プロテーゼの入れ替えは可能です。
プロテーゼの曲がりやズレ、大きさや形が気に入らない等の場合、プロテーゼの入れ替えは可能となります。
再度ご希望のデザインをお伺いし、新たなプロテーゼに入れ替えます。
術後1ヶ月程は強い刺激や衝撃にはご注意下さい。
術後間もない間は状態が安定していないため、強い衝撃には注意が必要です。
術後1カ月程度は頬杖や球技スポーツなど、アゴにかかる刺激や衝撃にはご注意頂き、安静にすることが大切です。
手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。感染が起きた場合は、内服薬の服用、抗生剤の投与、洗浄をおこないます。
また、感染がひどいケースでは、傷口の一部を再度切開し膿を出す必要があります。
術後半年以内の感染
内服薬の処方、抗生剤の投与、洗浄、切開処置は無料
術後半年以降の感染
内服薬1週間分 2,750円、抗生剤の投与1回 1,100円、洗浄1回 550円
切開処置
1回 88,000円
術後、傷の下で出血し大量の血が皮膚の下に溜まってしまい、こぶのように紫色に腫れ上がることがあります。
放置しておくと、皮膚が引っ張られ過ぎて血行が悪くなり皮膚が壊死する可能性があるため、早急に処置が必要になります。傷口の一部を再度切開し、溜まった血を排出する処置を行わせて頂きます。(無料)
術後の腫れや浮腫みがあると顎下から首のラインがすっきりしません。3~6ヵ月は経過を見てください。
顎下で切除できる組織には限界があります。顎の骨が小さい方(生まれつき顎が後退している・エラ削り後・上下顎骨切り後)では理想の顎下・首ラインを作ることが困難です。
取り残した組織が明らかな例では再度手術を行って残っている組織を処理します。
顎が小さい方では、顎プロテーゼまたは顎の骨切り前出し手術がおすすめです。
ペリカン再手術1回 165,000円
顎プロテーゼ・骨切り前出し 通常料金の10%割引
広頚筋より浅いところにある脂肪(皮下脂肪)をしっかり切除すると、皮膚表面に凸凹やへこみが生じやすくなります。また、皮膚が首の筋肉に張り付いたような外観になります。
そういった変形の修正は非常に難しいため、過度の脂肪切除を避けるように手術をさせていただきます。
それでも元々皮下脂肪が少ない、あるいは、顎下や首の皮膚のたるみが強い方では、デコボコを生じることがあります。
デコボコや凹みが目立った場合、へこんだ部分に脂肪やヒアルロン酸を注入することで多少の改善が見られます。また、症例によっては顎下の皮膚切除が有効なことがあります。
脂肪注入1回 110,000円
ヒアルロン酸注射 術後半年間 無料
皮膚切除1回 110,000円
手術操作の際に皮下脂肪の中を通る細かい知覚神経を引っ張って傷をつけることがあります。
そのため、麻痺やしびれが生じることがあります。個人差はありますがほとんどの場合、3~6ヶ月以内に自然に回復します。ごく稀に完全には元に戻らないこともあります。
手術操作の際、特に顎下腺を切除する際に、顔面神経を引っ張ることになります。
そのため、下口唇や口角を動かす表情筋の動きに麻痺が出ることがあります。片側で麻痺がおこると、口元のゆがみが目立ちます。
麻痺は通常1か月から半年で自然回復します。しかし、ごくまれにそれ以上回復が遅れたり、麻痺が一部残ったりします。
左右差が目立つ場合は、左右のバランスを整える目的で麻痺が出ているのとは反対側にボトックスを注射させていただきます。(無料)
内出血ができることは珍しいことではありません。通常3週間程度で内出血は消失します。
稀に、内出血の血液の分解産物の色が皮膚の中に残って、茶色の色素沈着が続くことがありますが、6~12ヶ月で色は薄くなっていきます。
切開部の傷が赤く盛り上がる場合があります。ステロイドを注射することにより、傷を平らにする効果が期待できます。
ステロイド注射の効果が見られない場合は、傷を切り取って縫い合わせる処置を行わせて頂きます。
