愛らしい印象を与えるタレ目になりたいと望まれる方が増えています。つけまつ毛の位置を変えてみたりアイラインを下げて引いてみたりと、「タレ目メイク」をしているという方も多いでしょう。
実は、整形によって理想的なタレ目を手に入れることもできるのです。今回は、タレ目をつくる「グラマラスライン」という施術とそのメリットについてご紹介します。
▼グラマラスラインとは
グラマラスラインとは、「下眼瞼下制術」「下眼瞼拡大術」とも呼ばれるものです。その名の通り下瞼のラインを下げて、目を大きく見せる施術を行います。
施術には、切る方法と切らない方法があるため、まずはそれぞれの方法を見てみましょう。
切る方法には「結膜切開法」と「皮膚切開法」の2種があります。いずれも後戻りの可能性も低い施術方法なので、形をきちんと保ちたいという方にオススメです。
「結膜切開法」は、下瞼の内側の結膜を切開し余分な皮膚を切り取った上で縫合するというものです。切開するのは下瞼の内側なため、傷が目立ちにくいという特徴があります。
もうひとつの「皮膚切開法」は、結膜切開法の施術に加え、下瞼の皮膚も切開するというものです。切開部分を縫合するため、その後の抜糸のための通院も必要となります。
切らない施術法には「埋没法」というものがあります。下瞼の内側の結膜側から糸を通して、下げたい位置で調整した瞼と黒目の外側を糸で留めるという方法です。こちらも施術は眼の内側に行うため、傷跡が目立ってしまう心配はありません。また、切らずに済むため、施術は30分ほどで完了し、洗顔も手術当日から可能です。
比較的気軽に行える施術である一方、元に戻ってしまう可能性も少なからずあるという点も忘れてはなりません。
瞳は人の第一印象を決めるとも言われる重要なパーツです。そのため、眼の印象がきつい、眼が小さいことに悩んでいるという声も多く聞かれます。前述のグラマラスラインの施術をすることで、そうした眼の悩みをクリアにすることができるのです。具体的には、以下のようなメリットが考えられます。
・ツリ目を柔らかい印象に
・眼を大きく見せる
・眼を優しい印象に
・まつ毛が外向きになるため、眼の印象が強まる
・白目の面積が増えるため、黒目を大きく見せる効果のあるカラーコンタクトとの相性がよくなる
・まつ毛のキワに皮膚が余るため、涙袋も自然と大きくなる
グラマラスラインを行うと、眼自体が変わるだけでなく、まつ毛や涙袋など、眼を華やかに魅せるさまざまなメリットが考えられるのです。
グラマラスラインの施術は、傷あとが残らないだけでなく、下瞼を下げる位置の調整も可能となります。そのため、優しい印象を優先したい方は黒目と目尻の間を下げたり、大きさにこだわりたい方は黒目のすぐ外側を下げたりと、好みに合わせてデザインを考えてみるのもよいでしょう。
まずはクリニックでよく相談をした上で、自分の希望を叶えるのに適した施術法を選ぶようにしましょう。
「目を見ればその人がわかる」と言われるほどに、目は顔の印象を左右する重要なパーツです。特に、一重と二重とでは大きく雰囲気が異なりますから、美容整形で二重まぶたにしたいという方も多いでしょう。二重にする施術には、主に「埋没法」と「切開法」がありますが、どのような違いがあるのでしょうか?施術法の違いから仕上がり、リスクや注意点まで詳しく比較してみましょう。
埋没法と切開法の一番の違いは、手術の際に切開するかしないかという点です。これによって、施術時間や効果の持続期間が異なるだけでなく、埋没法は切開法の半額以下であるという点も大きな違いだと言えるでしょう。しかし、もともとの目の形や理想の目は人それぞれなので、自分に合った美容整形法を選ぶためにも、それぞれの特徴を知っておくことが大切です。
また埋没法にも「瞼板法」と「挙筋法」がある。
まずは、メスを使わずにできる「埋没法」から見てみましょう。埋没法は、切開せずに行うことができるため、施術は約10分で完了します。さらに手術の当日から洗顔やシャワーができ、手軽さが特徴。学校や会社を休みにくいという方でも、休日を利用して行うことができます。また、患部は縫ってあるだけなので、術後にやはり元に戻したいという要望や、手術をやり直したいという時にも柔軟な対応が可能となります。
手術方法は髪の毛よりも細い特殊な糸をまぶたの裏側に結びつけて二重を形成するというもので、糸を通す場所によって「瞼板法」と「挙筋法」のふたつに分けられます。瞼板法は瞼板という軟骨ほどの固さを持つ組織に糸を結う方法で、挙筋法は瞼板の上にある挙筋に糸を結う方法です。
このふたつの方法は単純に糸を結う場所が違うだけのように思えますが、瞼板と挙筋は役割や性質が異なるため、仕上がりにも影響するのです。瞼板がある程度の固さを持っているのに比べ、挙筋はやわらかいため、固定力が弱く糸が緩んで元に戻りやすくなってしまうというデメリットがあります。また、挙筋はまぶたを開ける役割を担っている組織なので、そこを糸で締め付けてしまうことで、目が開けづらくなってしまう可能性も考えられるでしょう。
