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FL(頬)-008

詳細

顔の余分な皮膚のたるみを取り除き、シャープですっきりとしたフェイスラインを目的とした手術です。
エイジングケアはもちろんのこと、肌の張りや、たるみがなくなることで輪郭がすっきりとし、小顔形成としても有効な手術方法です。


このような方に向いています

・フェイスラインのたるみが気になる方
・シャープで整ったフェイスラインを希望の方
・明確な結果を希望の方
・糸などの異物には抵抗がある方
・締りのある小顔になりたい方

ヴェリテクリニックの特徴

〝リガメント法〟を採用

1. リフトアップと持続期間

顔の皮膚はリガメント(靭帯)と呼ばれる強固な繊維組織によって顔面の骨に固定されているため、皮膚や筋膜のみを引き上げても後戻りがおきます。従来の手法では余分な皮膚や筋膜のみを引き上げていたため、リフトアップが弱く持続期間も短いことや手術後の傷痕の変形が欠点でした。
ヴェリテクリニックでは、皮膚や筋膜に加え、この強固なリガメント(靭帯)も同時に引き上げることで、従来の手法では得られなかったリフトアップはもちろんのこと、持続期間が比べ物にならないほど長くなりました。

フェイスリフト フェイスリフト

2. 傷痕、手術後の変形防止

フェイスリフトは皮膚を切り取るためにどうしても傷跡が残ることになりますが、傷の位置を正しく耳の溝に一致させれば傷痕は目立ちません。また、筋膜や靱帯(リガメント)を使って、タルミを引き上げる手術法を用いれば、傷口に緊張がかからないため、耳たぶの変形や傷痕が幅広く引き延ばされてしまうことはありません。

術式

耳の周囲の目立たない部位に小さな切開を行い、リガメント法を用いてたるんだ皮膚を引き上げます。
首のたるみを気にされている方は頬部と同時に行うことで、さらに若々しく、綺麗なフェイスラインに仕上がります。


フェイスリフト後の変形について

1.傷痕について

耳の溝は複雑なカーブを描いており、それを一直線に切開したり、耳から離したりすれば、傷痕が目立ってしまいます。
傷の位置が悪いために目立つ傷痕の修正は、傷を耳の溝に一致させるようにもう一度フェイスリフトを行います。
フェイスリフトの傷痕がケロイドのようになっていて、頬のたるみも取れていないという患者様は少なくありません。
これは、手術時に十分な剥離をせずに筋膜や靱帯の癒着を残したまま、皮膚を強く引っ張り過ぎて縫合したのが原因です。
幅の広がった傷痕の修正は傷痕を切除するだけでは再発するため、頬のタルミを十分に剥離し、靱帯(リガメント)を用いて皮膚のタルミを耳に向かって引き寄せて、皮膚縫合に緊張が加わらないようにしなければなりません。

2.耳たぶの変形について

皮膚を切除しすぎると、耳たぶが顎に向かって引っ張られてるため変形が生じます。
この耳たぶの変形は不自然でフェイスリフトを受けたことが丸分かりになってしまいます。
引き延ばされた耳たぶを修正する方法にはいくつかの方法がありますが、頬にタルミが残っているときには再度フェイスリフトを行うことによって、タルミを引き上げながら耳たぶの変形を修正できます。
また、耳たぶの変形が再発しないように、頬の靱帯や首の筋膜を耳の周囲の筋膜や軟骨に固定することが大切です。



詳細

額のたるみにより、下がった八の字眉毛や目の上のかぶりが生じることで、暗く疲れた印象や老け込んだ印象になります。
この額のたるみを持ち上げようとして額の横じわがさらに深くなり、より老けて見えてしまいます。
たるみやしわの状態により前額フェイスリフト術と前額部ミニフェイスフィフト術があります。

このような方に向いています

・額のしわやたるみが気になる方
・眉毛やまぶたの下がりが気になる方
・暗く疲れた印象が気になる方
※額に指を当てて額の皮膚を持ち上げてみると、明るいすっきりした印象になる方は前額リフトが最適です。