ケナコルト(ステロイド)注射1回 1,100円
※十分な効果が得られるまで、1ヶ月間隔で繰り返さなければならない場合があります。
ステロイドの副作用として、皮膚や傷が凹む、細かい血管が浮き出るといったことがあります。
傷跡の切除1回 55,000円
※ただし、再発する可能性が高いため、放射線治療の併用をお勧めします。放射線照射は術後すぐに始める必要があります。
(放射線治療は他院へご紹介させて頂きます。なお、治療費はご本人様負担となります。)
出来るだけ丁寧に縫合しておりますが、肌の性質により傷跡の段差や凹みが起こる場合があります。
傷跡の段差や凹みが起こる場合は、CO2レーザーを照射し、削って滑らかにする、ぼかす等の処置を行わせて頂きます。レーザー処置後は、治療部位に赤みが3ヶ月程残ります。
レーザーで修正できない程の大きな段差や凹みは、傷を切り取って縫い合わせる処置や真皮移植を行わせて頂きます。
CO2レーザー照射1回 11,000円
傷を切り取って縫い合わせる手術1回 55,000円
真皮移植 初回 77,000円 2回目以降 55,000円
顎下切開部の皮膚を引っ張りながら顎下の組織の切除を行うため、創部の皮膚が挫滅され壊死し黒いかさぶたになることがあります。
喫煙・術後の強い腫れ・大量の血液がたまるといったことがあると剥離した皮膚の血行が悪くなり、壊死の危険が高くなります。皮膚が壊死した場合は、状態により必要な処置をいたします。
ほとんどのケースでは壊死の範囲が小さいので、周りの皮膚が伸びてきて傷がふさがるのを待つことになります。
その間、傷の治りを早める軟膏や被覆材をお渡ししますので、指示に従ってご使用ください。
大変まれなことですが、壊死範囲が非常に大きいときは皮膚移植(頭から採取が好ましい)が必要となります。
壊死部分の傷がふさがると、赤黒い傷跡になります。傷跡は半年かけて徐々に白くなっていきます。
顎下腺を切除した断面から唾液が漏れて、傷の中にたまることがあります。
唾液の分泌を抑える目的でボトックスを注射します。
ボトックス片側 回 11,000円
顎二腹筋やそれに隣接する顎下の筋肉は嚥下(ものを飲みこむ)の際に働く筋肉です。
顎二腹筋に手術侵襲を加えると一時的に物が飲み込みにくくなります。
通常3か月ほどの経過により筋肉の炎症がおさまると飲み込みづらさも回復します。
顎下腺を切除すると唾液の分泌量が減少するため口が乾きます。特に切除部から唾液が漏れるのを防ぐためにボトックス注射をすると口の渇きが強くなります。
1ヵ月程度、長くて3ヵ月の経過でボトックスの効果が弱くなる、また、残った唾液腺からの分泌量が増えることによって口の渇きはおさまります。
手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。
感染が起きた場合は、内服薬服用や抗生剤の投与を2 週間続けて経過をみます。
それでもおさまらない場合はプロテーゼを抜去します。再挿入は抜去から3 ヶ月以降に行います。
大変稀なことではありますが、プロテーゼを固定するための金属(プレートやスクリュー)が感染の原因となる場合があります。その際は、金属の抜去が必要になります。
稀にプロテーゼに対して異物反応(アレルギー反応)を起こす場合があります。
プロテーゼに対して異物反応(アレルギー反応)を起こす場合はプロテーゼを抜去します。
術後に傷の中で出血して血が溜まるとアゴや首が紫色に腫れ上がります。血が溜まったままにすると化膿したりしこりを作ったりするので早目の処置が必要です。
再度、傷を開け溜まった血を排出する処置をします。
アゴから下口唇下アゴの歯茎にかけて知覚が鈍くなったり、プロテーゼを入れるポケットを作る際に知覚神経の近くを剥離して神経をひっぱるため、しびれたりします。
個人差はありますが、ほとんどの場合1年以内に治まります。まれに、感覚が完全に元通りには戻らないこともあります。