さらには、構造上、挙筋は瞼板の奥に位置しているため、手術の際の二重の幅の調整が難しいのです。そのため、予定以上に広くなってしまったり、術後の腫れがなかなかひかなくなってしまったりするという懸念もあります。奥の方に位置していることで、術後に埋没糸を取り出すことが難しく、再手術が必要になっても行えなくなってしまったというケースもあるようです。万が一、元に戻したくなったり、手術をやり直したくなったりした時にできないというのは、大きなデメリットだと言えるでしょう。
一方の瞼板法はこうした心配が要らないため、挙筋法に比べると効果が持続する期間が長く融通の効く方法です。ただし、施術の仕方や担当する医師の腕によっては、術後に糸が瞼板に食い込んだり、糸が瞳を傷つけて炎症を起こしてしまったりしたというケースも報告されています。
しかしこれらの問題は、糸を瞼板の中に通したり結び目を皮膚内に埋め込んだりする方法を採ればクリアできるものでもあります。まずはこうした技術を持っているクリニックを選ぶことで、術後に理想の目元になるように準備していきましょう。また、瞼板法と挙筋法の糸は永久的に癒着するわけではないので、どうしてもラインが薄くなったりなくなったりするリスクがついてくることも念頭に置いておきましょう。
前述の通り、埋没法の中でも特に手軽な瞼板法でも注意点があることがわかりました。中でも、「ループ固定」という方法が仕上がりを左右します。
ループ固定とは、施術の際の糸の留め方のことです。埋没法の施術の際には、希望する二重のラインに合わせてまぶたに針通しの穴を開けて、瞼板か挙筋のいずれかに糸を通します。その際、一般的な方法では糸を何本も使いますが、1本の糸をループ状に通して固定すれば腫れや痛みといった目の負担を軽減しながら、取れにくい安定感のあるラインをつくることができるのです。これがループ固定です。
また、通した糸は2点、3点、4点のいずれかで留める方法が主流ですが、点数によってもメリットとデメリットが異なります。もっとも少ない2点留めを選べば、腫れや痛みが少ないことに加え料金も安くなります。留める点数が増えるほどに患部も増えるため、術後の腫れは強くなりますが、一方で二重のラインを調整しやすくなり、固定させやすくなるなどの効果が高まります。部分的な施術の場合は少ない点数で、二重のラインをしっかり出したい時には点数を増やして留めると良いでしょう。
埋没法は手軽さが魅力ですが、切開をしていないため、時間の経過とともにだんだん幅が狭くなったりラインが取れてしまったりする心配がぬぐえません。また、糸が取れてしまったからと言って何度も繰り返して手術できるわけではないのです。
埋没法の再手術は、多くても3〜4回が限度だと考えておくと良いでしょう。繰り返すほどにまぶたの中に糸が溜まり目に負担を与えてしまうことがあるからです。また、まぶたに糸が溜まることで異物感を感じるようになったり、二重のラインが決まらなくなったりすることもあります。特に、まぶたが厚い方や幅の広い二重をつくった方、花粉症やアトピーがあり目をよく擦る方などは目の負担が大きいため、戻りやすくなっています。
このように埋没法を繰り返しても元に戻ってしまう方は、最終的に切開法にたどりつくケースがほとんどです。持続する二重を手にいれたいという方は、やはり切開法を選択するのが良いでしょう。
埋没法とは異なり、メスを使って二重を形成するのが「切開法」です。理想的な二重が手に入るだけでなく、目の上の脂肪を除去することもできるため、腫ぼったい印象の目元に悩む方や埋没法では難しい幅広な二重を希望する方にとっても嬉しい施術法です。
施術の際は、カウンセリングをした上で二重のラインをデザインし、まぶたの皮膚に局部麻酔を打って切開をします。脂肪が多い場合には、眼瞼内脂肪やROOF(ルーフ)と呼ばれる眉下の皮下脂肪の塊を切除した上で、二重のラインに合わせて皮膚と挙筋腱膜、瞼板前結合組織、瞼板という上まぶた一帯の組織を固定して縫合します。これらを癒着させることで、一重を二重にしたり、二重の幅を広げたりします。この時の縫合方法は、中縫いではなく表抜いなので、埋没法のように糸が残ってしまうというリスクはありません。中縫いをする方法もありますが、この時に使う糸は非吸収なので異物がそのまま残ることになってしまうためオススメできません。また、吸収糸であっても目がゴロゴロしてしまうことがあるので注意しておきましょう。
施術は30分程度で完了し、手術から1週間後には抜糸のための通院が必要になります。メスを使って切開しているため、手術当日は血流が良くなりすぎないよう湯船に浸かるのは控えるなどの注意が必要です。術後1週間ほどは強い腫れが続くため、アイシングや安静にして過ごすことを心がけましょう。
切開法は二重が続くところがメリットですが、メスを使う手術だからこそ、事前に正しい知識を得ておくことが大切です。