術式

手術は、髪の生え際や頭皮内を切開し、額のたるんだ皮膚を引き上げてリフトアップする手術です。
まぶたから上半分の顔全体を引き上げ、明るい華やかな表情になります。
傷跡は髪の毛の生え際部分や頭皮内のため目立つ傷にはなりません。

前額フェイスリフト術



前額部ミニフェイスリフト術





ミッドフェイスリフト

1.目の下を切開します。結膜側から切開する場合は、おもてには傷はできません。

ミッドフェイスリフト

2.この範囲を剥離します。

ミッドフェイスリフト

3.脂肪や組織を全体的に糸で引き上げます。

ミッドフェイスリフト

4.脂肪を固定します。

ミッドフェイスリフト

5.傷口を縫合して完了です。

福田慶三医師が監修しました
この記事は、
ヴェリテクリニック理事長
福田慶三医師が監修しました。 プロフィール
担当医:福田 慶三

症例


症例番号:FL(頬)-008


経過写真

併せて行った施術・その他費用

FL(頬)-008
前額部リフト
¥880,000~
下顎部【ベイザー脂肪吸引】
¥220,000

頬部・頸部フェイスリフトのトラブル一覧


A) 感染(化膿する)

手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合は、内服薬の服用、抗生剤の投与、洗浄をします。
また、感染がひどいケースでは、傷口の一部を再度切開し膿を出す必要があります。


B) 中縫いの糸(皮膚の下の肉を縫い合わせる糸)の露出

中縫いの糸(皮膚の下の肉を縫い合わせる糸)が出てくることがあります。

対応
中縫いの糸が露出した場合、放置していると化膿する危険がありますのでお早めにご来院ください。糸を取り除く処置をさせて頂きます。


C) 血が溜まる

手術後、傷の下で出血し大量の血が皮膚の下に溜まってしまい、こぶのように紫色に腫れ上がることがあります。
放置しておくと、皮膚が引っ張られ過ぎて血行が悪くなり皮膚が壊死する可能性がある為、緊急に処置が必要になります。

対応
傷口の一部を再度切開し、溜まった血を排出する処置を行わせて頂きます。


D) 皮膚の壊死

皮膚を引っ張って傷を縫い合わせる為、傷口の緊張が強く、皮膚の血行が悪くなります。その為、傷口付近の皮膚が壊死し、黒いかさぶたになることがあります。喫煙、術後の強い腫れ、大量の血が溜まるといったことが起きますと、引き上げた皮膚の血行が悪くなり、壊死する危険が高くなります。

対応
皮膚が壊死した場合は、状態により必要な処置をさせて頂きます。ほとんどの場合、壊死する範囲は小さいので、周りの皮膚が伸びてきて傷がふさがるのを待つことになります。その間、傷の治りを早める軟膏をお渡ししますので1 日2 回塗って下さい。
壊死してしまった部分の傷がふさがると赤黒い傷跡になります。傷跡は半年かけて徐々に白くなっていきます。
大変稀なことですが、壊死した範囲が非常に大きい場合は植皮移植をさせて頂くこともあります。


E) しわが残る

フェイスリフトでは耳の周りの切開線に向かって皮膚を引っ張りますので、切開部より離れた部分ほどシワが残る可能性があります。
特に鼻唇溝、マリオネットラインのシワは切開部より離れている為、改善はあまり期待できません。

対応
鼻唇溝やマリオネットラインのシワには、ヒアルロン酸の注入や自己の脂肪注入をおすすめいたします。


F) たるみが残る

口を開けたり閉じたりできるよう頬にはある程度のゆるみが必要です。そのゆるみの分だけタルミは残ります。
術中の腫れが強いた為、あるいは筋膜や皮膚にはりがない為、強く引き上げることができないことがあります。
その場合もたるみは残ります。

対応
術後に残ったタルミをとりたい場合、再度リフト手術をさせて頂きます。
但し、引き上げれば引き上げるほど傷口に緊張が加わり、H)・I)・L)の症状が出やすい為、やりすぎでない程度のリフトをおすすめいたします。


