腫れは個人差ありますが、2~3 日目をピークに7~10 日間程で目立つ腫れはひいていきます。
口角挙上の傷は目立ちますか?
ほとんどわからない程度です。
引き上げるデザインにより、傷の部位や長さは異なります。 傷の赤みは数ヶ月かけて薄茶色から白っぽい線へと変化します。 特に赤い口唇に沿った傷は赤く盛り上がりやすく、落ち着くまで半年程かかることがありますが、その間お化粧でカバー出来る程度です。
口唇の手術後は痛いですか?
術後は痛み止めなどをお渡ししております。
術後は痛み止めなどを処方しております。
術後間もない時は触れたり、表情によって軽い痛みや違和感はありますが、日常生活に大きな支障はございません。
口角挙上の術後、違和感ありますか?
時間の経過とともに落ち着きます。
術後、会話や食事で口唇を動かす際、傷部分の硬さやつっぱり感など違和感を感じることがあります。
時間の経過や傷の馴染みと共に徐々に落ち着きますが、1~2カ月程かかることもあります。
使用する麻酔方法は?
患者様のご希望に合わせた麻酔を使用します。
当院では局所麻酔、笑気ガス麻酔、静脈麻酔+ラリンゲルマスク麻酔、全身麻酔がございます。
患者様のご希望をお伺いし、身体へのご負担を考慮した麻酔方法をご案内させて頂いております。