頬骨は、顔の印象を左右する大切なポイントになります。ゴツゴツとした頬骨は顔が大きく見えてしまったり、老けた印象を与えてしまったりします。今回は、頬骨の悩み別にどのような施術が考えられるかを見てみましょう。
あまりフィーチャーされることのない頬骨ですが、実はフェイスラインや顔の印象を決める際の大切な要素となっています。マッサージなどで対処するのはなかなか難しいことから美容整形を考える方も多いのではないでしょうか。また、ひと口に「頬骨が出ている」と言っても、その出方や原因はまちまちです。一概に頬骨を削れば改善されるというわけではありません。頬骨の出方によって施術法が異なるため、まずは医師に希望を伝えカウンセリングを受けることから始めましょう。以下では、悩み別に美容外科による対処法を解説するので参考にしてみてください。
まずは、頬骨自体が突き出ているケースから見てみましょう。頬骨が出ていると言っても、前方に突出しているのか、横に張り出しているのかによっても施術内容が変わります。ここでは、頬骨が前方に出ている場合についてご紹介します。
頬骨が前に出ている場合は、頬骨削りを行いましょう。頬骨は「頰骨体」と横へ張り出している「頰骨弓」で構成されていますが、前方への張り出しを緩和するには、頰骨体の突出部を削るだけです。この場合は、口腔内を切開して、余分な頬骨を削ります。口腔内の切開のみの骨削りの手術なら1時間ほどで完了し、術後の入院も1日程度で済みます。
頬骨が横に突き出している場合は、頰骨体をしっかり削る必要があるため、口腔内のみならず耳前部も切開したうえで骨を削ることになります。耳前部を切開することで、頬骨全体を削ることができるようになるのです。この場合は施術時間も長くなり2〜3時間ほどかかり、術後2〜3日の入院と1週間後の抜糸が必要となります。
また、この場合は骨削りだけでなく、骨切りと呼ばれる方法を用いられることもしばしばあります。これは、頰骨体をしっかり削ると同時に、頰骨弓の余分な部分を切り取って内側へ移動させ、段差を削ってなめらかにしてからチタンプレートやワイヤーを用いて固定するというものです。この場合も削る部分が多いことから、口腔内の切開のみならず耳前部の切開も必要となります。施術時間も骨が前に突出している場合に比べると長くなり2時間ほどかかります。術後は4〜5日の入院と、1週間後には抜糸のための通院が必要となります。
頰が張り出しているのは、実は頬骨だけが原因ではありません。頰の奥にある脂肪のボリュームによって張り出してしまうこともあるのです。運動に励んでもなかなか顔の脂肪は落としづらいですが、美容外科で対処することができます。続いて、頰の脂肪を除去する方法について見てみましょう。
頰の脂肪を除去するためのひとつめの方法が、頰の脂肪吸引を行うというものです。カニューレを耳の裏の付け根や鼻の内側など傷が目立たない場所から挿入していきます。そして、頰から顎にかけて脂肪を吸引したら完了となります。施術は30分ほどで完了しますが、術後は5〜1週間ほど顔が腫れてしまうので、激しい運動はしないなどの配慮が必要です。
また、脂肪吸引をするほどではない場合は、脂肪溶解注射を打つという手もあります。こちらは、注射を打つことで脂肪細胞まで取り除いてくれるというものです。多少の脂肪であれば1回の注射でもいいですが、脂肪の量によっては複数回の注射が必要になる場合もあります。施術時間が5分ほどで術後の腫れがわずかであるなど、気軽に受けられる点もポイントです。
もうひとつの方法が、バッカルファット除去です。頰の深い部分にある脂肪のかたまりのことをバッカルファットと言います。加齢や体重の増加などによって頰が垂れ下がり、顔が下膨れのような状態になってしまいます。悪化するとブルドッグの頰のようになってしまったり、ほうれい線が深くなってしまったりするなどの変化が見られます。手術の際は口腔内を1〜2㎝ほど切開し、バッカルファットを引き出して切り取ります。手術が30分ほどで完了するという点は脂肪吸引と同じですが、術後の抜糸は不要というメリットがあります。バッカルファットを除去すると、顔の印象が一気にスッキリします。
