



症例番号:目尻-009
ご相談内容・ドクターのコメント
・目の幅が欲しい
・吊り目を治したい
目尻切開で2つの願いを叶えます。
黒目の外側の白目の面積をご覧ください。
しっかり目の横幅が拡がりました。
元々の吊り目もすごく優しい雰囲気になりました。
通常の目尻切開の最大の問題は「後戻り」です。
後戻りを予防する為に骨膜にまでしっかり牽引します。
(目尻切開で骨膜まで顔の手術を数え切れないほど行ってきた形成外科キャリアがモノを言います)
垂れ目といえばグラマラスライン形成ですが、幅も拡げて目尻が下がったように見せたければ目尻切開も選択肢に入れてみて下さい。
他にも目尻(外角)靭帯移動術もあります。
グラマラスと目尻、靭帯移動では下げる位置・形・程度が異なりますので、ご本人の理想を伺ってどれが適しているかをご提案させて頂きます。
麻酔で寝ている間に全てが終わりますので、痛みも恐怖感も感じさせません。
目尻切開法のトラブル一覧
目尻の開きが足りない
切開した傷口が癒着したり、傷跡が縮んだりして後戻りが起きますと、目尻切開の効果が物足りなくなります。
後戻りが生じなくても、元々の延長出来る量が、ご希望より小さいために効果が物足りなく感じることがございます。
対応
もっと目尻を延ばしたいと希望される場合は、再度切開をさせていただきます。
※ 延ばせる長さには限界があります。また、目尻に隠れている白目の量以上に切開しても、効果がない、または、目尻のピンクの結膜が見えて、不自然な印象を与えてしまうことがありますことをご理解ください。
目尻を延ばし過ぎたと感じる
目尻に糸が付いている期間は、錯覚により目尻が長すぎると感じることがありますが、抜糸を行うことで気にならなくなります。
目尻に隠れている白目の量以上に延ばすと、目尻のピンクの結膜が見え不自然な印象を与えます。また、目尻でまぶたが緩むことによって、まぶたと眼球の間にすき間ができ、まぶたの裏側のピンクの結膜が見えてしまうことがあります。
対応
目尻を延ばし過ぎたと感じる場合は、目尻を閉じる手術を承ります。
※ ただし、手術前の状態に戻したいと希望されても、完全には元に戻せない場合があります。特に、目尻のピンクの結膜が完全に隠れない場合がありますことを御了承下さい。
目尻の長さの左右差
目尻を切開した長さや術後の後戻りに左右でズレが起こりますと、目尻の長さや形に左右差が生じます。
対応
目尻部分に左右差が生じた場合、基本的に長さが足りない側(片側)の目尻を再度切開して、調整します。
逆まつげになる
手術によって内側(結膜側)にまぶたが織り込まれると、逆まつげになる可能性があります。
上まぶたと下まぶたのどちらにも起こる可能性がございます。
対応
逆まつ毛になった場合、基本的に手術後1 ヶ月以上経過を待ってからの判断となりますが、外側の皮膚を取り除く処置をさせて頂きます。
まつ毛が抜ける・切れる
手術により目尻部分のまつ毛が抜けたり、切れたりすることがあります。
対応
細心の注意を払いますが、手術により目尻部分のまつ毛が抜けたり、切れたりする可能性は否定できないことをご理解下さい。
目尻のラインに段差が出来る
延長した目尻のラインの角が滑らかにならず、段差が出来る場合があります。
対応
延長した目尻のラインの角が滑らかにならず、段差が出来る場合があります。その場合、状態によりCO2 レーザー照射、または、切開法で対処できます。
◆ CO2 レーザー照射:出っ張ったまぶたの組織を削り、目立たなくします。
◆ 切開法:切開して余分な皮膚を取り除き、縫合いたします。
感染(化膿する)
赤み・腫れ・痛み・熱感が強くなる、または長く続く時は感染が疑われます。
対応
感染が起きた場合は、抗生剤の投与を行います。膿が溜まっている場合は、必要に応じて傷を再度開ける、もしくは新たに切開し膿を出す処置を行います。
血が溜まる
術後に傷の中で出血しますと、血が溜まってまぶたが腫れ上がります。血が溜まったままにしておきますと、感染やしこりを作る恐れがあります。
対応
出来るだけ早く処置する必要があります。その際は再度傷を開け、溜まった血を排出します。
傷が開く
稀に糸が外れて、傷が開いてしまうことがあります。
対応
傷が開いた場合は、再度、縫合いたします。
糸が出てくる
皮膚の下の組織を縫い合わせている糸(中縫いの糸)が出てくることがあります。
対応
そのままにしておくと化膿する恐れがありますので、早めに来院して頂き、抜糸を行なわせて頂きます。
白目や角膜の損傷
大変稀な事ですが、可能性は否定出来ません。手術中に、手術器具が当たる、あるいは糸やまつ毛の先端が当たって眼球の表面に傷がつくことがございます。
対応
白目や角膜の損傷や眼球に火傷が生じた例も報告されています。その場合、状態に応じた処置や対応を行います。
眼球の火傷
大変稀な事ですが、可能性は否定出来ません。手術中に血を止めるための電気メスやバイポーラによって発生した熱で、眼球の表面に火傷を作る可能性があります。
対応
白目や角膜の損傷や眼球に火傷が生じた例も報告されています。その場合、状態に応じた処置や対応を行います。
目尻切開術のよくある質問
まれに内出血がでることがありますが、お化粧でカバー出来る程度です。
白目の眼球部分に内出血が出現した場合には、吸収されるまでに1~2週間を要します。
目尻部分の傷は非常にわかりにくい部分となり、お化粧で十分カバー出来る程度です。
グラマラスラインは下まぶたを下げてたれ目にし、目の縦幅を大きくする手術です。ボトムの位置を変えることは出来ますが、横幅に広げることは出来ません。
目尻切開とグラマラスライン手術を併せて行えば、目を下と外に向かって広げることがます。
1㎜程度しか隠れていない方は隠れている白目が少ないため、目尻切開はあまりおすすめしません。
また、切開しすぎると目尻のピンクの結膜が露出して不自然な目になるため注意が必要です。
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(大阪院のみ/木~月 9:00~18:00)
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