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コグリフト-009


切らないリフトアップ

コグリフトは、吸収糸を皮膚の下に挿入する切らないフェイスリフトです。
360°全体にトゲ(コグ)がついており、その刺激により表情筋の緊張を高め、リフトアップを目指します。
また、糸の周囲にはコラーゲンやエラスチンなどの増生を促し、お肌を引き締め、同時にお肌のつや感やハリをもたらします。
コグは特殊なギザギザした毛羽立ちのある糸のため、皮下組織をひっかけて引き上げます。
自然な印象で、手軽なエイジングケアを体感したいという方におすすめの治療です。


コグリフト

リフトで使う糸には、吸収する糸と吸収しない糸があり、お好みの糸をお選び頂けます。

 
コグリフト糸
スプリングアプトス
糸の吸収
数ヶ月~1年程度で吸収される
吸収されない
手術方法
穴を開けて挿入するので切開しない
1週間目に抜糸、ドレーン1日留置
腫れ
2~3日
7~10日程度
内出血
1~3週間
1~3週間
メイク
刺激を与えなければ翌日から可能
治療箇所以外は翌日から可能

※腫れや内出血は個人差があります。

素材

PCL(ポリカプロラクトン)

PCLは、体内で加水分解されるため、埋め込み型の生体材料として整形外科、眼科、歯科などで使用され、長い間 CEマーク認証及びFDA承認を取得した多くの医療機器として世界中で用いられている安全な素材です。
100%完全に体内で分解・吸収され身体には無害です。
ポリ乳酸(PLLA)と比べても分解が遅いため、長期の埋め込み型医療機器の利用に向いています。
分解されたあとコラーゲン新生を生じさせる作用が確認されていて、皮膚の弾力及びコラーゲンの生成を促進します。


PDO(ポリジオキサノン)

PDOは、医療用縫合糸に広く用いられていて、形成外科及び生体組織工学などの分野で使用されています。
身体には無害ですが、分解の速度が速いため、持続期間は約6ヶ月ほどです。


PLLA(ポリ-L乳酸)

PLLAは、コラーゲン新生に及ぶ作用が国際臨床試験で証明されています。
米国FDAが承認していますが、素材が硬く、痛みを感じやすい場合があります。
体内で約6ヶ月以上分解される、効果が18ヶ月以持続されるという特性があります。



※痛みや持続期間には個人差があります。

BNLS 3D メッシュ糸

※名古屋院のみのお取り扱いとなります。

ダブルニードルの最長糸

糸の長さが50cmと非常に長いため、顎のライン、こめかみ部分から上方向への挿入ができ、広範囲な引き上げが可能です。
また、首のたるみにも使用することで、フェイスラインにかけてしっかりと全体を引き締め、リフトアップすることができます。
素材はPCLで、トゲの先端がまろやかになっており、糸もしなやかなため、痛みが生じにくくなっています。(痛みには個人差がございます)
非常に細い糸のため、従来通り切開せずに針穴だけで糸を埋め込むことができます。


ダブルニードルの最長糸


3Dメッシュ

突起(トゲ)ついた糸に、網目のように糸を編み込んだコグリフトの糸です。
糸が頬の中の組織と立体的に癒着することで、より引き上がりを維持します。
糸が吸収されたあとも、引き上がった状態で組織が固まるのでリフトの維持が期待できます。


BNLS 3Dメッシュ糸


1本¥48,000



  • BNLS 3Dメッシュ糸

    1.糸の入った針を挿入し、針だけ引き抜くと、糸が頬の中に引っかかります。

  • BNLS 3Dメッシュ糸

    2.突起が逆向きになっている、余った糸を額側へ挿入します。

  • BNLS 3Dメッシュ糸

    3.糸が入りました。

  • BNLS 3Dメッシュ糸

    顎先からエラの方へ入れ、引き締めることも可能です。

ハイパーリフト

当院ではコグリフトの施術を行う際、ハイパーリフト (Hyper Lift)という吸収糸を使っています。素材には、PDO (ポリジオキサノン)とPCL (ポリカプロラクトン)があります。糸の長さが18cmあるため、法令線・マリオネットラインのリフトも可能です。


