【美肌・レーザー治療】サリチル酸ピーリング
詳細
サリチル酸マクロゴールや乳酸を使用し皮膚の角質層のみを剥離することで、皮膚のターンオーバー(新陳代謝)を正しいサイクルに誘導して肌質をケアします。
にきびやシミ、くすみ、小じわなどのほか肌質ケアなどに向いている治療方法です。
健康な肌は通常28日周期で定期的に古い角質がはがれ、新たな肌へと生まれ変わります。
ストレスや外的刺激、ホルモンバランスなど様々な要因により、この周期が乱れ、古い角質が残りニキビや肌荒れの原因となってしまいます。
ピーリングは、この古い角質を無理なく取り除き、乱れたターンオーバーを正常に戻していく治療です。
このような方に向いています
治療の流れ
ご希望の施術部位をお伺いし、お肌の状態を診察させていただきます。
素肌の状態で施術するため、お化粧は落としていただき洗顔して頂きます。
サリチル酸ピーリングを施術部位に塗布していき、5分程度放置します。
ピーリングをふき取り、クーリング後、念のため水で洗い流していただきます。
施術後、2~3日は軽い発赤やピリピリ感を感じる場合がございます。
お化粧は、施術後12時間は控えて下さい。
また、治療期間中は日焼けを極力控え、紫外線対策をしっかりと行ってください。
施術頻度
個人差もありますが、月に1回の治療を3回以上行うことでお肌のサイクルが整って持続期間も長くなります。
ヴェリテクリニックでは、1クール(5回)の治療をおすすめしております。
注意事項
◎レーザーなど他の美肌治療はピーリング後、最低2週間は空けて行って下さい。
◎治療後1週間はピーリング剤を含む化粧品(プロアクティブ等)は控えて下さい。
◎トレチノイン・ハイドロキノンの使用は1週間ほど控えて下さい。
◎ゴマージュ、スクラブ入り洗顔は治療期間中の使用は控えて下さい。
この記事は、
ヴェリテクリニック理事長
福田慶三医師が監修しました。
プロフィール
ピーリングのトラブル一覧
A) 境界が明確になる
治療域の内外の皮膚色、肌のきめ等に違いが生じることがありますが、数ヶ月で徐々に元に戻ります。
B) 皮膚が鮮明化する
ほくろ、毛細血管、そばかす・シミは、ピーリングで表面の層が剥離されるため、治療後、鮮明になることがあります。
対応
ほくろ、毛細血管、そばかす・シミにはそれぞれレーザー治療が可能です。
C) 眼障害が起こる
化学薬品が眼に入ったりすると、眼障害を起こす可能性があります。
対応
施術時には細心の注意を払って行っていますが、その場合、流水で洗浄を行うなど、適切な対応を行います。
D) 瘢痕形成する
基剤の反応が強い場合、稀にヤケドのような跡が生じることがあります。
対応
治療中に激しい痛みなどが起きた場合は直ちにお申し出下さい。
E) 色素沈着する
極めて稀ですが、ピーリング剤に対する反応が強く起こりますと、一時的あるは恒久的な色素沈着が生じる場合があります。
対応
色素沈着に対しては、ハイドロキノン軟膏やトレチノイン軟膏を処方いたします。
F) 感染する
極めて稀にヘルペスが起きます。
対応
その場合は、適切な内服薬の投与や外用薬の塗布などの治療のため、通院が必要となります。(無料)
G) 効果が十分にでない
1回でも効果はありますが、目で見て効果を感じるためには、最低3~5回の治療が必要となります。
対応
3~5回の治療後には、必ず医師の診察をお受け下さい。
よくある質問
サリチル酸ピーリングの効果はいつからですか?
施術直後から1ヶ月程度です。
肌状態により個人差がありますが、施術後すぐに感じられる方や肌のターンオーバーと共に1ヶ月程で感じられる方もいらっしゃいます。
回数を重ねることで肌サイクルが整い、持続期間も長くなります。
サリチル酸ピーリングはどのくらいの回数が必要ですか?
月1回を3回以上、1クール5回の治療をおすすめしております。
月に1回の治療を3回以上行うことでお肌のサイクルが整って持続期間も長くなります。
ヴェリテクリニックでは、1クール5回の治療をおすすめしております。
サリチル酸ピーリング後の注意事項はありますか?
以下の内容にご注意下さい。
・レーザーなど他の美肌治療を受けられる際は、治療後最低2週間は空けてください。
・治療中は紫外線を極力避けてください。常時SPF15以上の日焼け止めの使用を推薦します。
・ピーリング剤を含む化粧品(プロアクティブ等)の使用は、治療前後1週間は控えてください。
・トレチノイン・ハイドロキノンの使用は、治療後1週間程度控えて下さい。
・ゴマージュ・スクラブ入り洗顔は、治療期間中のご使用は控えて下さい。