G) 引き上がりの左右差

骨格やたるみの左右差や術中の腫れの左右差のため、左右同じようにリフトをしてもタルミに左右差が生じることがあります。

対応
左右差が気になる場合は、たるみの多い方を再手術させて頂きます。但し、再手術を行っても完全に左右対称にならないことがあります。
また、再手術で引っ張ると、傷口の緊張が強くなって、傷がケロイドのように赤く盛り上がる、皮膚が壊死する、耳が変形するといったトラブルが起こりやすくなることをご理解下さい。


H) 引き上がりが強すぎる

術後3 ヶ月程は突っ張り感が強い、目がつり上がっていると感じることがあります。

対応
術後3 ヶ月程は突っ張り感が強いのですが、徐々にゆるみが出て馴染んできますのでお待ち下さい。
6 ヶ月経過しても上がりすぎていると感じる場合、引き上げた頬の皮膚をゆるめて下げる手術をさせて頂きます。
切り取った皮膚の隙間を埋めるために、皮膚移植が必要となる場合もあります。


I) 傷が赤く盛り上がる(ケロイド状)

切開部の傷が赤く盛り上がる場合があります。

対応
ステロイドの注射をすることにより、傷を平らにする処置を行います。
ステロイド注射は効果がでるまで1ヶ月間隔で繰り返す必要がございます。副作用としては皮膚が薄くなる、凹む、毛細血管が浮き出るといったことがございます。


J) 傷口にギャザーがよる

こめかみの生え際や耳の後面で皮膚を縫合しますが、皮膚のたるみが多いとつじつまが合わず、余った皮膚がギャザーのようによじれることがあります。通常半年程でなじんで目立たなくなりますがギャザーが残ってしまうこともあります。

対応
半年経過をみて頂くとギャザーは目立たなくなることが多いのですが、それでもギャザーが残ってしまった時には、切開線を延長してギャザーの原因である余った皮膚を切り取って縫い直させて頂きます。


K) 脱毛する(はげる)

体質により、髪の毛の生え際を切開した場合、一時的に脱毛することがあります。
頭の中の髪の毛が生えている部分を切開した場合は、一時的に傷の周囲が脱毛することがあります。

対応
傷の周囲の脱毛は半年程でほとんど治まります。頭の中の髪の毛が生えている部分を切開した場合は、最終的に2~5 ミリの脱毛が傷のように残ります。

◆ はげてしまった部分の周囲に皮膚の余裕があれば、再度切開し縫い縮めることにより、脱毛部分の幅を小さくすることができます。
他に植毛という方法もありますので、ご希望の場合にはご相談下さい。


L) 顔面神経麻痺(眉毛の動き、口の動きの麻痺)

手術操作の際に顔面神経が引っ張られてしまう場合があります。それによって術後しばらくの間、眉毛の動きや口の動き、笑った時の頬の動きに麻痺(左右差)が出る可能性があります。

対応
通常1 ヶ月から半年で自然に収まります。ごく稀に完全には麻痺が回復しないこともあります。麻痺が回復するまでの間、左右のバランスを整える目的で麻痺が出ている箇所とは反対側に、ボトックスを注射する方法もあります。


M) 頬のしびれ・知覚鈍麻

手術操作の際に頬の細かい知覚神経を切ることになりますので、頬の表面の知覚が鈍くなります。

対応
ほとんどの場合、3~6 ヶ月以内に自然に治まります。ごく稀に完全には元に戻らないこともあります。


N) 耳たぶが伸びる・耳の変形

術後にリフトの後戻りが起こる為、時間が経つにつれて耳が下方や前方に引っ張られてくることがあります。
その為、耳の変形が起こらないように、耳の周囲の皮膚を切り取るときには余りを残すようにしますので、手術直後は耳たぶがよじれたような形になります。

対応
2~3 ヶ月で落ち着きます。
予想以上に後戻りが起きたときには、耳たぶが伸びてしまいます。これに対しては以下のような治療を行わせて頂きます。

◆頬にたるみが残っている場合は、再度リフトをしてたるみを耳に向かって引き寄せ、耳たぶの皮膚縫合に緊張が加わらないように処置します。

◆頬にたるみが残っていない場合は、伸びてしまった耳たぶの付け根の皮膚を切開し、少し上に持ち上げた部分に耳たぶを付け直すことで対応できます。しかし、耳たぶの下の部分に傷が残りますことをご理解下さい。