頰がこけているという方も多いのではないでしょうか。頰がこけていると疲れた印象や不健康な印象を与えてしまい、実年齢より老けて見られることも少なくありません。また、年齢を重ねるとともに頬がこけてきたという方もいるのではないでしょうか。この場合も、上記のように骨を削ったり切ったりすることを検討しがちですが、注意しておきたいのが、頰がこけている場合は頬骨を削るのではなく、こけた頰をふっくらさせることが大切だということです。
頰をふっくらさせる方法のひとつめが、ヒアルロン酸注射です。ヒアルロン酸はもともと体内にある成分であり、フェイスラインを整えるとともに肌にハリが加わって若々しい印象をつくることができます。また、メスを用いることのない施術なので10分ほどで完了し、入院は不要です。手術の直後から洗顔やメイクができるという点も大きなメリットです。身体が痩せている方など、次にご紹介する脂肪注入の施術が難しい方でも受けられます。ただし、ヒアルロン酸は2〜3年かけて徐々に体内に吸収されていくため、再度注入が必要になる可能性があります。
もうひとつの方法が、脂肪を注入するというものです。こちらは患者さん自身のお腹や太ももの脂肪を吸引して頰に注入するというものです。自分の脂肪であることからなじみが良く、仕上がりもナチュラルになります。ヒアルロン酸とは違い持続期間が長くなるというメリットもあります。こちらは脂肪を吸引するための施術も必要となるため60分ほどかかり、局部麻酔も必要となります。
理想の頰の形を作るには、上記のほかにプロテーゼを挿入するという方法もあります。これは、頰専用のプロテーゼを頬骨の骨膜下に入れるというものです。プロテーゼのサイズによって、挿入部位が変わります。小さいプロテーゼであれば下まぶたの結膜を切開して挿入し、大きいプロテーゼであればまつ毛のすぐ下を切開することになります。切開した後は骨の上を乖離してプロテーゼを挿入したら、縫合をして完了となります。手術は30分ほどですが、術後1週間ほどは強い腫れや副作用が出ることもあります。また、プロテーゼを入れていることから形は持続しますが、よく動かす頰の場合は違和感を感じることもあるでしょう。挿入したプロテーゼは術後に除去することも可能なので、もし違和感を感じたりデザインが気になったりしたら、早めに医師に相談しましょう。プロテーゼの除去は、挿入するのに比べると手軽に行うことができ、腫れはほとんどなく、傷跡が目につく心配もありません。
頬骨の美容整形には、プチ整形と呼ばれるものから入院を要するものまで多岐にわたります。また、同じ種類の悩みであっても、程度によって施術法も異なることから、一人ひとりに合わせた施術を行うことがポイントとなります。まずは美容外科で医師のカウンセリングを受け、自分の希望と体質などを加味したうえで適した施術法を見極めましょう。
美容外科で豊胸した後にシリコンが上にずれるのは失敗?せっかく美容外科手術で胸を大きくしたのに、入れたシリコンがずれ上がってきてしまうという失敗例が聞かれます。しかし、その原因は医師の技術だけが原因ではありません。今回は豊胸手術で入れたシリコンがずれてしまった場合の原因と、知っておきたい対処法についてご紹介します。
美容外科で行う豊胸手術には、シリコンバッグを入れる以外にも脂肪やヒアルロン酸を注入する方法があります。まずは主な3つの豊胸手術の方法と、それぞれのメリット・デメリットについて比較してみましょう。
・シリコンバッグによる豊胸
2カップ以上のバストアップや半永久的な持続性を求める方、加齢や授乳などにともない崩れてしまったバストの形を整えたい方に最適な方法です。脇の下に沿って3〜4㎝ほど切開した後に筋膜下や乳腺下を乖離して、シリコンバッグを入れるためのポケットをつくります。そしてシリコンを入れたら縫合をして完了です。切開は、脇の下やアンダーバストに沿って行われるので、傷跡はほとんど目立ちません。近年はシリコンのサイズや大きさ、デザインなどが豊富なので、自分に合った形に整えることもできます。
術後は激しい筋肉痛のような痛みが2〜3日ほど続くため、仕事や学校は3日ほど休んで安静にしていると良いでしょう。手術から1週間後の抜糸の頃になると痛みはだいぶ治ります。また、バストを固定するために術後3〜4日はバストバンドの着用が求められます。この間はバンドが濡れないようにしなくてはならないため、湯船に浸からずシャワーのみで過ごさなくてはなりません。バンドを外した後も3〜4週間ほどはノンワイヤータイプのブラジャーにしておくなどの配慮が必要です。
