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口角挙上

詳細

上口唇の端に厚みをつくることにより、下がった口角を引き上げ、不機嫌や疲れているといった印象から、常に微笑みのある明るい印象にする手術です。若くても比較的口角の下がった方がいらっしゃいますし、加齢によって頬にタルミが出てくると口角も下がってきます。口元の印象はお顔全体の印象のおいてもとても大切です。

このような方に向いています

・口角が下がっているのが気になる方
・不機嫌や疲れた印象が気になる方
・明るい印象にしたい方
・口角部分の唇を厚くしたい方
・あひる口にしたい方

術式

口角近くで上口唇の皮膚を切り取って、直接口角を持ち上げます。
患者様のご希望のデザインに応じて、皮膚のみ切除する場合や筋肉も引き上げる術式があり、適正に判断しご手術させて頂きます。
薄い上口唇の両端を厚くすることも可能です。
上口唇の中央部も薄い方には脂肪注入術と口角挙上術を併用することによって、
上口唇全体をふっくらとしてチャーミングにすることができます。



口角挙上デザインパターン
【パターン1】口角挙上 【パターン2】 口角挙上
担当医:福田慶三


症例番号:口角挙上-003

ご相談内容

周りから怒っているように見られてしまうのを気にされて、ご相談に来られました。
不機嫌な印象に見えてしまうのを改善するため、下がった口角を引き上げる口角挙上術を行いました。
併せて行った施術・その他費用

口角挙上
¥300,000+税
全身麻酔
¥100,000+税

口角挙上術のトラブル一覧


A) 感染(化膿する)

口角挙上の術後治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合は感染が疑われます。
放置すると皮膚が破れ、膿が出て傷跡が残りますので、そうなる前に治療が必要です。

対応
処置として、皮膚の中に埋めている糸の抜去、内服薬の服用、抗生剤点滴投与を1 週間行います。


B) 傷口が開く

稀に糸が外れたり、傷口の治りが悪く、傷口が開いてしまうことがございます。

対応
糸が外れて傷が開いてしまう場合は、再縫合させていただきます。


C) 中縫いの糸の露出

中縫いの糸(皮膚の下の組織を縫い合わせる糸)が露出することがあります。

対応
放置していると化膿する危険がありますのでお早めにご来院ください。糸を取り除く処置をさせて頂きます。


D) 傷跡の段差・凹み

縫合は丁寧に行っておりますが、肌の性質、縫合部の緊張やズレにより傷跡の段差や凹みが起こる場合があります。

対応
傷跡に段差や凹みが起きた場合には、CO2 レーザーで削って滑らかにする、ぼかす等の処置を行わせて頂きます。
※ レーザー処置後は治療部位に赤みが約3 ヶ月程度続くことをご了承下さい。
また、レーザーでは治療できない大きな段差は手術によって切り取って縫合致します。
※ これらの処置を行っても、傷跡が完全に消えるわけではない事をご理解下さい。


E) 傷が赤く盛り上がる

特に口の周りは切開部が動きやすいため、傷が治る過程で、赤く盛り上がることがあります。
1 度に切除する量が多い程、傷に緊張がかかり赤く盛り上がりやすくなります。また、体質的に盛り上がりやすい方もいらっしゃいます。

対応
傷が赤く盛り上がってしまった場合は、ケナコルト(ステロイド)注射で対処します。
十分な効果が得られるまで1 ヶ月に一度、注射を繰り返さなければならない場合があります。
ステロイドの副作用として、傷が凹む、毛細血管が浮きでるといった事があります。


F) 傷が残る

この手術は皮膚の表面を切開する為、最終的に皮膚の表面に傷が残ります。

対応
傷は時間の経過とともに目立ちにくくはなりますが、完全に消えることはありません。


G) 左右差

口角の上がり方に左右差が起こる。

対応
口角の上がり方に左右差が起こった場合、上がっている方の口角に合わせ、反対側の口角挙上を再度行い対応できます。
※ 但し、修正手術を行っても完全な左右対称にはならないことをご理解下さい。


H) 口角が上がり過ぎたと感じる

口角が上がり過ぎたと感じる場合、傷が柔らかくなることで多少の後戻りがありますので、経過をみて頂きます。

対応
6 ヶ月が経過しても、上がり過ぎだと感じる場合は、ご希望により口角に皮膚移植を行います。しかし、傷跡が残る為お勧めはしません。


I) 口角がまだ下がっている(挙上効果が足りない)

口角がまだ下がっていると感じる。

対応
口角がまだ下がっていると感じる場合、ご希望であれば再手術は可能です。
※ 2 回目の手術は、初回の手術より切開部が広がる為、初回よりも傷が長くなることをご了承下さい。


J) 感覚麻痺

口角部分の細かい神経を触る為、口角付近の感覚が麻痺したり、しびれを感じたりすることがあります。

対応
通常3~12 ヶ月程でなくなりますが、まれにしびれが残ることもあります。


K) 口唇の形が変わる

赤い口唇が厚く見えるようになる、口唇がめくれ上がってくる、または、口唇の外側が持ち上がって口唇の輪郭が変わるといった口唇の変形が起こります。

対応
この変化はこの手術に伴って起こるものです。


L) 口角の外側のしこり、膨らみ

口角の筋肉を短縮するため、皮膚の下を剥離します。筋肉を縮めたことによって、余った皮膚が膨らみとして残ることがあります。また剥離した傷が硬くなって、しこりになることがあります。

対応
傷が柔らかくなりますと、しこりは目立たなくなります。ケナコルト(ステロイド)注射にて対処します。
余った皮膚が原因でできた膨らみは皮膚を切り取ることで対応できます。
切除をした後は傷跡が長くなることをご了承下さい。


M) 口角のしまりが悪い

口角の筋肉を剥離したり、カットしたりするため、口角のしまりが一時的に悪くなり、水や食事が口角からこぼれることがあります。

対応
通常1ヶ月程で筋肉が回復したり、傷が縮んだりして口角がしまります。


N) 口角の突っ張り感

手術によって傷跡ができます。

対応
傷跡の組織は正常の皮膚や粘膜と比べると硬いため口を大きく開いた時に突っ張り感を感じることがありますが、日常生活に差し障りを生じるようなことはありません。

担当医:李政秀


症例番号:コメカミ-001

ご相談内容

顔のトータルバランスを整えて若返りたいという希望で相談に来られました。
目は開きをよくすると同時にしっかりとした二重のラインをつくる眼瞼下垂の手術を行いました。
鼻は鼻の穴を目立ちにくくしたいという希望があったので、膨らんだ小鼻を小さくする鼻翼縮小(外側)と鼻柱を下に伸ばす鼻中隔延長の手術を行いました。
凹んだこめかみにはプロテーゼを挿入し、アゴにもシャープな輪郭をつくるためにプロテーゼを挿入しました。
口元も口角を挙げる口角挙上の手術を行い、全体的に明るい印象になり若返りました。
併せて行った施術・その他費用

口角挙上
¥300,000+税
下顎プロテーゼ
¥¥350,000+税
こめかみ形成
¥400,000+税
鼻中隔延長術
¥600,000+税
鼻翼縮小術
¥300,000+税
眼瞼下垂
¥600,000+税
全身麻酔
¥100,000+税

口角挙上術のトラブル一覧


A) 感染(化膿する)

口角挙上の術後治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合は感染が疑われます。
放置すると皮膚が破れ、膿が出て傷跡が残りますので、そうなる前に治療が必要です。

対応
処置として、皮膚の中に埋めている糸の抜去、内服薬の服用、抗生剤点滴投与を1 週間行います。


B) 傷口が開く

稀に糸が外れたり、傷口の治りが悪く、傷口が開いてしまうことがございます。

対応
糸が外れて傷が開いてしまう場合は、再縫合させていただきます。


C) 中縫いの糸の露出

中縫いの糸(皮膚の下の組織を縫い合わせる糸)が露出することがあります。

対応
放置していると化膿する危険がありますのでお早めにご来院ください。糸を取り除く処置をさせて頂きます。


D) 傷跡の段差・凹み

縫合は丁寧に行っておりますが、肌の性質、縫合部の緊張やズレにより傷跡の段差や凹みが起こる場合があります。

対応
傷跡に段差や凹みが起きた場合には、CO2 レーザーで削って滑らかにする、ぼかす等の処置を行わせて頂きます。
※ レーザー処置後は治療部位に赤みが約3 ヶ月程度続くことをご了承下さい。
また、レーザーでは治療できない大きな段差は手術によって切り取って縫合致します。
※ これらの処置を行っても、傷跡が完全に消えるわけではない事をご理解下さい。


E) 傷が赤く盛り上がる

特に口の周りは切開部が動きやすいため、傷が治る過程で、赤く盛り上がることがあります。
1 度に切除する量が多い程、傷に緊張がかかり赤く盛り上がりやすくなります。また、体質的に盛り上がりやすい方もいらっしゃいます。

対応
傷が赤く盛り上がってしまった場合は、ケナコルト(ステロイド)注射で対処します。
十分な効果が得られるまで1 ヶ月に一度、注射を繰り返さなければならない場合があります。
ステロイドの副作用として、傷が凹む、毛細血管が浮きでるといった事があります。


F) 傷が残る

この手術は皮膚の表面を切開する為、最終的に皮膚の表面に傷が残ります。

対応
傷は時間の経過とともに目立ちにくくはなりますが、完全に消えることはありません。


G) 左右差

口角の上がり方に左右差が起こる。

対応
口角の上がり方に左右差が起こった場合、上がっている方の口角に合わせ、反対側の口角挙上を再度行い対応できます。
※ 但し、修正手術を行っても完全な左右対称にはならないことをご理解下さい。


H) 口角が上がり過ぎたと感じる

口角が上がり過ぎたと感じる場合、傷が柔らかくなることで多少の後戻りがありますので、経過をみて頂きます。

対応
6 ヶ月が経過しても、上がり過ぎだと感じる場合は、ご希望により口角に皮膚移植を行います。しかし、傷跡が残る為お勧めはしません。


I) 口角がまだ下がっている(挙上効果が足りない)

口角がまだ下がっていると感じる。

対応
口角がまだ下がっていると感じる場合、ご希望であれば再手術は可能です。
※ 2 回目の手術は、初回の手術より切開部が広がる為、初回よりも傷が長くなることをご了承下さい。


J) 感覚麻痺

口角部分の細かい神経を触る為、口角付近の感覚が麻痺したり、しびれを感じたりすることがあります。

対応
通常3~12 ヶ月程でなくなりますが、まれにしびれが残ることもあります。


K) 口唇の形が変わる

赤い口唇が厚く見えるようになる、口唇がめくれ上がってくる、または、口唇の外側が持ち上がって口唇の輪郭が変わるといった口唇の変形が起こります。

対応
この変化はこの手術に伴って起こるものです。


L) 口角の外側のしこり、膨らみ

口角の筋肉を短縮するため、皮膚の下を剥離します。筋肉を縮めたことによって、余った皮膚が膨らみとして残ることがあります。また剥離した傷が硬くなって、しこりになることがあります。

対応
傷が柔らかくなりますと、しこりは目立たなくなります。ケナコルト(ステロイド)注射にて対処します。
余った皮膚が原因でできた膨らみは皮膚を切り取ることで対応できます。
切除をした後は傷跡が長くなることをご了承下さい。


M) 口角のしまりが悪い

口角の筋肉を剥離したり、カットしたりするため、口角のしまりが一時的に悪くなり、水や食事が口角からこぼれることがあります。

対応
通常1ヶ月程で筋肉が回復したり、傷が縮んだりして口角がしまります。


N) 口角の突っ張り感

手術によって傷跡ができます。

対応
傷跡の組織は正常の皮膚や粘膜と比べると硬いため口を大きく開いた時に突っ張り感を感じることがありますが、日常生活に差し障りを生じるようなことはありません。




アゴプロテーゼ挿入 固定術のトラブル一覧


A) 感染(化膿すること)

手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合は、内服薬服用や抗生剤の投与を2 週間続けて経過をみます。
それでもおさまらない場合はプロテーゼを抜去します。再挿入は抜去から3 ヶ月以降に行います。
大変稀なことではありますが、プロテーゼを固定するための金属(プレートやスクリュー)が感染の原因となる場合があります。その際は、金属の抜去が必要になります。


B) 異物反応(アレルギー反応)

稀にプロテーゼに対して異物反応(アレルギー反応)を起こす場合があります。

対応
プロテーゼに対して異物反応(アレルギー反応)を起こす場合はプロテーゼを抜去します。


C) 血が溜まる

術後に傷の中で出血して血が溜まるとアゴや首が紫色に腫れ上がります。血が溜まったままにすると化膿したりしこりを作ったりするので早目の処置が必要です。

対応
再度、傷を開け溜まった血を排出する処置をします。


D) アゴから下口唇、下アゴの歯茎にかけて知覚が鈍くなる、しびれる

アゴから下口唇下アゴの歯茎にかけて知覚が鈍くなったり、プロテーゼを入れるポケットを作る際に知覚神経の近くを剥離して神経をひっぱるため、しびれたりします。

対応
個人差はありますが、ほとんどの場合1年以内に治まります。まれに、感覚が完全に元通りには戻らないこともあります。


E) プロテーゼのずれ

アゴの筋肉は強いため、その筋肉の動きにプロテーゼが押されて、手術で作ったポケットの中でプロテーゼが安定する前にずれてしまうことがあります。また、長い経過のうちにずれてくる可能性もあります。

対応
術後半年以内にプロテーゼの明らかなずれが認められた場合は、プロテーゼ抜去あるいはプロテーゼの位置の調整を行い修正します。
※再手術でプロテーゼの伝達を調整する場合、プロテーゼがずれるのを防ぐために、ドリルで下アゴの骨に穴を開けてプロテーゼを縫い付けたり、スクリューで固定したりする必要があることを御了承下さい。


F) アゴが正中からずれている

元々アゴが顔の軸からずれている人も少なくありません。その場合は、プロテーゼが顎の骨の正中からずれて固定されてしまうことがあります。
プロテーゼが正しい位置に入っていても偏りが強調されて見えることがあります。

対応
アゴが正中からずれていると感じることがあります。
原因がプロテーゼのずれの場合は、上記のE)に準じて修正させて頂きます。
しかし、元々アゴが顔の軸からずれている人も少なくありません。プロテーゼが正しい位置に入っていても偏りが強調されて見えることがあります。
骨が原因の場合は、修正することは困難です。
プロテーゼの位置をずらすことで調整できる場合は、できる範囲で修正手術をさせて頂きます。


G) プロテーゼが大きすぎる、又は、小さすぎると感じる

顎が大きすぎる、又は、小さすぎるといった期待していたイメージと違う結果になることがあります。

対応
① 大きすぎると感じる場合、プロテーゼ抜去、又は小さいプロテーゼへの入れ替えで修正させて頂きます。

② プロテーゼが小さすぎると感じる場合、大きいプロテーゼへの入れ替え、ヒアルロン酸注入、脂肪注入で修正させて頂きます。


H) アゴの梅干しじわが改善しない

アゴにプロテーゼを入れることによって、アゴの筋肉による梅干しジワが消えることもありますが、多くの場合は消えません。

対応
ボトックスを注入することをおすすめします。


I) 骨の変形

長年に渡るプロテーゼの圧迫によりアゴの骨が吸収されて骨の表面に凹みができることがあります。

対応
通常は問題になりません。


J) アゴの異物感

手術後、アゴに異物感を感じることがあります。

対応
時間の経過とともに異物感は無くなりますが、どうしても気になる場合は、抜去させていただきます。


K) 口唇の火傷(やけど)、すり傷、色素沈着

手術中、口を大きく開ける器具を使用する為、口唇の火傷、すり傷、色素沈着が起こることがあります。

対応
ほとんどの場合、自然に治まります。
色素を薄くするハイドロキノンクリームや肌のターンオーバーを早め、新たな皮膚を再生させるトレチノイン+ハイドロキノンクリームを必要に応じて処方します。


