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00_hyaluronidase_01

詳細

ヒアルロニダーゼとは、ヒアルロン酸の酵素であり、凹凸や入れすぎて不自然になったヒアルロン酸を溶かすことができます。
また肌が元々持っているヒアルロン酸が溶けることはありません。
※ヒアルロン酸以外の注入剤を溶かすことはできません。



このような方に適しています

・ヒアルロン酸を入れたが形が悪い
・ヒアルロン酸を入れすぎてしまった
・注入したが元に戻したい
・手術をするため、注入したヒアルロン酸を溶かす必要のある方



以下のものは溶かすことができません

非吸収性の注入物、「ポリアクリルアミド」や「ハイドロキシアパタイト」などの異物を注入している方も多くいらっしゃいます。
長期間体内に存在するための弊害や、異物肉芽腫と呼ばれる腫瘍を形成することが報告されるようになり、必ずしも安全とは言いきれません。
そのため当院には他院でアクアミドなどを注入した患者様から「除去してほしい」との問い合わせがあります。
このような場合、ヒアルロニダーゼで溶かすことはできません。切開して除去するしか方法がありません。



経過

注入後、早い人で1日で分解されますが、中には数日~1週間程度かかる場合もあります。
注入量や範囲によって完全になくすためには数回注入が必要な場合もあります。
また、分解されるヒアルロン酸の量は調整できません。



注入できない方

・妊娠している方、妊娠の可能性のある方
・治療部位に感染性の皮膚疾患のある方
・過去にヒアルロニダーゼでアレルギー症状の出た方

福田慶三医師が監修しました
この記事は、
ヴェリテクリニック理事長
福田慶三医師が監修しました。 プロフィール
担当医:福田 慶三


症例番号:00_hyaluronidase_01

併せて行った施術・その他費用

ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解注射)1単位
¥22,000
麻酔クリーム
¥1,100~¥5,500
※箇所により異なる

ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解注射)のトラブル一覧


A) 感染する(化膿する)

注入部の熱感、痛み、腫れ、赤みが増し続けたり、その症状が長引く場合には感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合、内服薬の処方、抗生剤の投与のため通院が必要になります。
稀なケースではありますが、感染がひどい場合には切開をして膿を出さなくてはなりません。


B) ヒアルロン酸が残る

過去に注入されたヒアルロン酸の量が多い場合は1 回での注入では分解吸収できずに、残ってしまうことがあります。

対応
ヒアルロン酸分解注射の量が足りないのが原因です。
ご希望であれば、残っているヒアルロン酸に対して分解注射を追加致します。


C) 溶けすぎる(部分的な溶解を希望される場合)

注入されているヒアルロン酸を一部だけ減らして欲しいと希望される場合、分解酵素を少量のみ注入させて頂きます。 しかし、ヒアルロン酸が溶ける量を正確にコントロールする事は出来ませんので、ご希望よりもヒアルロン酸が減り過ぎて、凹んでしまう場合があります。

対応
ご希望よりもヒアルロン酸が減り過ぎて、凹んでしまう場合は、ヒアルロン酸の再注入を提案させて頂きます。


D) しびれが生じる

神経に注射の針があたって、しびれが生じることがあります。

対応
自然な回復をお待ち頂かなければなりません。回復するのに1 ヶ月程、長くて3 ヶ月程かかることもあります。