・脂肪注入による豊胸
自身の脂肪を吸引し、それをバストに注入する豊胸手術です。脂肪を吸引するのは太ももやお腹などになるため、バストを大きくすると同時に気になる箇所をスリムにすることもできるとあって注目を集めています。また、自身の脂肪であることからアレルギー反応を起こす心配がないという点もうれしいポイントです。注入した脂肪は6割前後が持続的に定着し、サイズを維持することができます。
ただし、脂肪は好きなだけ取れるというわけではありません。吸引しすぎると皮膚に凹凸ができたり吸引による内出血を起こしたりすることがあります。また、バストに注入できる量にも限りがあり、注入しすぎるとしこりができるという副作用の心配もあります。
シリコンバッグの場合と同様に術後はスポーツタイプのブラジャーの着用が望ましく、それに加え脂肪吸引した箇所にもサポーターやガードルなどの着用が求められます。この方法の場合は、バスト以外の部分にもダウンタイムが必要になるということを忘れてはいけません。
・ヒアルロン酸による豊胸
ヒアルロン酸を用いた豊胸は、豊胸手術の中でもっとも手軽にできる方法だと言えます。シリコンバッグの豊胸が1時間前後、脂肪注入の豊胸手術が1〜2時間かかるのに対し、ヒアルロン酸注入はわずか10分ほどで完了です。痛みには個人差がありますが、当日からシャワーを浴びることも可能です。
また、ヒアルロン酸はもともと体内にある成分なのでこちらもアレルギーの心配が少ないと言えるでしょう。注入量の調整ができるので、理想のサイズに近づけられます。ただしヒアルロン酸は次第に体内に吸収されていくので、持続期間は長くても3年ほどです。目安としては2カップ程度までです。
豊胸手術にはさまざまな方法があり、希望するサイズや持続性、痛みなどの要件がまったく異なることがわかりました。明確にバストアップしたいという方にはシリコンを用いた豊胸手術が最適ですが、体型や希望によってシリコンバッグの挿入位置が変わります。次に、シリコンバッグの挿入位置と挿入部位による違いを見てみましょう。
・筋膜下法
当クリニックでも採用している方法です。大胸筋と乳腺の間にある固有筋膜の下を剥がしてシリコンバッグを入れるスペースをつくり、挿入します。筋膜を剥がさなくてはならないというリスクはありますが、筋肉を傷つける心配がなく、シリコンバッグのかたちが浮き出てしまうこともありません。
・乳腺下法
乳腺と大胸筋の間にシリコンバッグを挿入する方法です。筋肉を剥がす必要がないためもっともリスクが少なくて済みます。ただし、皮下の浅い部分に入れることになるため、皮膚のすぐ下にシリコンが位置することになります。すると触り心地に違和感が生じたり、バッグの縁の部分が段差や波打ったような形となって浮いてしまったりすることがあります。そのため皮膚や皮下脂肪が薄い方、もとのバストが小さい方には不向きな方法です。もとのバストが大きめで垂れてしまった方や皮膚が余っている方が行うと、バストが膨らんで美しい形をつくることができます。
・大胸筋下法
大胸筋と呼ばれる胸の筋肉を剥がして、その下にシリコンバッグを入れる方法です。3つの方法の中でもっとも深い場所にシリコンを挿入するため、術後の痛みが強くダウンタイムも長めになると考えておきましょう。ほかの方法に比べると硬さが出るという点も特徴です。皮膚や皮下脂肪が薄い方や、もともとのバストが小さい方に用いられることが多い方法です。
挿入部位にも種類があることがわかりましたが、シリコンがずれやすい方法はあるのでしょうか。特に多く聞かれるのが「シリコンが上に上がってきてしまった」という失敗例ですが、これは大胸筋下法を用いた施術を行った場合に多い事例です。大胸筋下法では筋肉の下にシリコンを挿入することになりますが、大胸筋がシリコンを押さえつけてしまうためだんだん上に上がってきてしまうのです。すると、胸の上が膨らんでしまい不自然な形になってしまいます。中には片方のバストだけが上がってしまったという方や、両方ともが上がってしまったという方もいます。