L) プロテーゼ・固定金属のレントゲン・CT・MRIに対する影響

アゴに入れたプロテーゼやプロテーゼを固定するためのスクリューは画像に写ります。しかし、CT やMRI の検診を受けて頂くことに支障はございません。

対応
レントゲン・CT・MRIいずれの検査も問題なく受けていただけますが、プロテーゼはCT・MRIに、固定金属はレントゲン・CT・MRI全てに写ります。
固定の強度を増すために使用したスクリューは、どうしても気になる場合、抜去が可能です。




こめかみプロテーゼ挿入術のトラブル一覧


A) 感染(化膿すること)

手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合は、内服薬服用や抗生剤の投与を2 週間続けて経過をみます。
それでも治まらない場合はプロテーゼを抜去します。再挿入は抜去から4 ヶ月以降に行います。


B) 異物反応(アレルギー反応)

まれにプロテーゼに対して異物反応(アレルギー反応)を起こす場合があります。

対応
プロテーゼに対して異物反応(アレルギー反応)を起こす場合は、プロテーゼを抜去します。


C) 血が溜まる

術後に傷の中で出血して血が溜まると、こめかみや目の周りが紫色に腫れ上がります。血が溜まったままにすると化膿したりしこりを作ったりするので早目の処置が必要です。

対応
再度、傷を開け溜まった血を排出する処置をします。


D) 中縫いの糸が出てくる

皮膚の中で縫合した糸の先端が皮膚をつきぬけて外に出てくることがあります。放置すると化膿するおそれがありますので早目の処置が必要です。

対応
放置していると化膿する危険がありますのでお早めにご来院ください。糸を取り除く処置をさせて頂きます。


E) こめかみ、こめかみ周辺の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ

手術操作の際に知覚神経の近くを触る必要があります。それによって、こめかみ周辺の知覚の麻痺、しびれが起こることがあります。

対応
ほとんどの場合1年以内に治まります。
まれに、感覚が完全に元通りには戻らないこともあります。


F) 眉毛が持ち上がらなくなる

こめかみの皮膚の下にポケットを作る際に、眉毛を動かす顔面神経が引っ張られて、一時的に麻痺することがあります。

対応
通常1~3 ヶ月で治まりますので、様子を見て下さい。回復するまでの間、眉毛の左右差が目立つ時は額にボトックスを注射してバランスをとることができます。
稀に、眉毛の動きが完全に元通りには戻らないこともあります。


G) 痛み・異物感

手術後、こめかみに痛みや異物感を感じることがあります。とくに、噛むときに働く側頭筋の横にプロテーゼを入れるため、術後1 ヶ月前後は口を開ければ痛みがあります。

対応
通常3 ヶ月以上痛みが続くことはありませんが、痛みが続く場合はプロテーゼの抜去をさせて頂きます。プロテーゼを抜去すると、こめかみに凹みができることを御了承下さい。


H) プロテーゼのずれ、左右差、輪郭が浮き出る

手術中、直接目で見てプロテーゼの位置を確認することはできませんので、左右にずれが起きる場合があります。
また、筋肉の動きによってプロテーゼが移動してしまうこともあります。

対応
プロテーゼの明らかなずれ、又は左右差が認められた場合は、もう一度同じキズを切開して、プロテーゼ抜去、又はプロテーゼの位置の調整をさせていただきます。


I) 大きすぎる、又は、小さすぎると感じる

プロテーゼが大きすぎる、又は、小さすぎるといったイメージと違う結果になることがあります。術後は、こめかみの筋肉が腫れるためこめかみがふくらみすぎて見えることがあります。
また、プロテーゼに圧迫されてこめかみの筋肉や脂肪が萎縮して徐々にこめかみのふくらみが小さくなることがあります。

対応
① こめかみが膨らみすぎたと感じる場合
術後にこめかみの筋肉が腫れるため、こめかみが膨らみすぎて見えることがあります。
むくみ・腫れがとれるのを3 ヶ月程お待ち頂くと落ち着いてきます。
腫れが落ち着いても、こめかみが膨らみすぎていると感じる場合、プロテーゼ抜去、又は小さいプロテーゼへの入替えといった修正をご提案させて頂きます。

② こめかみの膨らみが物足りないと感じる場合
プロテーゼを入れることによって、こめかみの筋肉や脂肪が圧迫されて萎縮することがあります。
どうしても修正を希望される方には、こめかみのふくらみが足りない箇所にヒアルロン酸注入や脂肪注入・大きいプロテーゼへの入れ替えといった修正をご案内させて頂きます。


J) レントゲン・CT・MRIに対する影響

こめかみに入れたプロテーゼは画像に写ります。しかし、CT やMRI の検診を受けて頂くことに支障はございません。

対応
レントゲン・CT・MRIいずれの検査も問題なく受けていただけますが、CT・MRIにはプロテーゼは写ります。




鼻中隔延長術のトラブル一覧


A)感染

手術後、皮膚の赤み・熱感・痛み・腫れが増し続けたり、その状態が長引く場合は、感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合は、内服薬の服用、抗生剤点滴の投与を2週間続けて経過をみます。膿が溜まっている時は、鼻の中を切開して洗浄を行います。それでも治まらない場合は、移植した軟骨を除去します。
再度、延長術を希望される場合は、感染の原因となる細菌が完全に消えてからになりますので、少なくとも軟骨除去後4ヶ月経過してからとなります。
再手術の際は、すでに鼻中隔軟骨を摘出してしまっているため、ほとんどの場合、肋軟骨を使用し移植します。


B)アレルギー反応(異物反応)

実際に起きた経験や報告はありませんが、保存軟骨に対する異物反応が起こる可能性は否定できません。

対応
異物反応が起きた場合には、軟骨を除去する処置を致します。


C)血が溜まる

術後に傷の中で出血が起こりますと、皮膚の下に血が溜まって、鼻先、鼻柱、鼻の中粘膜が紫色に腫れあがります。
血液が溜まったままにしておきますと、感染、鼻尖が太くなる、鼻づまりを起こす危険がありますので、早めに治療をする必要があります。

対応
血が溜まっている場合は、直ちに溜まった血を注射器で吸い出すか、もう一度傷を開けて排出します。


D)傷口が開く

稀に糸が外れたり、傷口の治りが悪く傷口が開いてしまうことがあります。

対応
糸が外れ傷口が開いてしまった場合には、もう一度傷を縫い合わせる処置を致します。


E)糸が出てくる

軟骨と自己組織を縫い合わせる糸が露出することがあります。

対応
放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。


F)鼻尖の曲がり

延長手術をすることで、引き延ばされた皮膚や鼻尖の軟骨が元に戻ろうとする為、延長した軟骨に力が加わり曲がってしまうことがあります。
ヴェリテクリニックのこれまでの症例では、鼻尖が左右に傾くことが、10%程度の確率で生じます。
また鼻の穴の左右差は、20~30%の割合で認められました。
延長量が多くなるほど、また、過去に鼻の手術を受けている方ほど、起こりやすい傾向にあります。

対応
左右に傾いた鼻尖や鼻の穴の修正は容易ではありません。
左右差の修正を希望される場合は、移植した軟骨を削って延長量を短くしてバランスをとる処置をさせて頂きます。この場合延長した鼻が短くなることをご了承下さい。
延長した長さを短くしないで傾きの修正を希望される場合は、更に強力な軟骨を移植する必要がありますので、肋軟骨を採取して移植する処置をさせて頂きます。
※但し、修正手術を行っても完全に左右差をなくすとは困難なことをご理解下さい。


G)鼻の穴のひきつれ

鼻の穴の中の切開した傷が拘縮してひきつれることがございます。特に、再手術や感染が起きたケースでは、ひきつれも起こりやすくなります。

対応
術後半年を経過して傷跡が柔らかくなると、鼻の穴のひきつれも治まります。
それでもひきつれが残った時には、皮膚を移植する治療をさせて頂きます。 


H)鼻尖の違和感

延長手術をしたことにより、鼻尖が固定され手術前のように動かなくなるため、違和感を感じることがあります。
特に、笑った時に気になります。

対応
延長手術をしたことにより、鼻尖が固定され手術前のように動かなくなるため、違和感を感じることがあります。
特に、笑った時に気になります。
どうしても気になる場合には、延長した軟骨を除去致します。


I)鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなる

延長手術で軟骨を移植したことにより、鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなることがあります。

対応
鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなってしまい、修正を希望される場合は、移植した軟骨を削る処置をさせて頂きます。
※但し、削ることにより、鼻が短くなる、また、鼻尖が傾きやすくなる可能性があることをご了承下さい。


J)鼻閉感(鼻が通りにくい感じ)

鼻中隔に軟骨を重ねるため、鼻中隔が厚くなります。鼻尖縮小術を併せて行いますと、更に鼻の中の空気が通るスペースが狭くなります。そのため鼻づまりが起こりやすくなります。
特に術後は鼻の中の粘膜が腫れるため、鼻の通りが一層狭くなります。

対応
1~3ヶ月位の時間の経過と共に鼻の中の粘膜の腫れがおさまります。
その間は市販の鼻炎スプレーを使用いただきますと、鼻づまりが軽くなります。
それでも症状が残った場合には、移植した軟骨を削る処置をさせて頂きます。
但し移植した軟骨を一部削る手術をしても、鼻詰まりが完全には治らないことがあることをご理解下さい。


K)鼻柱が凸凹する

鼻の穴の鼻柱の部分に(鼻柱の側面)に膨らみが出来る事があります。

対応
元々の鼻尖軟骨の折れ曲がりが表面に出る・移植した軟骨の角が出っ張る・キズアトが硬く膨らむことが原因です。軟骨が原因の場合は、膨らんで見える余分な軟骨を切り取る事ができます。


L)延長した鼻が長すぎる・鼻尖が高すぎる

できるだけ患者さまのご希望に叶うよう、鼻の延長方向と延長量を相談して決定いたします。しかし、予定した延長量より多少大きくなってしまうことがございます。また、予定通りに軟骨を延長しても、仕上がった鼻が長く、高く感じることもございます。術後3~6ヵ月はむくみの為に大きすぎると感じることが少なくありません。
むくみが落ち着くまで6ヵ月程経過を見ていただく必要がございます。

対応
手術後1週間後もしくは4カ月以降に、移植した軟骨を削ることで調整することができます。


M)延長した鼻が短すぎる・鼻尖が低すぎる

できるだけ患者さまのご希望に叶うよう、鼻の延長方向と延長量を相談して決定いたします。しかし、軟骨の大きさや皮膚のつっぱりのため、十分な高さや長さを得られないことがございます。また予定通りの延長をすることができても、仕上がった鼻が低い、短いと感じることもございます。

対応
手術後半年以降に、皮膚に余裕があれば、鼻尖に軟骨を追加移植することが可能です。
肋軟骨採取が必要な場合もあります。
※さらに長さ・高さを出す為には、引き延ばされる鼻尖の皮膚に余裕があることが条件となります。
その為、修正できる範囲には限界があることをご了承下さい。


N)傷跡が気になる

肌の性質により、傷跡がケロイドのように赤く盛り上がったり、段差や凹みなどが起こる場合があります。

対応
キズアトの修正を希望される場合、下記の方法を用います。

◆ステロイド注射(ケナコルト)
赤く盛り上がったキズを平らにする処置を行います。
効果が出るまで、1ヶ月に1回の治療を繰り返す可能性があります。
また、ステロイドの副作用として、皮膚や傷が凹む、細かい血管が浮き出るといったことがあります。

◆CO2レーザー照射
キズアトの段差を削って、なめらかにする効果があります。処置後は3ヶ月程赤みがあります。

◆切開法
傷の赤みが消えたうえで再度、切開し縫合いたします。
※傷を完全になくす事は不可能であり、目立たなくするという目的であることをご了承下さい。
また、個人の体質的な要因が大きいため、キズアト修正には限界がありますことをご理解下さい。




鼻翼縮小術のトラブル一覧


A)感染

治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合は感染が疑われます。
放置すると皮膚が破れて膿が出たり皮膚が壊死したりして傷跡や変形を残すことになりますので、必ず治療が必要です。

対応
皮膚の中に埋めている糸の抜去と内服薬服用、抗生剤点滴投与の処置を1週間行います。


B)鼻の穴の左右差

鼻の穴に左右差が生じる場合があります。元々の鼻の穴の大きさや形の左右差、手術の切除する皮膚の量や位置のわずかなズレが原因です。出来るだけ左右対称になるよう行いますが、1mm以下のわずかな左右差を避けられるほど手術は正確なものではありませんことをご理解下さい。

対応
左右差の修正をご希望の場合は、再手術を行わせていただきますが、小さい方を大きい方に合わせることは不可能なので、大きい方を小さい方に合わせることになります。そこで大きい方の鼻の穴から組織を切除いたします。
※但し、切除すればするほど、鼻の穴がいびつな形になりやすい事をご理解下さい。
再手術をしても完全に左右対称にならないことがありますことをご了承下さい。


C)小鼻の引きつれ感

糸で引き寄せている為、笑った時に小鼻が広がりにくくなります。
また笑った時に、引っ張られた感覚や見た目のひきつれ等が起こることがあります。

対応
小鼻のひきつれ感が起きた場合は、両側の小鼻を引き寄せている糸を抜去いたします。
※引き寄せている糸を抜去いたしますと、笑った時小鼻が広がりやすくなりますことをご理解下さい。


D)中縫いの糸が出てくる

稀に、中の引き寄せている糸が出てきてしまうことがあります。放置していると化膿する危険があります。

対応
中縫いの糸が露出した場合、放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。
糸を取り除く処置をさせて頂きます。


E)傷跡の段差・凹み・ゆがみ

出来るだけ丁寧に縫合いたしますが、肌の性質や縫い寄せた傷口のずれにより、傷跡の段差や凹み・ゆがみ等が起こる場合があります。

対応
傷跡の段差や凹み・ゆがみ等が起こった場合は、CO2レーザーを照射し、削って滑らかにしたり、ぼかしたりする処置を、行わせていただきます。
レーザー処置後は、治療部位に赤みが約3ヶ月間位残ります事をご了承下さい。
また、レーザーでは修正できない大きな凹みや段差に対しては、再度傷跡を切開して縫い直す処置をさせて頂きます。
修正処置をさせて頂きましても、傷跡がなくなることはないことをご理解下さい。


F)小鼻がまだ大きい(鼻翼縮小の効果が物足りない)

元々の小鼻の大きさにより、一度の手術では効果が物足りなく感じる場合があります。

対応
効果が物足りないと感じた場合は、ご希望であれば再度手術を行うことは可能です。
※但し、小さくすればするほど、鼻の穴がいびつな形になりやすい事をご理解下さい。