アゴの筋肉は強いため、その筋肉の動きにプロテーゼが押されて、手術で作ったポケットの中でプロテーゼが安定する前にずれてしまうことがあります。また、長い経過のうちにずれてくる可能性もあります。
術後半年以内にプロテーゼの明らかなずれが認められた場合は、プロテーゼ抜去あるいはプロテーゼの位置の調整を行い修正します。
※再手術でプロテーゼの伝達を調整する場合、プロテーゼがずれるのを防ぐために、ドリルで下アゴの骨に穴を開けてプロテーゼを縫い付けたり、スクリューで固定したりする必要があることを御了承下さい。
元々アゴが顔の軸からずれている人も少なくありません。その場合は、プロテーゼが顎の骨の正中からずれて固定されてしまうことがあります。
プロテーゼが正しい位置に入っていても偏りが強調されて見えることがあります。
アゴが正中からずれていると感じることがあります。
原因がプロテーゼのずれの場合は、上記のE)に準じて修正させて頂きます。
しかし、元々アゴが顔の軸からずれている人も少なくありません。プロテーゼが正しい位置に入っていても偏りが強調されて見えることがあります。
骨が原因の場合は、修正することは困難です。
プロテーゼの位置をずらすことで調整できる場合は、できる範囲で修正手術をさせて頂きます。
顎が大きすぎる、又は、小さすぎるといった期待していたイメージと違う結果になることがあります。
① 大きすぎると感じる場合、プロテーゼ抜去、又は小さいプロテーゼへの入れ替えで修正させて頂きます。
② プロテーゼが小さすぎると感じる場合、大きいプロテーゼへの入れ替え、ヒアルロン酸注入、脂肪注入で修正させて頂きます。
アゴにプロテーゼを入れることによって、アゴの筋肉による梅干しジワが消えることもありますが、多くの場合は消えません。
ボトックスを注入することをおすすめします。
長年に渡るプロテーゼの圧迫によりアゴの骨が吸収されて骨の表面に凹みができることがあります。
通常は問題になりません。
手術後、アゴに異物感を感じることがあります。
時間の経過とともに異物感は無くなりますが、どうしても気になる場合は、抜去させていただきます。
手術中、口を大きく開ける器具を使用する為、口唇の火傷、すり傷、色素沈着が起こることがあります。
ほとんどの場合、自然に治まります。
色素を薄くするハイドロキノンクリームや肌のターンオーバーを早め、新たな皮膚を再生させるトレチノイン+ハイドロキノンクリームを必要に応じて処方します。
アゴに入れたプロテーゼやプロテーゼを固定するためのスクリューは画像に写ります。しかし、CT やMRI の検診を受けて頂くことに支障はございません。
レントゲン・CT・MRIいずれの検査も問題なく受けていただけますが、プロテーゼはCT・MRIに、固定金属はレントゲン・CT・MRI全てに写ります。
固定の強度を増すために使用したスクリューは、どうしても気になる場合、抜去が可能です。
李 政秀医師の症例解説
李 政秀医師のコメント
今回のモニターの方のように、比較的下顎全体の骨格のラインは出ているのに顎下の膨らみが強い方は、その原因が皮下脂肪ではない可能性があります。
この場合の原因は、広頚筋という顎下の筋肉の緩みとその奥にある広頚筋下脂肪や顎下腺のボリュームにあります。
ペリカン手術では、この広頚筋下脂肪や必要に応じて顎下腺の一部を切除し、さらに広頚筋を縫縮し引き締めます。
顎下の脂肪吸引では効果があまり実感なかった方でも劇的に変化するため、とても喜んでいただけます。
欠点は顎下を2〜3cm程度切開する必要があることですが、この傷は時間経過でかなり目立ちにくくなるのと、顎下の膨らみが無くなった事で下から覗き込まないと見えない位置になります。
今回のモニターの方はEラインを整えるためにオーダーシリコンプロテーゼを顎に挿入しましたが、それによりさらに顎下のラインがすっきりしたと思います。