また、もとのバストが大きめだったり垂れていたりする方が大胸筋下法を行うと、バストの上の方だけが膨らんで、鏡餅のような上下2段のバストになってしまうこともあります。こうした事態を防ぐため、大胸筋下法の場合は筋肉を広めに剥がして行うことが大切です。
前述の通り、シリコンを挿入する部位には、体型や体質、もとのバストのサイズなどが関係しています。そのため、自分の希望だけでは選ぶことができません。場合によっては大胸筋下法を行わなくてはならないケースもあるでしょう。そんな時はもうひとつの方法である筋膜下法にすることで、乳腺と筋肉の間でシリコンの位置を安定させることができます。
万が一シリコンバッグの位置がずれてしまったとしても、美容外科で行われる「シリコンバッグ抜去術」によって修正することができます。挿入した際の傷を切開してシリコンバッグを抜き出し、もとのバストに戻すことができます。一方、シリコンが入っていた部分の皮膚がたるむ、シリコンによって持ち上げられていたバストが癒着する位置を調整することができないなどのリスクもあります。しかし専門医に依頼すれば、こうした副作用や失敗を極力減らすことができるでしょう。
シリコンバッグを入れる部位にも、さまざまあることをご紹介しました。豊胸手術の仕上がりは医師の技術によるところが大きいですが、一方で挿入部位なども関係していることを覚えておきましょう。そのうえで医師と相談し、自分に合った方法で理想のバストを手に入れましょう。
胸の美容整形についての疑問を解決しますバストの美容整形というと、豊胸の他、乳首を整えるものや縮小するものなど種類があります。手術の方法も、ヒアルロン酸を注入する手軽なものから抜糸が必要になるものまでさまざまです。術後の経過を良好にするためにも下着の着用にも気を配りたいところですが、いつから着用したら良いのでしょうか?今回は、バストの整形後、いつから下着をつけても良いのかについて解説します。
当然のことながら、美容外科術後の経過は手術の方法によって異なります。そこで、バストの整形にはどのような施術方法があるのかをご紹介します。まずはバストの整形で圧倒的に多く見られる豊胸の施術について見てみましょう。
豊胸手術には、シリコンなどのバッグを挿入する方法、脂肪を注入する方法、ヒアルロン酸を注入する方法があります。バッグを挿入する施術が主に行われていて、これらは「バッグ挿入法」、「プロテーゼ法」とも呼ばれています。明確にボリュームアップしたい方や持続性を求める方に最適な方法で、施術の際は脇の下を切開してシリコンなどが詰まったバッグを入れることでバストを大きくしています。また、この時のバッグの入れ方によっても、「筋膜下法」、「乳腺下法」、「大胸筋下法」に分けられます。
筋膜下法は、乳腺と大胸筋の間にある筋膜の下にスペースを作ってバッグを挿入する方法です。大胸筋を剥がさずに行うことができるため、術後のダウンタイムが短く、バッグの型崩れを防ぎ、持続性を誇ります。この筋膜下法を主流としている美容外科クリニックが多く見られます。
乳腺下法は、乳腺と筋肉の間にバッグを挿入する方法。こちらも大胸筋を剥がさずに行うため、術後の痛みは少なくて済みます。ただし、バッグの縁の部分が浮くなどして段差が生じることが稀にあります。もともとある程度バストにボリュームがある方や脂肪がある方などに適した方法です。
大胸筋下法は、大胸筋を剥がしてバッグを挿入する方法です。筋肉の下に入れるため、バッグが入っていることがわかりづらくなりますが、他の方法に比べ術後の痛みが大きく、感触にも硬さが出てしまいます。
また、使用するバッグにも、シリコンの他、「生理食塩水」、「バイオジェル」など種類があります。主に使われるのはシリコンで、最近は技術が進歩したこともあり、姿勢に合わせて流動的に形を変えることができるようになったり、MRIなどに映らないようになったりしました。生理食塩水は人の血液と等しい浸透圧の代用血液のことで、もし体内で破れてしまったとしても人体に影響を及ぼすことはありませんが、現在ではあまり使われていません。
脂肪を注入する方法は、患者さん自身の太ももやお尻から脂肪を吸引し、それを胸に注入して行われています。バッグを用いる方法とは違い注射で注入するため、メスを使用する必要がなく身体への馴染みが良いのが特徴。下半身の脂肪吸引も同時にできるというメリットもあります。ただし、一度に取れる脂肪の量は800cc程度、注入できる脂肪量は320ccと限られています。脂肪が少ない方の場合は吸引できる量に限りが出てきてしまうため、注意が必要です。
