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最近よく聞くオゾン療法ってなに?

この記事の監修|
大橋 医師
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日本で増え始めている新たな疲労緩和の方法

肩こり、冷え性、疲労感などの体の不調を一度リセットして清々しい気持ちで毎日を送りたいですよね。休日に気持ちをリフレッシュしてから仕事をすることはあっても、体調まで万全で日々を送れている方はそう多くはないでしょう。

ご自宅でのケアなら、十分な睡眠と湯船に浸かることでリフレッシュすることはできます。睡眠をしっかりとることで疲労緩和やストレスケア、お肌へのメリットもあがり、湯船に浸かるだけでも、血行が促されて疲労緩和やリラックス効果などが期待できるでしょう。しかし、日常が多忙な場合には、睡眠が十分にとれなかったり、入浴はシャワーだけだったりとゆっくりできないこともありますよね。多忙で疲れた体にピッタリなのが、オゾン療法という治療法です。約1時間の施術を受けるだけで体調をリセットすることができるのです。

オゾン療法はヨーロッパでは広く知られている治療法です。日本でも取り入れている医療機関が増えてきており、口コミやネットなどで認知されはじめているのです。ここ数年では、芸能人が体調維持のためにオゾン療法を取り入れていて、治療の結果をブログやSNSなどで紹介しています。オゾン療法の治療を受けた方からは好評ですが、実際にどのような方法で行い、どのようなメリットがあるのでしょう。

オゾン療法とは

オゾン療法は、血液オゾンバイタル療法とも呼ばれています。体調のケアや病気の治療に利用されており、採血した血中に医療用のオゾンガスを入れて循環させる治療法です。
オゾンガスで活性化した血液が体内に入ると、体全体に行きわたりあらゆる症状が緩和されるという医療法になります。

オゾン療法は病気を完治させる薬とは違い、自ら修復していく本来の治癒力を正常に戻していくための治療法です。治療によって血液の循環、体内の細胞の活性化、免疫力アップ、酸化を防ぐなどを促進させるため、さまざまな病気に対する予防できます。つまり、血液がきれいになれば本来の治癒力が戻り、健康な体に近づけることができるのです。オゾン療法後の血液はさらさらになり、体の末端まで酸素が行きわたります。そのため頭がすっきりと軽くなり、手足がぽかぽかしてくるといった感覚を治療の直後から自覚することも。


オゾン療法は50年以上も前からある治療法で、ドイツで発祥した後にヨーロッパ全体に伝わりました。医学的研究を重ねてきた結果、今ではドイツやイタリアで年間100万人以上が治療を受けています。


医療用のオゾンガス発生機は、約100年前に日本でも開発されていました。しかし、日本ではアメリカの医療事故の影響で、オゾンガスを使った医療は行うことができなかったのです。現在では、日本でもオゾン療法を受けることができるようになり、需要も増えてきています。病気のために治療をしている方からは「免疫力がついた」「1人で歩けるようになった」「数回の治療で症状がほとんど出なくなった」などのよい経過をうかがうことができます。病状に合わせた薬剤を併用して治療しているため、経過がよいのはオゾン療法との相乗効果もあらわれているのでしょう。


日本ではまだ検証事例が少なく、画期的な治療法のため賛否両論あるのが現状です。

血液の流れが健康状態を左右する

血行不良は体の健康状態を悪化させてしまいますが、血液の健康状態にも影響があると考えられます。多くの病気や症状の緩和には、体内を循環している血液もとても大切な役割を担っているのです。


健康な体の血液は、体内全体を循環して栄養素、酸素を運び、不要な老廃物などを排出しています。通常血液はサラサラとしており、体内をスムーズに循環していますが、血液がどろどろの状態になると血管に血栓ができやすくなり、スムーズに循環しなくなってしまうのです。


血液がどろどろの状態になってしまうのは、血液中の糖分、脂質が過剰やアルコール摂取量の過多などによるものと考えられます。そして、睡眠不足、疲労、ストレスによっても血液の流れを妨げる血栓ができ安くなることも。つまり食生活や生活の乱れによって、血液や血管の状態が悪化してくるということです。それが血行不良につながり、肩こりや腰痛、冷え性などを引き起こしている原因に。


生活習慣は体に染み込んでしまっているので簡単には改善されないかもしれません。しかし、血液の流れが体の健康を支えるのに重要な役割を果たしているのは明らかです。血行不良によって起きる病気や症状は、まず生活習慣の見直しから始めることが大切ですね。