特に、「アイプチのしすぎでまぶたの皮膚が伸びてしまった」「まぶたの皮膚が厚いのが気になる」という理由から切開法を選ぼうとする方が多くいます。しかし、まぶたの皮膚を切除するにはデメリットもあるということを忘れてはいけません。
まぶたの皮膚は、下側が薄く上側が厚いつくりになっていますが、切開法の手術の際は、二重のラインをつくる箇所を切開することになるため、どうしても下の方の皮膚を切除することになります。すると、もともと薄めのつくりになっている下側の皮膚を切除した上で厚いままの上側の皮膚を縫合することになります。そうすると縫い合わせた部分に段差ができたり、上側の皮膚が折れ曲がったりして、不自然な仕上がりになってしまうことがあるのです。切除したことで、せっかくつくった二重のラインの上にさらにラインができて三重になったり、二重のラインの端が二股になってしまったりしたケースも稀に見られます。
また、術後に二重の幅を修正する手術を受けようと思った場合、皮膚を切除した箇所に再度メスを入れなくてはならなくなってしまいます。そのため切除できる皮膚の量を考慮すると、できる手術に制限が出てきてしまうこともあるのです。
安易に切ってしまわずに、まぶたの厚さが気になるのはどの部分なのかなどをあらかじめ医師に相談し、本当に切除が必要かどうかを見極めるようにしましょう。また、アイプチを使っているせいでまぶたが伸びてしまったと思っていても、肌が荒れてシワになっていることが多いため、実際はそこまで皮膚が伸びているわけではないことが多いようです。
まぶたを端から端まで切開するのは、どうしても大掛かりな手術になってしまいます。そんな時のために、部分的な切開で済む「小切開法」という方法もあります。
小切開法はまぶたの中央部を1〜3箇所ほど切開して行われる手術です。希望する二重のラインに沿って切開したら、全切開と同様に脂肪が多い場合は切除します。その後は切開した部分と挙筋がくっつくように縫合をしたら完成となります。
全切開法を行った際にできる傷の長さが25〜30ミリなのに対し、小切開法の傷は5〜10ミリ程度で済みます。施術時間も全切開に比べると10分ほど短く終わらせることができ、術後のダウンタイムや腫れなども抑えることができます。全切開に比べると手軽でありながら、元に戻ってしまう心配がないというメリットも持ち合わせた方法なのです。
この小切開法は、全切開は心配だという方の他に、以前行った埋没法の効果が薄れてしまったという方にも受けやすい施術になっています。ただし、以前埋没法を行ったことのある方が小切開法を行う場合、埋没法を行った時とは仕上がりが変わる場合もあります。というのも、小切開法は全切開と同様に余分な皮膚やROOFも切除することができるため、まぶたに悩んでいる方は合わせて施術することが可能になるからです。
また、埋没法で施した二重のラインが薄くなっている方が行えば、切開法ならではのくっきりとした二重のラインを手に入れることもできます。
埋没法と切開法について詳しくご紹介しましたが、術後に元に戻したくなったり修正手術を受けたくなったりした時のための施術についても見てみましょう。
埋没法の挙筋法を選んだ場合には、挙筋を糸で押さえてしまうためにまぶたが開きにくくなってしまうケースがあるとご紹介しました。これは「眼瞼下垂」と呼ばれる状態です。
目を開いた時に黒目が7割見えると一般的な目の大きさ、9割だといわゆる大きな目という印象を与えることができます。ところが、5割ほどしか開かない場合は眠そうな印象になってしまいます。挙筋はまぶたを持ち上げる働きをしていると述べましたが、その役割を果たす筋肉を眼瞼挙筋と言います。眼瞼挙筋は目の奥上から伸びていて、挙筋と瞼板につながっています。この眼瞼挙筋は、交感神経が緊張することで縮み、ミュラー筋という筋肉がまぶたを持ち上げているという仕組みになっています。
挙筋法によるもの以外にも、まぶたをこすったことで挙筋が剥がれてしまった場合や加齢が原因になる場合もあるため、誰にでも起こりうるものだと言えるでしょう。まぶたが開きにくくなったことで眼精疲労や頭痛、肩こりが起こることもありますが、眼瞼下垂の手術をすることでこれらが軽減されることも多々あるようです。施術方法は、上まぶたの眼瞼挙筋を縫って縮めることで開く力を強くするという方法です。これを行うことで目の縦幅が広がって目元の印象が良くなるだけでなく、視界も広がります。
仕上がった二重を修正したいという場合の手術も行うことができます。埋没法の場合は、基本的には糸を抜けば再手術を行うことができます。1年以内の手術であればより行いやすくなります。また、二重は、幅の修正以外にも、かたちの修正を希望される方もいます。例えば平行な二重を希望したのに末広型になってしまったという時には、埋没法や切開法だけでなく、目頭切開で蒙古ひだを調整することで理想の目元が叶うというケースもあるでしょう。