豊胸手術には、ヒアルロン酸注射を行うという手軽な方法もあります。ヒアルロン酸はもともと体内にある成分で、事前に脂肪吸引などをする必要もないため、施術はわずか20分程度です。注入する場所が選べたり、数回に分けて注入することもできたりするなど自由がきくという点がメリットです。ただし、バッグを入れる方法や脂肪注入などに対し、ヒアルロン酸は持続期間が3年程と短くなっています。
上記では、さまざまな豊胸手術の方法をご紹介しましたが、胸の整形には、豊胸以外にも種類があります。次に、豊胸以外のバストの整形方法について見てみましょう。
・乳頭縮小術、乳輪縮小術
その名の通り、乳輪や乳頭のサイズを小さくする手術です。乳頭縮小術の場合は、もとの乳頭は残しながら余分な皮膚を切除して、サイズや高さを調整して縫合します。乳輪縮小術の場合は、乳頭の根元部分をドーナツ型に切除する方法と、乳輪の外側の皮膚をドーナツ型に切除する方法とがあります。
・陥没乳頭
埋まっている乳首を外側に出す手術です。乳首が陥没していると授乳時の妨げになったり乳腺の炎症になったりする原因にもなるため、この手術は見た目だけでなく機能面での改善にも役立ちます。常に乳首が陥没している「真性陥没乳頭」と刺激を与えると出てくる「仮性陥没乳頭」があり、状態によっても施術方法は異なります。基本的には乳頭を切開し、乳首を引き上げて縫合する方法で行われています。
・乳房縮小術
豊胸とは反対に、大きすぎる乳房を縮小する手術です。見た目を整える意味で受ける方も多いですが、バストが大きすぎることによって起こる、肩こりの緩和を目的にしている方も見られます。施術の際は、乳房の余分な皮膚や乳腺、脂肪を切り取ってバストを引き上げ、乳輪や乳頭の位置を上に調整した状態で固定します。乳輪の下を切って行われるため、乳輪下に逆T字の形で縫合することになります。
上記の通り、バストの整形方法と言っても、方法は実にさまざまです。同じ豊胸手術にもメスを入れるものと入れないものがあるため、ダウンタイムにも差があります。
・シリコンバッグを挿入した場合
入れたシリコンバッグがズレないよう、術後3日間はバストバンドを装着して固定します。3日後からは、シャワーを浴びる際などはバンドを外すことができるようになりますが、それでもバスタイム以外は装着していなくてはなりません。手術から1週間後の抜糸を迎える頃には、バストバンドは外せるようになりますが、そこから3週間はスポーツタイプのブラジャーを着用する必要があります。この時はまだ固定されていないため、ワイヤータイプのブラジャーは装着しないよう注意しましょう。手術から1ヶ月が経つ頃にはシリコンも安定してくるため、ワイヤー入りのものを着けることができるようになります。
・脂肪注入による豊胸手術
シリコンとは違い、固定し続けないとズレてしまうということはありません。しかし、手術から抜糸をするまでの1週間はブラジャーの着用はNG。脂肪注入した箇所へ強い圧がかかると痛みが強くなってしまうことがあるためです。患部から麻酔液や血液がにじんでしまった時のために軽くガーゼを当てる程度にしておきましょう。抜糸の後はブラジャーの着用も可能になりますが、術後3ヶ月程は脂肪が吸収されていない状態が続くので、仕上がりの予定よりも大きなバストになっています。痛みを防ぐためにも、ゆったり目のものを着けておくと良いでしょう。
・ヒアルロン酸による豊胸手術
手術の直後から装着することができますが、バストが潰されないよう、ゆったり目のものを選ぶことが大切です。
・乳頭・乳輪の縮小や陥没乳頭
乳首を縫合してあるため、傷跡を圧迫したり擦ったりすると痛みが生じます。特に抜糸までの期間は痛みが強めに出るため注意しましょう。抜糸が済めば状態が安定してきますが、術後1ヶ月はきつ目のブラジャーは避けるなどの配慮が必要です。
・乳房縮小の手術
麻酔をするなど比較的大掛かりなものになるため、こちらも術後1ヶ月はワイヤーなしのブラジャーを着用するようにしましょう。様子を見ながら、1ヶ月後からはワイヤーの入ったものも着用可能です。