【血行不良が体に与える影響】
肩こりや腰痛、冷え性、といったことでお悩みの方も多いことでしょう。これらの症状から体調がすぐれない日もあるかもしれません。これらは血行不良が原因で起きているものです。


肩と腰は、常に頭や体を支えているので筋肉が緊張した状態にあります。緊張した筋肉は血管を圧迫して血液の流れを滞らせてしまい、肩や腰に栄養素、酸素を運ぶことができなくなります。栄養素、酸素が行き届かないと肩や腰に疲労物質と呼ばれる乳酸がたまり、肩こりや腰痛を引き起こすのです。


冷え性は、末端まで血液が行き届かないために起きてしまいます。筋肉は血液を循環させるポンプ役を担っていますが、筋肉の量が少ないと血液を体中に送ることができずに、手や足の末端が冷えやすくなってしまうのです。また、ストレスによる緊張で血管が縮んだままの状態が続くと、血液の流れが悪くなってしまうということもあります。


これらの症状は入浴や運動でケアすることも可能です。ゆっくりと湯船に浸かり体を温めると血行もよくなり、リラックス効果も生まれます。また、なにか運動を始めるのもいいですし、座って仕事をされる方は時々立って体を動かすようにするなどの工夫をしてもいいでしょう。


これらの症状は、生活の乱れによって起きる血行不良の影響や血液を循環させることの大切さを痛感させられます。しかし、諸症状は一時的に緩和されたとしても、毎日ゆっくりと入浴したり体を動かしたりするのを意識して継続するのは難しいですよね。そのようなときに、オゾン療法をすることで体を一度リセットすることができます。オゾン療法を行うと、肩こりや腰痛が軽減して手足がぽかぽか温かくなるといった変化がみられるように。また、免疫細胞が活性化して免疫力も上がるので、風邪やインフルエンザの予防にもなります。


美容、エイジングケアにも向いている?

もし血行不良が起きてしまうと、体全体に栄養分や酸素が十分に行き届かないため、お肌の新陳代謝が機能しなくなってしまいます。それによりお肌の再生機能も低下して、老化の兆しとなるしわやシミなどができてしまうのです。血行不良が緩和されればお肌へのダメージもケアされて健康なお肌に変わることができます。

オゾン療法はお肌にどのような影響を与えるのでしょうか。
オゾン療法で血液の流れがスムーズになると、健康的なお肌に変わるだけでなくいろいろなお肌のトラブルやアトピー、育毛にまで影響があらわれてきます。悩んでいた吹き出物がなくなったという症例もあるほどです。加齢とともに気になってくるお肌の老化も同様で、血液が巡ることで本来の治癒力が戻っていますから、エイジングケアにもなるでしょう。


オゾン療法は活性酸素の力を弱めることがわかっています。活性酸素とは細胞を老化させたり、動脈硬化やがんなどの病気を発症したりするものです。この活性酸素が増えていくのを制限する機能が高まります。病気の方も多く受けているオゾン療法ですが、美容外科でも体調の維持やエイジングケアにもなるため、取り入れている医療機関は増えているのです。

施術方法

オゾン療法は、血液を100ml抜き取ってオゾンガスを混ぜ、点滴で体内に戻すという施術を行います。たったの100mlの血液でも、体内を循環することによって血液がきれいに。採血した血液の中に濃度の高いオゾンガスを入れ、体内に戻したときにちょうど良い濃度になるように調整されています。抜き取った血液にオゾンガスを入れると、オゾンガスは残らずに酸化物と酸素が発生します。この血液はそのまま点滴で戻すので体内にオゾンガス自体が入ることはなく、血液中に発生した酸化物と酸素が体内の細胞を活性化させてくれるのです。
施術の安全性ですが、採血用のボトルや点滴の器具は使い捨てになっており、衛生面では細心の注意を払っているので感染症の問題はありません。
オゾン療法はお子さんからご年配の方、そして病気を軽減させたい方など多くの方が利用できるのですが、施術を受けられない場合もあります。オゾン療法は体内の機能を活性化させる機能があるので、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の方は施術することができません。妊娠中の方も安全面を配慮して施術は受けられないのでご注意ください。
美容や体調のケアなどは2~4週間に1度、病気の方は週に1、2回の施術が必要です。医療行為となっているため、医療機関でしか受けられない治療法となっています。

【まとめ】
日本ではまだオゾン療法を行っている医療機関はそう多くありません。実績が伴ってくれば、オゾン療法を受けられる医療機関がもっと増えていくのではないでしょうか。体調を一度リセットして健康な体を取り戻せるのなら、今後もオゾン療法の活躍は注目されることでしょう。