Pickupコンテンツ - 田中宏典
AGEs
加齢は防げませんが
抗加齢医学会に出席してきましたので、暫く糖化のお話をしたいと思います。
糖化というのは『食事などで取り込んだ糖と体を構成しているタンパク質とが結びついて、熱変性しAGEsという物質をつくること』です。
この糖化により生じたAGEs(Advanced Glycation End Products、最終糖化形成物)の蓄積が問題となります。
糖化が起き、AGEsが蓄積すると細胞の老化が進み、肌の衰えや、糖尿病、動脈硬化、高血圧症、認知症などの加齢と関係のある様々な疾患の誘発につながります。
そして、頭皮や毛髪も影響を受けます(詳細は今後に)
糖化は、加齢や宜しくない食生活、血糖値の急激な上昇の繰り返し、高血糖状態により進行します。
加齢は防げませんが、食生活、血糖値の急な変動、高血糖状態は心がけ次第で改善できそうですよね。
