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顎の輪郭も切らずに美容整形!レディエッセで美人ラインに

この記事の監修|
名古屋院 李 院長
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■鼻から下の美人度を上げたい

理想的な口元にする理想的なラインがあります。顔を横から見て、鼻の先と顎の先とを結ぶ1本の直線を引きます。もし直線の内側に唇が収まっているなら、立体的なメリハリのある美しい横顔といえるでしょう。この直線は、美容を意味するエステティックの頭文字を取って「E-ライン」と呼ばれています。

本当にこの基準を満たす横顔は美しいのだろうか? そんな疑問を持つ人は少なくないでしょう。参考にしたいのが、横顔の美しさを讃える「E-ライン・ビューティフル大賞」という賞です。日本成人矯正歯科学会を中心としたE-ライン・ビューティフル大賞選考委員会が選考した過去の受賞者の中には、女優の上戸彩さん(第12回(2006年)受賞)や剛力彩芽さん(第18回 (2013年度) 受賞)、吉本実憂さん(第19回(2015年)受賞)などがいます。受賞されている方々に共通するのは、すっきりとした鼻筋とふっくらとした唇、そして綺麗な下顎です。芸能人として活躍されている方々だけに、パーツが良いバランスを保っているのですね。

このE-ラインを形作る要素である鼻先の高さ。学校や職場で出会う方々を振り返って見ても、高くすっと伸びた鼻が自慢という日本人はあまり多くいませんよね。日本人は、欧米人と違い下顎の先の頤(おとがい)が発達していないため、E-ラインの下側の高さが出ません。このため、E-ラインが内側に入り込んでしまい、唇がラインの外に出てしまいます。日本人の多くはもともと基準を満たすのが難しい条件で生まれてきているのです。この点は先ほどご紹介したE-ライン・ビューティフル大賞でも考慮されていて、E-ラインに唇が接するようなケースでも受賞基準を満たすと判断される場合があります。
容姿の整った芸能人でも基準を満たすことの難しい、横顔の美の基準であるE-ライン。
では、ごく少数の恵まれた人でなれければ、この理想の顎を手に入れることはできないのでしょうか?

■切らない美容整形「レディエッセ」

理想の顔立ちに近づきたいからと化粧品を買いそろえハイライトとシャドウを駆使しても、やはり土台となる顔のパーツの配置で限界がありますよね。写真であればある程度加工することはできても、目の前に人がいる状態ではどうすることもできません。

E-ラインにするためのセルフケアとして、マッサージで鼻を高くしたり、顔ヨガや顔の筋力トレーニングで顔立ちを変えたりといったものが巷ですすめられています。しかし、マッサージや筋トレを行なっても短期間で体型が変わらないように、顔立ちもすぐに変えることはできません。顔という筋肉量の少ない部分では目に見えて違うような効果を手にすることは難しいですし、さらに日々継続し続けることはなおさら困難を極めるでしょう。

やはり違いを手にするためには、医学の力、つまり手術による美容整形で具体的な結果を得る必要があるのです。
芸能人のように容姿の良さを一生涯キープしたいと切磋琢磨しているような境遇ならともかく、ふつうの社会人なら、もっと自分の魅力を引き出したいと思ってはいても、いざ美容整形をするかどうかとなると尻込みしてしまいがちです。なぜなら、多くの方が手術の痛みを我慢したのにも関わらず期待していた結果にならないのではないかと心配をされるからです。もちろん、それらのリスクを全く引き受けることなしに美容整形をすることはできません。

しかし、多くの方の心配に反して、美容整形の手術の方法にはバリエーションが豊富にありますし、適切な医療機関を選ぶのであれば、自分の理想に近づけるデザインを一緒に真剣に検討してくれます。
切らない美容整形として押さえておきたいのが、注入です。一般に「プチ整形」と呼ばれる施術の一つとして、皮膚充填剤(フィラー)という注入剤を目的の場所に注入して形を変える手術があります。注入剤が顔のパーツやアウトラインを理想の形に近づける手伝いをしてくれるのです。レディエッセはこのフィラーの一つで、ヒアルロン酸と並んで多くのプチ整形で用いられています。

西洋人のような彫りの深い顔立ちにするといった変化の大きい美容整形は骨セメント等を用いた大がかりな手術を行います。美容整形に抵抗のある方がイメージされる手術といえばこちらでしょう。他方、注入式の美容整形では注射でフィラーを皮下に注入するという、比較的手軽な手術となります。メスを使わずに注射器を使う美容整形なのです。