O) 傷の段差・凹み

出来るだけ丁寧に縫合しておりますが、肌の性質により傷跡の段差や凹みが起こる場合があります。

対応
傷跡の段差や凹みが起こる場合は、CO2 レーザーを照射し、削って滑らかにする、ぼかす等の処置を行わせて頂きます。レーザー処置後は、治療部位に赤みが3ヶ月程残ります。
レーザーで修正できない程の大きな段差や凹みは、傷を切り取って縫い合わせる処置を行わせて頂きます。


P) 皮膚の表面の凹み(凹凸)

皮膚を縫い合わせた傷には強い緊張がかからないように、皮下の筋膜やリガメントや真皮に糸をかけて吊り上げておきます。そのため、皮膚の表面に凹みができます。3~4 ヶ月でなじんできて平らになります。しかし、皮膚のゆるみが強いと凹みが残ってしまいます。

対応
通常、4 ヶ月程で目立たなくなりますが、それまでの間に修正を希望される場合には、ヒアルロン酸を注射して凹みを浅くする処置をさせて頂きます。
半年しても凹みが残っている場合には、再度フェイスリフトの傷跡を部分的に切開して凹みの周りを剥離して引き伸ばす処置をさせて頂きます。




前額フェイスリフト術のトラブル一覧


A) 感染(化膿する)

前額フェイスリフトの手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合は、内服薬の服用、抗生剤の投与、洗浄を行います。
また、感染がひどいケースでは、傷口の一部を再度切開し膿を出す必要があります。


B) 中縫いの糸(皮膚の下の肉を縫い合わせる糸)の露出

中縫いの糸(皮膚の下の肉を縫い合わせる糸)が出てくることがあります。

対応
中縫いの糸が露出した場合、放置していると化膿する危険がありますのでお早めにご来院ください。糸を取り除く処置をさせて頂きます。


C) 血が溜まる

前額フェイスリフトの手術後、傷の下で出血し大量の血が皮膚の下に溜まってしまい、こぶのように紫色に腫れ上がることがあります。
放置しておくと、皮膚が引っ張られ過ぎて血行が悪くなり、皮膚が壊死する可能性がある為、緊急に処置が必要になります。

対応
傷口の一部を再度切開し、溜まった血を排出する処置を行わせて頂きます。


D) 皮膚の壊死

皮膚を引っ張って傷を縫い合わせる為、傷口の緊張が強く、皮膚の血行が悪くなります。その為、傷口付近の皮膚が壊死し、黒いかさぶたになることがあります。
喫煙、術後の強い腫れ、大量の血が溜まるといったことが起きますと、引き上げた皮膚の血行が悪くなり、壊死する危険が高くなります。

対応
皮膚が壊死した場合は、状態により必要な処置をさせて頂きます。ほとんどの場合、壊死する範囲は小さいので、周りの皮膚が伸びてきて傷がふさがるのを待つことになります。その間、傷の治りを早める軟膏をお渡ししますので1 日2 回塗って下さい。
壊死してしまった部分の傷がふさがると赤黒い傷跡になります。傷は半年かけて徐々に白くなっていきます。
大変稀なことですが、壊死した範囲が非常に大きい場合は皮膚移植をさせて頂くこともあります。


E) たるみが残る

額には目元を動かすためのある程度のゆるみが必要です。そのゆるみの分だけタルミは残ります。

対応
術後に残ったたるみが気になる場合は再度リフト手術をさせて頂きます。
※ 但し、引き上げれば引き上げるほど傷口に緊張が加わり、傷口のケロイド、脱毛、皮膚の壊死、額のつっぱり感等の症状が出やすいことをご理解下さい。やりすぎでない程度のリフトをおすすめいたします。


F) 額のしわが残る

① 切開部より皮膚を引っ張る為、切開部より離れた部分ほどタルミ、シワが残ります。
② 術後も眉毛を動かす筋肉に力を入れると、額にシワができます。
③ 皮膚に深く刻み込まれたシワは、リフトをしても完全に消すことができないことをご理解下さい。