ハイパーリフト

  • コグリフト

    1.コグリフトの糸が入った針を皮膚に挿入します。

  • コグリフト

    2.針を抜くと糸が皮膚組織に引っかかります。引き上げて余った糸をカットします。

  • コグリフト

    3.最低2本~多数本入れて頬全体を引き上げます。

スプリングアプトス

切開して挿入する

特殊な糸を皮膚の下に入れて、たるみを引き上げる方法です。従来のフェイスリフトのように、メスで大きく切開する必要がないのが特徴です。ゴムのように伸び縮みするシリコン製の吸収しない糸を使用します。顔の表情による動きや開口する動きに合わせて、伸び縮みする為、引っかかりが外れることがありません。


スプリングアプトス

  • スプリングアプトス

    1.挿入するためにコメカミの皮膚を2cm程切開します。

  • スプリングアプトス

    2.剥離します。

  • スプリングアプトス

    3.スプリングアプトスを挿入します。

  • スプリングアプトス

    4.スプリングアプトスを引き上げて筋膜に糸で縫い付けます。

  • スプリングアプトス

    5.出ているアプトスをカットします。

  • スプリングアプトス

    6.傷口を縫合します。

福田慶三医師が監修しました
この記事は、
ヴェリテクリニック理事長
福田慶三医師が監修しました。 プロフィール
担当医:三苫 葉子

症例


症例番号:コグリフト-009

併せて行った施術・その他費用

コグリフト(糸リフト)
¥330,000

スプリングアプトスのトラブル一覧


A) 感染(化膿すること)

術後治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」といった状態が長引く場合は感染が疑われます。
放置すると皮膚が破れて膿が出て皮膚が壊死する原因になりますので、必ず治療が必要となります。

対応
放置すると皮膚が破れて膿が出て皮膚が壊死する原因になりますので、必ず治療が必要となります。
感染の兆候がみられる場合は、内服薬服用、抗生剤点滴投与を1 週間行いますが、それでも改善がみられなかった場合は、挿入した糸の抜去手術を行わせて頂きます。
但し、アプトスの抜去は、糸を探し出すのが難しく、見つからないことがあります。また、抜去のために皮膚を大きく切開しなければならない場合もある事をご了承下さい。
抜去後の再挿入手術の時期は、抜去手術より少なくとも4 ヶ月後(感染の原因となる細菌が完全に消えてからとなります。


B) 血が溜まる

術後皮膚の中で出血が起こると、傷の中に血が溜まってしまい、腫れ上がります。
放置すると感染やしこりの原因となりますので、早めに治療を受ける必要があります。

対応
血が溜まってしまった場合は、溜まった血を排出する処置を行わせて頂きます。


C) 傷口が開く

稀にこめかみの傷を縫合した糸が外れて、傷が開いてしまうことがあります。

対応
その場合は、再縫合の処置をさせて頂きます。


D) 引き上がりの左右差

元々あるたるみの左右差、糸の挿入部位のズレや引き上げる強さの違い、術後の後戻りの違いが原因で、リフト効果に左右差を生じることがあります。

対応
左右差を修正するためには、新たに糸を挿入して引き上げるか、引き上がりすぎている側の糸を緩める、又は、抜去致します。
※糸を抜去するには、数ミリから1 センチ程切開して糸を探し出すため、傷が出来ますことをご了承下さい。
アプトスの場合は、挿入部位が散らばるため、糸を探しても見つからず、抜去出来ないことがあります。


E) 皮膚の凹み

糸を使ったリフトでは、限られたポイントを引き上げる事になりますので、強く引き上げると皮膚に凹みが生じてしまいます。

対応
術後1~2 週間後に深い凹みが目立つ場合には、凹んだ部分の皮膚を引っ張って、糸の引っかかりを外すことで凹みを修復することが出来ます。
術後早い時期(1~2 週目)に引っかかりを緩めてしまいますと、リフト効果が半減してしまうことをご了承下さい。
浅い凹みは、時間の経過によって変化しますので、4ヶ月程は経過を見て下さい。
その間は、凹み部分にヒアルロン酸を注入し、膨らませます。
4 ヶ月経過を見ても改善されない場合は、糸を抜去させて頂きます。
※ 糸を抜去するには、数ミリから1 センチ程切開して糸を探し出すため、傷が出来ますことを了承下さい。
アプトスの場合は、挿入部位が散らばるため、糸を探しても見つからず、抜去出来ないことがあります。