G)鼻の穴が角ばる

鼻の穴の滑らかなカーブを切り取ることになりますので、小鼻の切除が多いと、どうしても角張りが出来やすくなります。

対応
鼻の穴の角ばりの修正をご希望の場合、耳から採取した皮膚と軟骨を移植して、鼻の穴を広げ、角張りを目立たなくする処置をさせて頂きます。修正術を行なっても元通りの自然な滑らかカーブになるわけではありません。
また、移植した皮膚がつぎはぎのようになることをご了承下さい。


H)小鼻が小さくなり過ぎる

小鼻が思ったよりも小さくなりすぎたと感じる場合がございます。

対応
小鼻が小さすぎると感じた場合は、元に戻すことは容易ではありません。
鼻の穴を大きくして欲しいとご希望の場合は耳から採取した皮膚と軟骨を移植し、鼻の穴を大きくする手術が可能ですが、傷跡が残りますことをご了承下さい。


I)鼻先が大きく感じる

小鼻を小さくすることにより、鼻先が相対的に大きく感じることがあります。

対応
鼻先が大きいと感じる場合、鼻尖縮小術や、鼻尖形成術といった鼻尖を小さくする手術をお勧めいたします。


J)小鼻が下がって見える

鼻翼縮小をしますと鼻の穴が小さくなりますが小鼻が下がった印象になることがあります。

対応
小鼻が下がったと感じる場合、鼻翼挙上術や、鼻孔縁挙上術、鼻中隔延長術にて対応できます。




眼瞼下垂 挙筋腱膜前転法のトラブル一覧


目の開きの左右差

手術中に、左右が揃うように目の開きを調整します。手術中は局所麻酔の効果や腫れのため、目を開く力に左右差が生じているかもしれません。
その場合、術後に麻酔や腫れが消失すると目の開きに左右差が生じます。また、短縮された筋肉がさけたり、糸が外れたりしますと左右差が生じます。

対応
術後1週間目に、目の開きに明らかな左右差がある場合は、すぐに調整を行ないます。
術後1週間以降の場合は、4ヶ月以上経過を待ってから調整を行ないます。
基本的に開きの調整は、まぶたのキズを再度開けて行います。しかし、埋没式眼瞼下垂術で開きを強くすることもある程度可能です。


希望の二重幅と異なる

切開線の位置だけでなく、皮膚の伸び具合いや二重の癒着の深さ、眉毛の高さや目の開きといった多くの要素がからみあって二重の幅は決まります。そのため、予定した通りの二重の幅にならないことがあります。

対応
①ご希望より二重の幅が狭すぎる場合は、埋没法、または切開法(基本的に術後4ヶ月以降)にて幅を広げる処置を行います。
②二重の幅が広すぎて、狭くされたい場合の修正は、かなり困難となります。そのため、広い二重をご希望の際は、慎重に二重の幅をお決め頂くようお願い致します。
二重幅を狭くしたいとご希望の場合は、低いところに新たに皮膚切開をして、二重を狭くする修正を行わせて頂きます。しかし、二重が狭くならないことがありますことをご了承ください。
※眉毛の下降や額のタルミが影響し、二重の幅が狭くなった場合、二重の手術で調整を行うには限界があります。その場合は、ブローリフト や 前額リフト などの手術をご提案させて頂きます。


二重の幅の左右差

切開線の高さ、皮膚の伸び具合い、二重の癒着の強さ、眉毛の高さといった、複数の要素の1つでも左右にズレが生じますと、二重の幅に左右差が生じることになります。

対応
二重の幅に左右差が生じた場合は、基本的に狭い側の二重の幅を広げ、反対側に合わせることになります。その際は、上記に準じます。


顔の雰囲気の変化

手術前に比べ、二重がくっきりする・目力が強くなる・眉毛と目の距離が近くなることでお顔の雰囲気が変わります。

対応
顔の雰囲気の変化は、眼瞼下垂を治療することで生じる自然な変化です。


上まぶたが厚くなる

手術により目が大きく開くことや、手術前に比べ眉毛の位置が下がることで、上まぶたが厚ぼったいと感じる場合があります。

対応
まぶたの皮膚を取り除くことや、目の開きをよくすることで目と眉毛が近づくため、眉毛下の厚い皮膚が二重ラインに近づきます。そのため上まぶたが厚ぼったくなります。
厚ぼったくなったまぶたの修正をご希望の場合は、脂肪の除去(ROOF切除)やブローリフト・前額リフトにて対処します。


まぶたが閉じない

手術後、腫れや目の開きが良くなることにより、目が完全に閉じない時期があります。
また、乾燥などにより角膜への障害が起きることがあります。

対応
目の開きを大きくするために目が閉じにくくなり、就寝時には目が乾燥することがあります。その場合、お渡しする処方薬をご使用下さい。通常、3ヶ月程で症状は治まってきます。
また、乾燥などにより角膜損傷の危険があると眼科医が診断した場合は、目の開きを弱くする処置を行わせていただきます。
※通常4ヶ月以内は再手術を行いませんが、急を要する場合は、術後の期間に関係なく行わせて頂きます。
また、同じ箇所を切開致しますが、処置を行う時期により、傷がきれいにならない可能性が高くなることをご了承ください。


目が大きく開き過ぎる

思ったより目の開きが大きくなり過ぎることがあります。手術前と同じように目を開いた時に、黒目の上の白目が見えて(上三白眼)ビックリしたような目になります。
3~6ヶ月経過しますと、強くなった目の開きを調整するようになり、上三白眼は目立たなくなります。

対応
術前と同じように目を開いた時に、黒目の上の白目が見えてビックリ目のように見えることがあります。3~6ヶ月経過すると慣れてきて不必要にビックリ目をするようなことは少なくなります。それでも、大きくなった目の開きがご自身に似合わないと感じることがございます。
目が大きく開きすぎることを修正したいとご希望の場合は、癒着が起こる前(術後1週間目)に手術をするのが適しています。術後1週間以降の場合は、術後4ヶ月以上経過するのを待ってから、再度二重を切開し、目の開きを弱くする処置を行います。ただし、修正手術を行っても短くなった筋肉が元に戻らず、目の開きが弱くならないことがありますことをご了承ください。


目の開きが足りない

筋肉や腱膜を短くしても、目を開ける筋肉の筋力を強くすることはできません。筋力の弱い人では、期待通りにパッチリと開かないことがあります。

対応
目の開きが弱いと感じ、より目の開きを大きくしたい場合は、術後4ヶ月以上待ってから再度二重を切開し、調整させて頂きます。
※ 再度手術を行ったからといって、必ずしも目の開きが大きくなるとは限らないことをご理解下さい。


ラインの乱れ

二重のラインが三重になる・元のラインが出現する・切開線とは違う場所にラインが出来る可能性があります。

対応
術後1週間以内なら二重の食い込みを深くするため、糸で二重を吊上げる処置を行わせて頂きます。
術後1週間以降の場合は、4ヶ月以上経過を待ってから二重を再度切開して余分なラインの癒着をはがし、二重がしっかり食い込むように糸で吊上げる処置を行わせて頂きます。


目頭側・目尻側のラインが二股になる

目頭・目尻側のラインが二股に分かれ、綺麗な一本のラインにならないことがあります。

対応
目頭、もしくは目尻側のラインが二股になっている場合は、二股に分かれている箇所を部分的に切開し調整します。


タルミが残る

タルミが全く無い上まぶたはありえません。ある程度タルミがありませんと二重になりません。
上まぶたのタルミを切り取ったり、目の開きを強くしますと、額の筋肉がゆるんで眉毛が下がってくることで二重の上に皮膚が被さって狭くなります。二重を広く作った場合には、まつ毛の上に皮膚が垂れ下がってくることがあります。

対応
二重の上に被さる皮膚のタルミの修正をご希望の場合は、再度二重の線の上で皮膚を切り取る処置をさせて頂きます。しかしこの方法を再度行ってもタルミが取りきれないことがあります。その場合は、ブローリフトや上眼瞼リフト・前額リフトなどをご考慮下さい。
また、まつ毛の上に垂れるタルミ(二重ラインの下のタルミ)の修正をご希望の場合は、二重ラインの下で皮膚を切り取る処置をさせて頂きます。ただし修正後は、二重が狭くなる、または二重ラインの形が平行型から末広型へ変わることがありますことをご了承ください。


まつ毛の外反

二重のラインが予定よりも高い所に癒着しますと、まつ毛が引っ張られて反り返ることがあります。

対応
むくみが落ち着き、傷跡の硬さがとれ、二重の食い込みが浅くなってきますと、まつ毛の反り返りも緩和されてきます。
4~6ヶ月は経過をみて頂きます。もし半年経過してもまつ毛の外反が気になる場合には、二重ラインを切開して、低い所に癒着させる処置をさせて頂きます。ただしこの処置を行いますと、二重幅が若干狭くなることをご了承ください。


二重の食い込みが深すぎる

切開法で作った二重のラインは、ラインが消えないように傷口をしっかり癒着させますので、食い込みが深くなります。
4~6ヶ月経過してむくみが落ち着き、傷跡がやわらかくなりますと、食い込みは浅くなってきます。

対応
二重の食い込みがどうしても気になる場合、二重のラインを作っている箇所の癒着を弱くする処置を行います。
※ただし、かなり調整が難しく、結果について保証は致しかねます。癒着を弱くする処置を行う事で、二重のラインが薄くなる、または、ラインが乱れてしまう可能性があることをご理解下さい。その場合は、再度ラインの癒着を強くする処置が必要となります。また、同じ箇所を切開致しますので、処置を行う時期により、傷がきれいにならない可能性が高くなることをご了承ください。


ラインが浅い

切開線の傷口とまぶたの筋肉の癒着が弱くなりますと、ラインの食い込みが浅くなってしまいます。

対応
ラインが浅いと感じ、もっと食い込みを深くされたい場合、二重ラインを切開して食い込みが深くなるように縫い直す処置を行います。


シワが増える

手術後に額のタルミが下りてくると、目尻や鼻のつけ根にシワが増えることがあります。

対応
目尻や鼻のつけ根に出来たシワが気になる場合は、ヒアルロン酸注入やボトックス注入をご考慮下さい。
また、状態により、ブローリフト や 前額リフトなどをご提案させて頂く場合があります。


手術前の状態に戻る

手術後、二重ラインの癒着が外れ二重のラインが消失することや、目の開きが悪くなるなど、手術前の状態に戻ることがあります。

対応
手術前の状態に戻った場合は、再手術させていただきます。


二重のラインが短くなる

二重の幅を広くしたり、タルミを切り取ったりしますと、二重の上に被さる皮膚が少なくなりますので、二重の折れ込みが浅くなり、目頭や目尻の二重の長さが短くなる。

対応
二重に被さるタルミが少なくなることで生じる必然的な結果です。


キズアトが気になる

切開した傷が凹んだり、傷が一直線ではなく細かくジグザグになったりすることがあります。

対応
切開線の凹みや傷跡が一直線ではなく細かくジグザグになってしまうことがあります。
キズアトが気になる場合は、下記の方法を用います。

◆CO2レーザー照射: 傷を削り、目立たなくします。
◆切開法:傷の赤みが消えたうえで再度、切開し縫合いたします。
※傷を完全になくする事は不可能であり、目立たなくするという目的であることをご了承下さい。
また、個人の体質的な要因が大きいため、キズアト修正には限界がありますことをご理解ください。


違和感

筋肉を短くするために、瞼板という瞼の固い組織に糸で縫合します。瞼板の裏側に糸による凹みやゆがみができて、眼球を刺激することがあります。

対応
見た目や、感覚的な違和感から、腱膜や筋肉を瞼板に縫いつけた糸の抜去を希望される場合は抜糸をさせて頂きます。
※ ただし、抜糸を行っても、違和感が改善されない場合があります。
また、糸を抜去することで、再び眼瞼下垂の症状が現れる可能性があります。


切開箇所にミリウム(白い膨らみ)が出来る

切開部に皮脂によるイボの様な膨らみが出来ることがあります。

対応
切開箇所にミリウム(皮脂によるイボのような小さな白い膨らみ)が出来る事があります。
通常1~3ヶ月の間に消失する事が多いのですが、気になる場合は、CO2レーザー照射にて除去する事も可能です。


視力の変化

目の開きが大きくなることで目のレンズが変化するため、近視・遠視・老眼などの方は、視力が変わることがあります。

対応
眼鏡やコンタクトを使用されている場合は、調整が必要となる可能性があります事を御了承下さい。


糸が出てくる

腱膜や筋肉を短縮させた糸や二重を固定するために皮膚の下で縫い合わせている糸が、皮膚の上から透けて見えることがあります。また、皮膚を貫いて表に出てくることもあります。

対応
皮膚の表に出てきた糸をそのままにしておくと化膿する恐れがありますので、早めに来院して頂き、抜糸を行わせて頂きます。


感染(化膿する)

赤み・腫れ・痛み・熱感が強くなる、または長く続く時は感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合は、抗生剤の投与を行います。膿が溜まっている場合は、必要に応じて傷を再度開ける、もしくは新たに切開し膿を出す処置を行います。


血が溜まる

術後に傷の中で出血しますと、血が溜まってまぶたが腫れ上がります。血が溜まったままにしておきますと、感染やしこりを作る恐れがあります。

対応
血が溜まった場合、そのままにしておきますと感染やしこり形成の原因となります。出来るだけ早く処置する必要があります。その際は再度傷を開け、溜まった血を排出します。


傷が開く

稀に糸が外れて、傷が開いてしまうことがあります。

対応
傷が開いた場合は、再度、縫合いたします。


白目や角膜の損傷

大変稀な事ですが、可能性は否定出来ません。手術中に、手術器具が当たる、あるいは糸やまつ毛の先端が当たって眼球の表面に傷がつくことがございます。

対応
白目や角膜の損傷や眼球に火傷が生じた例も報告されています。状態に応じた処置や対応を行ないます。


眼球の火傷

大変稀な事ですが、可能性は否定出来ません。手術中に血を止めるための電気メスやバイポーラによって発生した熱で、眼球の表面に火傷を作る可能性があります。

対応
白目や角膜の損傷や眼球に火傷が生じた例も報告されています。状態に応じた処置や対応を行ないます。

担当医:福田慶三


症例番号:上眼瞼リフト-004 下眼瞼切開-003 FL(頬+首)-002

ご相談内容

顔全体のしわが気になるとのことでご相談に来られました。 先ずは老け込んで見える原因となっている額と頬・頸部(首)のたるみを改善するために、フェイスリフト術を行いました。
目元は上眼瞼リフト術で眉毛下のたるみを取り、下眼瞼切開術で目の下の目袋を除去し、たるんだ皮膚を切除することでハリのある若々しい目元に仕上がりました。
法令線のしわにはご自身の脂肪を注入し、口角挙上術で下がった口角を上げ、疲れた印象に見えるのを改善しました。
併せて行った施術・その他費用

頬・頚部フェイスリフト
¥1,200,000+税
前額フェイスリフト
¥800,000+税
上眼瞼リフト
¥350,000+税
下眼瞼切開
¥500,000+税
口角挙上
¥300,000+税
脂肪注入
¥500,000+税
全身麻酔
¥100,000+税

