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Pickupコンテンツ - 室孝明

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全切開と眼瞼下垂の違い~眼瞼下垂も糸がゆるむことがある?~

〝全切開と眼瞼下垂の違い〟について・・・

私の手術の場合はこのように考えてください。

評価は5段階で1がもっとも低く、5がもっとも高い評価とします。

A 腫れ / B きずあと / C 麻酔の痛み/ D 術後の痛み/ E 開閉時の違和感(不自然さ)/ F ラインの安定感 / G 左右差のでやすさ/ H 修正のしやすさ/ I 余分な組織切除/ J エイジングケア効果/ K 料金/ 眼瞼下垂の評価では L 華やかさ を加えます。

そして華やかさこそが眼瞼下垂手術の最大の特徴になります。

(病的な眼瞼下垂の場合は頭痛や肩こりの改善、エイジングケア効果が最大の特徴になります)。

①全切開  A2 B2 C5 D2 E3 F5 G3 H3 I5 J5 K3 L3

②眼瞼下垂 A1 B2 C3 D2 E3 F5 G2 H2 I5 J5 K1 L5

ポイントはC麻酔の痛みとL華やかさです。Gも大切です。

無痛麻酔(笑気など)も可能ですが、局所麻酔の場合は瞼板上縁の麻酔をする際に痛みを感じます。ですので、全切開より少しだけ痛むことが多いです。

L 華やかさについて詳しい解説

人を見るとき通常はまず目元を見るものですが、さらに細かく言えば目元のどこをみているのでしょうか。

答えは「黒目」。

相手の黒目を中心にぼんやりとそのまわり(白目や二重、眉間や眉毛など)を見ているそうです。

ですから、印象的な目元の女優さんはと聞かれれば、
・「①二重がくっきりした」
・「②目力のある=黒目+白目の面積が大きい」人を想像します。

全切開で二重の幅が広がれば、メイクアップしやすくなり華やかになります。
ですが、残念なことに二重の幅を広げれば広げるほど、「まぶたの開き」に対しては悪影響を及ぼすので、「①二重がくっきりした」はクリアできても、「②目力のある=黒目+白目の面積が大きい人」は不可能になります。
(3年前の学会で発表しましたが白目も目力を発揮します)。

一方、眼瞼下垂はそもそも②を満たす手術でありますし、①についてもある程度の幅までは希望を叶えることができます。
つまり、二重の幅についても注文ができ、目力についても(丸い目元にするとか、切れ長の目にするとか、左右差をなくしたいとか)様々な注文ができます。
オーダーできる項目が非常に多いのが特徴ですが、左右差が生じないようにいつも細心の注意が必要です。
つまりDr.にとって眼瞼下垂手術とはとってもストレスフルな手術と言えます。
黒目と白目を大きくする手術をすると、修正手術であっても

眼瞼下垂 眼瞼下垂

術後1ヶ月 傷痕は化粧で隠せるようになります。
(眼瞼下垂+グラマラスライン手術  逆さまつげは後日施行)
眼瞼下垂手術は雰囲気そのものを華やかにすることができる手術の一つといえます。

最後の症例写真は抜糸のときは大丈夫だったのに、3ヶ月目でちょっと左右差が生じたケースです。

眼瞼下垂 眼瞼下垂
術後1週(抜糸直後)        術後3ヶ月


完全に左右対称な眼瞼下垂手術がと~っても難しい理由がここにあります。

左右対称が難しい理由

①麻酔量と術中の腫れによる誤差を計算しなければならない
②挙筋機能自体に左右差がある場合がある
③効き目が強いタイプでは術後左右非対称になりやすい
④複数回の手術癧があると挙筋周囲の癒着が予想以上に強くでて、予定以上に目力がでてしまう
⑤挙筋腱膜を瞼板に固定するこの方法は、糸の止め方に工夫をしないと長期的に見ると瞼板から糸がはずれていることが多い



この場合は④ではないかと推測しています。

眼瞼下垂手術は「華やかさ」を手に入れられる手術である一方で微調整が必要になることもある手術とお考えください。

(眼瞼下垂手術が)完全に左右対称な結果を出すことが難しい理由の一つに、挙筋腱膜を瞼板に固定する糸が長期的にははずれている場合があると書きました。

それに対して、読者の方から「埋没じゃなくても糸ってはずれるんですか?」という質問がありました。

みなさんにも是非知って頂きたい内容なので、記事にしてお答え致します。

他院修正が多いですが、私の患者さんも再手術してみると、糸がはずれていることが時々あります(再手術になった患者さんのなかで10%くらいでしょうか)。

はずれる瞬間を目撃しているわけではありませんが、おそらく以下の理由で糸がはずれる(糸が切れている人は見かけません)のだと思います。

眼瞼下垂の糸が外れる原因

①手術直後の内出血や腫れによる固定部分への負荷
②傷痕がかゆくて目をこする(アトピー性皮膚炎の方なども含む)
③手術後3週間目~2,3ヶ月は手術した部分がもろくなっているため
④糸の結び方


①~④のいずれかまたはすべてが糸のゆるみに関わっていると思います。


ですので、

術後に患者さんが気をつけることは・・・

①→良く冷やして、あまり目を疲れさせないように安静を心がけましょう。2-3日で十分です。

②→冷やすとかゆみが軽減されます。こすらないように。

③→患者さんにはどうすることもできません

④→患者さんにはどうすることもできません。

③は医師にもどうすることもできないので、この期間は余計なことはせずキズが落ち着くのを待つしかありません。

④は医師側のスキルと知識で少し結果を良くすることができます。

糸を固定する瞼板という組織は硬いのですがもろく、糸をきつく締めすぎるとちぎれてしまいます。

そもそも、糸の結び目がゆるんでいることはほとんどないわけですから、糸をきつく締める意味はありません。

埋没法(瞼板法)で糸がはずれてラインが消えてしまうのは、瞼板から糸がはずれるのではなく、皮膚から糸がはずれる場合がほとんどです。

あれ?

眼瞼下垂では瞼板から糸がはずれると言ってましたよね?

そうなんです、ここに結び目の秘密があるんですね。

結び目として優れているのは実は埋没法なのかもしれません。

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