二重まぶたの施術について、じっくり比較してみました。施術は、埋没法と切開法という、メスを入れるか否かの違いだけでなく、それぞれの方法の中でもさらに細かく分けられることがわかりました。一見手軽そうな埋没法であっても、挙筋法は固定しにくくなってしまったり、たとえ瞼板法を選んでも残った糸によるトラブルが起こる可能性はゼロではなかったりするという点には、十分に注意が必要です。ループ固定を行っているかをクリニックに訊ねてみるのもひとつの方法です。
また、まぶたの皮膚は上側が厚く、下側が薄くなっているというつくりについてもよく理解しておく必要があるでしょう。切開法の際にまぶたの下側の皮膚を切除してしまうと、仕上がりにも大きく影響してしまうことを述べましたが、これは埋没法においても注意しなくてはならない点です。というのも、埋没法で幅広な二重をつくろうとした場合、糸を埋めるのはまぶたの上部の皮膚が薄い箇所になります。すると、瞼板法であっても挙筋法であっても糸の固定は弱くなってしまい、埋没法では幅が広い二重をつくることはできても、それを持続させることが難しくなってしまうのです。
このように、持続性はもちろんのこと、理想の目のかたちにも注目しておくと、より施術法が選びやすくなるでしょう。ひと口に二重と言っても、かたちは多彩でそれぞれに印象も異なります。日本人にもっとも合うかたちと言われている末広タイプは、年齢を問わず受け入れられる自然な雰囲気が魅力です。このかたちであれば、埋没法でも元に戻ることなく施術を行えるという特徴があります。
一方、幅の広い平行な二重をつくるには埋没法よりも切開法の方が良いでしょう。幅が狭いタイプの平行二重であれば、二重の施術に加えて目頭切開が必要になることもあります。黒目の9割以上が見えているという大きくて人形のようなパッチリ目を目指したい場合には、目を開く力が弱いという方は特に前述の眼瞼下垂の手術も検討してみる必要が出てくるかもしれません。
それぞれの方法はどれが良いとは一概には言えないからこそ、信頼できるクリニックで行いたいものです。まずはカウンセリングを受けて、不安を払拭することからはじめてみてはいかがでしょう。
LS(顔)-011 二重の美容整形は瞼の厚みを考慮する?テレビや雑誌などの影響もあり二重まぶたがブームになっていることから、二重まぶたの美容整形を希望する人が増えております。しかし、ひと口に「二重」と言っても、形や幅はさまざまです。整形の際はまぶたの厚みや蒙古襞にも考慮して行う必要があるのでしょうか?今回は美しい二重まぶたの形についてご紹介します。
二重まぶたには、さまざまな形や幅があります。まずは、どんな種類があるのか見てみましょう。
・末広型
目尻にかけてだんだん広がっていく二重のことです。日本人にもっとも合うと言われる形で自然な仕上がりになります。ナチュラルメイクをする人に合う二重でもあります。
・奥二重
一重と二重の間という印象の奥二重。ただし、一重に比べると目が大きく丸い印象になるので、さりげなく目を大きくしたいという方に最適です。顔全体の印象を変えたくないという人にとっても良い方法だと言えるでしょう。
・幅が広くて平行
幅が広くて平行タイプの二重は、華やかでハーフのような印象をつくることができます。二重の幅を広く平行にすることで目を大きく見せることができ、つけまつげやアイラインなどしっかりしたアイメイクとの相性も抜群です。若い女性からの支持率が高い二重です。
・幅が狭くて平行
一方、平行ではあるものの、幅が狭い二重もあります。幅が広い平行二重に比べると華やかさは劣りますが、大人っぽさや上品さを演出することができます。素顔でも大きな目に見せることができます。
・パッチリ目
黒目がまぶたに覆われている部分が少なく、90〜100%しっかりと見える状態なのがパッチリ目です。人形のような大きな目をつくることができます。
二重まぶたにさまざまなタイプがあることがわかったところで、施術法にはどのようなものがあるのか見てみましょう。
・埋没法
埋没法は、メスを使わずに二重にすることができる施術法です。局部麻酔を打ったら、まぶたの表面から裏側まで特殊な糸を通し、二重のヒダを作って固定するというものです。この時、1〜2カ所で糸を留める方法が主流ですが、最近は数カ所で固定する方法もあり、術後糸が取れてしまうのを防いでくれます。手術は10分ほどで終了し、しばらくアイシングをして冷やしたらそのまま帰宅することができます。アイメイクも3日後から行うことができるなども特徴です。
この方法は、主に、まぶたのたるみが多く皮膚が被っている方、幅の広い二重をつくりたい方、目頭もしっかりと幅のある二重にしたい方に適しています。
・部分切開法
こちらは部分的な切開で二重をつくることができる施術です。埋没法だと時間が経つほどに二重の幅が狭くなってきてしまったり取れてしまったりする心配がありますが、こちらの場合はその心配がありません。
