Pickupコンテンツ - 田中宏典
ベジファースト
血糖値が上がりにくい食べ方
AGEsの蓄積についてお話ししましたが、まず、体内での形成を抑えるためには、血糖値をなるべく上げないっていうことが大事なんですね。
そこで、食事の際に気を付けるのはこんなとこでしょうか。
・血糖が上がりにくい食べ方をする
・ゆっくり食べる
・血糖値な上がりにくい食材を食べる
同じ食事内容でも、野菜や繊維質を先に食べて、更に量を多く摂れば、同じ量を同じ速さで食べたとしても血糖値の上がり方は緩やかになります。この食べ方を「ベジファースト」と呼びます。血糖値が上がりにくい食べ方です。
次に食べる速さについてです。早く食べると、その分早く吸収され、早く血糖値が上がってAGEsは作られちゃいますし、食べる量も多くなりがちです。それから、できれば食事は複数の人と会話しながら、楽しみながら食べることが大切です。
食材については、同じカロリーの食材でも、血糖値の上がり方は異なります。これを「GI(Glycemic Index)」といい、食材固有の値があります。GIの低い食品を食べることで血糖値の上りを軽くできます。高いものは白米やパンで、パスタは炭水化物の中では低めです。あと、酸っぱいものは消化吸収が遅くなるので血糖値の上りは軽いです。
ちなみに『お好み焼き定食』のような炭水化物に炭水化物を乗せての倍プッシュでは血糖値の上りはブーストされてしまうので、おいしいですがオススメできません。

『おいしいものは脂肪と糖でできている』のフレーズに激しく同意な『からだすこやか茶W』ですが、含まれる食物繊維により吸収を制限しているそうです。こういった商品を取り入れるもの有効ですね。