頬部・頸部フェイスリフトのトラブル一覧


A) 感染(化膿する)

手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合は、内服薬の服用、抗生剤の投与、洗浄をします。
また、感染がひどいケースでは、傷口の一部を再度切開し膿を出す必要があります。


B) 中縫いの糸(皮膚の下の肉を縫い合わせる糸)の露出

中縫いの糸(皮膚の下の肉を縫い合わせる糸)が出てくることがあります。

対応
中縫いの糸が露出した場合、放置していると化膿する危険がありますのでお早めにご来院ください。糸を取り除く処置をさせて頂きます。


C) 血が溜まる

手術後、傷の下で出血し大量の血が皮膚の下に溜まってしまい、こぶのように紫色に腫れ上がることがあります。
放置しておくと、皮膚が引っ張られ過ぎて血行が悪くなり皮膚が壊死する可能性がある為、緊急に処置が必要になります。

対応
傷口の一部を再度切開し、溜まった血を排出する処置を行わせて頂きます。


D) 皮膚の壊死

皮膚を引っ張って傷を縫い合わせる為、傷口の緊張が強く、皮膚の血行が悪くなります。その為、傷口付近の皮膚が壊死し、黒いかさぶたになることがあります。喫煙、術後の強い腫れ、大量の血が溜まるといったことが起きますと、引き上げた皮膚の血行が悪くなり、壊死する危険が高くなります。

対応
皮膚が壊死した場合は、状態により必要な処置をさせて頂きます。ほとんどの場合、壊死する範囲は小さいので、周りの皮膚が伸びてきて傷がふさがるのを待つことになります。その間、傷の治りを早める軟膏をお渡ししますので1 日2 回塗って下さい。
壊死してしまった部分の傷がふさがると赤黒い傷跡になります。傷跡は半年かけて徐々に白くなっていきます。
大変稀なことですが、壊死した範囲が非常に大きい場合は植皮移植をさせて頂くこともあります。


E) しわが残る

フェイスリフトでは耳の周りの切開線に向かって皮膚を引っ張りますので、切開部より離れた部分ほどシワが残る可能性があります。
特に鼻唇溝、マリオネットラインのシワは切開部より離れている為、改善はあまり期待できません。

対応
鼻唇溝やマリオネットラインのシワには、ヒアルロン酸の注入や自己の脂肪注入をおすすめいたします。


F) たるみが残る

口を開けたり閉じたりできるよう頬にはある程度のゆるみが必要です。そのゆるみの分だけタルミは残ります。
術中の腫れが強いた為、あるいは筋膜や皮膚にはりがない為、強く引き上げることができないことがあります。
その場合もたるみは残ります。

対応
術後に残ったタルミをとりたい場合、再度リフト手術をさせて頂きます。
但し、引き上げれば引き上げるほど傷口に緊張が加わり、H)・I)・L)の症状が出やすい為、やりすぎでない程度のリフトをおすすめいたします。


G) 引き上がりの左右差

骨格やたるみの左右差や術中の腫れの左右差のため、左右同じようにリフトをしてもタルミに左右差が生じることがあります。

対応
左右差が気になる場合は、たるみの多い方を再手術させて頂きます。但し、再手術を行っても完全に左右対称にならないことがあります。
また、再手術で引っ張ると、傷口の緊張が強くなって、傷がケロイドのように赤く盛り上がる、皮膚が壊死する、耳が変形するといったトラブルが起こりやすくなることをご理解下さい。


H) 引き上がりが強すぎる

術後3 ヶ月程は突っ張り感が強い、目がつり上がっていると感じることがあります。

対応
術後3 ヶ月程は突っ張り感が強いのですが、徐々にゆるみが出て馴染んできますのでお待ち下さい。
6 ヶ月経過しても上がりすぎていると感じる場合、引き上げた頬の皮膚をゆるめて下げる手術をさせて頂きます。
切り取った皮膚の隙間を埋めるために、皮膚移植が必要となる場合もあります。


I) 傷が赤く盛り上がる(ケロイド状)

切開部の傷が赤く盛り上がる場合があります。

対応
ステロイドの注射をすることにより、傷を平らにする処置を行います。
ステロイド注射は効果がでるまで1ヶ月間隔で繰り返す必要がございます。副作用としては皮膚が薄くなる、凹む、毛細血管が浮き出るといったことがございます。


J) 傷口にギャザーがよる

こめかみの生え際や耳の後面で皮膚を縫合しますが、皮膚のたるみが多いとつじつまが合わず、余った皮膚がギャザーのようによじれることがあります。通常半年程でなじんで目立たなくなりますがギャザーが残ってしまうこともあります。

対応
半年経過をみて頂くとギャザーは目立たなくなることが多いのですが、それでもギャザーが残ってしまった時には、切開線を延長してギャザーの原因である余った皮膚を切り取って縫い直させて頂きます。


K) 脱毛する(はげる)

体質により、髪の毛の生え際を切開した場合、一時的に脱毛することがあります。
頭の中の髪の毛が生えている部分を切開した場合は、一時的に傷の周囲が脱毛することがあります。

対応
傷の周囲の脱毛は半年程でほとんど治まります。頭の中の髪の毛が生えている部分を切開した場合は、最終的に2~5 ミリの脱毛が傷のように残ります。

◆ はげてしまった部分の周囲に皮膚の余裕があれば、再度切開し縫い縮めることにより、脱毛部分の幅を小さくすることができます。
他に植毛という方法もありますので、ご希望の場合にはご相談下さい。


L) 顔面神経麻痺(眉毛の動き、口の動きの麻痺)

手術操作の際に顔面神経が引っ張られてしまう場合があります。それによって術後しばらくの間、眉毛の動きや口の動き、笑った時の頬の動きに麻痺(左右差)が出る可能性があります。

対応
通常1 ヶ月から半年で自然に収まります。ごく稀に完全には麻痺が回復しないこともあります。麻痺が回復するまでの間、左右のバランスを整える目的で麻痺が出ている箇所とは反対側に、ボトックスを注射する方法もあります。


M) 頬のしびれ・知覚鈍麻

手術操作の際に頬の細かい知覚神経を切ることになりますので、頬の表面の知覚が鈍くなります。

対応
ほとんどの場合、3~6 ヶ月以内に自然に治まります。ごく稀に完全には元に戻らないこともあります。


N) 耳たぶが伸びる・耳の変形

術後にリフトの後戻りが起こる為、時間が経つにつれて耳が下方や前方に引っ張られてくることがあります。
その為、耳の変形が起こらないように、耳の周囲の皮膚を切り取るときには余りを残すようにしますので、手術直後は耳たぶがよじれたような形になります。

対応
2~3 ヶ月で落ち着きます。
予想以上に後戻りが起きたときには、耳たぶが伸びてしまいます。これに対しては以下のような治療を行わせて頂きます。

◆頬にたるみが残っている場合は、再度リフトをしてたるみを耳に向かって引き寄せ、耳たぶの皮膚縫合に緊張が加わらないように処置します。

◆頬にたるみが残っていない場合は、伸びてしまった耳たぶの付け根の皮膚を切開し、少し上に持ち上げた部分に耳たぶを付け直すことで対応できます。しかし、耳たぶの下の部分に傷が残りますことをご理解下さい。


O) 傷の段差・凹み

出来るだけ丁寧に縫合しておりますが、肌の性質により傷跡の段差や凹みが起こる場合があります。

対応
傷跡の段差や凹みが起こる場合は、CO2 レーザーを照射し、削って滑らかにする、ぼかす等の処置を行わせて頂きます。レーザー処置後は、治療部位に赤みが3ヶ月程残ります。
レーザーで修正できない程の大きな段差や凹みは、傷を切り取って縫い合わせる処置を行わせて頂きます。


P) 皮膚の表面の凹み(凹凸)

皮膚を縫い合わせた傷には強い緊張がかからないように、皮下の筋膜やリガメントや真皮に糸をかけて吊り上げておきます。そのため、皮膚の表面に凹みができます。3~4 ヶ月でなじんできて平らになります。しかし、皮膚のゆるみが強いと凹みが残ってしまいます。

対応
通常、4 ヶ月程で目立たなくなりますが、それまでの間に修正を希望される場合には、ヒアルロン酸を注射して凹みを浅くする処置をさせて頂きます。
半年しても凹みが残っている場合には、再度フェイスリフトの傷跡を部分的に切開して凹みの周りを剥離して引き伸ばす処置をさせて頂きます。




前額フェイスリフト術のトラブル一覧


A) 感染(化膿する)

前額フェイスリフトの手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合は、内服薬の服用、抗生剤の投与、洗浄を行います。
また、感染がひどいケースでは、傷口の一部を再度切開し膿を出す必要があります。


B) 中縫いの糸(皮膚の下の肉を縫い合わせる糸)の露出

中縫いの糸(皮膚の下の肉を縫い合わせる糸)が出てくることがあります。

対応
中縫いの糸が露出した場合、放置していると化膿する危険がありますのでお早めにご来院ください。糸を取り除く処置をさせて頂きます。


C) 血が溜まる

前額フェイスリフトの手術後、傷の下で出血し大量の血が皮膚の下に溜まってしまい、こぶのように紫色に腫れ上がることがあります。
放置しておくと、皮膚が引っ張られ過ぎて血行が悪くなり、皮膚が壊死する可能性がある為、緊急に処置が必要になります。

対応
傷口の一部を再度切開し、溜まった血を排出する処置を行わせて頂きます。


D) 皮膚の壊死

皮膚を引っ張って傷を縫い合わせる為、傷口の緊張が強く、皮膚の血行が悪くなります。その為、傷口付近の皮膚が壊死し、黒いかさぶたになることがあります。
喫煙、術後の強い腫れ、大量の血が溜まるといったことが起きますと、引き上げた皮膚の血行が悪くなり、壊死する危険が高くなります。

対応
皮膚が壊死した場合は、状態により必要な処置をさせて頂きます。ほとんどの場合、壊死する範囲は小さいので、周りの皮膚が伸びてきて傷がふさがるのを待つことになります。その間、傷の治りを早める軟膏をお渡ししますので1 日2 回塗って下さい。
壊死してしまった部分の傷がふさがると赤黒い傷跡になります。傷は半年かけて徐々に白くなっていきます。
大変稀なことですが、壊死した範囲が非常に大きい場合は皮膚移植をさせて頂くこともあります。


E) たるみが残る

額には目元を動かすためのある程度のゆるみが必要です。そのゆるみの分だけタルミは残ります。

対応
術後に残ったたるみが気になる場合は再度リフト手術をさせて頂きます。
※ 但し、引き上げれば引き上げるほど傷口に緊張が加わり、傷口のケロイド、脱毛、皮膚の壊死、額のつっぱり感等の症状が出やすいことをご理解下さい。やりすぎでない程度のリフトをおすすめいたします。


F) 額のしわが残る

① 切開部より皮膚を引っ張る為、切開部より離れた部分ほどタルミ、シワが残ります。
② 術後も眉毛を動かす筋肉に力を入れると、額にシワができます。
③ 皮膚に深く刻み込まれたシワは、リフトをしても完全に消すことができないことをご理解下さい。

対応
① 残ってしまった額、目元のシワには、ヒアルロンやボトックス注射で対処します。
② 筋肉の動きによって出来る額のシワを目立たなくするには、ボトックス注射を使います。
③ 刻み込まれたシワには、ヒアルロン酸注入や炭酸ガスレーザーで皮膚とシワを削る、あるいは、直接シワを切り取るといった方法があります。


G) 二重のラインが短くなる

二重の上に被さる皮膚が少なくなるため二重の折れ込みが浅くなり、目頭や目尻の二重の長さが短くなります。

対応
二重に被さるタルミが少なくなることで生じる必然的な結果です。


H) 引き上がりが強すぎる

術後3 ヶ月程は突っ張り間が強く出ることがあります。

対応
徐々にゆるみが出てなじんできますのでお待ちください。
6ヶ月経過しても上がり過ぎていると感じる場合、引き上げた額の皮膚をゆるめて下げる手術をさせて頂きます。切り取った皮膚の隙間を埋めるために、皮膚移植が必要となる場合もあります。


I) 傷の段差・凹み

出来るだけ丁寧に縫合しておりますが、肌の性質により傷跡の段差や凹みが起こる場合があります。

対応
傷跡の段差や凹みが起こる場合は、CO2 レーザーを照射し、削って滑らかにする、ぼかす等の処置を行わせて頂きます。レーザー処置後は、治療部位に赤みが3 ヶ月程残ります。
レーザーで修正できない程の大きな段差や凹みは、傷を切り取って縫い合わせる処置を行わせて頂きます。


J) 皮膚の表面の凹み(凹凸)

皮膚を縫い合わせた傷には強い緊張がかからないように、皮下の筋膜やリガメントや真皮に糸をかけて吊り上げておきます。
そのため、皮膚の表面に凹みができます。3~4 ヶ月でなじんできて平らになります。しかし、皮膚のゆるみが強いと凹みが残ってしまいます。

対応
通常、4ヶ月程で目立たなくなりますが、それまでの間に修正を希望される場合には、ヒアルロン酸を注射して凹みを浅くする処置をさせて頂きます。
半年しても凹みが残っている場合には、再度フェイスリフトの傷跡を部分的に切開して凹みの周りを剥離して引き伸ばす処置をさせて頂きます。


K) 傷が赤く盛り上がる(ケロイド状)

切開部の傷が赤く盛り上がる場合があります。稀にケロイドのような目立つ傷が残ることもあります。

対応
傷が赤く盛り上がってしまった場合は、ステロイドの注射をすることにより傷を平らにする処置を行います。
※十分な効果が得られるまで、1 ヶ月間隔で繰り返さなければならない場合もあります。
またステロイドの副作用として、皮膚や傷が凹む、細かい血管が浮き出るといったことがあります。


L) 脱毛する(はげる)

体質により、髪の毛の生え際を切開した場合、一時的に脱毛をすることがあります。
頭の中の髪の毛が生えている部分を切開した場合は、一時的に傷の周囲が脱毛することがあります。

対応
傷の周囲の脱毛は半年程でほとんど治まります。頭の中の髪の毛が生えている部分を切開した場合は、最終的に2~5 ミリの脱毛が傷のように残ります。

◆はげてしまった部分の周囲に皮膚の余裕があれば、再度切開し縫い縮めることにより、脱毛部分の幅を小さくすることができます。 他に植毛という方法もありますので、ご希望の場合にはご相談下さい。


M) 顔面神経麻痺(眉毛の動きの麻痺)

手術操作の際に顔面神経が引っ張られてしまう場合があります。それによって、術後しばらくの間、眉毛の動きに麻痺が出る可能性があります。

対応
通常1ヶ月から半年で治まります。ごく稀に完全には麻痺が回復しないこともあります。
麻痺が回復するまでの間、左右のバランスを整える目的で麻痺とは反対側にボトックスを注射する方法もあります。