バストの手術にも、メスを使うものと使わないもの、ダウンタイムが長いものと長くないものがあることがわかりました。また、同じ施術方法であっても、切除をする範囲などによっても術後の経過は異なります。そのため、上記の説明を目安と考えいつから下着をつけるのか、まずは手術のプランを立てる際に美容外科の担当医師に相談してみることから始めてみましょう。
鼻複合-025 エラの美容整形は、骨削りとボトックスのどっちがいいの?それぞれの違いとメリットエラとひと口に言っても、実はすべて骨格が原因となっているわけではありません。骨そのものが出ている場合ももちろんありますが、筋肉が必要以上に発達してしまったことによって起こる場合もあります。奥歯を噛みしめる時に膨らみが出るなら咬筋が発達している証拠です。
骨自体が出ている場合は骨削り、筋肉の発達の場合はボトックスで筋肉の動きをゆるやかにすることができるため、エラのタイプに合わせて施術を行うことが大切です。
エラのハリが気になる方には骨削りとボトックスという方法がありますが、2つは方法も全く異なります。それぞれの施術法を見てみましょう。
・骨削り
骨を削るため、全身麻酔をした上で手術を行います。口の中を数cm切開して骨膜下を剥離させ、エラ部分の骨と筋肉を削ります。口の中の手術なので傷跡が気にならないのもポイントです。手術は2時間ほどかかります。骨を削るため、術後2〜4週間は強い腫れが起こり、術後3ヶ月くらいまでは食べたり喋ったりするだけでも痛みを伴うことがあります。
・ボトックス
麻酔クリームを塗布してから、筋肉の働きを和らげるボトックス・ボツリヌストキシンをエラ張りの原因となっている咬筋に注入します。切開する必要がなく注射のみで済むため、施術も10分程度で完了します。また、手術当日からシャワーや洗顔、メイクが可能で、術後の入院・通院も不要です。
手軽さや、術後のダウンタイムを見るとボトックスの方がよさそうです。しかし、もっとも重要となる持続性については、どのような違いがあるのでしょうか。
骨削りは、骨や筋肉を削り取ってしまうので、持続性は抜群といえます。元に戻ることはありません。一方のボトックスは、1回の注射で半年〜1年ほど効果は持続します。ただし、効果が切れても注射する前よりエラが小さくなっていることがあります。半年おきくらいに5回ほど注射を行えば、持続性が高まります。
それぞれのメリットが見えてきましたが、エラの原因以外に、エラの張り方で施術法を選ぶ方法もあります。
エラが張っていると、正面から見た時の顔の横幅が広がって見えてしまうことと、横から見た時にエラによってフェイスラインが広がって見えてしまうという2つの問題があります。ご紹介した施術方法の場合、骨削りは横顔のフェイスラインを整えるのに向いていて、ボトックスは顔の横幅を狭く見せるには骨削りよりも向いているという特徴があります。そのため、施術方法や持続性の違いで比較する他、エラの張り方に合わせて施術法を選ぶことも大切です。
エラの張りが気になる方には上記の方法がありますが、中にはヒアルロン酸注入などで頰をふっくらさせることで目立たなくさせるというケースもあります。削る以外の方法も十分考えられますから、まずは医師に相談してみることから始めてみましょう。
顎中抜-006 顎中抜-006 メリハリのある体型になるには?女性らしいヒップラインへ導く美容外科手術欧米人の女性のシンボルともいえるメリハリのある体型といえば、バスト以外にヒップの形やヒップラインが綺麗であることをイメージされるでしょう。このようにヒップラインを整え、ふくらみの綺麗な上向きヒップにすることで女性らしいメリハリボディになります。このようなメリハリのある体型を手に入れるために、主に行っていた方法としてエクササイズや食事制限によるサイズダウンが主流でした。ただ、メリハリの体型になりたいのであれば、サイズダウンだけではなくヒップにボリュームをつける必要もあります。
美容外科で行なっているヒップラインを整える手術は大きく分けて3つあります。プチ整形と呼ばれるヒアルロン酸を注入するタイプのもの、脂肪注入、手術によってシリコンバックやプロテーゼを挿入する方法です。それら手術の特徴をご紹介します。