F) 糸を固定した部分が膨らむ・触れる

リフト用の糸をコメカミ部分に固定する手術では、束ねた糸の結び目や固定用のメッシュによって、その部分に 膨らみが出来る、また、エッジが触れて気になる場合があります。

対応
膨らみが出来る、また、エッジが触れて気になる場合、再度傷跡を切開して糸の結び目やメッシュを切り取って小さくする処置を行わせて頂きます。


G) 糸が透ける

挿入した糸が皮膚から透けて見えたり、浮き出たりすることがあります。皮膚の薄い方や色の白い方に起こりやすい傾向があります。

対応
ご希望であれば、糸を抜去させて頂きます。


H) 糸に対する違和感・異物感・突っ張り感・引きつり感

異物でリフトをしたことにより、違和感(異物感)や皮膚の突っ張り感が生じることがあります。

対応
異物感や突っ張り感は、時間の経過と共になくなりますが、どうしても異物が入っていることに抵抗がある場合は、糸を抜去させて頂きます。
※ 糸を抜去するには、数ミリから1 センチ程切開して糸を探し出すため、傷が出来ますことを了承下さい。
アプトスの場合は、挿入部位が散らばるため、糸を探しても見つからず、抜去出来ないことがあります。
吸収糸を使用の場合は、1 年以上経過すると溶けてなくなりますので、抜去の必要はありません。


I) リフトアップの効果が少ない

糸を使ったリフトは強く引き上げると皮膚に凹みを作ったり、余った皮膚が盛り上がったりします。
そうならないように、ほどほどの強さで引き上げますので、その結果が物足りなく感じるかもしれません。
また、術後に糸のひっかかりが外れて、リフト効果が半減することがあります。

対応
リフトアップの効果が足りないと感じる場合には、再度糸を追加挿入することをおすすめ致します。
糸のリフト効果には限界がありますので、しっかりとしたリフトをご希望の場合は、皮膚を切開するフェイスリフトの手術となります。深いしわや凹みには、ヒアルロン酸注入や脂肪注入をおすすめ致します。


J) リフトアップの効果がありすぎる

糸を入れた所が部分的に引っ張られすぎていると感じます。
3 ヶ月程しますと馴染んできますので、経過を見て頂く必要があります。
予定通りのリフト効果が得られた場合でも、ご本人の希望よりも引き上がりすぎと感じることがあるかもしれません。

対応
リフトアップの効果が有り過ぎると感じる場合、時間の経過と共に馴染みが生じ、それに伴い効果も薄れてくるため、時間の経過を待って頂くことになります。
それでも、引き上がり過ぎると感じる場合には、挿入した糸を抜去させて頂きます。




コグリフトのトラブル一覧


A) 感染(化膿する)

術後治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合は、感染が疑われます。

対応
感染の兆候がみられる際は、処置として内服薬服用、抗生剤点滴投与を1週間行います。また、必要に応じて切開を加えて膿を出す処置をさせて頂きます。
※ 非常に細い吸収糸を多数入れますので、術後に糸を抜去することは出来かねますことを、予めご了承下さい。
また、糸は半年~1 年位で自然に吸収され、なくなります。


B) 糸の露出

挿入した糸の先端が皮膚から外に出てくることがあります。

対応
その場合、露出した部分をカットし皮膚内に埋める処置を行わせて頂きます。


C) 糸に対するアレルギー

一般的な手術に用いられるPDO という吸収糸を使用しますので、糸の素材に対するアレルギー反応はほとんど報告されておりません。

対応
もし、アレルギーの反応が見られた場合は、アレルギーを抑える薬(ステロイド)を処方させて頂きます。
糸は半年~1 年で吸収されますので、アレルギーも減退します。


D) 糸に対する違和感・異物感・突っ張り感・引きつり感

糸が入ったことにより、違和感(異物感)や突っ張り感、引きつり感を感じることがあります。

対応
時間の経過と共に違和感や突っ張り感は徐々になくなります。やがて糸は吸収されますので、異物が体内に残ることはありません。


E) 効果の実感が少ない

コグリフトは、皮膚を物理的に引き上げると同時に、針や糸の刺激により肌の緊張を高めることで施術部位を引き締める治療法です。
また、入れた糸に対する生体反応によって肌質が変わりますが、効果の実感には数週間~数ヶ月かかります。