N) 額のしびれ・知覚鈍麻

手術操作の際に頬の細かい知覚神経を切ることになりますので、額の表面から頭頂部の知覚が鈍くなります。
また、知覚が回復する際にかゆみを感じることがあります。

対応
ほとんどの場合、3~6 ヶ月以内に治まります。ごく稀に、完全には元に戻らないこともあります。


O) 額の広さの変化

頭髪内を切開し額の皮膚を上に引っ張ると、額が術前に比べ広くなります。

対応
元々額が広い方の場合は、頭髪内を切開する方法ではなく、生え際の髪の毛が生えていない部分の皮膚を取り除く方法をお勧めします。


P) 毛嚢炎

切開した傷の周囲は、髪の毛が生え揃うまで(術後1~3 ヶ月程)、毛膿炎が起きることがあります。

対応
毛膿炎が生じた場合は、状態に応じて薬を処方させて頂きます。




上眼瞼リフト 眉毛下切開法のトラブル一覧


顔の雰囲気の変化

手術前に比べ、(もともと二重の方は)二重が広くなる・まぶたがスッキリする・眉毛と目の距離が近くなることで、お顔の雰囲気が変わります。

対応
上まぶたのタルミをとることで生じる自然な変化です。目と眉毛が近づいた事を修正されたいとご希望の場合は、ブローリフトや前額リフトをご提案させて頂きます。


タルミが残る

眉毛下で取り除ける皮膚のタルミには限界がありますので、思ったよりタルミが残ってしまう場合があります。
手術後の眉毛の下がりや額のゆるみによっても目の上のタルミが残ることがあります。

対応
眉毛下にて再度皮膚の切除が可能ならば、再手術を承ります。
※ただし、眉毛下で切除できる皮膚には限界がありますことを御了承ください。
眉毛の下降や額のタルミが原因で目の上のたるみが増えるため、上記の方法だけでは調整が行えない場合、ブローリフトや前額リフトなどをご考慮下さい。


上まぶたの窪み具合の変化

目を開ける時に額の筋肉を使用している方は、上まぶたに窪みが生じていることがあります。
● 手術後に眉毛が下がる方の場合、手術前と比べると、上まぶたがふっくらしたと感じます。
● 眉毛の位置が変わらない方の場合、手術前と比べると、上まぶたの窪みが大きくなったと感じる事があります。

対応
●手術後に眉毛が下がる方の場合、手術前と比べると、上まぶたがふっくらしたと感じます。
気になる場合は、脂肪の除去(脱脂術)やブローリフト、前額リフトとなります。

●眉毛の位置が変わらない方の場合、手術前と比べると、上まぶたの窪みが大きくなったと感じる事があります。
上まぶたの窪みが気になる場合は、ヒアルロン酸や脂肪を注入する事によって、ふっくらさせることが出来ます。


目頭部分が突っ張る

手術後も額の筋肉を使用して目を開けるクセが抜けない方は、上まぶたの皮膚、特に目頭に突っ張り感を感じます。

対応
目頭部分の突っ張りは、ご自分で眉毛を持ち上げないように意識して過ごされる事で緩和されます。
また、額の筋肉にボトックスを注入することで気にならなくなるので、ご希望に応じて承ります。


目の形の変化

通常、タルミの多い目尻側の皮膚を多く切除します。そうしますと、手術前と比べてつり目の印象になります。

対応
つり目のように見えることが気になる場合は、二重(埋没法・切開法)のラインを整える、または、眉毛下で目頭部分の皮膚を追加切除して調整を行います。ただし、眉毛下で切除できる皮膚には限界がありますことを御了承ください。


二重の幅の左右差

二重を作る手術ではありませんので、もともとの二重が反映されます。
眉毛の下がり具合や額のタルミに左右差があれば、二重の幅に左右差が生じます。

対応
二重の幅の左右差が気になる場合は、埋没法や全切開法にて調整されることをご考慮下さい。


眉毛の位置の左右差

もともと眉毛の位置に左右差がある方では、手術後も眉毛の高さが揃わないことが少なくありません。また、タルミを取ることによって眉毛の下がる程度は、必ずしも左右同じではありませんので、手術後に眉毛の左右差が生じることがあります。

対応
眉毛の位置の左右差が気になる場合は、ブローリフトをご考慮下さい。
※ただし、修正を行っても完全に左右差がなくなるわけではありません事をご了承下さい。


二重の幅が広くならない

二重を広げることを目的として、二重に被さっている たるんだ皮膚を取り除いても、眉毛の下がり具合や額のタルミにより、二重の幅が手術前と変わらない、もしくは狭く見えることがあります。

対応
二重の幅が広くならない場合、術前と同じように、眉毛を持ち上げて頂くことで二重は広く見えます。
手術による調整をご希望の場合は、眉毛下にて再度皮膚の切除が可能ならば、再手術を行います。
※ただし、眉毛下でたくさんの皮膚を取り除いても、二重が広がる幅には限界がありますことを御了承ください。 
眉毛の下がり具合や、額のタルミが原因で上記の方法で調整が行えない場合は、二重を作る手術(埋没法や全切開)やブローリフト、前額リフトをご考慮下さい。


まぶたが完全に閉じない

タルミを取り除くため、上まぶたの皮膚に余裕がなくなり、まぶたが完全に閉じなくなる事があります。

対応
目が閉じない期間は、目の乾燥を防ぐためにお渡しする処方薬をご使用下さい。
通常は、1~3 ヶ月で日常生活に支障がない程度に治ります。


二重のラインが薄くなる

上まぶたのたるみを取り除くと、皮膚が引き上がるため、二重のくい込みが浅くなることがあります。

対応
二重のラインが薄くなり修正をご希望の場合は、埋没法や全切開法で二重のラインを固定されることをご考慮下さい。


二重のラインが短くなる

二重の上に被さる皮膚が少なくなりますと、二重の折れ込みが浅くなり、目頭や目尻の二重の長さが短くなることがあります。

対応
二重に被さるタルミが少なくなることで生じる必然的な結果です。


シワが増える

眉毛が下がることが原因で目尻や鼻のつけ根にシワが増えることがあります。

対応
眉毛が下がることが原因で目尻や鼻のつけ根にシワが増えることがあります。気になる場合は、ヒアルロン酸注入やボトックス注入をご考慮下さい。
また、状態により、ブローリフト や 前額リフトやシワの部分の皮膚を直接切り取る手術などをご提案させて頂く場合があります。


キズアトが気になる

切開後のキスアトが広がる、段差が出来る、盛り上がるなどが生じる可能性があります。

対応
◆ステロイド注 射(ケナコルト)
赤く盛り上がったキズを平らにする処置を行います。
効果が出るまで、1ヶ月に1回の治療を繰り返す可能性があります。
またステロイドの副作用として、皮膚や傷が凹む、細かい血管が浮き出るといったことがあります。

◆CO2レーザー照射(術後4 ヶ月以降)
キズアトの段差を削って、なめらかにする効果があります。処置後は3ヶ月程赤みがあります。

◆切開法(術後4 ヶ月以降、傷の赤みが消えたうえで)
再度切開し、キズアトを切り取り、丁寧に縫い直します。
※傷を完全になくす事は不可能であり、目立たなくするという目的であることをご了承下さい。また、個人の体質的な要因が大きいため、キズアト修正には限界がありますことをご理解ください。


毛膿炎

切開した眉毛下の周囲は、眉毛が生え揃うまで(術後1 ヶ月~3 ヶ月程)、毛膿炎が起きることがあります。

対応
毛膿炎が生じた場合は、状態に応じて薬を処方させて頂きます。


糸が出てくる

皮膚の下の組織を縫い合わせている糸(中縫いの糸)が出てくることがあります。

対応
そのままにしておくと化膿する恐れがありますので、早めに来院して頂き、抜糸を行なわせて頂きます。


感染(化膿する)

赤み・腫れ・痛み・熱感が強くなる、または長く続く時は感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合は、抗生剤の投与を行います。膿が溜まっている場合は、必要に応じて傷を再度開ける、もしくは、新たに切開し膿を出す処置を行います。


血が溜まる

術後に傷のなかで出血しますと、血が溜まってまぶたが腫れ上がります。血が溜まったままにしておきますと、感染やしこりを作る恐れがあります。

対応
出来るだけ早く処置する必要があります。その際は再度傷を開け、溜まった血液を排出します。


傷が開く

稀に糸が外れて、傷が開いてしまうことがあります。

対応
傷が開いた場合は、再度、縫合いたします。


白目や角膜の損傷

大変稀なことですが、可能性は否定できません。手術中に、手術器具が当たる、あるいは糸やまつ毛の先端が当たって眼球の表面に傷がつくことがございます。

対応
白目や角膜の損傷や眼球に火傷が生じた例も報告されています。状態に応じた処置や対応を行います。


眼球の火傷

大変稀なことですが、可能性は否定できません。手術中に血を止めるための電気メスやバイポーラによって発生した熱で、眼球の表面に火傷を作る可能性があります。

対応
白目や角膜の損傷や眼球に火傷が生じた例も報告されています。状態に応じた処置や対応を行います。




下眼瞼切開術のトラブル一覧


白目の腫れ(浮腫)

白目を覆っている膜が、ゼリー状に膨らむことがあります。

対応
白目の腫れ(浮腫)は、時間と共に消失しますが、腫れ大きい場合は、まぶたを1 週間程縫い合わせる処置を行うことで、回復を早めることが出来ます。


膨らみが残る

手術後、目袋の原因となっている脂肪を取り除く量が足りませんと、目袋の膨らみが残ることがございます。
筋肉や皮膚のゆるみが原因で、膨らみが残ることもございます。

対応
目袋のふくらみが気になる場合は、まぶたの裏側(結膜)を切開するか、再度同じ傷(皮膚)を切開して、残っている脂肪があれば切り取ります。
ふくらみの原因が脂肪ではなく、皮膚や筋肉のタルミの場合は、手術をしても脂肪を取り除くことができませんことをご了承ください。
皮膚や筋肉のゆるみに対しては、皮膚を切開して目尻で筋肉を吊上げる処置を致します。再手術をしても、目袋のふくらみが完全には取れないことがありますことをご了承ください。


下まぶたが凹みすぎたと感じる

目袋の原因である脂肪を処理して、膨らみを小さくする手術を行います。脂肪をたくさん切り取りますと、目袋の部分が凹みます。
患者様の好みによっては、仕上がりが凹み過ぎたと感じることがあります。目の下のくまの溝が深い人や涙袋が大きい人では、凹みが目立ちやすくなります。

対応
下まぶたの凹みが気になる場合、ヒアルロン酸で術前の状態近くまで膨らませることが出来ます。
ただし、ヒアルロン酸の効果は永久的なものではございません。定期的(1 年に1 回程度)に繰り返す必要がございます。


下まぶたの外反(下まぶたが外側に反った状態)や下三白眼(黒目の下の白目が見える)

皮膚を切除する量が多すぎますと、まぶたが下に引っ張られて、まぶたと眼球の間にすき間が出来る、あるいはまぶたがひっくり返ってしまうことがあります。それを避けるため、皮膚を取り過ぎないように注意して手術をさせて頂きます。
手術終了時には、皮膚を取り過ぎていなくても、傷が治る過程で硬くなって縮んだり、切開した影響で下まぶたの筋肉の力が弱くなったりしますと、下まぶたが下がったり外反したりします。

対応
手術後3~4 ヶ月経過すると、皮膚のキズが軟らかくなり、また弱った筋肉が回復することによって、外反や下三白眼は緩和されてきます。その間は出来る限り、下まぶたにテープを貼って持ち上げて頂く事をおすすめ致します。
術後4 ヶ月経過しても外反や下三白眼が残った場合には、目尻で下まぶたを引っ張りあげるか、下まぶたに皮膚を移植する手術によって修正をさせて頂きます。皮膚移植をしますと、余分な傷跡ができますことをご了承ください。


たるみが残る

皮膚を切り取る量が少なかったり、筋肉や皮膚のつり上げが弱かったり、外側の脂肪が残ったりしますと、タルミが残ります。十分な皮膚を切り取ってしっかりとつり上げを行っても、皮膚や筋肉のハリが低下している人では、タルミが残ってしまいます。
下まぶたは、目を開閉する時に伸び縮み致しますので、ある程度のタルミが必要です。それがタルミとして見えてしまうこともございます。

対応
残ったタルミの修正をご希望の場合は、再度同じ傷を切開して残っている脂肪があれば脂肪を処理し、筋肉の吊上げ、皮膚の切除をさせて頂きます。ただし、再手術をしてもご希望通りの仕上がりにならないことがありますことをご了承ください。
また、再手術後は外反や下三白眼を起こしやすいことをご理解ください。


細かいシワが残る、または小ジワの増加

下まぶたは、目を開閉する時に伸び縮みしますので、下まぶたの皮膚にはある程度のゆるみが必要です。下まぶたを指で引っ張った時のように皮膚をピンと突っ張らせるわけにはまいりません。そのため、皮膚にちりめんジワや細い線のシワは残ります。

対応
下まぶたにヒダのようなタルミや深いシワが残っている場合は、皮膚の切除を可能な限り行わせて頂きます。
しかし、皮膚をたくさん切り取って細かいシワをなくすことはできませんし、外反を起こしやすくなることをご了承ください。ちりめんジワや笑いジワにはボトックスをおすすめ致します。


膨らみや凹み、タルミ具合の左右差

皮膚や筋肉の引き上げの強さや、つり上げる位置のずれ、脂肪の処理の多少の左右差が原因で、下まぶたのふくらみや凹みやタルミに左右差を起こすことがあります。元々、左右差がある人では左右差が残りやすくなります。

対応
下まぶたのタルミやふくらみ、凹みに左右差がある場合は、上記に準じて調整を行ないます。


目の下に凹みが出来る

下まぶたの筋肉を吊上げて固定する為、皮膚の表面にエクボの様な凹みが出来る事があります。

対応
筋肉のつり上げによって出来た下まぶたの凹みは、殆どの場合、3~6 ヶ月で目立たなくなります。
凹みが目立つ場合、ヒアルロン酸を注入し、一時的に凹みを浅くさせて頂きます。
稀に、6ヶ月経過しても凹みが完全に消えない事もあります。どうしても凹みが気になる場合は、再度切開をして、吊上げた糸を取り除く手術をさせて頂きます。


傷の凹みや段差

縫い合わせた傷口がずれる、または肌質が原因で傷の凹みや段差が出来る事があります。

対応
傷の凹みや段差が気になる場合、CO2 レーザーにて傷を削り、目立たなくします。
レーザーでは治らない大きな凹みや段差は、傷を切り取って再縫合させて頂きます。


涙が溜まりやすくなる

下まぶたと眼球の表面の間に、小さなすき間が出来て涙が溜まることがあります。下まぶたの外反やゆるみが原因です。3~6 ヶ月程経過を待って頂きますと、キズが柔らかくなりまぶたの筋肉の麻痺も回復してきますので、涙が溜まることも少なくなります。

対応
下まぶたの外反や、ゆるみの為、下まぶたと眼球の表面の間に小さなすき間が出来て、涙が溜まることがあります。3~6 ヶ月待って頂いても気になる場合は、上記D)に準じます。


効果の物足りなさ

元々、下まぶたのすぐ下の頬の骨が後ろに引っ込んでいる、頬の肉が痩せている、あるいは加齢で頬の肉が垂れていますと、下まぶたの下の頬にボリュームが足りません。術後に下まぶた~頬にかけて凹みが出来て下眼瞼切開の効果が半減してしまいます。