対応
① 残ってしまった額、目元のシワには、ヒアルロンやボトックス注射で対処します。
② 筋肉の動きによって出来る額のシワを目立たなくするには、ボトックス注射を使います。
③ 刻み込まれたシワには、ヒアルロン酸注入や炭酸ガスレーザーで皮膚とシワを削る、あるいは、直接シワを切り取るといった方法があります。


G) 二重のラインが短くなる

二重の上に被さる皮膚が少なくなるため二重の折れ込みが浅くなり、目頭や目尻の二重の長さが短くなります。

対応
二重に被さるタルミが少なくなることで生じる必然的な結果です。


H) 引き上がりが強すぎる

術後3 ヶ月程は突っ張り間が強く出ることがあります。

対応
徐々にゆるみが出てなじんできますのでお待ちください。
6ヶ月経過しても上がり過ぎていると感じる場合、引き上げた額の皮膚をゆるめて下げる手術をさせて頂きます。切り取った皮膚の隙間を埋めるために、皮膚移植が必要となる場合もあります。


I) 傷の段差・凹み

出来るだけ丁寧に縫合しておりますが、肌の性質により傷跡の段差や凹みが起こる場合があります。

対応
傷跡の段差や凹みが起こる場合は、CO2 レーザーを照射し、削って滑らかにする、ぼかす等の処置を行わせて頂きます。レーザー処置後は、治療部位に赤みが3 ヶ月程残ります。
レーザーで修正できない程の大きな段差や凹みは、傷を切り取って縫い合わせる処置を行わせて頂きます。


J) 皮膚の表面の凹み(凹凸)

皮膚を縫い合わせた傷には強い緊張がかからないように、皮下の筋膜やリガメントや真皮に糸をかけて吊り上げておきます。
そのため、皮膚の表面に凹みができます。3~4 ヶ月でなじんできて平らになります。しかし、皮膚のゆるみが強いと凹みが残ってしまいます。

対応
通常、4ヶ月程で目立たなくなりますが、それまでの間に修正を希望される場合には、ヒアルロン酸を注射して凹みを浅くする処置をさせて頂きます。
半年しても凹みが残っている場合には、再度フェイスリフトの傷跡を部分的に切開して凹みの周りを剥離して引き伸ばす処置をさせて頂きます。


K) 傷が赤く盛り上がる(ケロイド状)

切開部の傷が赤く盛り上がる場合があります。稀にケロイドのような目立つ傷が残ることもあります。

対応
傷が赤く盛り上がってしまった場合は、ステロイドの注射をすることにより傷を平らにする処置を行います。
※十分な効果が得られるまで、1 ヶ月間隔で繰り返さなければならない場合もあります。
またステロイドの副作用として、皮膚や傷が凹む、細かい血管が浮き出るといったことがあります。


L) 脱毛する(はげる)

体質により、髪の毛の生え際を切開した場合、一時的に脱毛をすることがあります。
頭の中の髪の毛が生えている部分を切開した場合は、一時的に傷の周囲が脱毛することがあります。

対応
傷の周囲の脱毛は半年程でほとんど治まります。頭の中の髪の毛が生えている部分を切開した場合は、最終的に2~5 ミリの脱毛が傷のように残ります。

◆はげてしまった部分の周囲に皮膚の余裕があれば、再度切開し縫い縮めることにより、脱毛部分の幅を小さくすることができます。 他に植毛という方法もありますので、ご希望の場合にはご相談下さい。


M) 顔面神経麻痺(眉毛の動きの麻痺)

手術操作の際に顔面神経が引っ張られてしまう場合があります。それによって、術後しばらくの間、眉毛の動きに麻痺が出る可能性があります。

対応
通常1ヶ月から半年で治まります。ごく稀に完全には麻痺が回復しないこともあります。
麻痺が回復するまでの間、左右のバランスを整える目的で麻痺とは反対側にボトックスを注射する方法もあります。