施術の際は、局部麻酔を打った上で、希望する二重のラインの箇所を1〜2㎝切開し、まぶたの脂肪や筋肉を切除して縫合します。施術時間は約20分。強い腫れは術後1週間ほど続きますが、入院の必要がなくシャワーも当日から浴びることができます。抜糸が済んだらメイクもいつも通り行うことができます。
この方法は、過去に埋没法をしたけれど取れてしまった方や、ダウンタイムは抑えたい方などに向いています。
・全切開法
部分切開法が2㎝以下の切開なのに対し、全切開法で切開するのは2〜3㎝ほど。まぶたの端から端までを切開します。部分切開では対応しきれない腫れぼったさもこの方法で対処することができます。
施術の際は局部麻酔を打ち、希望する二重のラインに沿って上まぶたを切開します。この時、部分切開と同様にまぶたの脂肪を切除しますが、部分切開では眼窩脂肪しか切除できないのに対し、全切開では切開線が広いため「ROOF」と呼ばれる眉下の方の脂肪も切除することができます。そのため部分切開より目元をすっきりさせることが可能となるのです。そして二重のラインを固定したら縫合して完了となります。
こちらの施術にかかる時間は約30分。切開はしていますが、入院する必要がなく手術当日に帰宅することができ、抜糸後はアイメイクなどもできます。こちらの施術は、幅が広い二重にしたい方やまぶたが非常に厚く腫れぼったいという方にオススメです。
上記でご紹介した方法が二重をつくる主な美容整形法ですが、一度これらの施術を行った後に形を修正するための手術を行うことも可能です。以下のような方法がありますが、前回の手術から6ヶ月以上間を空けなくてはならないので注意しましょう。
・幅を広げるための修正手術
新しくつくる二重のラインをデザインした後に局部麻酔をして切開します。前回の手術でできた二重のラインの癒着を切り離し、解除します。必要に応じてまぶたの脂肪を切除したらまつげ側の皮膚とまぶたの組織、眉毛側の組織を縫い合わせたら新たな二重のラインが完成します。前回の手術でつくったラインはなくなっているので、三重になってしまうことはありません。
・二重の幅を狭くするための修正手術
二重の幅を狭くすることも可能です。その場合、まずは局部麻酔をして皮膚を切開。前回の手術でできた切開線を含め、まつげ側の皮膚を切除します。もし前回の手術の際の癒着が見られたらその部分を解除し、余分なまぶたの脂肪を切除します。新たな二重のラインに合わせてまつげ側の皮膚とまぶたの組織、眉毛側の皮膚を縫合したら完了となります。
二重の美容整形には幅や形を修正する手術もあることがわかりましたが、できれば最初から自分に合った二重にしたいものですよね。人によってまぶたの厚みや目の印象はまちまちですが、どうすれば自分に合った目元を手にいれることができるのでしょうか。以下では、自分に合った二重を見極めるコツをご紹介します。
・蒙古襞がある場合は末広型が最適
蒙古襞とは目頭を覆うヒダのこと。蒙古襞がある状態で二重をつくると目頭側のラインは蒙古襞に埋もれてしまい末広型になります。日本人の7割は蒙古襞があるので、元の目に合わせて二重をつくろうとすると末広型が一番なじむようになっているのです。
埋没法を駆使して蒙古襞を超えて幅広の二重にすることもできますが、元に戻りやすくなってしまうため目頭切開などで蒙古襞を切除した上で行うと良いでしょう。ただし、蒙古襞を切除すると目と目の間が狭くなります。目が離れている人の場合は蒙古襞を切除するとバランスが良くなりますが、もともと目が離れていない人が行うと、寄り目になってきつい印象となってしまうので注意が必要です。
・もともとまぶたが厚い場合、幅広の二重にすると余計厚ぼったくなることも
蒙古襞のほかに、まぶたの厚みにも注意が必要です。上まぶたは上の方が厚く、下にいくほど薄につくりになっています。もともとまぶたが厚い人はこの厚薄差が強い傾向にあるため、無理して幅の広い二重をつくると上の方の分厚い皮膚が折れ曲がって余計に分厚い印象となってしまうことがあるのです。こうした方の場合は末広型にした方がパッチリとした印象になることができます。
・まぶたの開きが悪い人が幅広の二重にすると眠そうな印象に
まぶたの開きが悪い人が眼瞼下垂手術を行わずに二重の手術をしてしまうと、眠そうな印象が増してしまうことがあります。二重のラインの下が膨らんでしまうためです。こうした方は、ラインを狭くすればまつげの生え際を覆っている皮膚が持ち上がり、まぶたの開きも良くなります。
・まぶたが厚く開きが悪い人の場合は、二重ラインが途中で途切れることがある
まぶたが厚い上にまぶたの開きが悪い人は、二重のラインが美しくでないことがあるため要注意です。無理に幅広な二重ラインをつくると、ラインの上に皮膚が被ってしまい、まつげの生え際を覆ってしまうことがあります。まぶたの膨らんだ部分は二重のライン下の皮膚なので脂肪切除と同じように取ることはできません。たとえ皮膚を切除したとしても今度は二重の幅が狭くなってしまいます。