対応
元々のシワやタルミ、頬のボリューム不足により、思った程の効果が得られないことがあります。
下まぶたの下の頬のボリュームがもともと少なく、術後に下まぶた~頬にかけて凹んで影になって見える場合は、ドールチークやミッドフェイスリフトで頬のボリュームアップを図ることをお勧めします。


中縫いの糸が出てくる

中縫いの糸(皮膚の下の組織を縫い合わせる糸)が露出することがあります。

対応
放置していると化膿する危険がありますのでお早めにご来院ください、糸を取り除く処置をさせて頂きます。


目尻がつっぱる

下まぶたのタルミを目尻で引き上げ、余った皮膚を切除する為、手術後は目尻部分につっぱり感が出ます。
下まぶたの外反を予防する目的でまぶたの組織(瞼板)を目尻の骨に固定する処置をさせて頂いた場合は、つっぱり感が3 ヶ月程続くことがございます。

対応
つっぱり感は、3~6 ヶ月の経過で軽減していきます。それでもつっぱりが残る場合は、目尻の傷を切開して縫い直しを行います。また、必要に応じて皮膚を移植する手術によって修正させて頂きます。


感染(化膿する)

下まぶたに赤み・腫れ・痛み・熱感が増したり、長く続いたりする場合は、感染の疑いがあります。

対応
感染が起きた場合は、抗生剤の投与を行い、必要に応じて傷を再度開ける、もしくは、新たに切開し膿を出すなどの処置を行います。


血が溜まる

術後に傷の中で出血しますと、血が溜まってまぶたが紫色に腫れ上がります。血が溜まったままにしておきますと、感染やしこりを作る恐れがあります。

対応
血が溜まった場合は、再度、傷を開け、溜まった血液を排出します。


傷が開く

稀に糸が外れて、傷が開いてしまうことがあります。

対応
傷が開いた場合は、再度、縫合いたします。


白目や角膜の損傷

大変稀なことですが、可能性は否定できません。手術中に、手術器具が当たる、あるいは糸やまつ毛の先端が当たって眼球の表面に傷がつくことがございます。

対応
白目や角膜の損傷や眼球に火傷が生じた例も報告されています。状態に応じた処置や対応を行います。


眼球の火傷

大変稀なことですが、可能性は否定できません。手術中に血を止めるための電気メスやバイポーラによって発生した熱で、眼球の表面に火傷を作る可能性があります。

対応
白目や角膜の損傷や眼球に火傷が生じた例も報告されています。状態に応じた処置や対応を行います。




口角挙上術のトラブル一覧


A) 感染(化膿する)

口角挙上の術後治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合は感染が疑われます。
放置すると皮膚が破れ、膿が出て傷跡が残りますので、そうなる前に治療が必要です。

対応
処置として、皮膚の中に埋めている糸の抜去、内服薬の服用、抗生剤点滴投与を1 週間行います。


B) 傷口が開く

稀に糸が外れたり、傷口の治りが悪く、傷口が開いてしまうことがございます。

対応
糸が外れて傷が開いてしまう場合は、再縫合させていただきます。


C) 中縫いの糸の露出

中縫いの糸(皮膚の下の組織を縫い合わせる糸)が露出することがあります。

対応
放置していると化膿する危険がありますのでお早めにご来院ください。糸を取り除く処置をさせて頂きます。


D) 傷跡の段差・凹み

縫合は丁寧に行っておりますが、肌の性質、縫合部の緊張やズレにより傷跡の段差や凹みが起こる場合があります。

対応
傷跡に段差や凹みが起きた場合には、CO2 レーザーで削って滑らかにする、ぼかす等の処置を行わせて頂きます。
※ レーザー処置後は治療部位に赤みが約3 ヶ月程度続くことをご了承下さい。
また、レーザーでは治療できない大きな段差は手術によって切り取って縫合致します。
※ これらの処置を行っても、傷跡が完全に消えるわけではない事をご理解下さい。


E) 傷が赤く盛り上がる

特に口の周りは切開部が動きやすいため、傷が治る過程で、赤く盛り上がることがあります。
1 度に切除する量が多い程、傷に緊張がかかり赤く盛り上がりやすくなります。また、体質的に盛り上がりやすい方もいらっしゃいます。

対応
傷が赤く盛り上がってしまった場合は、ケナコルト(ステロイド)注射で対処します。
十分な効果が得られるまで1 ヶ月に一度、注射を繰り返さなければならない場合があります。
ステロイドの副作用として、傷が凹む、毛細血管が浮きでるといった事があります。


F) 傷が残る

この手術は皮膚の表面を切開する為、最終的に皮膚の表面に傷が残ります。

対応
傷は時間の経過とともに目立ちにくくはなりますが、完全に消えることはありません。


G) 左右差

口角の上がり方に左右差が起こる。

対応
口角の上がり方に左右差が起こった場合、上がっている方の口角に合わせ、反対側の口角挙上を再度行い対応できます。
※ 但し、修正手術を行っても完全な左右対称にはならないことをご理解下さい。


H) 口角が上がり過ぎたと感じる

口角が上がり過ぎたと感じる場合、傷が柔らかくなることで多少の後戻りがありますので、経過をみて頂きます。

対応
6 ヶ月が経過しても、上がり過ぎだと感じる場合は、ご希望により口角に皮膚移植を行います。しかし、傷跡が残る為お勧めはしません。


I) 口角がまだ下がっている(挙上効果が足りない)

口角がまだ下がっていると感じる。

対応
口角がまだ下がっていると感じる場合、ご希望であれば再手術は可能です。
※ 2 回目の手術は、初回の手術より切開部が広がる為、初回よりも傷が長くなることをご了承下さい。


J) 感覚麻痺

口角部分の細かい神経を触る為、口角付近の感覚が麻痺したり、しびれを感じたりすることがあります。

対応
通常3~12 ヶ月程でなくなりますが、まれにしびれが残ることもあります。


K) 口唇の形が変わる

赤い口唇が厚く見えるようになる、口唇がめくれ上がってくる、または、口唇の外側が持ち上がって口唇の輪郭が変わるといった口唇の変形が起こります。

対応
この変化はこの手術に伴って起こるものです。


L) 口角の外側のしこり、膨らみ

口角の筋肉を短縮するため、皮膚の下を剥離します。筋肉を縮めたことによって、余った皮膚が膨らみとして残ることがあります。また剥離した傷が硬くなって、しこりになることがあります。

対応
傷が柔らかくなりますと、しこりは目立たなくなります。ケナコルト(ステロイド)注射にて対処します。
余った皮膚が原因でできた膨らみは皮膚を切り取ることで対応できます。
切除をした後は傷跡が長くなることをご了承下さい。


M) 口角のしまりが悪い

口角の筋肉を剥離したり、カットしたりするため、口角のしまりが一時的に悪くなり、水や食事が口角からこぼれることがあります。

対応
通常1ヶ月程で筋肉が回復したり、傷が縮んだりして口角がしまります。


N) 口角の突っ張り感

手術によって傷跡ができます。

対応
傷跡の組織は正常の皮膚や粘膜と比べると硬いため口を大きく開いた時に突っ張り感を感じることがありますが、日常生活に差し障りを生じるようなことはありません。




コンデンスリッチファットのトラブル一覧


A) 感染(化膿すること)

手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は、感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合は、内服薬服用や抗生剤の投与を1週間続けて経過をみます。
膿がたまった時には、皮膚を切開して膿を出す処置をさせて頂きます。
注入後1ヶ月未満の感染 内服薬の処方、抗生剤の投与、処置は無料。


B) 血が溜まる

術後皮膚の中で出血が起こると、傷の中に血が溜まってしまい、腫れ上がります。

対応
再度、傷を開け溜まった血を排出する処置をします。(無料)


C) 物足りないと感じる

生着率には個人差があり、予想外に吸収されて膨らみが足りなくなることがあります。

対応
手術後の経過が物足りないと感じる場合、足りない部分に再度脂肪を注入するか、ヒアルロン酸を注入して膨らみを補うことができます。
もっと大幅なバストアップを希望される方には、シリコンバッグを入れる豊胸術をおすすめします。


D) 膨らみすぎたと感じる

生着率には個人差があり、予想以上に生着がよく、膨らみすぎてしまうことがあります。

対応
膨らみすぎた部分を脂肪吸引するか、あるいは脂肪溶解注射を打つといった方法があります。


E) 左右差

脂肪注入量に左右差が生じた場合、調整のため脂肪の追加注入や、脂肪吸引手術を受けられる場合は、上記C) D)に準じます。


F) 皮膚の色素沈着

内出血がおこることは珍しくありません。

対応
通常2~3週間で消失します。稀に、内出血の血液の分解産物の色素が皮膚の中に残って、茶色の色素沈着が続くことがありますが、6~12ヶ月程でうすくなっていきます。


G) 傷跡の盛り上がり・へこみ・色素沈着

脂肪を吸引した所に、数ミリの傷跡が何ヶ所かできます。
体質によって傷跡がケロイドのように赤くもり上がったり、色素沈着を起こしたり、凹んだりして目立つ場合があります。

対応
気になる場合、下記の方法を用います。

ステロイド(ケナコルト)注射
※赤く盛り上がったキズを平らにする処置を行います。
効果が出るまで、1ヶ月に1回の治療を繰り返す可能性があります。
またステロイドの副作用として、皮膚や傷が凹む、細かい血管が浮き出るといったことがあります。

ハイドロキノンクリームで色素を薄くします。

トレチノイン+ハイドロキノンクリームで肌のターンオーバーを早め、新たな皮膚を再生させます。
凹んで目立つ傷は、切開して再縫合を行います。


H) テープかぶれ

手術後、傷口を保護するためにテープを貼らせて頂きます。

対応
皮膚の弱い方ですとテープかぶれを起こす場合があります。
それを避ける為に、テープを貼るのは短期間にさせて頂きます。
テープかぶれが起きた場合、水ぶくれや、皮膚のむけた箇所は1~2週間で治りますが、その後3~6ヶ月程、色素沈着が残ることがあります。
その場合は、クリームでの治療をおすすめします。
ハイドロキノンクリーム
トレチノイン+ハイドロキノンクリーム


I) しこり

バスト全体にまんべんなく脂肪を注入しますが、脂肪がかたまりとなって、しこりとして触れる可能性があります。

対応
経過に問題はございませんが、気になる場合には、しこりを切り取ることで対処させて頂きます。
しこりに近い皮膚を切開する必要があります。そのため、バスト表面に傷跡が残りますことを御理解下さい。


J) 乳癌検診・マンモグラフィーに対する影響

乳癌検診・マンモグラフィーいずれの検査も問題なく受けて頂けます。
脂肪注入をされると小さな石灰化が起こることが少なくありません。それがマンモグラフィーのレントゲン写真に写ります。

対応
レントゲンを撮るときは誤解を避けるために、できるだけ申告して下さい。
また、脂肪注入後半年経過した時点で、マンモグラフィーを撮影しておくことをおすすめ致します。

担当医:福田慶三


症例番号:エラ削-005 FL(首)-001 鼻中隔延長-005

ご相談内容

他院で鼻プロテーゼ挿入とエラ削りの手術を受けられていました。
他院ではアグラをかいた鼻が気になると相談したところ鼻筋を通せば気にならなくなると言われたので、L型プロテーゼを鼻先まで入れる隆鼻術を受けたのことです。
その後アグラをかいたような小鼻は依然として目立ち、鼻先が益々大きく丸くなってしまったとのことでした。
また、小顔になりたくてエラ削りの手術を受けたが顎の前の方に角ができて四角い顔になったような気がするので修正をしたいというご相談でした。
当院では鼻は元々入っていたプロテーゼを抜去し新しいプロテーゼを再挿入し、その高さに合わせて鼻先の形をつくる鼻中隔延長の手術を行いました。気にされていたアグラをかいた感じが改善されスマートな鼻になりました。
輪郭はエラ削りの修正と頬の余った皮膚を切除するフェイスリフトを行うことにより、シャープな輪郭になりました。
また、貧相で陰気な雰囲気の口元も変えたいとのことで口角をあげる口角挙上の手術をを行い、チャーミングな口元になりました。
ヴェリテクリームやレーザーでしみとくすみをとることにより、顔全体が明るい印象になりました。
併せて行った施術・その他費用

鼻プロテーゼ入替え(隆鼻術)
¥400,000+税
鼻中隔延長
¥600,000+税
エラ削り修正
¥1,000,000+税
頬フェイスリフト
¥900,000+税
口角挙上
¥300,000+税
YAGレーザー
¥2,500+税~
全身麻酔
¥100,000+税

隆鼻術のトラブル一覧


A)感染

術後治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合は感染が疑われます。
放置すると皮膚が破れて膿が出る、プロテーゼが飛び出す、鼻の穴がひきつれる、鼻の表面が凹む等の症状が出る可能性がある為、必ず治療が必要です。

対応
処置として内服薬服用、抗生剤点滴投与を2週間行います。
膿がたまっている場合には小さく切開して膿を出す処置を行い、その後毎日傷の洗浄を行います。

それでも改善がみられなかった場合は抜去手術を行わせていただきます。
抜去後の再挿入手術の時期に関しては、感染の原因となる細菌が完全に消えてからとなります。
少なくとも抜去手術を行ってから最低4ヶ月間あけてから再挿入手術となります。


B)血が溜まる

術後皮膚の中で出血が起こると、傷の中に血が溜まってしまい、腫れ上がります。

対応
血が溜まってしまった場合は、直ちに鼻の中のキズを開いて溜まった血を排出する処置をさせていただきます。


C)傷口が開く

稀に糸が外れて傷が開いてしまうことがあります。
皮膚の表面の糸は1週間、鼻の中の糸は2週間で抜糸します。
糸が抜けてしまっても傷が開くことは稀です。
しかし、傷口が引っ張られると癒着した傷が開いてしまうことがあります。

対応
糸が外れて傷が開いてしまった場合には、再縫合の処置をさせていただきます。


D)糸が出てくる

軟骨と自己組織を縫い合わせる糸が露出することがあります。

対応
放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。


E)鼻筋の曲がり・ズレ

術後1週間は挿入したプロテーゼや軟骨が動かないようにギプスで固定しますが、それでも曲がりやズレが起こることがあります。

対応
「曲がっている」「ずれている」等といった症状がでた場合は、直ちに修正させていただきます。
◆ガス麻酔で眠っていただいたうえで、皮膚の上からプロテーゼを押して位置を直す処置をさせていただきます。
◆それでも改善しなかった場合には、鼻の中の傷を小さく切開して、鼻筋を修正する処置を行わせていただきます。


F)鼻の穴のひきつれ・穴が左右非対称

鼻の穴の中の切開した傷が拘縮してひきつれると、鼻の穴が引っ張られ、左右差を生じることがございます。
特に再手術や感染が起きたケースでは、ひきつれも起こりやすくなります。