N) 額のしびれ・知覚鈍麻

手術操作の際に頬の細かい知覚神経を切ることになりますので、額の表面から頭頂部の知覚が鈍くなります。
また、知覚が回復する際にかゆみを感じることがあります。

対応
ほとんどの場合、3~6 ヶ月以内に治まります。ごく稀に、完全には元に戻らないこともあります。


O) 額の広さの変化

頭髪内を切開し額の皮膚を上に引っ張ると、額が術前に比べ広くなります。

対応
元々額が広い方の場合は、頭髪内を切開する方法ではなく、生え際の髪の毛が生えていない部分の皮膚を取り除く方法をお勧めします。


P) 毛嚢炎

切開した傷の周囲は、髪の毛が生え揃うまで(術後1~3 ヶ月程)、毛膿炎が起きることがあります。

対応
毛膿炎が生じた場合は、状態に応じて薬を処方させて頂きます。




フェイスリフト(切って上げる)のよくある質問


額フェイスリフトの傷は目立ちますか?
傷が目立つことはありません。
額の広さやたるみの程度により、切開位置が異なります。
額が広い方の場合は、毛の生え際で切開を行います。額は広くなることはなく、傷跡は3~6ヶ月程度赤くなりますが、時間の経過と共に徐々に目立たなくなっていきます。髪型やメイクでカバー頂けます。
額が狭い方の場合は頭髪内で切開となり、多少額が広くなる場合があります。傷跡がは毛で隠れるため、外見上から見えることはなく、手術直後から目立ちにくいです。
額フェイスリフトは目元のたるみも改善できますか?
眉や上まぶたのたるみが上がるので、目元のたるみも緩和します。
額を引き上げることで眉や上まぶたのたるみも上がり、目元のたるみを緩和します。
但し、引き上げる部分から離れるほどリフトアップの効果も少なくるため、額のしわやたるみが気になるという場合は額リフトが適していますが、目元のたるみそのものを修正したい場合は、上眼瞼リフトや上まぶたたるみ取りなどの施術をおすすめ致します。
頬フェイスリフトのダウンタイムはどのくらいですか?
腫れやむくみは1~2週間程度です。
個人差ありますが、術後の強い腫れは手術後3日程度で、その後1~2週間で落ち着いてきます。
手術後1週間はフェイスバンテージを装着頂くため、1週間のお休みがあると安心です。
フェイスリフトの術後は痛いですか?
術後にはお薬を服用頂きます。
術後は耐えられないほどの強い痛みはありませんが、痛みがある方には痛み止めや鎮痛消炎剤など必要なお薬を服用頂きます。
頬フェイスリフトの傷は目立ちますか?
目立つ傷痕にはなりません。
傷は耳のラインに沿って出来ますが、傷の位置を正しく耳の溝に一致させ形外科的縫合を行うため傷痕は目立ちません。
また、筋膜や靱帯(リガメント)を使ってタルミを引き上げる手術法を用いることで、傷口に緊張がかからないため耳たぶの変形や傷痕が幅広く引き延ばされてしまうことはありません。
手術後2~3カ月程度は赤みがありますので、お化粧や髪型でカバー頂けます。
フェイスリフト効果はどれくらい持続しますか?
基本、後戻りなどの心配はありません。
フェイスリフト自体は、基本、後戻りなどの心配はありません。
術後は通常の老化が起こってくるため、新たなしわやたるみが徐々に発生してきますが、リフトによって引き上げたことで老化をゆるやかにし、しわやたるみができにくくなります。
フェイスリフトの術後、違和感はありますか?
手術後1ヶ月程は違和感を感じることがあります。
術後につっぱり感や引きつり感などの違和感や痒みを感じることがあります。
時間の経過と共に徐々に馴染み、炎症も消失しますが、完全になくなるまでには1~2ヶ月要することもあります。
手術は全身麻酔ですか?
はい。全身麻酔でのご手術となります。
手技が非常に細かく手術時間を要するため、患者様のご負担に配慮するために全身麻酔での手術となります。
術中の意識はないため痛みを伴うことはありません。

脂肪吸引のトラブル一覧


A) 感染(化膿する)