幅広な二重を希望する方が多くいますが、場合によっては逆に目の印象をぼやけさせてしまうこともあるので注意しましょう。自分に合った目元をつくるために、まずは医師に相談し施術方法やデザインを決めることが大切です。
口角挙上-024 涙袋形成の美容整形は失敗しやすい?原因や解消方法とはヒアルロン酸注入による涙袋形成は、手軽にぷっくりとした涙袋をつくることができます。メスを入れることなく行えることから手軽な美容整形だと言えますが、ごく稀に失敗してしまう方もいるようです。今回は、涙袋形成の施術と失敗する原因についてご紹介します。
涙袋とは、笑ったりした時に目の下にできる袋状のふくらみのことです。女優やモデルにも涙袋を持った人が多く、魅力的な女性の象徴として重要なポイントとなっています。目元の施術ですが、メスを使わずにヒアルロン酸を注入するだけで行うことができます。
具体的な施術の流れは、まず医師とのカウンセリングからはじまります。相談した上で形成する涙袋のデザインを決めたら、麻酔クリームを目元に塗ります。そして極細の注射針で目の下にヒアルロン酸を注入していきます。この時、少量ずつ注入していくので、鏡を見て相談しながら施術を進めることができます。例えば「周りの人に知られたくないので少量に抑えておきたい」、「縦幅を出したい」、「主に外側を膨らませてほしい」などの要望を伝えておけば、それに合わせて施術を進めてもらえます。この時に注意しておきたいのが、縦幅を広くするとたるみのように見えてしまい、外側はもともと涙袋があまりない箇所であるためつくりにくいということです。人工的な涙袋になってしまわないよう、医師の意見を聞きながら進めていきましょう。
こうして施術は10分ほどで完了。その後は5〜10分ほど施術部分を冷やしましょう。冷やすことで、腫れや痛みを抑えることができます。ヒアルロン酸の注入のみなので、入院の必要はなくそのまま家に帰ることができ、施術の直後からメイクや洗顔もできます。ただし、血流がよくなると腫れやすくなってしまうため、当日の入浴は避けてシャワーのみにしておきましょう。翌日からは通常通りの入浴も可能です。また、当日は激しい運動も控えておきましょう。
目袋整形の美容整形は入院の必要がなく、施術当日から洗顔やメイクを行うことができます。他の施術に比べると手軽なことが窺えますが、どのような失敗事例があるのでしょうか。以下で見てみましょう。
・内出血
涙袋形成の施術は痛みや腫れが比較的少ないですが、時に起こるのが内出血です。内出血が起こるのはだいたい10人に1人程度の割合で、原因は施術の際に針が偶発的に当たってしまうことです。施術の際には目の下の眼輪筋というところに注射を打ちますが、この部分は非常に皮膚が薄く、毛細血管が張り巡らされています。そのため血管を傷つけやすくなっているのです。
軽度の内出血であれば1週間程度で消えますが、内出血が強く出ていると消えるまでに2週間ほどかかってしまうこともあります。コンシーラーやファンデーションで隠すこともできるので患部が目立ってしまうことはありませんが、入浴や運動のほか、できればお酒も控えるなどして血流が良くなりすぎないように気をつけましょう。
・左右の膨らみに差ができた
ヒアルロン酸の注入量が左右で異なっていたために、涙袋の大きさに差ができてしまうという失敗例も見られます。これは明らかに医師の技術不足が原因です。また、ヒアルロン酸は次第に体内に吸収される性質を持っていますが、その吸収量が左右で異なっている場合にも差が生じてしまうことがあります。これに関しては術前にはわからないので、均等にするために再度注入するなどして様子を見ましょう。
・仕上がりが大きすぎる
ヒアルロン酸は、多くても片方に0.5cc、両方で1ccあれば十分とされています。ところが、最近の芸能人は涙袋が大きい人が多いことから、それを真似て大量の注入を希望する方が見られます。そのため、不自然に大きな涙袋になってしまったという事例が増えています。涙袋は大きすぎるとかえって老けて見えてしまうことがあります。その人の顔立ちに合わせた涙袋をつくることが大切なので、自分に合ったデザインにすることを優先しましょう。
・ヒアルロン酸の注入前と変わらない
大きすぎる涙袋になってしまう人がいる一方で、注入前と変わらないという方もいます。これは、注入量が少なかったり、使用したヒアルロン酸の種類によって涙袋が大きくならなかったりしたことが原因です。
・ヒアルロン酸が吸収されずしこりになってしまった
ヒアルロン酸は体内に吸収される成分でできていますが、注入を繰り返していると吸収されにくく固いしこりのようになって残ってしまうことがあります。ヒアルロン酸の注入は2回以上行うことができますが、やりすぎは禁物です。様子を見ながら医師に相談して行うようにしましょう。
・涙袋が持続しない