対応
術後半年を経過して傷跡が柔らかくなると、鼻の穴のひきつれも治まります。
それでもひきつれが残った時には、皮膚を移植する治療が必要となります。


G)鼻筋の違和感・異物感

術後異物が入ったことにより、違和感(異物感)を感じることがあります。
時間の経過と共に異物感はなくなります。

対応
どうしても異物が入っていることに抵抗がある場合は抜去いたします。


H)鼻筋の高さ・幅・長さ等の見た目の違和感

「高い」「低い」「長い」「短い」「太い」「細い」といったイメージと違う結果になることがあります。

対応
修正をご希望の場合は、傷がまだ癒着していない術後1週間以内、あるいは、炎症が落ち着いた術後4ヶ月以降にプロテーゼの入れ替え手術をさせていただきます。


I)プロテーゼの飛び出し

プロテーゼが突然飛び出すということはありません。
その前に赤く腫れるという症状があります。赤みや腫れは感染やカプセル拘縮が原因です。
そのまま放置すると鼻先や鼻筋の皮膚に穴が開いて膿が出てきます。
更に放置するとプロテーゼが飛び出してきます。プロテーゼが出てきたキズはその後傷跡を残します。
赤みや腫れといった症状が出たときは、プロテーゼが飛び出してくる前に感染を抑える薬を服用するか、プロテーゼを抜去するといった処置をすることが肝心です。
※感染が疑われる場合、すぐにご来院下さい。

対応
感染により皮膚に赤みが出た場合、そのまま放置しておくと、皮膚を突き破ってプロテーゼが飛び出す危険性がありますので、適切な処置が必要となります。
また、サイズが大きい場合も皮膚が薄くなって赤くなり、プロテーゼが飛び出す危険があります。
プロテーゼが飛び出すと、破れた皮膚は後に醜い凹みになることがあります。
お鼻に傷痕や変形を残さないために、プロテーゼが飛び出す前に治療を行うことが大切です。
抜去後の再挿入手術をご希望の場合は、感染の原因となる細菌が完全に消えてからとなります。
少なくとも抜去手術を行ってから最低4ヶ月間あけてから再挿入手術となります。


J)プロテーゼの輪郭が浮き出る

プロテーゼの周りに出来た被膜カプセルの袋に石灰沈着(骨の粒のようなものが出来る)が起きたり、皮膚が薄くなってくると、プロテーゼの形が皮膚の上から透けてみえてきます。

対応
「プロテーゼの輪郭が浮き出てきてしまった」「鼻先が白く変色してきた」といった症状に対して修正をご希望の場合は、抜去手術または入替手術が必要となります。




鼻中隔延長術のトラブル一覧


A)感染

手術後、皮膚の赤み・熱感・痛み・腫れが増し続けたり、その状態が長引く場合は、感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合は、内服薬の服用、抗生剤点滴の投与を2週間続けて経過をみます。膿が溜まっている時は、鼻の中を切開して洗浄を行います。それでも治まらない場合は、移植した軟骨を除去します。
再度、延長術を希望される場合は、感染の原因となる細菌が完全に消えてからになりますので、少なくとも軟骨除去後4ヶ月経過してからとなります。
再手術の際は、すでに鼻中隔軟骨を摘出してしまっているため、ほとんどの場合、肋軟骨を使用し移植します。


B)アレルギー反応(異物反応)

実際に起きた経験や報告はありませんが、保存軟骨に対する異物反応が起こる可能性は否定できません。

対応
異物反応が起きた場合には、軟骨を除去する処置を致します。


C)血が溜まる

術後に傷の中で出血が起こりますと、皮膚の下に血が溜まって、鼻先、鼻柱、鼻の中粘膜が紫色に腫れあがります。
血液が溜まったままにしておきますと、感染、鼻尖が太くなる、鼻づまりを起こす危険がありますので、早めに治療をする必要があります。

対応
血が溜まっている場合は、直ちに溜まった血を注射器で吸い出すか、もう一度傷を開けて排出します。


D)傷口が開く

稀に糸が外れたり、傷口の治りが悪く傷口が開いてしまうことがあります。

対応
糸が外れ傷口が開いてしまった場合には、もう一度傷を縫い合わせる処置を致します。


E)糸が出てくる

軟骨と自己組織を縫い合わせる糸が露出することがあります。

対応
放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。


F)鼻尖の曲がり

延長手術をすることで、引き延ばされた皮膚や鼻尖の軟骨が元に戻ろうとする為、延長した軟骨に力が加わり曲がってしまうことがあります。
ヴェリテクリニックのこれまでの症例では、鼻尖が左右に傾くことが、10%程度の確率で生じます。
また鼻の穴の左右差は、20~30%の割合で認められました。
延長量が多くなるほど、また、過去に鼻の手術を受けている方ほど、起こりやすい傾向にあります。

対応
左右に傾いた鼻尖や鼻の穴の修正は容易ではありません。
左右差の修正を希望される場合は、移植した軟骨を削って延長量を短くしてバランスをとる処置をさせて頂きます。この場合延長した鼻が短くなることをご了承下さい。
延長した長さを短くしないで傾きの修正を希望される場合は、更に強力な軟骨を移植する必要がありますので、肋軟骨を採取して移植する処置をさせて頂きます。
※但し、修正手術を行っても完全に左右差をなくすとは困難なことをご理解下さい。


G)鼻の穴のひきつれ

鼻の穴の中の切開した傷が拘縮してひきつれることがございます。特に、再手術や感染が起きたケースでは、ひきつれも起こりやすくなります。

対応
術後半年を経過して傷跡が柔らかくなると、鼻の穴のひきつれも治まります。
それでもひきつれが残った時には、皮膚を移植する治療をさせて頂きます。 


H)鼻尖の違和感

延長手術をしたことにより、鼻尖が固定され手術前のように動かなくなるため、違和感を感じることがあります。
特に、笑った時に気になります。

対応
延長手術をしたことにより、鼻尖が固定され手術前のように動かなくなるため、違和感を感じることがあります。
特に、笑った時に気になります。
どうしても気になる場合には、延長した軟骨を除去致します。


I)鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなる

延長手術で軟骨を移植したことにより、鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなることがあります。

対応
鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなってしまい、修正を希望される場合は、移植した軟骨を削る処置をさせて頂きます。
※但し、削ることにより、鼻が短くなる、また、鼻尖が傾きやすくなる可能性があることをご了承下さい。


J)鼻閉感(鼻が通りにくい感じ)

鼻中隔に軟骨を重ねるため、鼻中隔が厚くなります。鼻尖縮小術を併せて行いますと、更に鼻の中の空気が通るスペースが狭くなります。そのため鼻づまりが起こりやすくなります。
特に術後は鼻の中の粘膜が腫れるため、鼻の通りが一層狭くなります。

対応
1~3ヶ月位の時間の経過と共に鼻の中の粘膜の腫れがおさまります。
その間は市販の鼻炎スプレーを使用いただきますと、鼻づまりが軽くなります。
それでも症状が残った場合には、移植した軟骨を削る処置をさせて頂きます。
但し移植した軟骨を一部削る手術をしても、鼻詰まりが完全には治らないことがあることをご理解下さい。


K)鼻柱が凸凹する

鼻の穴の鼻柱の部分に(鼻柱の側面)に膨らみが出来る事があります。

対応
元々の鼻尖軟骨の折れ曲がりが表面に出る・移植した軟骨の角が出っ張る・キズアトが硬く膨らむことが原因です。軟骨が原因の場合は、膨らんで見える余分な軟骨を切り取る事ができます。


L)延長した鼻が長すぎる・鼻尖が高すぎる

できるだけ患者さまのご希望に叶うよう、鼻の延長方向と延長量を相談して決定いたします。しかし、予定した延長量より多少大きくなってしまうことがございます。また、予定通りに軟骨を延長しても、仕上がった鼻が長く、高く感じることもございます。術後3~6ヵ月はむくみの為に大きすぎると感じることが少なくありません。
むくみが落ち着くまで6ヵ月程経過を見ていただく必要がございます。

対応
手術後1週間後もしくは4カ月以降に、移植した軟骨を削ることで調整することができます。


M)延長した鼻が短すぎる・鼻尖が低すぎる

できるだけ患者さまのご希望に叶うよう、鼻の延長方向と延長量を相談して決定いたします。しかし、軟骨の大きさや皮膚のつっぱりのため、十分な高さや長さを得られないことがございます。また予定通りの延長をすることができても、仕上がった鼻が低い、短いと感じることもございます。

対応
手術後半年以降に、皮膚に余裕があれば、鼻尖に軟骨を追加移植することが可能です。
肋軟骨採取が必要な場合もあります。
※さらに長さ・高さを出す為には、引き延ばされる鼻尖の皮膚に余裕があることが条件となります。
その為、修正できる範囲には限界があることをご了承下さい。


N)傷跡が気になる

肌の性質により、傷跡がケロイドのように赤く盛り上がったり、段差や凹みなどが起こる場合があります。

対応
キズアトの修正を希望される場合、下記の方法を用います。

◆ステロイド注射(ケナコルト)
赤く盛り上がったキズを平らにする処置を行います。
効果が出るまで、1ヶ月に1回の治療を繰り返す可能性があります。
また、ステロイドの副作用として、皮膚や傷が凹む、細かい血管が浮き出るといったことがあります。

◆CO2レーザー照射
キズアトの段差を削って、なめらかにする効果があります。処置後は3ヶ月程赤みがあります。

◆切開法
傷の赤みが消えたうえで再度、切開し縫合いたします。
※傷を完全になくす事は不可能であり、目立たなくするという目的であることをご了承下さい。
また、個人の体質的な要因が大きいため、キズアト修正には限界がありますことをご理解下さい。




エラ削りのトラブル一覧


感染(化膿すること)

手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は、感染が疑われます。

対応
手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。感染が起きた場合は、内服薬服用や抗生剤の投与、洗浄をします。
また、感染がひどいケースではアゴの下の皮膚を切開して膿を出す必要があります。
また、感染がひどいケースでは口腔内やエラの皮膚を切開して膿を出す必要があります。


血が溜まる

術後に傷の中で出血して血が溜まると顎から頸にかけて紫色に腫れ上がります。血が溜まったままにすると化膿したりしこりを作ったりするので早目の処置が必要です。

対応
術後に傷の中で出血しますと血が溜まって顎~頸にかけて紫色に腫れ上がります。溜まった血流は感染やしこりの原因となりますので、早目にご来院ください。口腔内を切開し、溜まった血を排出する処置をします。


術中の出血

術中にアゴの太い血管が傷ついて大量の出血が起こる可能性があります。出血が多く貧血がひどい時には、大変まれなケースですが輸血が必要になることがあります。

対応
出血が止まらない時は、やむなくアゴの下の皮膚を切開して止血しなければなりません。そのため、アゴの下にキズアトが残ることを御了承下さい。


たるみ・皮膚の余り

細くなった骨格に合わせて皮膚や筋肉は縮まっていきます。皮膚が垂れるようなことはまれですが、出っ張ったエラがなくなる事でタルミのような輪郭に見えることがあります。

対応
皮膚がたれるようなことはまれですが、出っ張ったエラがなくなることで、輪郭がたるんで見えることがあります。
その場合、輪郭をすっきりした印象にするには下記のようなリフトの手術を行います。
頬部フェイスリフト、頬部・頸部フェイスリフト、シルエットリフト、スプリングリフトをご案内させて頂きます。


口唇・アゴの知覚の麻痺、しびれ

手術操作の際に知覚神経の近くを触る必要があります。それによって口唇・アゴの知覚の麻痺やしびれがおこることがあります。

対応
個人差はありますが、ほとんどの場合、3~12ヶ月かけて治まります。
しかし、まれに感覚が完全に元通りには戻らないこともあります。

口のゆがみ

手術操作の際に下アゴに沿って走る顔面神経の近くを触る必要があります。それによって表情筋の動きが鈍くなり口のゆがみが出現することがあります。

対応
個人差はありますが、ほとんどの場合1~6 ヶ月かけて治まります。まれに完全に元通りには戻らないこともあります。回復するまでの間ゆがみが目立つ場合はボトックス注射で調整することも可能です。


エラが小さくなりすぎた・凹んでいると感じる

口の中を切開して行う為、骨を削る操作を直接見ながらすることは出来ません。どうしても手探りの操作になります。その為予定より沢山、骨が削れてしまうことがあります。
また骨を削ったことによってエラの筋肉が萎縮して凹みになることがあります。計画通りに骨が削り取ることができても出来あがったエラが小さいと感じる場合もあります。

対応
エラが思ったより小さくなりすぎてしまったと感じる場合、わずかな膨らみをご希望であればヒアルロン酸注入がおすすめです。
永久での注入でご希望の場合は脂肪注入がおすすめですが正確さにかけています。その場合はエラプロテーゼ挿入もしくは人工骨による修正が必要となります。


エラの縮小効果が足りない・出っ張りが残っていると感じる

口の中からエラの骨を削るのは手探りの操作になります。その為予定通り正確に骨を削ることは出来ません。骨を削ることが不十分になることがあります。また予定通り骨を切り取っても、骨の上にかぶさる筋肉・脂肪・皮膚が原因で輪郭が十分に小さくならないことがあります。

対応
思ったよりエラが小さくなっていないと感じる場合があります。術後半年はむくみのためすっきりした輪郭になりません。半年経過をみてもエラをもっと小さくして欲しいとご希望される場合はレントゲンを撮り再手術を検討しますが、エラを削れる範囲には限界があります。
削り取れる骨が残っていることが確認できた時はエラの骨削りを再度させて頂きます。大きく削るほど凹みができて不自然なフェイスラインになりやすい、また知覚麻痺が起こりやすいことを御了承下さい。骨より筋肉(エラの咬筋)が原因の時はボトックス注射による治療をおすすめします。


左右差

口の中からエラの骨を削るのは手探りの操作になり、正確に骨を削るのは容易ではありません。その為、削り取った骨の大きさに左右差が起きる事があります。また元々下顎の骨に左右差があることがございます。
その場合は術後も左右差が残りやすくなります。

対応
明らかな左右差が出た場合、エラが大きく残っているほうの骨を削り修正します。
また骨より筋肉(エラの咬筋)が原因の時はボトックス注射による治療をおすすめします。
再手術を行っても完全に左右対称にならないことがあることを御了承下さい。


口を大きく開けられない

術後は痛むため口を大きく開くことができません。2~3 週間開口を開けないでいると顎の関節が硬くなって痛みがとれた後も大きく開く事が難しくなります。特に骨削りに合わせて咬筋(エラの筋肉)を切り取る手術を行った場合は開口期限が長くなります。

対応
術後は痛みのため口を大きく開くことが出来ません。数週間口を開かないでおりますと、顎の関節が硬くなって痛みがとれた後も口を開けられなくなります。開口訓練を行わないと開口障害になる可能性がありますので、指導に従って自宅でも開口訓練を行ってくだい。


口唇の火傷、すり傷、色素沈着

手術中、口を大きく開ける器具を使用する為、口唇の火傷、すり傷、色素沈着が起こる事があります。

対応
手術のために口を大きく開ける器具を使用しますので、口唇に火傷・すり傷・色素沈着が起こる可能性があります。
ほとんどの場合、自然に治まります。
色素を薄くするハイドロキノンクリームや肌のターンオーバーを早め、新たな皮膚を再生させるトレチノイン+ハイドロキノンクリームを必要に応じて処方致します。




頬部・頸部フェイスリフトのトラブル一覧


A) 感染(化膿する)

手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合は、内服薬の服用、抗生剤の投与、洗浄をします。
また、感染がひどいケースでは、傷口の一部を再度切開し膿を出す必要があります。