具体的な手術カ所としては、鼻筋にフィラーを注入することで鼻梁の高さを増してメリハリのある顔立ちにする隆鼻術や、段差や凹凸を埋めて改善し滑らかな額を作る美容整形などでも用いられます。さらに、顎の美容整形でも活用されるのです。
E-ラインにするために、歯科矯正の分野ではE-ラインから飛び出た分の上顎をライン内に収めるために、一部の歯を抜く歯科矯正を提案されることがあります。また、歯科矯正用アンカースクリューという、人工の歯根を歯茎に埋め込み、それを支えにして出た歯を内側に引っ張り移動させる歯科矯正方法もあります。目立った出っ歯であればそのような提案を承諾することも必要でしょう。しかし、手術と同様に健康な身体を操作する点から抵抗を感じる方はいらっしゃいます。

美容整形や歯科矯正で切ったり埋め込んだりという手術よりも抵抗感が小さいのが、レディエッセのようなフィラーを用いる注入式の手術の良さなのです。

■レディエッセを用いた美容整形のデメリット

顎の美容整形について具体的に確認する前に、レディエッセを用いた美容整形のデメリットを確認しておきましょう。
レディエッセはカルシウムをベースとしています。骨や歯のミネラルと同様の性質を持つハイドロキシアパタイトが主成分です。身体に馴染みやすい性質のレディエッセは、2年ほどで身体に完全に吸収されてしまいます。効果が永続しないのです。しかし、同じように身体に吸収される性質をもつヒアルロン酸は6カ月程度しか持続しないのに対し、レディエッセは1~2年にわたって持続します。そのため、より持続期間を求めたい場合には別の手法を選ぶ必要があるでしょう。

別のデメリットとして注意したいのは、大きな違いをもたらすことはできないという点です。例えば、「顎の長さを変えたい」、「顎の長さを変えながら前に出したい」というようなご希望には、顎切り(中抜き)、顎中抜き&前出しといった骨の切除が必要になります。レディエッセの注入は、大幅な見た目変化にするには向かないのです。

しかし、もし「流行の容姿に近づきたい」といった短期間での持続を希望される場合や、「美容整形をちょっと試してみたい」という好奇心をお持ちの場合なら、レディエッセ注入は良い選択肢になるでしょう。

■レディエッセ注入による顎の美容整形

理想のE-ラインに近づけるためには、まず、ご自分の顔立ちがどのようなものか、客観的に知ることが大切です。特に、一人で確認するだけでは、自分の顔立ちでどの部分をどのように変えればいいのか、イメージするのは難しいものです。また、いくつかの選択肢が思い浮かんだとしても、それぞれの術式でのダウンタイムや持続期間などを、自分の場合ではどうかまで精査はできないでしょう。

このような情報の不確かさは、心配や不安の元になりやすいです。まず正しい知識を得た上でなければ、E-ラインに近づけたいという希望にする方法として自分にレディエッセ注入が合っているのか、冷静に判断できません。

ヴェリテクリニックは、患者様それぞれに合った様々なデザイン・術式を提案させていただきます。それぞれの方の細かいご要望をうかがい、シミュレーションによりご希望を具体的に確認します。その結果、レディエッセ注入が良いとご納得していただいてからの施術となります。

レディエッセを用いた顎の美容整形は、手軽な手術です。注射器に入ったレディエッセを、打合せのデザインに沿って顎の必要な箇所に注入します。注入する位置や数によって注射針を注入する回数は異なります。なお、注射のみであるため全身麻酔の必要はなく、麻酔クリームや麻酔テープなどで痛み止めを行います。注射していくだけなので、一般的な施術時間は20~30分程度とごく短時間です。

特にみなさんが心配されるのがダウンタイムです。お仕事や学校への影響が気になりますよね。レディエッセ注入の場合、施術後に人前に出ることを控えたいと思う期間は長くありません。注射の針で刺すことにより、術後数日間は腫れやむくみが出ます。しかし、メスを用いた手術のように傷口の治りを気に病むほどではありません。翌日から化粧をすることも可能で、シャワーなど軽い入浴なら当日から可能です。注射による内出血も出ますが、こちらも数日で体内に吸収されます。

美容整形というと実際の痛みなどが想像できないからと抵抗される方でも、注射であれば、採血や予防注射での経験からイメージしやすいですよね。レディエッセの注入は、まさにあの注射の時の体験と似た手術で、理想のE-ラインに近づける方法なのです。

■まとめ

以上のように、美しい横顔を形作るE-ラインにしたいという願いを手軽に試す方法として、レディエッセを注入する美容整形は注目に値します。
まとまったお休みをとることのできない方や、メスをつかった手術をする前に一旦イメージを形にしてみたいという方には、特におすすめです。美容整形が初めての方ならぜひ一度、専門家の意見も交えながらじっくり検討することをおすすめします。