ヒアルロン酸注入では、傷跡もなく、アレルギーの心配もない方法です。ヒップラインの上半分にヒアルロン酸を注入します。形を整え、感触や見た目が自然である他、希望によって追加で注入もできるので自由度の高い施術方法と言えます。持続期間は約2年程度とされています。
ご自分の脂肪に含まれる幹細胞を脂肪と一緒にヒップに注入していく方法です。部分的なメリハリをつけられ、より自然でふくらみのあるヒップラインを作ることができます。個人差はありますが、注入した脂肪は定着していく為、その分持続期間も長くなります。
前述した方法ではなかなか思い通りのヒップラインにならない、欧米人のようなしっかりとしたふくらみや丸み、持続的な効果を希望される方へは、ほとんどの場合でプロテーゼ挿入がすすめられます。このプロテーゼは安全性や耐久性が確認されている事は勿論ですが、クリニックによってはこのプロテーゼをオーダーメイドで選択できることもあるようです。
ご自身の理想に近づける為に細かくドクターと相談し、事前シミュレーションを行なった上で、挿入します。技術とデザイン性が求められるので、限られたクリニックではありますが、施術は気軽に受けられるようになってきています。
日本人のヒップラインによくある平たいカボチャ型のようなヒップの場合は、ヒップ周りの四隅を脂肪吸引した上で行うこともあります。
臀部の割れ目に沿って5〜6cm程度切開し、筋膜や大臀筋を剥離した部分のポケットとなる部分にプロテーゼを挿入、縫合します。当日中には歩行して帰宅することが可能で、1週間程度で抜糸するといった内容になります。
手術方法を誤ると日常生活に支障が起こるリスクもある為、症例が多く、技術を持った信頼できるクリニックを選ぶことが不可欠です。
どうしても目や鼻にばかり注目してしまいがちですが、実は美人の条件に欠かせないのが顎なのです。顎のベストバランスと言われているのが、「Eライン」です。これは鼻と顎を一直線で結んだ際のラインのことを言いますが、このEライン上に唇が位置していると美人の黄金比となります。
Eラインをクリアしていると、正面はもちろん横顔美人も手に入れることができまです。そのためにも顎の理想的なラインづくりは重要となります。
実際に顎の美容整形にはどのような方法があるのでしょうか。主な施術は3種類あります。
1.プロテーゼ
「プロテーゼ」とは、人の軟骨に近い医療素材のことで、人工関節などにも使用されているものです。自分の希望に応じた形・大きさのプロテーゼを顎の部分に入れる施術を行います。手術時間は30分前後で、口の中を切開するため傷跡が目立たずに済みます。
2.ヒアルロン酸
ヒアルロン酸を注入することで顎を形成する方法です。ヒアルロン酸はもともと体内にある物質ですし、施術は注射で行うため10分程度で完了するところが人気を集めています。ただし、次第に溶けていくため、持続期間は2〜3年です。そのため定期的なメンテナンスが必要になってしまいます。
3.顎骨削り
その名の通り、割れている顎を削って整形する方法です。骨を削るためもっとも全身麻酔を要する大掛かりな施術となり、手術は2時間程度かかります。また、術後3ヶ月は痛みを伴い、完全に施術の腫れが引くには半年ほどかかってしまいます。また、オトガイ神経を傷つけてしまう可能性もあります。このように大きなリスクが考えられる施術であるため、よほどのことがない限りおすすめはできません。
3種の施術方法を紹介しましたが、手術のリスクや持続性を考慮した際におすすめなのがプロテーゼを用いる手術です。顎が割れる原因としては、骨が割れている場合と筋肉が割れている場合がありますが、プロテーゼはどちらの場合でも対応することができるという意味でもおすすめの方法と言えるのです。
他の施術でも同様ですが、プロテーゼの施術を受ける際は、まず医師とのカウンセリングから始まります。シミュレーションシステムなどを使って希望の仕上がりを共有し、希望の形のプロテーゼを用意してもらいます。手術当日は局部麻酔をした上で口の中を切開してプロテーゼを入れます。
術後1〜2週間は腫れや赤みが起こることもあります。
プロテーゼの手術は顎の悩みに幅広く対応でき、持続性が高い施術です。取り組みやすい施術でもあると言えるでしょう。「顎が割れている」とひと口に言っても、その原因や状態は人によって異なるため、まずは医師のカウンセリングを受けることから始めてみてはいかがでしょう。