B) 中縫いの糸(皮膚の下の肉を縫い合わせる糸)の露出

中縫いの糸(皮膚の下の肉を縫い合わせる糸)が出てくることがあります。

対応
中縫いの糸が露出した場合、放置していると化膿する危険がありますのでお早めにご来院ください。糸を取り除く処置をさせて頂きます。


C) 血が溜まる

手術後、傷の下で出血し大量の血が皮膚の下に溜まってしまい、こぶのように紫色に腫れ上がることがあります。
放置しておくと、皮膚が引っ張られ過ぎて血行が悪くなり皮膚が壊死する可能性がある為、緊急に処置が必要になります。

対応
傷口の一部を再度切開し、溜まった血を排出する処置を行わせて頂きます。


D) 皮膚の壊死

皮膚を引っ張って傷を縫い合わせる為、傷口の緊張が強く、皮膚の血行が悪くなります。その為、傷口付近の皮膚が壊死し、黒いかさぶたになることがあります。喫煙、術後の強い腫れ、大量の血が溜まるといったことが起きますと、引き上げた皮膚の血行が悪くなり、壊死する危険が高くなります。

対応
皮膚が壊死した場合は、状態により必要な処置をさせて頂きます。ほとんどの場合、壊死する範囲は小さいので、周りの皮膚が伸びてきて傷がふさがるのを待つことになります。その間、傷の治りを早める軟膏をお渡ししますので1 日2 回塗って下さい。
壊死してしまった部分の傷がふさがると赤黒い傷跡になります。傷跡は半年かけて徐々に白くなっていきます。
大変稀なことですが、壊死した範囲が非常に大きい場合は植皮移植をさせて頂くこともあります。


E) しわが残る

フェイスリフトでは耳の周りの切開線に向かって皮膚を引っ張りますので、切開部より離れた部分ほどシワが残る可能性があります。
特に鼻唇溝、マリオネットラインのシワは切開部より離れている為、改善はあまり期待できません。

対応
鼻唇溝やマリオネットラインのシワには、ヒアルロン酸の注入や自己の脂肪注入をおすすめいたします。


F) たるみが残る

口を開けたり閉じたりできるよう頬にはある程度のゆるみが必要です。そのゆるみの分だけタルミは残ります。
術中の腫れが強いた為、あるいは筋膜や皮膚にはりがない為、強く引き上げることができないことがあります。
その場合もたるみは残ります。

対応
術後に残ったタルミをとりたい場合、再度リフト手術をさせて頂きます。
但し、引き上げれば引き上げるほど傷口に緊張が加わり、H)・I)・L)の症状が出やすい為、やりすぎでない程度のリフトをおすすめいたします。


G) 引き上がりの左右差

骨格やたるみの左右差や術中の腫れの左右差のため、左右同じようにリフトをしてもタルミに左右差が生じることがあります。

対応
左右差が気になる場合は、たるみの多い方を再手術させて頂きます。但し、再手術を行っても完全に左右対称にならないことがあります。
また、再手術で引っ張ると、傷口の緊張が強くなって、傷がケロイドのように赤く盛り上がる、皮膚が壊死する、耳が変形するといったトラブルが起こりやすくなることをご理解下さい。


H) 引き上がりが強すぎる

術後3 ヶ月程は突っ張り感が強い、目がつり上がっていると感じることがあります。

対応
術後3 ヶ月程は突っ張り感が強いのですが、徐々にゆるみが出て馴染んできますのでお待ち下さい。
6 ヶ月経過しても上がりすぎていると感じる場合、引き上げた頬の皮膚をゆるめて下げる手術をさせて頂きます。
切り取った皮膚の隙間を埋めるために、皮膚移植が必要となる場合もあります。


I) 傷が赤く盛り上がる(ケロイド状)

切開部の傷が赤く盛り上がる場合があります。

対応
ステロイドの注射をすることにより、傷を平らにする処置を行います。
ステロイド注射は効果がでるまで1ヶ月間隔で繰り返す必要がございます。副作用としては皮膚が薄くなる、凹む、毛細血管が浮き出るといったことがございます。


J) 傷口にギャザーがよる

こめかみの生え際や耳の後面で皮膚を縫合しますが、皮膚のたるみが多いとつじつまが合わず、余った皮膚がギャザーのようによじれることがあります。通常半年程でなじんで目立たなくなりますがギャザーが残ってしまうこともあります。

対応
半年経過をみて頂くとギャザーは目立たなくなることが多いのですが、それでもギャザーが残ってしまった時には、切開線を延長してギャザーの原因である余った皮膚を切り取って縫い直させて頂きます。


K) 脱毛する(はげる)

体質により、髪の毛の生え際を切開した場合、一時的に脱毛することがあります。
頭の中の髪の毛が生えている部分を切開した場合は、一時的に傷の周囲が脱毛することがあります。

対応
傷の周囲の脱毛は半年程でほとんど治まります。頭の中の髪の毛が生えている部分を切開した場合は、最終的に2~5 ミリの脱毛が傷のように残ります。

◆ はげてしまった部分の周囲に皮膚の余裕があれば、再度切開し縫い縮めることにより、脱毛部分の幅を小さくすることができます。
他に植毛という方法もありますので、ご希望の場合にはご相談下さい。


L) 顔面神経麻痺(眉毛の動き、口の動きの麻痺)

手術操作の際に顔面神経が引っ張られてしまう場合があります。それによって術後しばらくの間、眉毛の動きや口の動き、笑った時の頬の動きに麻痺(左右差)が出る可能性があります。

対応
通常1 ヶ月から半年で自然に収まります。ごく稀に完全には麻痺が回復しないこともあります。麻痺が回復するまでの間、左右のバランスを整える目的で麻痺が出ている箇所とは反対側に、ボトックスを注射する方法もあります。


M) 頬のしびれ・知覚鈍麻

手術操作の際に頬の細かい知覚神経を切ることになりますので、頬の表面の知覚が鈍くなります。

対応
ほとんどの場合、3~6 ヶ月以内に自然に治まります。ごく稀に完全には元に戻らないこともあります。


N) 耳たぶが伸びる・耳の変形

術後にリフトの後戻りが起こる為、時間が経つにつれて耳が下方や前方に引っ張られてくることがあります。
その為、耳の変形が起こらないように、耳の周囲の皮膚を切り取るときには余りを残すようにしますので、手術直後は耳たぶがよじれたような形になります。

対応
2~3 ヶ月で落ち着きます。
予想以上に後戻りが起きたときには、耳たぶが伸びてしまいます。これに対しては以下のような治療を行わせて頂きます。

◆頬にたるみが残っている場合は、再度リフトをしてたるみを耳に向かって引き寄せ、耳たぶの皮膚縫合に緊張が加わらないように処置します。

◆頬にたるみが残っていない場合は、伸びてしまった耳たぶの付け根の皮膚を切開し、少し上に持ち上げた部分に耳たぶを付け直すことで対応できます。しかし、耳たぶの下の部分に傷が残りますことをご理解下さい。


O) 傷の段差・凹み

出来るだけ丁寧に縫合しておりますが、肌の性質により傷跡の段差や凹みが起こる場合があります。

対応
傷跡の段差や凹みが起こる場合は、CO2 レーザーを照射し、削って滑らかにする、ぼかす等の処置を行わせて頂きます。レーザー処置後は、治療部位に赤みが3ヶ月程残ります。
レーザーで修正できない程の大きな段差や凹みは、傷を切り取って縫い合わせる処置を行わせて頂きます。


P) 皮膚の表面の凹み(凹凸)

皮膚を縫い合わせた傷には強い緊張がかからないように、皮下の筋膜やリガメントや真皮に糸をかけて吊り上げておきます。そのため、皮膚の表面に凹みができます。3~4 ヶ月でなじんできて平らになります。しかし、皮膚のゆるみが強いと凹みが残ってしまいます。

対応
通常、4 ヶ月程で目立たなくなりますが、それまでの間に修正を希望される場合には、ヒアルロン酸を注射して凹みを浅くする処置をさせて頂きます。
半年しても凹みが残っている場合には、再度フェイスリフトの傷跡を部分的に切開して凹みの周りを剥離して引き伸ばす処置をさせて頂きます。




口角挙上術のトラブル一覧


A) 感染(化膿する)

口角挙上の術後治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合は感染が疑われます。
放置すると皮膚が破れ、膿が出て傷跡が残りますので、そうなる前に治療が必要です。

対応
処置として、皮膚の中に埋めている糸の抜去、内服薬の服用、抗生剤点滴投与を1 週間行います。


B) 傷口が開く

稀に糸が外れたり、傷口の治りが悪く、傷口が開いてしまうことがございます。

対応
糸が外れて傷が開いてしまう場合は、再縫合させていただきます。


C) 中縫いの糸の露出

中縫いの糸(皮膚の下の組織を縫い合わせる糸)が露出することがあります。

対応
放置していると化膿する危険がありますのでお早めにご来院ください。糸を取り除く処置をさせて頂きます。


D) 傷跡の段差・凹み

縫合は丁寧に行っておりますが、肌の性質、縫合部の緊張やズレにより傷跡の段差や凹みが起こる場合があります。

対応
傷跡に段差や凹みが起きた場合には、CO2 レーザーで削って滑らかにする、ぼかす等の処置を行わせて頂きます。
※ レーザー処置後は治療部位に赤みが約3 ヶ月程度続くことをご了承下さい。
また、レーザーでは治療できない大きな段差は手術によって切り取って縫合致します。
※ これらの処置を行っても、傷跡が完全に消えるわけではない事をご理解下さい。


E) 傷が赤く盛り上がる

特に口の周りは切開部が動きやすいため、傷が治る過程で、赤く盛り上がることがあります。
1 度に切除する量が多い程、傷に緊張がかかり赤く盛り上がりやすくなります。また、体質的に盛り上がりやすい方もいらっしゃいます。

対応
傷が赤く盛り上がってしまった場合は、ケナコルト(ステロイド)注射で対処します。
十分な効果が得られるまで1 ヶ月に一度、注射を繰り返さなければならない場合があります。
ステロイドの副作用として、傷が凹む、毛細血管が浮きでるといった事があります。


F) 傷が残る

この手術は皮膚の表面を切開する為、最終的に皮膚の表面に傷が残ります。

対応
傷は時間の経過とともに目立ちにくくはなりますが、完全に消えることはありません。


G) 左右差

口角の上がり方に左右差が起こる。

対応
口角の上がり方に左右差が起こった場合、上がっている方の口角に合わせ、反対側の口角挙上を再度行い対応できます。
※ 但し、修正手術を行っても完全な左右対称にはならないことをご理解下さい。


H) 口角が上がり過ぎたと感じる

口角が上がり過ぎたと感じる場合、傷が柔らかくなることで多少の後戻りがありますので、経過をみて頂きます。

対応
6 ヶ月が経過しても、上がり過ぎだと感じる場合は、ご希望により口角に皮膚移植を行います。しかし、傷跡が残る為お勧めはしません。


I) 口角がまだ下がっている(挙上効果が足りない)

口角がまだ下がっていると感じる。

対応
口角がまだ下がっていると感じる場合、ご希望であれば再手術は可能です。
※ 2 回目の手術は、初回の手術より切開部が広がる為、初回よりも傷が長くなることをご了承下さい。


J) 感覚麻痺

口角部分の細かい神経を触る為、口角付近の感覚が麻痺したり、しびれを感じたりすることがあります。

対応
通常3~12 ヶ月程でなくなりますが、まれにしびれが残ることもあります。


K) 口唇の形が変わる

赤い口唇が厚く見えるようになる、口唇がめくれ上がってくる、または、口唇の外側が持ち上がって口唇の輪郭が変わるといった口唇の変形が起こります。

対応
この変化はこの手術に伴って起こるものです。


L) 口角の外側のしこり、膨らみ

口角の筋肉を短縮するため、皮膚の下を剥離します。筋肉を縮めたことによって、余った皮膚が膨らみとして残ることがあります。また剥離した傷が硬くなって、しこりになることがあります。

対応
傷が柔らかくなりますと、しこりは目立たなくなります。ケナコルト(ステロイド)注射にて対処します。
余った皮膚が原因でできた膨らみは皮膚を切り取ることで対応できます。
切除をした後は傷跡が長くなることをご了承下さい。


M) 口角のしまりが悪い

口角の筋肉を剥離したり、カットしたりするため、口角のしまりが一時的に悪くなり、水や食事が口角からこぼれることがあります。

対応
通常1ヶ月程で筋肉が回復したり、傷が縮んだりして口角がしまります。


N) 口角の突っ張り感

手術によって傷跡ができます。

対応
傷跡の組織は正常の皮膚や粘膜と比べると硬いため口を大きく開いた時に突っ張り感を感じることがありますが、日常生活に差し障りを生じるようなことはありません。




レーザートーニングのトラブル一覧


A) 水疱形成

シミやくすみに強く反応し、軽いやけどを起こすことがあります。
やけどを起こした箇所は赤みが続いたり水疱ができたりすることがあります。

対応
その場合は、炎症を抑えるステロイドクリームを処方致します。(無料)


B) 色素沈着

肌質により、レーザー照射部位に色素沈着及び、色素脱失が生じることがあります。

対応
色素沈着に対しては肌のメラニン生産を抑え色素を還元させるクリームを使います。


C) 肝斑が濃くなる

稀に、照射によって肝斑が濃くなる可能性もあります。

対応
トランシーノ(市販薬)やトランサミン(750㎎~1500㎎/日)の併用治療が基本となります。


D) 好転反応

新陳代謝が活発になることによって、肌内部に溜まっていた老廃物が出てきて、一時的にプツプツとニキビのようなものができる場合があります。

対応
1週間前後お待ち頂くと自然に引いてきます。


E) 効果が物足りない

シミの表面を穏やかに剥がす治療ですので、回数を重ねる度、徐々に(3~4回目から)効果が表れます。
※効果には個人差があります。症状によっては顕著な改善が見られない場合もあります。 

よくある質問


口角挙上のダウンタイムはどのくらいですか?
術後1週間程で落ち着いてきます。
術後の腫れは個人差ありますが、2~3 日目をピークに7~10 日間程で目立つ腫れはひいていきます。
口角挙上の傷は目立ちますか?
ほとんどわからない程度です。
引き上げるデザインにより、傷の部位や長さは異なります。 傷の赤みは数ヶ月かけて薄茶色から白っぽい線へと変化します。 特に赤い口唇に沿った傷は赤く盛り上がりやすく、落ち着くまで半年程かかることがありますが、その間お化粧でカバー出来る程度です。
口唇の手術後は痛いですか?
術後は痛み止めなどをお渡ししております。
術後は痛み止めなどを処方しております。
術後間もない時は触れたり、表情によって軽い痛みや違和感はありますが、日常生活に大きな支障はございません。
口角挙上の術後、違和感ありますか?
時間の経過とともに落ち着きます。
術後、会話や食事で口唇を動かす際、傷部分の硬さやつっぱり感など違和感を感じることがあります。
時間の経過や傷の馴染みと共に徐々に落ち着きますが、1~2カ月程かかることもあります。
使用する麻酔方法は?
患者様のご希望に合わせた麻酔を使用します。
当院では局所麻酔、笑気ガス麻酔、静脈麻酔+ラリンゲルマスク麻酔、全身麻酔がございます。
患者様のご希望をお伺いし、身体へのご負担を考慮した麻酔方法をご案内させて頂いております。

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