涙袋に注入したヒアルロン酸は、注入後約1年は持続し、その後2〜3年かけて徐々に体内に吸収されていきます。ところが数ヶ月で吸収されたという方も少なくないようです。ヒアルロン酸は繰り返し注入することで吸収率が下がり、形が残りやすくなります。2回目以降に注入した分は初回のものより持続期間が長くなっているはずなので、一度注入してすぐに吸収されてしまったからと言って諦めてしまうのは早いかもしれません。
・異物感を感じる
ごく稀に、術後涙袋の箇所に違和感を感じる方もいます。通常は術後の経過とともに緩和されますが、明らかにおかしいと感じたり痛みやかゆみが生じたりしたら、すぐに病院へ行きましょう。
上記では涙袋の美容整形を行う際の失敗事例をご紹介しましたが、別の手術を行うことで涙袋形成に影響を及ぼすパターンもあります。その代表が、グラマラスラインの施術です。グラマラスラインとは、下まぶたのラインを下げてタレ目にする美容整形のことです。白目と黒目の露出を増やすことで目が大きく見えます。しかし、施術の際には下まぶたのまつげの下を切開し、下まぶたを下へ引っ張った状態で縫い合わせ、余った皮膚を切り取らなくてはなりません。皮膚を切り取る際に涙袋に該当する部分も切除しなくてはならなくなるため、入れたヒアルロン酸が流れ出て、涙袋が小さくなったりなくなったりしてしまうことがあるのです。また、涙袋にヒアルロン酸を注入した後にグラマラスラインの形成を行う場合は、1ヶ月以上は間を空けるようにしましょう。
グラマラスラインの施術と同様に、逆さまつげに対処する手術も涙袋に影響を及ぼすことが考えられます。逆さまつげの手術には「切開法」と「埋没法」という方法があり、大きく入り込んでしまったまつげには切開法が用いられます。下まぶたの切開法の手術では、下まぶたの皮膚を切開してまつげの生える向きを調整したうえで縫い合わせることになります。その後、まつげの生え際の皮膚がその下の組織に固く癒着するため、その部分にヒアルロン酸を注入しようとしてもきれいに形成できないことがあるのです。
上記でご紹介したようにもし涙袋の美容整形に失敗してしまったとしても、ヒアルロニターゼ注射というものを使えば、入っているヒアルロン酸を溶かすことができます。そして再度ヒアルロン酸を注入すれば涙袋をつくり直すことができます。ただしその場合は、ヒアルロニターゼ注射からヒアルロン酸注入までは1週間ほど期間を空けるようにしましょう。
何よりも自分に合ったヒアルロン酸量で涙袋をつくることが一番大切です。まずは信頼できる医師に、無理がなく理想に近い涙袋を叶えるための方法を相談することからはじめてみてはいかがでしょう。
二重の美容外科手術で切開する際のリスクは?脂肪除去について二重まぶたにする美容外科手術には、「埋没法」と「切開法」があります。埋没法は、メスを使わずに二重にすることができる施術方法です。特殊な細い糸をまぶたの裏側に通して、希望する二重のラインに合わせて留めるだけです。施術はわずか10分前後で済み、手術の当日からシャワーや洗顔などを行うことができます。
二重にする美容外科手術を受ける際に、まぶたの脂肪の除去を一緒に希望する方が多く見られます。しかし、脂肪の除去を行ったとしてもまぶたの厚みが改善されない場合があることをご存知でしょうか。今回は、まぶたの脂肪除去のリスクについてご紹介します。
手術後2〜3日は強い腫れがでることもありますが、その後は通常通りアイメイクをしても問題ありません。また、糸を留めてあるだけなので、もし元に戻したくなった場合もすぐに対応することができます。しかし、時間の経過とともに糸が出てきてしまったり二重のラインが消えてしまったりしたという事例も見られるので、術後は注意が必要です。
一方の切開法は、その名の通りメスを使ってまぶたを切開する方法です。希望する二重のラインに沿って1.5〜2㎝ほど切開する「部分切開」と、まぶたの端から端までを切開する「全切開」があります。いずれも、切開した後に必要に応じてまぶたの内側にある脂肪を除去し、皮膚と腱膜を縫い合わせて二重を形成します。
切開することから、埋没法の施術をしたものの元に戻ってしまったという方が希望するケースも多く見られます。ただし、切開をするため施術時間は20〜30分と埋没法に比べると時間がかかり、体質によっては術後1〜2週間は強い腫れが続くことがあります。
切開法を行う際には、必要に応じてまぶたの脂肪除去が行われます。そのため、まぶたが分厚いことに悩んでいる方が希望するケースも多く見られます。一口にまぶたの脂肪と言っても、実際は数種類の脂肪によって構成されていて、除去する脂肪の種類によって仕上がりにも影響があります。次にまぶたの脂肪の種類について見てみましょう。
上まぶたの脂肪には、主に「眼窩脂肪」「ROOF」「皮下脂肪」の3つがあり、表面から奥に向かって、皮下脂肪、ROOF、眼窩脂肪の順に位置しています。皮膚のすぐ下にあるのが皮下脂肪で、その奥にROOFがあります。さらにその奥に眼球が収納されている「眼窩」と呼ばれる組織があり、そこで眼球を囲んでいるものが眼窩脂肪です。眼窩脂肪は、目の裏で上まぶたから下まぶたへとつながっています。