対応
コグリフトを追加することによって、リフト効果も追加されます。
更に強いリフトアップ効果を求められる場合には、アプトス、スプリングアプトス、シルエットリフトなどの引き上げ効果のより高い糸を使ったリフトやフェイスリフト手術が必要です。


F) 効果の左右差

手術の性質上、大きな左右差が生じることは考えにくいですが、稀に、効果の出方に左右差が生じる場合もあります。

対応
効果の実感が少ないと思われる部分に対しては、必要に応じて糸の追加を承ります。

コグリフト(糸リフト)のよくある質問


スプリングアプトスで使用する麻酔は?痛みは?
静脈麻酔+ラリンゲルマスク麻酔を使用します。
手技が細かく手術時間を要するため、患者様のご負担を考慮し、静脈麻酔+ラリンゲルマスク麻酔を使用致します。術中の意識はないため痛みを伴うことはありません。
スプリングアプトスの効果はいつから分かりますか?
手術直後から確認して頂けます。
手術直後から確認して頂けます。むくみや腫れが落ち着いてから安定していきます。
スプリングアプトスは腫れますか?
腫れ・むくみ・内出血がでることがあります。
個人差はありますが、腫れ・むくみ・内出血がでることがあります。術後1~2週間続くこともありますが徐々に軽減していきます。また引き上げ効果の違和感があることもありますがこちらも徐々に改善していきます。
コグリフトのダウンタイムはどのくらいですか?
多少の腫れやむくみは2~3日程度です。
個人差はありますが、多少の腫れやむくみは約2~3 日でひいていきます。
挿入した箇所は多少の赤みが出ることもありますが、翌日からお化粧して頂けますので十分カバー頂けます。
コグリフトの効果の持続期間は?
リフトアップは直後から、美肌は数ヶ月かけて徐々に体感頂けます。
針の刺激によって起こるリフトアップは施術直後から、美肌は施術後数ヶ月かけて徐々に体感して頂けます。
挿入する糸は、数ヶ月~1年かけて徐々に分解吸収さるため、徐々にリフトアップは弱まってきますが、コラーゲン形成されることでその後も美肌は持続します。
金の糸の場合、糸の周りにコーティングされた金が10年ほど皮内に残ります。
更に強いリフトアップをご希望される場合は、引き上げ用の糸を使ったリフトやフェイスリフト手術をおすすめ致します。
コグリフトで使用する糸の安全性は?
人体に異物として残らないという利点があります。
PDO(ポリジオキサノン)という吸収性の糸で、一般的な手術に用いられる材質です。
数ヶ月~1年かけて徐々に分解吸収されていくため、人体に異物として残らないという利点があります。
コグリフト挿入後の違和感はありますか?
時間の経過と共に消失します。
糸が入ったことにより、違和感(異物感)や突っ張り感、引きつり感を感じることがありますが、時間の経過と共に違和感や突っ張り感は徐々に緩和されます。糸は半年~1 年で吸収されますので、異物が体内に残ることはありません。
スプリングアプトスの持続期間はどのくらいですか?
引き上がったことで、その後の老化現象は緩やかになります。
定まった持続期間はなく、手術直後から通常の老化が起こってくるため、新たなしわやたるみが徐々に発生してきますが、皮膚引き上げたことで老化をゆるやかにし、しわやたるみができにくくなります。
スプリングアプトス後の違和感はありますか?
時間の経過と共に消失していきます。
個人差ありますが、術後1週間程は引き上がりのツッパリ感や違和感を感じやすいですが、術後の経過と共に軽減していきます。
大きい口を開けた時に傷部分に痛みや違和感を感じる可能性はありますが徐々に消失します。
手術中の痛みはありますか?使用する麻酔は?
手術中に痛みを感じることはありません。
使用する麻酔は患者様のご負担を軽減するため、基本的に静脈麻酔+ラリンゲルマスク麻酔で行っております。
患者様は眠った状態のため、手術中に痛みを感じることはありません。
局所麻酔をご希望の場合には担当医とご相談にて行うこともございますが、その場合術中の意識はありますが、
手術箇所の痛みはございません。