小切開法
小切開法は上まぶたの1 ~3 箇所を部分的に切開し二重をつくる手術です。
小さな切開で一重まぶたを二重に、二重の幅を広げるといったしっかりとした二重のラインを形成します。
【小さな傷痕】
上まぶたの1~3箇所を部分的に切開します。全切開の傷は25~30ミリに対し、小切開は5~10mm程です。
小さな切開線のため術後の傷痕が目立つことがありません。
【安定した二重】
皮下組織の処理をしっかり行うため持続的に安定した二重ラインができます。 糸で留める埋没法のように散れる心配がありません。
【すっきりしたまぶた】
小切開でまぶたの脂肪(眼窩脂肪)を除去することも可能です。腫れぼったいまぶたがすっきりとした二重に仕上がります。
1.二重を作るライン上を5mm~10mmほど切開します。
2.脂肪が多い場合は、脂肪を切り取ります。
3.傷口と腱膜がくっつくように縫い合わせます。
4.術後は皮膚と腱膜が瘢痕組織となって癒着します。
5.この傷口に沿って二重ができます。まぶたへの切開が短いので手術跡が目立ちにくく、術後の腫れも早い段階で治まるのが特徴です。
二重の手術には埋没法、小切開法、全切開法があります。小切開は埋没法に比べラインが取れてしまうことはなく、小さな傷痕、腫れが少ないことが特徴です。二重の仕上がりは埋没法とほぼ変わらないですが、ラインのくい込みを深くすることができます。
埋没法に比べると二重のラインは長く持ちますが、全切開法に比べると二重のラインが消失する可能性は高くなります。
「埋没法の術後に二重の線が消失した」「皮膚が厚い、脂肪が多い」といった方は小切開法が適しています。

よくある質問
希望される二重幅によっては腫れやむくみが長引くこともありますが、時間の経過と共に落ち着いてきます。
しかし、医師の技術や経験が乏しい場合に切開部分の境目に段差や凹みが生じる可能性もあるため、クリニック選びは重要になります。