全切開法の場合は、眼窩脂肪、ROOFともに切除することができます。しかし部分切開の場合は切開線が短いことから、眼の上の方に位置するROOFまでは切除できません。また、全切開法の場合はまぶたの皮膚を切除することもできますが、こちらも部分切開では物理的に行うことができません。ただし、皮下脂肪に関しては部分切開、全切開のいずれにおいても切除することができないので、切開法を行った数ヶ月後に、改めて脂肪溶解の注射を打って除去することになります。
前述の通り、まぶたの厚みを修正するには、3種の脂肪と皮膚の切除が考えられることがわかりました。しかし、必要のない部分を切除してしまうと希望する仕上がりにならなかったり、その後のまぶたの状態に影響を及ぼしたりすることがあります。まずは自分のまぶたの厚みの原因を理解したうえで、それに応じた施術計画を立てることが大切です。
実際にまぶたの厚みは脂肪以外のことが原因となっている場合が多く、脂肪切除をしても対処できないケースが多々見られます。また、まぶたの脂肪や腫れは次第に緩和されるものなので、気になったからと言ってすぐに切除してしまうのはおすすめできません。加齢とともにまぶたはくぼんでいく性質があるため、若いうちに切除してしまうと後々まぶたのくぼみが一層深刻になってしまうことも考えられます。老けて見えることからも注意しておきたいところです。
では、まぶたの厚みが脂肪なのかそれ以外の原因なのかを見極めるには、どうしたら良いのでしょうか。切開法における脂肪除去には眼窩脂肪とROOFの切除が考えられますが、眼窩脂肪に関しては脂肪量が多いのかどうかを見分けることができます。
血液は心臓から頭へと流れるため、起きている間は重力に逆らって流れることになります。しかし寝ている間は心臓と頭の高さが同等になるため日中に比べると流れやすくなり、血流がよくなります。すると眼窩脂肪が水分を吸収し、朝起きた時にはまぶたが腫れた状態となるのです。起きている間に貯まった水分は次第に減り、午後になるとむくみが取れて目元がすっきりするという仕組みです。そのため、朝のむくみがひどく、午後になると取れてという方は眼窩脂肪が豊富だと言えるでしょう。
しかし、眼窩脂肪は非常に柔らかいため、眼窩脂肪のみを抜いたところでまぶたの厚みが一気に薄くなるということは考えづらいでしょう。将来の目元のくぼみを考えると、眼窩脂肪を切除するメリットはあまりありません。
また、ROOFの切除をすれば厚みが薄くなるということも考えづらいです。眼窩脂肪が目の奥の方にあるのに対し、ROOFは皮下の浅い部分にあるのが特徴です。そのため、施術による影響が出やすくなるのです。人体は、傷ができると「瘢痕」と呼ばれる癒着を起こしながら修復していきます。そのため、皮下の浅い部分に瘢痕ができると、二重のラインが不自然になってしまう場合があるのです。
一方、皮膚の切除を希望する方には「アイプチやアイテープのやりすぎで皮膚が厚くなってしまった」という方が多く見られますが、これも本当に皮膚が厚くなっているわけではないので注意しましょう。ほとんどはアイプチなどのかぶれによって皮膚が分厚くなってしまっているというケースです。無理に皮膚を切除してしまうと、皮膚が折れ曲がって二重のラインが不自然になったり、後々二重のラインを修正したいと思っても、切除する皮膚がないため対応ができなくなってしまったりするというリスクが考えられます。皮膚を切除しすぎるとまぶたが閉じられなくなるという事例もあるので注意が必要です。
また、まぶたが厚い人の傾向として、まぶたの上の方が厚く、下の方が薄いという点が挙げられます。しかし、まぶたの皮膚を切除する場合は下の方の皮膚を切除することになります。すると、上の方と下の方とで厚みに差が出てしまい、上の方の皮膚が二重のラインを覆ってしまうこともあります。
脂肪除去ができるという理由から切開法を選ぶ方が多くいますが、上記のように仕上がりに影響を及ぼすデメリットもあるので注意しましょう。また、近年は幅広の二重を希望する方が多くいますが、まぶたが分厚い人が無理に二重の幅を広くすると逆に分厚さや傷跡が目立ってしまうことがあります。
愛らしい目元を求めて施術をしてもまぶたが折れ曲がることできつい印象になってしまうこともあるので、何より自分に合った二重にすることが大切です。
しかし中には、よく原因を確かめもせずに脂肪や皮膚の除去を勧めてくる医師がいるのも事実です。さらに悪質な場合は、脂肪を取るという前提で施術を進めておきながら実際には取っていないというケースもあるようです。そうした事態を防ぐためにも、まずはまぶたの厚みや切除するリスクについて知っておくことが大切です。そして、原因を一緒に探してくれる医師を見つけ、施術計画を立てることから始めてみてはいかがでしょう。