脂肪吸引の手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合は、内服薬服用や抗生剤の投与、洗浄をします。膿がたまった時には、皮膚を切開して膿を出す処置をさせて頂きます。


B) 血が溜まる

脂肪吸引の術後に傷の中で出血して血が溜まると吸引部が紫色に腫れ上がります。血が溜まったままにすると化膿したりしこりを作ったりするので早目の処置が必要です。

対応
血の溜まった部分に針を刺すか、再度、傷を開けて溜まった血を排出する処置をします。


C) 吸引後の取り残し

脂肪吸引後、思ったより細くなっていないと感じる場合があります。術後3 か月は、腫れやむくみが長引いている可能性があります。

対応
3~6 ヶ月経過をみても脂肪が残っているのが気になる場合には、脂肪溶解注射(リポビーン)による治療をおすすめいたします。あるいは、再度脂肪吸引をさせて頂きます。
※ ただし、脂肪吸引によって細くできる量や範囲には限界がありますことをご了承下さい。


D) 吸引後の陥没・凸凹

脂肪の吸引が均等に行われないで部分的に脂肪が取れすぎたり残ったりしますと、陥没や凸凹ができてしまいます。また、脂肪をしっかり吸引しますと、皮膚と下の筋膜が癒着するため、皮膚の表面にデコボコや凹みが生じやすくなります。
皮下脂肪が少なくなりますと、その下の筋肉の輪郭が見えるようになります。それを凸凹と感じることがありますし、女性らしさがないと感じることがあります。

対応
脂肪のとりすぎによってできた凹みやデコボコの修正は非常に難しいため、過度に脂肪を吸引することを避けて、手術をさせて頂きます。
凹みやデコボコができてしまった場合、凹んだ部分に脂肪を注入することで対応します。取り残された脂肪が目立つ場合は、その部分を脂肪溶解注射(リポビーン)か脂肪吸引で治療させて頂きます。
脂肪が少なくなったために筋肉が浮き出てしまった場合、修正はほとんど不可能です。


E) 手術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ

脂肪吸引では、皮下の脂肪の中を通る細かい知覚神経を引っ張って傷つけることがあります。そのため、吸引部周辺の知覚の麻痺や、しびれが生じることがあります。

対応
個人差はありますが、ほとんどの場合3~12 ヶ月程度で治ります。しかし、まれに感覚が完全に元通りには戻らないということもあります。


F) 皮膚のたるみ

細くなった部分に合わせて皮膚は縮まっていきます。皮膚がたれるようなことはまれですが、脂肪がなくなることで、肌のハリがなくなる、又はシワが目立つことがあります。

対応
たるんだ皮膚をすっきりさせるには、リフトの手術(余った皮膚を切り取る手術)になります。
※ 但し、リフトの手術は傷跡が残りますことをご了承下さい。


G) 皮膚の色素沈着

内出血ができることは珍しいことではありません。通常3 週間程度で内出血は消失します。稀に、内出血の血液の分解産物の色が皮膚の中に残って、茶色の色素沈着が続くことがあります。

対応
通常6~12 ヶ月で色は薄くなっていきます。


H) 傷跡のもり上がり・へこみ・色素沈着

数ミリの傷跡が何ヶ所かにできます。傷跡がケロイドのように赤くもり上がる・茶色の色素沈着が起こる・傷跡が凹むことがあります。

対応
体質によって、傷跡がケロイドのように赤く盛り上がる場合があります。その場合は、ステロイド(ケナコルト)注射で対応します。ステロイド注射の副作用としては、傷が凹む・毛細血管が浮きでるといった事があります。
また色素沈着が起こった場合は、色素を薄くするハイドロキノンクリームや肌のターンオーバーを早め、新たな皮膚を再生させるトレチノイン+ハイドロキノンクリームを必要に応じて処方致します。
へこんで目立つ傷に対しては、再度切開し縫合する処置をいたします。


I) 吸引部分の皮膚の壊死

非常に稀なことですが、過度の脂肪吸引や感染によって、吸引部分の皮膚にダメージが加わって、皮膚が死んでかさぶたになり、その後傷跡を残すことがあります。

対応
状態に応じた処置や対応をさせて頂きます。


J) テープかぶれ

手術後、傷口を保護するためにテープを貼らせて頂きます。皮膚の弱い方は、テープかぶれを起こす場合があります。水ぶくれができたり皮膚がむけたりしますと、その後色素沈着を起こすことがあります。

対応
色素沈着が残る場合は、色素を薄くするハイドロキノンクリームや肌のターンオーバーを早め、新たな皮膚を再生するトレチノイン+ハイドロキノンクリームを必要に応じて処方致します。

ベイザー脂肪吸引のよくある質問


脂肪吸引のダウンタイムはどのくらいですか?
大まかなダウンタイムは2~3週間です。
吸引箇所や個人差により異なりますが、大まかな痛みや腫れ、内出血は2~3週間程続きます。
上半身部分はあまり腫れない箇所ですが、下半身の脂肪吸引では術後1~2週間程は強い痛みが伴い、
腫れは1ヶ月程、むくみは3ヶ月程かかります。
デスクワークであれば問題ないですが、手術前のような体の動きには1ヶ月程かかる方もいらっしゃいます。
最終的な仕上がりは3ヵ月以降です。
その間はお洋服でカバー頂けますので、周りに気づかれる心配はありません。
通常の脂肪吸引とベイザー脂肪吸引の違いは?
より多くの脂肪を吸引することができます。
ベイザー脂肪吸引では、吸引前にベイザー波という脂肪のみに反応する超音波を照射することで、脂肪が乳化されより多くの脂肪を吸引できます。
そのため手術時間の短縮、手術後の身体へのダメージを軽減することが出来ます。
脂肪吸引はどのくらい脂肪を取ることが出来ますか?
ご希望や個人差はありますが、2/3まで吸引できます。
ご希望のデザインや体形により異なりますが、ついてる脂肪の2/3まで吸引することができます。
ただし、脂肪には体温調節や生命維持の役割があるため、ある程度の脂肪を残す必要があります。
脂肪吸引後はすぐに細くなりますか?
1ヶ月以降から徐々にすっきりしはじめます。
脂肪吸引後は腫れやむくみで膨張するため、すぐにサイズダウンは望めません。
1ヶ月後以降から徐々にすっきりしはじめて、3ヶ月ほどで確認して頂けるようになります。
脂肪吸引後、リバウンドや元に戻ることはありますか?
生活スタイルにより、残った脂肪細胞が大きくなることはあります。
脂肪細胞そのものを吸引してしまうため、リバウンドというものはありません。
しかし、全ての脂肪細胞を吸引するわけではないため、暴飲暴食を行うことで残った脂肪細胞が大きくなり、
元に戻ったように感じることがあります。
脂肪吸引は何歳でも受けられますか?
年齢制限は基本的にありませんが、若い年齢で行うことをおすすめしております。
加齢が進むにつれて脂肪吸引後にたるみが出やすくなるため、脂肪吸引を行うのであればお若い年齢で行うことをおすすめしております。
特に40代以上の方の場合、術後のたるみが生じやすくなります。
脂肪吸引後は体重も減りますか?
体重の変化はほとんどありません。
脂肪は水よりも軽いため、多くの脂肪を吸引したとしても体重の変化はほとんどありません。
脂肪吸引は体重の変化以上に外見上の変化を目的とした手術です。
運動や食事制限では難しいボディラインの痩身結果を感じて頂けます。
脂肪吸引の術後、注意事項はありますか?
手術後の圧迫固定が重要です。
手術後は吸引した部分の圧迫固定が24時間1ヶ月程必要になります。
その後も3ヶ月程は出来る限り圧迫を続けて頂きます。
脂肪吸引したことで空洞になったところを圧迫することで密着させるとともに、腫れやむくみ防止になります。
この圧迫固定が吸引後の仕上がりを左右するため非常に重要となります。
手術は全身麻酔ですか?
はい。全身麻酔でのご手術となります。
手技が非常に細かく手術時間を要するため、患者様のご負担に配慮するために全身麻酔での手術となります。
術中の意識はないため痛みを伴うことはありません。